QEvent

QEvent

すべてのイベントクラスのベースクラスになります。
Qtのメインイベントループはイベントキューからイベントを取得し、QEvent オブジェクトに翻訳し、QObject オブジェクトのイベントハンドラーに送ります。

プロパティ

accepted : bool
このオブジェクトの受容フラグを取得及び設定します。
trueの場合は、イベントハンドラーがこのイベントを認識したことを示します。
認識できないイベントは親のオブジェクトに投げられます。
デフォルト値はtrueです。
bool isAccepted() const
void setAccepted(bool accepted)

メソッド

QEvent::QEvent(Type type)
指定したタイプのイベントオブジェクトを生成します。

QEvent::~QEvent() [virtual]
このオブジェクトを破棄します。
すでにこのイベントが投げられている場合はイベントキューから削除します。

void QEvent::accept()
受容フラグをtrueに設定します。

void QEvent::ignore()
受容フラグをfalseに設定します。

int QEvent::registerEventType(int hint = -1) [static]
ユーザー定義のイベント番号を登録します。
ユーザーが定義できる番号の範囲はQEvent::User(1000)~QEvent::MaxUser(65535) です。
指定した番号が利用可能な番号の場合はその値が登録されます。
指定した番号がすでに利用されている場合は、利用可能な番号を返します。
指定した番号がユーザーが定義できる番号の範囲外の場合は、無視されます。
  • 1(デフォルト設定)を指定した場合は、利用可能な番号を返します。

bool QEvent::spontaneous() const
アプリケーション外を指したイベントである場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。

QEvent::Type QEvent::type() const
イベントの種類を返します。

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最終更新:2014年08月25日 01:31