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叢雲&セイバー ◆VUBZx4BclE 「貴様が私のマスターか」 「あー・・・えっと、え、ええ!そうよ!ま、せいぜい頑張りなさい、セイバー」 ここは港。海には月明かりが反射し、夜だというのに輝きを放っている。 周りには波の音が静かに木霊している。 そんな環境で、日本刀を携えた軍服を着た男に「マスターか」と聞かれ、制服の少女は辟易してしまう。 なぜなら彼女にとって、このやり取りをするのは逆の立場であるはずだからだ。 彼女・・・叢雲は本来、艦娘と呼ばれる者達の一人であった。 (なんか慣れないわね・・・私はこの方がやりやすいんだけどさ) 叢雲は普段、提督に使役されるサーヴァントに近い身であるがゆえに少し驚いたが、 もともとプライドが高く、高圧的な態度を取ることが多かった彼女が慣れるのに時間を要さなかった。 まずはサーヴァントとなった者の情報を聞いておくことにした。 「私は叢雲。あんたの名前は?」 叢雲が聞いた途端、セイバーの顔がピクリと動き、驚いているのが分かった。 いきなり話しかけたので、このセイバーは人付き合いが苦手なのかと思ったが、理由は別のところにあった。 「叢雲・・・か。私はセイバーであり――真名は『ムラクモ』だ」 「・・・えぇ!?」 叢雲は驚きを隠せなかった。 この私と同じ名前のヤツが、サーヴァントでしかも老け顔の男だったとは。 しばらく叢雲が混乱していると、 「貴様・・・その艦装を見るに海軍の者か?そのような装備の類を見たことがある」 とセイバーは問うてきた。 「まあ、そうね、私は艦娘で深海棲艦共と戦ってたから そういうあんたは陸軍の連中なの?その軍服。いかにも戦時の人って感じがするんだけど」 「陸軍に所属していた時期もあった・・・とでも言っておこうか」 ふーん・・・と叢雲は興味なさげに身体を海に向ける。 あの天戯とかいう男・・・本当に願いを叶える気はあるのだろうか? 確かに、叢雲の世界から深海棲艦を消し去ることができれば万事解決だ。 ただ、この殺し合い――聖杯戦争の場に来た叢雲はこれからどうすればよいのかわからなかった。 今まで作戦等の指揮は提督や旗艦を担当した艦娘に任せっきりだったからだ。 セイバーは陸軍に所属していたという。ならば・・・ 「セイバー、あんたって軍を指揮したこととかある?」 「軍を動かしたことか。なくはないが・・・組織を動かしていたことの方が記憶に新しいな」 「なら・・・私はどうすればいいと思う?」 「指揮権を私に委ねるのか」 そういわれて、叢雲は否定できなかった。 「まあ良い、貴様がそれでいいのなら私のやるようにやらせてもらおう」 「勘違いしないでよね。私はただ、何をしたらいいのかわかんないだけだから。 あんたにマスターやれって言ったわけじゃないのよ?私がマスターであんたがサーヴァント。 そこんとこ、ちゃんと覚えといてよ」 叢雲は釘を打ったが、それに対してセイバーは何も言わなかった。 (まさか私がサーヴァントとして転生するとはな) ゲセルシャフトの基地最深部にてある男に敗れたセイバーは、 転生の法により別のクローンに転生するはずであった。 目を覚ますとそこは夜の港。 セイバーはサーヴァントとして転生しており、聖杯戦争の情報はいつの間にか記憶の中にあった。 目の前には制服を着た、海軍の戦艦を彷彿とさせる装備がある少女がいた。 (聖杯――願いを叶えることができる・・・か) やはり、天は私を選んだ。セイバー――ムラクモは再度確信した。 この聖杯戦争を勝ち残り・・・復活する。そして、人口を殺戮によって調節する。 セイバーには『殺してでも増えすぎた人類を減らすべき』という思想があった。 その思想を現実のものとするために。現人神として降臨するために。 セイバーは聖杯を手にするために動き出した。 (産業革命以前、人類の繁殖限界はせいぜい数億だった) (六〇億にまで膨れ上がった現状が如何に異常であるか) (そしてこの先に待つのが破滅である事は論を俟たない) (――人間に価値は無い―― 殺してでも減らすべきだ) (しかし人々はその事実からずっと目を背けてきた) (ならばこの星の未来の為に。自律出来ない愚民の為に) (この私が神となり最終戦争という名の救済を授けよう) (無論、私は国籍や肌の色、老若男女貴賎を区別しない) (皆平等に殺して差し上げる・・・) 【クラス】 アサシン 【真名】 ムラクモ@アカツキ電光戦記 【パラメータ】 筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運B 宝具A 【属性】 秩序・悪 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:C 騎乗の才能。 大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。 【保有スキル】    魔術:A-   他者の身体を乗っ取って復活する「転生の法」という高度な魔術を習得している。  ただし、得意分野以外の魔術を使用することはできない。  単独行動:A-  マスター不在でも行動できる。 「転生の法」により『複製體』を媒介にして現界し続けられる。 『複製體』一体当たりの現界可能時間は一日程度。  ただし、マスター不在だと身体に電光機関使用による負荷がかかり、現界時間が短くなるので乱用は禁物。  カリスマ:A-  大軍団を指揮する天性の才能。  しかし油断していると部下の反乱が起こるので注意。 軍略:C 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 【宝具】 『電光機関(でんこうきかん)』  ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:―― 最大捕捉:1人  ムラクモが身に着けている電光服(軍服)に装着されている特殊機関。  チベットの秘境で発掘された古代文明アガルタの超科学技術を元に開発された。  強力な電力で敵の装甲を溶かし、発生する電磁波により電子兵器を一切無効化する。  電光服と組み合わせることにより使用者に超人的な身体能力をも与える無敵の兵器。  電光機関の電気は生体エネルギー(ATP)を変換して得られるものであり、  使い続けた者は死んでしまうという欠点を持つ。  しかし、ムラクモはサーヴァントであるため、マスターから供給される魔力で  その電気を代用可能。消耗無しで性能を引き出せる。ただし、単独行動中はその恩恵を受けられない。 『複製體(ヨリマシ)』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:―― 最大捕捉:1人 ムラクモのクローンを召喚する。 ムラクモの魔力が続く限り無尽蔵に召喚することができる。 ただし、ある程度の集中が必要で戦闘中に作り出すことはできない。 クローンはNPCの社会に溶け込ませることができる。 『転生の法(アオフ・エアシュテーウング)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:―― 最大捕捉:1人 ムラクモが戦前から生き延びた際に使われた秘蹟。 たとえムラクモが消滅しても『複製體』がどこかに存在する限り、 『複製體』の身体を乗っ取って復活することができる。 『電光私兵(エレクトロゾルダート)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人 ムラクモが設立した秘密結社・ゲセルシャフトの私兵であり、ある人物のクローン兵士。 ムラクモの魔力が続く限り無尽蔵に独立サーヴァントとして召喚することができる。 ただし、ある程度の集中が必要で戦闘中に作り出すことはできない。 一人一人召喚する必要があるため、手間はかかるが、 それぞれがCランク相当の『単独行動』スキルを保有し、1日程度の現界が可能。 個体差は少なく、共通して攻撃的な性格や上司、「祖国」への高い忠誠心を示すといった性質を持つ。 個体ごとに電光機関と電光服を所持しているが、 全力でそれらを使用すると1時間程度で力尽きてしまう(なお、そのことをゾルダート達は知らない)。 また、かつてエレクトロゾルダートが自我を持ち、裏切った事例が1~2例報告されているため、注意が必要。 彼らは以下のステータスを持つ。 筋力C 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運E 『電光戦車(ブリッツタンク)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:10人 「禁断の決戦兵器」の異名を持つ自立駆動の戦車。電光機関を動力源とする。 電光機関による強力な電磁波での電子機器の無力化、光学兵器での誘導弾の撃墜が可能であり、 戦争形態を戦車が最強であった第一次世界大戦前後まで逆行させる事ができる兵器である。 電光機関は生物の生体エネルギーが不可欠である。自立駆動で動く戦車へのエネルギー源は人間でなければならない。 電光戦車は材料として生きた人間を使っている。 ムラクモは、『電光私兵』やNPC約10人と引き換えに電光戦車を召喚することができる。 また、かつて電光戦車が暴走して自我を持った事例が報告されているため、注意が必要。 それらは以下のステータスを持つ。 筋力A 耐久A 敏捷E 魔力E 幸運E 【weapon】 ・日本刀 ムラクモの愛刀。 この刀に電気の力を込めることで徹甲斬という斬撃を放てる。 ・電光服 ムラクモが装備している最新式の六〇式電光被服。 電光機関と組み合わせることにより超人的な身体能力や電撃を操ることができるようになる。 ムラクモのものはこの他にも、分身を作り出して相手のかく乱や、 光学迷彩のごとく姿を消してのワープを行うことも可能。 【人物背景】 元帝国の駐独陸軍武官であり、戦前の人間。第二次世界大戦に視察団としてドイツを訪れ、 その在任中に「ペルフェクティ教団」と接触し、軍技研究機関として「ゲゼルシャフト」を設立。 その後、べルリン陥落時に死亡したかに思われたが、 秘蹟「転生の法」と複製體(クローン)技術と組み合わせる事で蘇り、 冬眠制御によって現代まで生きながらえる事となる。 完全者の持つ秘蹟「転生の法」に加え、確立されたクローン技術と電光機関のノウハウを手にした事で、 「天が自分を支配者として選んだ」と確信 。電光機関の独占を目論みアカツキらを抹殺するつもりで北極航路に送り出した。 現代に降り立った彼は「増えすぎた人類は殺してでも減らすべき」という思想の元、全世界に最終戦争を仕掛けようとする。 【サーヴァントとしての願い】  聖杯を手にすることで受肉し、現人神として殺戮により人口を調整する。 【基本戦術、方針、運用法】  ステータスは全体的に高く、正面対決もできなくはないが宝具が直接攻撃に向いていないため、  まずは地盤を固めることから始めたい。  十分な数のクローンを作り出して転生先を作っておき、  エレクトロゾルダートを召喚して偵察などに使うのが吉。  怪我をして使い物にならなくなったエレクトロゾルダートは  NPCと共に電光機関の材料になってもらおう。  また、裏切りには十分な注意を払う必要がある。
叢雲&セイバー ◆VUBZx4BclE 「貴様が私のマスターか」 「あー・・・えっと、え、ええ!そうよ!ま、せいぜい頑張りなさい、セイバー」 ここは港。海には月明かりが反射し、夜だというのに輝きを放っている。 周りには波の音が静かに木霊している。 そんな環境で、日本刀を携えた軍服を着た男に「マスターか」と聞かれ、制服の少女は辟易してしまう。 なぜなら彼女にとって、このやり取りをするのは逆の立場であるはずだからだ。 彼女・・・叢雲は本来、艦娘と呼ばれる者達の一人であった。 (なんか慣れないわね・・・私はこの方がやりやすいんだけどさ) 叢雲は普段、提督に使役されるサーヴァントに近い身であるがゆえに少し驚いたが、 もともとプライドが高く、高圧的な態度を取ることが多かった彼女が慣れるのに時間を要さなかった。 まずはサーヴァントとなった者の情報を聞いておくことにした。 「私は叢雲。あんたの名前は?」 叢雲が聞いた途端、セイバーの顔がピクリと動き、驚いているのが分かった。 いきなり話しかけたので、このセイバーは人付き合いが苦手なのかと思ったが、理由は別のところにあった。 「叢雲・・・か。私はセイバーであり――真名は『ムラクモ』だ」 「・・・えぇ!?」 叢雲は驚きを隠せなかった。 この私と同じ名前のヤツが、サーヴァントでしかも老け顔の男だったとは。 しばらく叢雲が混乱していると、 「貴様・・・その艦装を見るに海軍の者か?そのような装備の類を見たことがある」 とセイバーは問うてきた。 「まあ、そうね、私は艦娘で深海棲艦共と戦ってたから そういうあんたは陸軍の連中なの?その軍服。いかにも戦時の人って感じがするんだけど」 「陸軍に所属していた時期もあった・・・とでも言っておこうか」 ふーん・・・と叢雲は興味なさげに身体を海に向ける。 あの天戯とかいう男・・・本当に願いを叶える気はあるのだろうか? 確かに、叢雲の世界から深海棲艦を消し去ることができれば万事解決だ。 ただ、この殺し合い――聖杯戦争の場に来た叢雲はこれからどうすればよいのかわからなかった。 今まで作戦等の指揮は提督や旗艦を担当した艦娘に任せっきりだったからだ。 セイバーは陸軍に所属していたという。ならば・・・ 「セイバー、あんたって軍を指揮したこととかある?」 「軍を動かしたことか。なくはないが・・・組織を動かしていたことの方が記憶に新しいな」 「なら・・・私はどうすればいいと思う?」 「指揮権を私に委ねるのか」 そういわれて、叢雲は否定できなかった。 「まあ良い、貴様がそれでいいのなら私のやるようにやらせてもらおう」 「勘違いしないでよね。私はただ、何をしたらいいのかわかんないだけだから。 あんたにマスターやれって言ったわけじゃないのよ?私がマスターであんたがサーヴァント。 そこんとこ、ちゃんと覚えといてよ」 叢雲は釘を打ったが、それに対してセイバーは何も言わなかった。 (まさか私がサーヴァントとして転生するとはな) ゲセルシャフトの基地最深部にてある男に敗れたセイバーは、 転生の法により別のクローンに転生するはずであった。 目を覚ますとそこは夜の港。 セイバーはサーヴァントとして転生しており、聖杯戦争の情報はいつの間にか記憶の中にあった。 目の前には制服を着た、海軍の戦艦を彷彿とさせる装備がある少女がいた。 (聖杯――願いを叶えることができる・・・か) やはり、天は私を選んだ。セイバー――ムラクモは再度確信した。 この聖杯戦争を勝ち残り・・・復活する。そして、人口を殺戮によって調節する。 セイバーには『殺してでも増えすぎた人類を減らすべき』という思想があった。 その思想を現実のものとするために。現人神として降臨するために。 セイバーは聖杯を手にするために動き出した。 (産業革命以前、人類の繁殖限界はせいぜい数億だった) (六〇億にまで膨れ上がった現状が如何に異常であるか) (そしてこの先に待つのが破滅である事は論を俟たない) (――人間に価値は無い―― 殺してでも減らすべきだ) (しかし人々はその事実からずっと目を背けてきた) (ならばこの星の未来の為に。自律出来ない愚民の為に) (この私が神となり最終戦争という名の救済を授けよう) (無論、私は国籍や肌の色、老若男女貴賎を区別しない) (皆平等に殺して差し上げる・・・) 【クラス】 アサシン 【真名】 ムラクモ@アカツキ電光戦記 【パラメータ】 筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運B 宝具A 【属性】 秩序・悪 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:C 騎乗の才能。 大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。 【保有スキル】    魔術:A-   他者の身体を乗っ取って復活する「転生の法」という高度な魔術を習得している。  ただし、得意分野以外の魔術を使用することはできない。 単独行動:A- マスター不在でも行動できる。 「転生の法」により『複製體』を媒介にして現界し続けられる。 『複製體』一体当たりの現界可能時間は一日程度。 ただし、マスター不在だと身体に電光機関使用による負荷がかかり、現界時間が短くなるので乱用は禁物。 カリスマ:A- 大軍団を指揮する天性の才能。 しかし油断していると部下の反乱が起こるので注意。 軍略:C 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 【宝具】 『電光機関(でんこうきかん)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:―― 最大捕捉:1人 ムラクモが身に着けている電光服(軍服)に装着されている特殊機関。 チベットの秘境で発掘された古代文明アガルタの超科学技術を元に開発された。 強力な電力で敵の装甲を溶かし、発生する電磁波により電子兵器を一切無効化する。 電光服と組み合わせることにより使用者に超人的な身体能力をも与える無敵の兵器。 電光機関の電気は生体エネルギー(ATP)を変換して得られるものであり、 使い続けた者は死んでしまうという欠点を持つ。 しかし、ムラクモはサーヴァントであるため、マスターから供給される魔力で その電気を代用可能。消耗無しで性能を引き出せる。ただし、単独行動中はその恩恵を受けられない。 『複製體(ヨリマシ)』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:―― 最大捕捉:1人 ムラクモのクローンを召喚する。 ムラクモの魔力が続く限り無尽蔵に召喚することができる。 ただし、ある程度の集中が必要で戦闘中に作り出すことはできない。 クローンはNPCの社会に溶け込ませることができる。 『転生の法(アオフ・エアシュテーウング)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:―― 最大捕捉:1人 ムラクモが戦前から生き延びた際に使われた秘蹟。 たとえムラクモが消滅しても『複製體』がどこかに存在する限り、 『複製體』の身体を乗っ取って復活することができる。 『電光私兵(エレクトロゾルダート)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人 ムラクモが設立した秘密結社・ゲセルシャフトの私兵であり、ある人物のクローン兵士。 ムラクモの魔力が続く限り無尽蔵に独立サーヴァントとして召喚することができる。 ただし、ある程度の集中が必要で戦闘中に作り出すことはできない。一人一人召喚する必要があるため、手間はかかるが、 それぞれがCランク相当の『単独行動』スキルを保有し、1日程度の現界が可能。 個体差は少なく、共通して攻撃的な性格や上司、「祖国」への高い忠誠心を示すといった性質を持つ。 個体ごとに電光機関と電光服を所持しているが、 全力でそれらを使用すると1時間程度で力尽きてしまう(なお、そのことをゾルダート達は知らない)。 また、かつてエレクトロゾルダートが自我を持ち、裏切った事例が1~2例報告されているため、注意が必要。 彼らは以下のステータスを持つ。 筋力C 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運E 『電光戦車(ブリッツタンク)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:10人 「禁断の決戦兵器」の異名を持つ自立駆動の戦車。電光機関を動力源とする。 電光機関による強力な電磁波での電子機器の無力化、光学兵器での誘導弾の撃墜が可能であり、 戦争形態を戦車が最強であった第一次世界大戦前後まで逆行させる事ができる兵器である。 電光機関は生物の生体エネルギーが不可欠である。自立駆動で動く戦車へのエネルギー源は人間でなければならない。 電光戦車は材料として生きた人間を使っている。 ムラクモは、『電光私兵』やNPC約10人と引き換えに電光戦車を召喚することができる。 また、かつて電光戦車が暴走して自我を持った事例が報告されているため、注意が必要。 それらは以下のステータスを持つ。 筋力A 耐久A 敏捷E 魔力E 幸運E 【weapon】 ・日本刀 ムラクモの愛刀。 この刀に電気の力を込めることで徹甲斬という斬撃を放てる。 ・電光服 ムラクモが装備している最新式の六〇式電光被服。 電光機関と組み合わせることにより超人的な身体能力や電撃を操ることができるようになる。 ムラクモのものはこの他にも、分身を作り出して相手のかく乱や、 光学迷彩のごとく姿を消してのワープを行うことも可能。 【人物背景】 元帝国の駐独陸軍武官であり、戦前の人間。第二次世界大戦に視察団としてドイツを訪れ、 その在任中に「ペルフェクティ教団」と接触し、軍技研究機関として「ゲゼルシャフト」を設立。 その後、べルリン陥落時に死亡したかに思われたが、 秘蹟「転生の法」と複製體(クローン)技術と組み合わせる事で蘇り、 冬眠制御によって現代まで生きながらえる事となる。 完全者の持つ秘蹟「転生の法」に加え、確立されたクローン技術と電光機関のノウハウを手にした事で、 「天が自分を支配者として選んだ」と確信 。電光機関の独占を目論みアカツキらを抹殺するつもりで北極航路に送り出した。 現代に降り立った彼は「増えすぎた人類は殺してでも減らすべき」という思想の元、全世界に最終戦争を仕掛けようとする。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯を手にすることで受肉し、現人神として殺戮により人口を調整する。 【基本戦術、方針、運用法】 ステータスは全体的に高く、正面対決もできなくはないが宝具が直接攻撃に向いていないため、 まずは地盤を固めることから始めたい。 十分な数のクローンを作り出して転生先を作っておき、 エレクトロゾルダートを召喚して偵察などに使うのが吉。 怪我をして使い物にならなくなったエレクトロゾルダートは NPCと共に電光機関の材料になってもらおう。また、裏切りには十分な注意を払う必要がある。

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