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鹿目まどか&ライダー ◆wd6lXpjSKY


 何も理解出来ていなかった。
 する気も無かった、今ならこう思うだろう。
 気付けば知らない場所に居て周りには見たこともない他人、そして話す男。
 天戯弥勒――最後に叫んだ男の声が印象に残る。知り合い……訳有の関係だろうか。


「私……私は」


 記憶は在る。それも聖杯戦争に関する知識も何故か頭の中に眠っている。
 この少女は聖杯戦争とは無関係であり知りもしない、世界も違えば時代も違う人間だ。
 知識だけ手に入っても彼女に行動する起源が生まれる訳でもなく悩むしか無い――そうだろうか?


「私が頑張れば皆を救える……?
 マミさんと杏子ちゃん、さやかちゃんも……そしてほむらちゃんも……」


 交わした約束は必ず叶えるべき事象ではない。
 これまで死んでいった魔法少女の未練を無くす義務も彼女、鹿目まどかには存在しない。
 他人を殺してまで叶える願いで彼女達は、幾多の魔法少女達は鹿目まどかを受け入れるのだろうか。
 人々に不幸を振り撒く存在の一歩手前、これ以上魔法少女関係者が世界を闇に染める必要があるだろうか。


 願い。
 宇宙からの使者との契約で少女たちは願いと引き換えに魔法少女の力を手に入れた。
 その響きは幼いころ多くの子どもたちが憧れた正義の英雄、それが理想。
 現実は悍ましい姿である魔女と戦わなければならない、戦わなければ生き残れない状態だ。
 彼女達の魂はソウルジェムと呼ばれる宝石に移り変わる――つまり人間ではない。
 身体が壊れようが失おうがジェムの輝きがある限り彼女達は死なない、言わばゾンビ。
 少女たちは宇宙存命のために人生を歪められ運命のレールから弾き出されてしまったのだ。


「でも人を殺すなんて間違ってる……こんなの絶対おかしいよ……ッ」


「当たり前だろ!!」


 誰かを犠牲にする願いに意味など有るのか。
 当たり前だ、存在するに決まっている。甘いことを抜かすな。


 それでも、それでも、だ。
 彼女はそれを否定する。誰もが安心して暮らせる優しい世界を彼女は望む。


 彼は否定する。
 この世界に窮屈な鎖は必要ない、誰もが自由に生きるのが当たり前だ、と。

 鹿目まどかの意見に同調した男、今宵の聖杯戦争ではライダーのクラスを授かった彼女のサーヴァントだ。
 麦わら帽子が特徴的な男は胸を張りまどかを後押しする。


「どんな理由でも人を殺す理由にはならないだろ!!」


 彼は世間で言う悪だ、それも大罪人である海賊。
 死刑囚を一人救うために世界政府に喧嘩を売り、牢獄に侵入もした。
 その後処刑場にも乗り込み、彼は死刑囚である兄一人を救うため数々のモノを犠牲にしたのだ。


 正義の形に定義など無い。
 周りを見てみれば分かるだろう。現実やネットの世界でも正義について語る輩が存在する。
 それは本質でもあれば、周りを茶化す言葉でもあり、己に注目を集めたいだけの発言でも在る。
 人はそれぞれ己の正義を持っている。海賊であるライダーも根からの悪ではなく正義の心を持っているのだ。


「ライダーは聖杯に何を願う……聞いてもいいですか?」


「ない。俺は海賊王になるけど自分で頑張るから聖杯何ていらねえ」


 願いの形だって人それぞれである。
 自分の力だけで叶えたい者もいれば、聖杯など因果を変えて叶えたい者も居る。
 どれもが正しくて、どれもが誤っている。絶対的な正解なんて存在しないのだ。
 彼は一度言った。
『この海で一番自由な奴が海賊王』ならば彼は今宵の聖杯戦争に置いても自分の信念に基づき行動するだろう。
 マスターと共にこの戦いを彼らしく生き残る――何も間違ってはいない。 
 戦いを止める行為は真剣に聖杯を求める人間に対して失礼極まり無い行為だ。
 彼は止めはしない、戦う時が来れば戦う、それが彼の選択でありマスターの選択でも在る……かもしれない。


「じゃあ飯でも食いにいくか! まどか!!」


 腹が減っては戦は出来ぬ。
 見通しの良い草原から動き出す提案をしたライダーはそのまま彼女の答えを待たずに歩き出した。

 ライダーは鹿目まどかが悩んでいる事を見抜いていた、いや誰でも分かる。
 彼女は叶えたい願いは在る、だが他人を殺す勇気も人殺しの業を背負う覚悟も持ち合わせていない。
 巻き込まれた存在ではあるが彼女もまた、無関係ではなく願いのために悩んでいた。
 それを感じたライダーはマスターである鹿目まどかを気遣い出来るだけ笑顔にさせる。


「ありがとう……」


 俯きながら小声で礼を述べると彼女もライダーの後を続くように歩き出す。
 心が楽になった訳ではない、だが今だけは笑顔でいたい。


 幕を開けられた聖杯戦争。
 集められた役者は色も違えば筆も違う。
 彼彼女らが演じる今宵の舞台に台本など存在する筈も無く筋書きは想定不可能。
 最後に笑う存在も不明、解る事を述べるとすれば希望など存在しない――これだけだ。



【マスター】鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ


【参加時期】不明。少なくとも杏子とさやか死亡以降。


【マスターとしての願い】不明。悩んでいる様子


【weapon】なし


【能力・技能】
 最強の魔法少女になれる素質は持っているが現段階では普通の少女である。
 また、一般人よりも魔力の量は大きいようである。


【人物背景】
 普通の女子中学生であった鹿目まどかの運命は転校生である暁美ほむらとの出会いにより大きく変動する。
 いや、彼女の知らない所で運命は既に大きく動いていた。 


【方針】
 悩んでいる。他人は殺したくない。

【クラス】
 ライダー


【真名】
 モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE


【パラメータ】
 筋力B+ 耐久B+ 敏捷C+ 魔力E 幸運E 宝具C+


【属性】
 秩序・善


【クラス別スキル】

 騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

 対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。


【保有スキル】

 悪魔の実の能力者:A
 悪魔の実を食べたことにより異能の力を手に入れた者に与えられるスキル、彼はゴムゴムの実。
 身体がゴムのようになる力を手に入れているため打撃や雷撃に対して驚異的な耐性が在る。
 能力者は全員泳げない特性を持っており、海に由来する宝具や力の前には弱くなってしまう。

 覇王色の覇気:EX
 数百万人に一人しか身につけることができない、特殊な覇気。天性的な物である。
 圧倒的な実力の差が存在する相手は戦うこと無く気絶してしまう。
 この覇気は王の素質を持つ者にしか訪れないとされておりカリスマ:Dも兼ね備える。
 またランクC相当の戦闘続行、勇猛、直感スキルも兼ね持つ。


【宝具】


『ギアセカンド』
 ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:―― 最大捕捉:――
 両足をポンプのように使用し血流を加速させるドーピング。
 発動すると身体から蒸気が吹き出す。普段よりも素早く動けるようになる。


『ギアサード』
 ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:―― 最大捕捉:――
 骨を膨らませ体の一部を巨大化させる宝具。
 巨大化した圧倒的な力で相手を殲滅させる。
 また、体積の増加によりギアセカンドとは異なり速度は大きく落ちることになる。


『旅の欠片こそが財宝(麦わら海賊団)』
 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:―― 最大補足:――
 生前海賊であった彼とその仲間たちの航海や冒険、生き様を心情風景とし一味で展開させる固有結界。
 発動者の後方に大きな海を展開させ、仲間である麦わらの一味と海賊船を召喚する。
 ライダーは魔術師はないが一味全員で術を展開することにより固有結果の発動を可能にしている。
 また、マスターである鹿目まどかの魔力量もあるためある程度大雑把に展開できる。


【weapon】ゴムゴムの実を用いた戦法。


【人物背景】
 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BBD%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3


【サーヴァントとしての願い】
 マスターに全てを捧げる。


【基本戦術、方針、運用法】
 マスターのために戦う。






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