第1世代で強かったポケモン

第1世代で強かったポケモンの特徴として、全体的に素早く、特殊(攻撃)が高いことが挙げられる。
また、以下のタイプを持つポケモンはかなり有利な面があった。
エスパー:弱点とされる虫・ゴースト技の威力が低い上にゴーストは当時無効、虫技の使い手は総じてエスパーに弱い、などにより事実上弱点なし
     エスパー技を半減できるのはエスパーのみ
ノーマル:当時倒しても反動を受けない高威力の破壊光線をタイプ一致で撃てる
     弱点の格闘はエスパーに弱く技自体も弱かった為事実上弱点なし
氷:タイプ特性により凍らない、弱点となる技の使い手が少ない、
  主力技の吹雪の命中率が90%、こおりにする確率も3割と高性能''※ポケスタでは1割''

逆に不遇だった属性は
炎:当時は鋼がいない、虫自体が不遇で草も氷で十分、ルージュラは強力な物理技で良いし他の氷には電気も有効だった為ろくな役割が無い
草:氷が弱点であり、ほとんどが毒複合のため間接的にエスパーにも弱い(エスパーを持つナッシーは例外)
格闘・毒:当時最強のエスパーに弱く、技もろくなものが無い
虫:弱点はマイナーだったがタイプ一致技の威力が低すぎで存在意義が低い、種族値の高い虫に至っては虫技すら覚えない
ドラゴン:当時はカイリューのみで、技もダメージ固定の竜の怒りのみ、カイリューは飛行と複合なのでぶっ壊れ技の吹雪で葬られる
などが挙がる。

さらに、技や戦闘システムの仕様も現在とは大きく異なり、
〇「こおり」状態は炎技を食らわない限り自然に治らない(これにより3割で凍る吹雪が最強の技とされていた)
〇「ねむり」から覚める時は1ターン消費して何もできない(素早いポケモンで眠らせればはめることも可能)
〇切り裂く、葉っぱカッターといった技の急所率が非常に高い
 (攻略本では9割9分と表記されていたほど。
 実際は素早さ種族値に依存しており、鈍足のパラセクトは切り裂くでも3割程度の急所率。なお、気合溜めは効果無し)
〇地割れやつのドリルなど即死攻撃の命中は素早さに依存した(素早さが相手より低い場合は命中しない)
〇影分身のように回避率を上げる技は1回使っただけで異常なほど回避率が上昇した
〇破壊光線を使った際、相手が倒れたならば行動不能にならなかった
〇急所はプラス効果も無視するので攻略本の剣の舞→切り裂くや嫌な音→切り裂くは実は無意味だった
…等が挙げられる。

ちなみにこの当時の特殊=特攻=特防のため、特殊が高い方が他の能力が高いことよりも有利だった。
特殊の値を2倍にして計算すると現在の基準の実質合計種族値になる。
例えばミュウツーならば
HP106 攻撃110 防御90 特攻154 特防154 素早130 合計種族値744 という物凄い数値となる。当然当時の全ポケモン中1位。
そのミュウツー以外の種族値合計値のランキングは・・・

1位カイリュー500(600)、2位ファイヤー495(620)、3位サンダー490(615)、4位フリーザー485(610)
5位パルシェン・ギャラドス480(565/580)、7位ウインディ・ナッシー455(535/580)、9位ケンタロス・ラプラス450(520/545)

と、なぜか氷ポケモンの種族値は高かった。ちなみにカッコ内は現在の基準における合計値。
カイリューが使えたのは97カップとこの後のニンテンドウカップ2000のみ。
フーディン(405(540))やサンダース(430(540))は特殊が高いため強く感じるが、実は合計値はそんなに高くはない。
ポケモン制限のある98カップの種族値トップはパルシェン・ギャラドス、99ではファイヤーである。

97年の全国大会の優勝者はLv55のエース仕様のケンタロスだが、他にガルーラ・マルマインを採用している独特な構築のトレーナー。
ただしマルマインは当時最速ゆえの絶対先制と大爆発を備える強ポケで(サンダース人気は研究が進んでいなかった面も大きい)、
ガルーラも性質が似ている上位のケンタロスがいたために使用率が低かっただけで、もし99年に使用できたら間違いなくエース級だったと思われる。
また使用率は低いが、かなり強ポケだったのは他に、
  • 催眠と爆発で1対1交換以上の働きが極めてしやすい上に、火力も高いナッシー
  • 高い耐久と、やはり爆発の存在で1対1交換が安定するカビゴン(急所さえなければほぼ全ての有力相手に1:1交換が可能)
  • 耐久は紙ながら、当時の強タイプ2つを備え、催眠・分身など運ゲー方面での強みが多いルージュラ
などが存在し、初代ポケスタの公式攻略本では全国出場者と戦うフォーマットで
サンダースやゲンガーよりむしろマルマインやナッシーをオススメしている。
97カップ開催当時は、良くも悪くもそこまで研究が進んでおらず、ケンタロスやスターミーといった絶対的なエース以外は独自色が強かった。

98年の優勝者は吹雪ゲーのこの時代において、まさかの冷凍ビームの使い手。
その上各ポケモンの能力値が低かったにもかかわらず、相当な強運を味方につけて優勝を果たしている。
逆を言えばそれだけ当時のゲームバランスが偏っていた、といえなくもない。

第1世代後半に開催されたニンテンドウカップ99では97・98カップで人気の高かったポケモンが軒並み出場不可能になった。
その99年の優勝者はカウンターニドキング使いである。

また規制なしでレベル100まで出場できるウルトラカップの登場により当初から規制対象だったミュウツーの強さが実証された。

全振りが可能な努力値仕様のせいか、第5世代のポケモンと比べるとバランス型配分のポケモンが異常に多く、全体的に尖りに欠ける。
BWでいうところのバイバニラ・クイタランのような種族値バランスのポケモンがありふれた存在、といえば分かりやすいだろうか。
ただし努力値510仕様になって久しい現在も、ゲンガー、ギャラドス、サンダー、カイリュー、ミュウツー等十分活躍できるポケモンも少なくない。
(ゲンガーやギャラドスなどはメガシンカによる後付け強化の恩恵も大きいが)

初代ポケモンの平均種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 合計
平均 77(78) 85 79 81(82) 81(83) 79(80) 482(487)
最大 250 134 180 135(154) 135(154) 140 620(744)
最小 35 5 5 40 40 30 288
(当時においての最終進化系79種、ミュウツー&ミュウ込みで81種、平均値四捨五入)
()内はミュウツー&ミュウ除外時
※最大:合計の部分はファイヤー(ミュウツー)。

第1世代前半(97,98カップ)で注目されたポケモン

  • ゲンガー
当時唯一のゴーストタイプにして、最速の催眠使い。催眠術→夢食いのコンボが強烈。
当時は目が覚めたターンは行動できなかった為、ゲンガーより遅いとハメられる可能性が有った。
ただこのコンボはややオーバーキル感が強く、確1されない相手ならとりあえず必中の怪しい光を撒いて様子見、というのが上位で流行った戦法。
タイプ一致の技こそ皆無だが、エスパー・電気技に加えて爆発・催眠・混乱という芸達者さが唯一無二。
またノーマルタイプを透かせたのが大きく、99カップでは進化前のゴーストがペルシアン対策として使われた。

  • ケンタロス
初代の公式大会フォーマットにおける最強として名高いエース格。
高い攻撃力と素早さから繰り出されるタイプ一致破壊光線の威力は凄まじく、
破壊光線で瀕死にさせると反動が消えるという当時の仕様も相まってやりたい放題。
麻痺率が高いのしかかりや、サンダースやゲンガーに刺さる地震と他の物理技も強力。特殊もそこそこ有ったため吹雪も強烈。
97カップのLv55ケンタロスは圧倒的で、自分が使えば切り札、相手にすると最強の敵。
唯一のネックである厳選難度も青ではゲーム内交換で入手できるようになったため緩和(この時代のゲーム内交換の個体値はランダム)。
97,98ともに決勝大会使用率1位をマークする不動のトップメタとして君臨した。

なおギャラドス・パルシェン以外の水タイプには10万ボルトよりのしかかりの方が効くが、
98カップではここを参照すると10万ボルトが多く使われている(当時はダメージ計算が確立されていなかったからだと思われる)。

  • サンダース
素早さ130のためほとんどの相手に先手を取ることができる。影分身+毒々、電磁波撒きなど。
特殊も高く、安定した強さを発揮したため当時からイーブイ系の中で初心者、上級者ともに愛用する人が多かった。
弱点は10万ボルト以外の攻撃技に乏しく、レパートリーに欠ける事(一部ピンポイントでミサイルばりを入れていたほど)。

  • スターミー
ケンタロスが物理中心エースならば、こちらは特殊中心のエース格。
97年の紅一点の入賞者は「ケンタロス、スターミーとそのサポートが揃ったパーティが最強」と称した。
電気技以外で実質弱点を突かれる事がないタイプが優秀で、能力値もほぼ特殊版ケンタロスといった風体。
タイプ一致サイコキネシス、サブに10万ボルト、吹雪を覚えさせてアタッカーを務めた。
なお仮想敵がダグトリオくらいしかいなかった水技の採用率はあまり高くない。

  • ダグトリオ
素早さの種族値がフーディンと同じ120。また地割れの命中率は素早さに依存していた為、多くの相手を倒せる。
急所確定の切り裂く・タイプ一致の地震など技マシンいらずで入手も容易だったため、いわゆる「お手軽に使える優良ポケ」でもあった。
人気のあったゲンガー・サンダースに対して強かったため、その対抗策として使われた。

  • ナッシー
当時での能力合計値は準伝説に匹敵する580。
伝説の鳥ポケモンと変わらない特殊でのタイプ一致サイコキネシスが強力で、さらに耐久面でも数値だけ見れば最高クラス。
何より命中が催眠術より高い眠り粉と爆発によって1:1以上の交換という観点で強く、初代ポケスタ公式攻略本ではオススメされている。
不遇だった草タイプの中では例外的存在だが、こいつが強かったのはエスパーだったから・・・・・・というのは実際はやや早計なところで、
高種族値・催眠・爆発と全体的なスペックが高かったのが最大の理由であろう。

  • フーディン
当時最強だったエスパータイプの代表。
攻撃はサイコキネシスほぼ一本だが、かなりの素早さと他の強豪より更に高い特殊、実質弱点が無いことなどから猛威を奮った。
また当時の努力値システムにより今よりは物理攻撃に強く(無振り猿よりも上)、特防も135あったため高い特殊耐久力を誇った。
ダグトリオ同様に入手が簡単な上に技マシンいらずで主力技を調達できる代表だったため、
今ほど廃プレイがはびこっていない当時では人気だった。
進化前のユンゲラーも素早さ・特殊がかなり高く、フーディンの代用として99カップで広く使われた。

  • フリーザー
金銀以降とは別のポケモンと言っていい強烈なアタッカー。最強の吹雪を撃てたのが全てと言える。
ただし攻撃範囲が狭いためルージュラやラプラスに受けられやすく素早さもやや中途半端だったので、
万能性という意味ではスターミーに一歩劣るのが玉に傷。
三鳥最強を誇ったが、サンダー・ファイヤーらも能力自体は特殊一元制も相まって強力であり、彼らも一応公式大会で使われてはいる。

  • ラプラス
HPが高く頑丈な氷受け。アタッカーがはびこる当時で数少ない耐久を買って使われていた。
現在と全く違い実質電気しか弱点がなかったのが大きく、それでいて吹雪を完璧に受けられるという唯一無二の個性を持つ。
ケンタロスにハイリスクな速度勝負を挑まなくて良いあたりも良く、また怪しい光で運ゲーを持ち込むことで大抵の相手にワンチャンスあった。
同タイプのパルシェンや同じ技を使えるギャラドスより種族値合計は低かったが、需要は圧倒的に上だった。

  • マルマイン
全ポケモン最速の素早さがウリ。特殊がサンダースに比べて低く、陰に隠れがちではあった。
しかし、約30%の急所率、そして何より大爆発によって電気には厄介なダグトリオを簡単に突破できた点は非常に優秀。

  • スリーパー
催眠術を使え、当時は特攻も高かった。タイプ一致もあって夢食いの威力はゲンガーよりも上。
物理耐久はスターミー、特殊耐久はフーディンを上回るため、意外と倒れない。

  • カビゴン
使用率はさほどではなかったが、公式攻略本で97カップ突破にオススメされるなど実力は高い。
火力と爆発を生かした1:1交換狙いアタッカーとしての役割が主で、
カウンターが効かなかったという個性も(当時は先行するとカウンター出来ないため)。

  • ラッキー
特殊の高さが重要視される時代であり、格闘技もマイナーだったため、実力を発揮した。
当時の特殊の仕様上、この時期はハピナスを上回る特攻を持ち、吹雪を使える事から攻撃面も中々。
電磁波、卵産み、毒々、影分身など補助技も豊富で、
特に電磁波を撒いてからの卵産みゲーは実はフォーマット最強クラスでは?と現在では言われてたりする。
厳選難度がケンタロスやガルーラ同様にとても高かったのがネックで、これが無かったらおそらくもっと使われただろう。

  • ルージュラ
当時強いとされていたタイプである氷・エスパーを両方備え、サイコキネシス、吹雪の両方をタイプ一致で放てた。
催眠術以上の命中率を誇る悪魔のキッスも使用でき、防御力が最低クラスとは言え侮れない強さを持っていた。

逆に、注目されたがさほど活躍しなかったポケモン

  • カイリュー
その攻撃種族値は目を引き、Lv55固定(つまりエース枠)でありながらも採用していたトレーナーも存在。
しかし氷4倍はあまりに辛く、氷ポケに嬲られるなら分かるがケンタロスやスターミー、ラッキーなどにも吹雪を浴びせられて何とも苦しい立ち位置。
技もタイプ一致皆無なうえに破壊光線以外は特殊の大技ばかりと種族値を生かせなかった。

  • カイリキー
同じく高い攻撃は当時でも見始められており、97、98共に予選での採用率は実はかなり高かった。
一応、ケンタロス含めて多くのノーマルタイプを地獄車でお陀仏にでき、電気などにも地震、奥の手カウンターなどもあったのは優秀。
しかしこれまたエスパーに嬲られるなら分かるがゲンガーやラプラスからも飛んでくるサイキネが辛く、
でなくとも特殊が低く装甲が薄いどころか、地獄車は威力と反動ダメージが見合っていない為役割遂行できず。

  • ウインディ
出場可能ポケの中でもかなり高い合計種族値を誇る。破壊光線が現実的な威力。
しかし技のレパートリーがノーマル・炎・地面ぐらいしかなく、とかく仮想敵がいない。
さらに素早さが中途半端でタイマン負けしやすく、水タイプや地震持ちに不利。
フリーザー相手のみを考えるならばかなり優位に戦えたがそれだけ。

  • ギャラドス
高い種族値に技も水・氷・電気が揃って優秀なポケモン。地震も透かせるため、使用率はそこそこはあった。
大文字を使える、防御が弱い相手への高威力破壊光線など見どころはあるものの、
下手すると相手の3匹全員が電気技を持てる環境ではあまりに辛くスターミーの劣化に。

  • パルシェン
現在と違ってそこそこの特殊耐久で、防御は第一世代ナンバーワン。しかもタイプが強い。
最大の弱点は電気技を持てない事で、水同士のマッチでは不利を背負う事からラプラスの劣化になってしまった。
爆発持ちという個性はあるため決して弱くはない。

  • ゴローニャ
岩唯一の全国本選出場。電気狩りに関してはこのフォーマット最強。マルマインの爆発も耐える。
しかし氷・水・地面に弱いのがさすがにネックとなり、特殊耐久が低い事からゲンガーなどにも返り討ちにあってしまう。
ケンタロスの破壊光線読みで爆発交換ができたりするので、玄人向けではあるが働けない事もない。
技が当時あまりにも貧相だったプテラと種族値が逆なら間違いなく流行っていただろう…。


第1世代後半(99カップ、ウルトラカップ)で注目されたポケモン

  • ウツボット
確実に急所に当たる葉っぱカッターが下記のド忘れヤドランへの対策として注目された。
しかし自身もサイコキネシスに弱く、気が抜けなかった。
当時は痺れ粉+巻きつくの無限コンボが使えたが、物理技のバリエーションは冬の時代とされるダイパ時代より狭かった。

  • エレブー
ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその1。他の電気タイプが扱えないサイコキネシスを覚えられるのがポイント。
なお、99での電気ポケの中では最速(105)である。

  • ゴースト
ゲンガーの代役として採用された。ペルシアンの技をことごとく止める、というゴーストタイプ本来の長所が買われた。

  • サイドン
99カップの地面担当その1。サンドパンに比べ相性面で難有りだったが、最高威力の地面&岩技が使えた。
得意な相手にはとことん強いが、苦手な相手には滅法弱い、分かりやすいポケモン。

  • サンドパン
99カップの地面担当その2。地面タイプとしてはバランスのとれた能力を持つ。
早いレベルで切り裂く、技マシンで地震などを覚え、単純な火力ではダグトリオを上回る。
ただし技のバリエーションは少なく、ほとんど固定されてしまうのが難点。
剣の舞があるため、(運が絡むが)無双状態も可能に。

  • ニドキング
99カップの地面担当その3。単純な使用率では上の二体ほどではなかったが、公式大会の優勝者による巧みな立ち回りが注目を浴びた。
能力バランスに優れ、当時から技のデパートの片鱗を覗かせていた。

  • ドククラゲ
当時は特攻も120あり、ハイドロポンプが強烈だった。素早さも100と高く、毒々+巻きつくコンボは厄介だった。
エスパーに弱いのは短所だが、毒無効により影分身+眠るも決めやすく、
99カップにはこいつより速い地面タイプはいなかったため先制して水技や吹雪で潰すことが可能だった。

  • バリヤード
フーディンの代用として99カップに台頭。素早さ・特殊はユンゲラーに負けていたものの、
当時のエスパータイプでは珍しくサブウエポンに10万ボルトを持ち、人気を集めた。
99カップで注目された技、身代わりも技マシン要らず。

  • ピクシー
タイプ一致の技こそないものの、多彩なバリエーションの万能特殊アタッカーとしてノーマルではペルシアンに次ぐ人気を得た。
低い素早さも電磁波でカバー可能で、カウンターを持たせればペルシアン対策になった。

  • ペルシアン
確実に急所に当たるタイプ一致切り裂くと、高い素早さにより一躍脚光を浴びた。
対策していない場合、多くのポケモンは二撃で沈むが、覚える技の都合上ゴーストで止まってしまう。
99カップはペルシアン対策のみのカウンター所持者が多かったために身代わりとの二択ゲーになったりもした。

  • ミュウツー【禁止級】
説明不要の初代最強ポケモン。種族値の高さ、エスパー自体の強さ、サイコキネシス一本で大半のポケモンを倒せる。
10万ボルト・吹雪とサブウエポンも完備し、ド忘れで火力を上積み可能。
弱点となる虫タイプはダブルニードルぐらいしか技がないという始末。
当然、自己再生も使えるという鬼神の様な強さで、ジムリーダーの城やウルトラカップにおいては反則ものの実力。
当時はシステム上特防もルギア、ホウオウと同等だったため、実質的な総合種族値は744でアルセウス以上。

  • ヤドラン
当時は瞑想の倍の効果を持っていたド忘れにより台頭。電磁波・地震もあり、うかつに電気を出すと返り討ちにされた。
ただし鈍足なので当時の仕様から10万ボルト急所であっさり逝くケースも珍しくはなかった。

  • ユンゲラー
フーディンに近いポジション。進化途上とはいえ高水準の特殊と素早さ、そして弱点の無いエスパーであるのが利点。
99カップの禁止ポケモンはエスパーが多く、相対的にサイコキネシスの使い勝手も上昇。交代読みの自己再生や電磁波なども健在。
ただし低すぎる物理耐久が痛い。特に素早さで負けているペルシアンは天敵だった。

  • ライチュウ
ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその2。
エレブーより遅いが、他の電気ポケが扱えない波乗りを覚えられたため、交代読みで地面系を返り討ちに出来ることも。
ただし覚えるには「ピカチュウの時に初代ポケモンスタジアムを経由」と、やや面倒な手順が必要。

  • リザードン
初代の炎御三家。初代の炎タイプ自体は不遇だったが、99カップではヤドラン対策に出てくるウツボットに有利な為、活躍の機会が有った。
同属性のファイヤーに比べメインウエポンの決定力は劣るが地震などのサブウエポンが優秀。
素早さの高いポケモンが軒並み禁止になった中、素早さ100からの地割れもかなり強烈。
このナリだがピカチュウ版まで飛行技を覚えられなかったりする。

削除済みポケモン一覧

小見出し

大見出し


意見処

  • test - 名無しさん 2014-01-28 00:54:31
  • ズッコケ三人組 - 名無しさん (2021-09-06 22:04:52)
  • マルモのおきて - 名無しさん (2022-04-27 12:24:09)
  • バルーンファイト - 名無しさん (2023-04-02 12:07:08)
  • はれときどきぶた - 名無しさん (2023-08-20 22:31:45)
  • 舞-HiME - 名無しさん (2023-10-25 21:55:24)
  • とりあえず97では55ケンタロスを入れれば後はお好みで…だね -   (2024-01-22 07:30:20)
  • ミュータント・タートルズ - 名無しさん (2024-03-19 20:29:05)
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最終更新:2024年03月09日 23:45