小笠原諸島の西ノ島の海底火山の噴火によって、新島が西ノ島とつながってひとつになったことで、新島とは呼べなくなってしまったが、未だに噴火の勢いは収まらず、活発な噴火活動が続いているのは、西ノ島が誕生したのが海底火山の噴火によってできた島であることは言うまでもないが、今回の噴火は元々は新たな海底火山の噴火によるものではなく、西ノ島自体の横側から噴火を起こしたということが分かっており、やがてはひとつにつながってしまうことも初めから分かっていた。

 この噴火が意味しているのは、小笠原諸島沖の海底で何らかの異変が起こり始めていることは間違いない。さらに北側にはかつて噴火を起こして島民たちが本州へ避難を余儀なくされた三宅島や噴火によってできた明神礁などが連なっており、その先には富士火山帯も控えている。富士山の噴火もいつ起こっても不思議ではない秒読み段階とまで言われていて、私どものホームページでもこれまでに再三に渡ってお伝えをしてきましたとおり、河口湖の渇水や登山路の地割れなどでも警鐘を鳴らしてきたことも周知のとおりです。

 しかも、今回は新たに日本海側の鳥取県沖の底引き網に深海生物のダイオウイカや、秋田沖で深海魚のリュウグウノツカイまでが、相次いで捕獲をされるといったことが起こっている。ダイオウイカについては1ヶ月で4匹も捕獲されたことは、かつて前例がなく、リュウグウノツカイについても生きたままで捕獲をされたのは前例がない。これらの深海生物が頻繁に姿を現し始めたということは、日本海側の深海でも何かが起こり始めていることも予想される。専門家の間でも様々な説がでており、海流の変化や深海の海水温の変化をはじめとして、海底の地殻変動説に至るまでの解説がされているが、単純に考えても分かるように、深海生物が200m~600mの深海に生息していくことを脅かす何かが起こっていて、そこから彼らが脱出を図っているのではないかと考えるのが妥当ではないだろうか。

 ダイオウイカが捕獲された時には、珍しいものが水揚げされたということで一端はセリにもかけられたそうだが、食用としてはあまりにもアンモニア臭が強く食用としては適していないために、買い手はつかなかったということで処分されてしまったが、1月28日にリュウグウノツカイが生きたまま捕獲をされて、現在は、秋田県・男鹿水族館GAOの水槽に入れられているということで、体長が約3.7mで大きなものになると10mにもおよぶものがあるという。非常に衰弱しているということで、このまま生存をしていくのは難しいとGAOの関係者は言っている。

 1月29日、リュウグウノツカイが死んでいるのを、出勤してきたGAOのスタッフが気がついたということで、今後の保存の方法についてもを検討していくとしている。やはり、深海魚ということもあって、通常の水槽では生きていくことは難しかったようだ。また、捕獲をされたとしても生存させていくことは困難であることは明らかだ。ユニークで人のような顔立ちと綺麗なヒレで太刀魚のよに立って泳ぐことで、太刀魚科の魚類としても知られていたが、死んでしまったことが残念でならない。大きな目と口がまるで人の顔のようだということで、リュウグウノツカイ(竜宮の使い)という名称をつけられて、人魚伝説としても知られていた。以前にも底引き網で度々、捕獲をされていたが、今回のように生け捕りになったのは初めてでもあったので、GAOの水族館で生き永らえてくれることを願っていただけに残念の極みでもある。

下記の画像が捕獲された実際のダイオウイカとリュウグウノツカイだ。



 今回のことで、日本海側の海底にも何らかの異変が起こり始めていることは疑う余地もない。地震の前兆ではないと専門家は言っているが、その確固たる証明をして欲しいものだ。それができないなら、深海艇を使って深海の海底を調査すべきではないだろうか。もし、海底に乱泥流(らんでいりゅう)が起こっているのが発見されれば、地殻変動が海底に起こっていることが明らかとなるはずだ。

 つまり、日本列島は太平洋側と日本海側の両方の海底で異変が起こっているということになると、早ければ今年中に巨大地震や富士山の噴火を含む災害が起こっても不思議ではない。それが、イルミナティの地震テロか或いは自然災害となるのかについては分からないが、いずれにしても起こってからでは、どうすることもできない。したがって、いつ起こってもいいような心構えをしておく覚悟は日常的にしておくべきだろう。

 ほとんどの人達がそんなことが怒るはずがないと考えているが、私どもでは最悪のケースとしては、日本沈没というシナリオもありではないかと予想をしています。即ち、これも何度となく言うようだが、2020年の東京五輪までに必ず何かしらの災害が起こることは避けては通れないということで、東京五輪の開催はほぼ不可能と考えておくべきかもしれない。そして、これだけの異変が日本列島に起こっているのは、その前兆現象でないとは誰も否定することなどできない。

 政府も今からそういった緊急事態に備えて、万が一の時には、どこの国に日本人をどれだけ受け入れてもらえるのかを、閣議で決めておく必要がある。アベノミクスなどと戯けたことにうつつを抜かしている場合ではなく、国民の生命を災害から守ることこそが、第一の使命ではないだろうか。政府もそんなことが起こるはずがないと高を括っているかもしれないが、災いは忘れたころにやってくるということを脳裏に焼き付けておくべきだと敢えて記しておくことにする。


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最終更新:2015年01月01日 21:42