対象者の報告に基づく研究法の1つ。
調べたい項目を印刷した用紙を配布して、回答を得ることで行われる。
解答方法は、選択形式と自由記述形式がある。
○長所
多数の対象者に同時に行える。大規模な研究が可能である。
経費が少なくて済む。
研究者の存在が対象者に影響を及ぼすことが少ない。
匿名も可能であり、対象者の心理的圧迫が小さい。
○短所
対象者の読解力に依存する。知的障害者や年少者には不向き。
偽造などもある。
回答の意味を尋ねることができない、
研究者の枠組みのみの解釈しかできず、新たな知見を得られにくい。