用語集(ま~わ行)




マイオナ

俗にマイナーと呼ばれる類のポケモンを使い、
「あえてマイナーなポケモンを選ぶ俺マジカッコイイ」といったような悦に入る人間や、前述の行為や思想そのものの事。
『悦に入る』というところから「マイナーオナニー」とされ、それの略称として広くこの言葉が使われている。
一説には「マイルールオナニスト」ともされており、
こちらの意味でも種族値制限や複数どころかラス1催眠禁止などのローカルルールを押し付け、
相手の戦術に難癖を頻繁に付ける行動が目立つという事からこちらの略称も正しいと言える。
同じ意味で「マイナー厨」ともよく呼ばれる。
以上の略称や理由から、決してマイナーポケモンの事を指す言葉では無い事に注意。よって「マイオナ厨」というのは誤表記とされる。

第四世代においてこの手の人物が多くなり、その影響が故にマイナー使い=マイオナという認識が広まってしまっていた。
数々の迷惑行動にうんざりした人は少なくなく、第五世代ではその逆風を受け、マイナー使いの数が極端に減ってしまった。
このことからこの言葉も頻繁に使われるようになっている。

メジャーポケや、それらで固めた「ガチパ」叩きをしたり、「○○(強いポケモン)を使う奴はカス」という思考や発言をするのが特徴。
「厨ポケを使うな」「複数催眠はやめろ、というか催眠自体使うな」といった俺ルールの押し付けを当たり前のように行う。
上級者ぶったりもしているが、
実際には使用しているマイナーポケモンを全く使いこなせていないばかりか、知識自体も乏しく勝てもしないことも。

マイオナ側が勝負に負ければ「マイナーだし元々こっちが勝てるわけないだろw 何本気になってるの?w」となり、
逆に勝てば「ガチパのくせにマイナーに負けてざまぁwww」などと罵るなどたちが悪い。

「○○が好きで使ってます」といいつつ、次世代で強化されると喜ぶどころか「強くなったから嫌いになった」と見向きもしなくなることも。
4世代→5世代で大きく強化されてガチポケと化したヤミラミ、カイリュー、パルシェン、ポリゴン2、バシャーモ等は
マイオナの被害者と言えるだろう。世代の移り代わりと同時に
「マイオナはそのポケモンがマイナーだから好きなのでは無く、『マイナーなポケモンを好きな自分』が好き」というのが決定的になった。

また、カリンの名言を盲信している事も多いのだが、これまた意味を「弱いポケモンを使う人こそ強いトレーナー」と勘違いしている。
例を上げれば
  • 「強くても弱くても何を使おうがその人の勝手」のはずなのに強いポケモンや強い戦術を使う人を非難する。
  • 「好きなポケモンで頑張るべき」のはずなのに「強いポケモンが好き」という人は一切認めない。
…という感じ。名言が台無しである。

よく勘違いされるが、上記にあるように「マイナー使い」とは似て非なるものである。
無論「このポケモンが好きだから」でなく「マイナーだから好き」という
マイオナとの共通項を持っているマイナー使いも少なからずいるのは事実であるが、
負けをポケモンのせいにしない、ガチパ叩きをしない、
マイナーポケモンの特徴を理解して活躍できるように動かそうとするなど精神面に違いがみられる。
よって、仮にwi-fi対戦においてパーティをマイナーポケモン5,6匹で固めているような場合でも即マイオナとは限らない。
ましてや1,2匹混ざっている程度でマイオナ認定するのは早計どころか
「マイオナって言いたいだけなんじゃないか」と判断されても仕方のない行為である。
事実、XYの高レート帯では遊びやネタでは無く真面目な採用理由(メジャー所に極端に刺さる等)から
あまり使われないポケモンを数匹入れているプレイヤーも多数いる。

まさこ

ルージュラのこと。初代ポケモン赤・緑でNPCと交換した時に手に入る彼女のニックネームが「まさこ」だったことから。
(ちなみにリメイク版に該当するFR・LGでのニックネームは「コリンダ」)
当時は野生では出現せず(青を除く)NPCとの交換でしか手に入らなかった為、
ルージュラと言えば「まさこ」といったイメージが広まったと思われる。

増田ァ!(ますだぁ)

増田「ネタポケ?ここで型の考察いっぱいされてるし救済しなくてもいいよね☆」
不遇ポケモン達「増田ァ!」

ポケモン公式が、主に対戦バランスやシステム面でやらかした時にユーザーから発せられる悲痛な叫び。
「増田」とはゲームフリークの増田順一氏のこと。
同氏はルビー・サファイアからゲームディレクターを務めており(現在は株式会社ポケモンでチーフ・クリエイティブ・フェローに就任)、
また田尻智氏や石原恒和氏などがあまり表立って登場しない代わりに広報役のように活動している事から、
何かゲームにおいて不満があると上記のように増田氏が言ったかのようにして、不満の捌け口にするユーザーが続出したのだった。
ゲームバランスについてはバトルディレクターの管轄なので増田氏に文句を垂れるのはお門違いなのだが、
その辺は矢面に立つ人間の辛い所であろう。
当然いいニュアンスの言葉ではないが、中には明らかに増田氏に関係ない言いがかりを交えて笑いネタにするユーザーや、
新作が発売されたり良調整が施された際に「増田ァ!ありがとなぁ!」と感謝の言葉として使うユーザーもいたりと、
現在は悪い意味を通り越してプレイヤー間に広く知られ用いられている言葉に昇華(?)している。
それでも個人をあげつらってネタにする行為には変わりないので、TPOを弁えて発するようにしたい所。

元ネタは漫画「咲-Saki-」に登場する台詞「池田ァ!」と言われているが、初出がはっきりせず真偽は定かではない。
ちなみに当の増田氏は「増田ァ!」とネット上で呼ばれている事は把握済みであり、(この動画を参照)
「増田ァ!」呼ばわりされる事は「どちらでも」と大人の対応で流している。

マッパ

「マッ」ハ「パ」ンチのこと。間違っても全裸の意ではない。

マリオ

ダイノーズのこと。頭の帽子っぽい物や大きい鼻、髭等が酷似している為。別名「鼻毛」とも言われる。
また、HGSSの女主人公が某配管工に似ていることからそう呼ばれている。

ミクループ

PDWを活用できたBW2での金策ループのこと。
大会参加特典としてプレゼントされたミクルの実。効果自体はイマイチだが、特定の人に売ることで1個3万円という暴利を得る。
ミクルの実は6日で結実し、最高で5個生る(植えた分を考えると+4)から、
10段のうねが備わっていれば3×10×4=120個/6日のペースで増やせる。
1日にソフトに送ることのできる木の実は1種類につき20個までなので、完璧に帳尻が合う。
つまり、一度植える分を確保したならば半永久的に1日に60万円を稼ぐことができる計算に。
お小遣いパワー+お守り小判で摩天楼をどれだけ速くこなしても太刀打ちできないダントツの効率を誇る。おまけに事故もなく安全。

唯一の欠点といえば、10段のうねに至るまでが中々大変であるということ。
もっとも、夢ポイント10000点の時点で6段のうね。よほど散財しない限り、1日に36万円も手に入れば、はっきり言って事足りる。

緑の悪魔

エルフーンのこと。5世代初期、宿木身代わりで相手を嵌める戦術が大流行し、良くも悪くも有名になった。
どこまでも追ってくる某キノコとは関係ない。キノガッサを指すこともある。

無道(むどう)

エアームドのこと。名前を捩ったものと思われる。

命中安定技(めいちゅうあんていわざ)

命中率が100%により近い技のこと。
単に命中100%や必中の技を指すことと、比較して命中が高いことを指すことの二種類ある。ここでは後者の例を説明する。

ストーンエッジはいわなだれの存在より命中不安定技。
がんせきふうじはいわなだれの存在より命中安定技。うちおとすは命中100%なので命中安定技。この4つを比べると、
ストーンエッジ:命中が80%と外す心配のある数値だが、威力が高く急所率も高いので後述の技とは倒しきれる範囲が広い。
いわなだれ:命中が90%とかなり信頼できる数値。30%の怯みがあるため、最後まで希望が残る。
がんせきふうじ:命中95%で外す心配はほぼない。威力は低いが追加効果が非常に優秀。
        大抵の場合命中安定技としてや岩技としてより、素早さを下げる目的の比重が大きい。
うちおとす:命中100%。威力が50(一致で75)とかなり低い。攻撃手段として使えるものとはいえない。
この特徴から、ストーンエッジは竜舞バンギやスカーフガブリアスのような突破力が欲しい場合、
岩なだれは電磁波バンギラスなどが命中安定の岩技として、
岩石封じは襷ガブリアスのような相手を撃破圏内にいれつつSを下げるために使うことが多い。

また、とどめを刺す際にも命中安定技は使われる。
勝てる試合を意味もなく命中不安定技を使ったがために負けてしまったということを避けるためである。
はりきりアイアントのシザクロ/アイヘ/エッジ/つばめの技構成なら命中安定技はつばめがえし。

多くの特殊技に「威力90(旧95) 命中100%」と「威力110(旧120) 命中70~85%」があり、威力重視にするかか命中安定を取るかは人それぞれ。

耐久型にはこうした命中安定技が採用されることの方が多い。
これはPPの関係と、攻撃は挑発対策や追加効果狙いで、それよりスリップダメージに重きを置いている場合が多いことが理由として挙げられる。
具体的にはHBスイクンの水技はねっとう>>>ハイドロポンプである。

役割破壊にも命中安定技を採用するケースも多い。
基本的に確定数を少なくするには威力が高い技を使えばいい。だが、命中が100%でない技は使うたびに外すリスクを負うことになる。
そこで命中100%の技を使うこと前提でパーティを組み、足りない威力は持ち物、天候、ステロ、行動回数、技範囲、受け回しなどの戦術で補う。
これにより試合終盤に10~15%の負け筋に怯えながら技選択をすることがなくなるのである。
『役割破壊は大文字』がメジャーだった時代から近年『役割破壊に火炎放射』も増えてきている理由がこれである。
また技のPPが増え、「大文字のPPが枯れてどうしようもない」といったシーンが減るという副次的メリットもある。
この考え方ならキングドラには波乗り>>>ドロポンである。

欠点はこちらの攻撃が耐えられることが多くなる点。
相手はこちらの事情も知らずにどんどん高火力低命中技を使ってきて、しかも全然外れずにそのまま押し切られることや、
相手の回復ペースの方が上でさっぱりダメージを稼げない、壁張りパに苦戦を強いられる……などの問題も挙げられる。

余談だが役割論理は必然力により命中70%程度なら(理論上は)命中安定技である。
命中100%の命中安定技だとダメージレースに負けてしまうので命中安定思考の人は考慮すべし。

モエルーワ(もえるーわ)

BWの伝説のポケモン、レシラムのこと。ストーリー上で吹き出しに出てくる、ネタのような鳴き声「モエルーワ!!」から。
なお開発スタッフ曰く、プレイヤーの印象に残るように、わざとこのような鳴き声にしたとのこと。
ゼクロムも同様の理由で「バリバリダー」などと呼ばれる。

役割理論(やくわりりろん)

第2世代(金銀クリスタル)時代に作られた、役割を持てるポケモン6体でパーティ相性を補完し合い
タイプ・種族値的相性を重視した交代戦によって相手にパーティを崩されないようにするという当時の基本戦術。
現在使われてる用語「受け」の起源。
第4世代に追加された技・持ち物による火力の増加、範囲の拡大によって
ボーマンダを筆頭に安定して受け切る事が出来ないポケモンが登場した事により実質的に崩壊したとされ、
第4世代に適応すべく新たに作られた攻めの役割理論も定義が曖昧であった。

第五世代に入り、ゴツゴツメットやしんかのきせきなどの新アイテム、
ナットレイ、ブルンゲルなどの耐久向き新勢力により再びある程度受けが成り立つ環境に戻り始めたが、
残念ながら「役割理論」がかつての隆盛を盛り返すことはなかった。
しかし、『相手の攻撃を回復しながら無限回受ける』という思想は、より防御面に重きを置いた形でいわゆる「受けループ」に受け継がれている。
と、言うより受けループの戦術的着眼点は役割理論と非常に近く、
ある意味では「役割理論を知らない世代が収斂進化的に生み出したため名前が変わってしまった」と見ることもできるだろう。

役割論理(やくわりろんり)

交換合戦を重視、というか交換合戦に徹底的に特化させた戦術のこと。
「交換戦においてダメージレースで優位に立ち、相手のサイクルを先に崩壊させる」ことを主眼に置いている。

元々は第4世代の火力インフレの中で受けそのものが成り立ちにくくなり、「攻めの役割理論」など迷走を始めているにもかかわらず、
相変わらず役割理論が至上であり、勝利の最低条件であるかの様な態度に対する皮肉として、
その言い分や他プレイヤーに対する態度を極端な形で再現したものだと言われている。
一応は論理と称するが、必然力なるもので低命中技が当たる(外すことはタブー)であったり
相性の悪いポケモンとのマッチングがないもの前提であったりと、極めて主観的、教義的な色合いが強い。
なお、役割論理に則って戦術を組み立てるプレイヤーを一般に「論者」と呼び、独特の話し方をする(下記参照)。
話し方のみを真似するものはムックと呼ばれ、論者とは別物という扱いである。

一言で言えば「努力値振り、持ち物、技構成における制限プレイのジャンルの一種」
「大火力でひたすら相手に負担をかける、小細工に頼らない漢らしい戦い方」であるためにそれなりに人気がある。
欠点はその「小細工」が使えないところ。素早さや補助技を主眼にした戦い方ができなければ当然有利不利は極端に発生するため
上級者ともなると役割論理とバレるだけで著しく不利になる。
勝ちを狙うならば高度な予測を求められる場面も多く、自然と相手の型や行動読みの勉強になる戦法とも言える。

「半芝はありえないwww」
「役割論理とは本家wikiの役割理論とは似て非なる完全無欠の戦術ですぞwww」
「役割をもてないポケモンは全てゴミですなwww」
「迷える仔羊は導く以外ありえないwwww」
といった口調であり、妄信的な言動や誹謗中傷が目に付くのが特徴。
掲示板や動画サイトのコメント欄等にも出没し、「布教」と称する自分たちの主張のゴリ押しに力を入れている。
こちらも空気の読めない布教をするものはムックである。

他人の戦法を全否定して馬鹿にする口調(例:「S振りなんてゴミですぞwwww」)は、
役割論理を扱うページでは必ずと言っていいほど見かけるが、これらの文章は必ずしも書き手の本心とは限らない。
時にはヤーティ、時には普通のパーティを使う人間でも、論者モードになるとしばしばこういった文章を書きがちである。
一般のポケモンを扱うページにこういった文章を書き込むことは当然マナー違反であり論者失格である。
しかし役割論理をメインに扱うwikiや動画では、これらの文章も当然とスルーする柔軟性が必要とされ、
それに対する批判やマジレスはかえってKY扱いされることが多い。
と、言うのも役割論理における『ゴミ』とはあくまで「役割論理の原則に従った場合の評価」であり、
論者の立場としては、彼らの言う異教徒パで運用した際の評価とは無関係であるというのが原則なのである。
従って、「異教徒パなら優秀ですがなwww 役割論理としてはどうロジックしてもゴミですぞwww」といった発言もよく見られる
また、実はこれも『役割理論を極端にしたら』というネタの一部であったりする。
実際程度の差こそあれ「よくわからないんだが○○で誰に役割持てるんだ?外した方が良い」「役割理論知らないとかお前勝つ気無いだろ」
などと役割理論以外の戦術を頭から否定するような言動は第四世代以前のPT構成相談掲示板で嫌というほど見るものであった。

ネタにされがちだが特化している分交換戦には滅法強く、終盤にやってくる撃ち合いさえ凌げれば有効な戦術でもある。
また「サイクル回しの練習に最適」との意見もあり、論者ではなくても嗜んでいるトレーナーは存外多い。
前述の通り上級者相手には簡単に通用しない事から、普段は論者であっても大会などでは本気で勝ちを狙いに役割論理を用いない者もおり、
その場合は日頃より鍛えている行動読みが遺憾なく発揮される事も多い。
「いざという時に役割論理を捨てられる論者は強い」と時に評される所以である。

要は『役割理論の言い分を極端な形で再現する』という単純なネタなのでその分理解が早く、喋り方などもあまりに特殊過ぎて模倣も容易である。
また、汎用理論のような
「理論または論理の名を冠する特化した戦術を特徴的なキャラのトレーナーが運用する」という特徴を持つ亜流も多く発生している。

更に某擬人化艦隊を運用するブラウザゲームでは主砲などをフル搭載した火力特化の戦術が『論者積み』と呼ばれるようになってしまった。
(実際に重要視されるのはフルアタであることでなく、
高火力かつ範囲を広げること(従って「結果的に」フルアタになってしまう)なので、ややずれた用法ではある)
最近では火力特化だけでなく単に同じ装備を全積みすることを示す用語になってきている。
余談だがこのゲームでは「重巡洋艦衣笠」が『ガッサ』と呼ばれるなど、層が被っているのかポケモンを使ったネタがぽつぽつみられる。
なお誤解されがちだが高火力高耐久は役割論理の主軸ではなく、サイクル戦において有利に立つために重視されるもの。
このため属性相性や交代戦が存在しないゲームでは本来役割論理は成立し得ず、他ゲームに役割論理を当てはめる事を嫌う論者もいる。

以上の事からポケモンのネタとしても、ネット上のネタとしても決して無視できない存在になってきている。
ただ、その分「排他的な言動」という点が目に付き、かなり激しく嫌うトレーナーも増加傾向にある。
そのためネタの使いどころには気を付けたいところ。

そして時代は流れた第8世代である現代での状況はというと、正直芳しくないのが現状である。
第6世代ごろからメガガルーラファイアローミミッキュ等、
H振り程度では受けきれない高火力を押し付けてくるがタイプや耐久的にヤケモンとして取り込むことが困難なポケモンが増えてきた上に、
Zワザやダイマックス等同じく半端な耐久をひっくり返す手段が増加したことが主な要因である。
特にミミッキュに関しては「ばけのかわ」で強引に受けてくるため天敵に近く、
第7世代においては一時期『対処不能』とされていたり、ヤケクソ気味にナマコブシを対策として挙げていたことすらある。
これに対し、論者側も日々研究を続けている一方で、
中には『役割理論への皮肉という成り立ちを考えれば環境に適応できずに消えることでネタとして完結するのではないか』とする意見もある。

詳しくはこちらのwikiを見るとよい。

ヤーティ

役割論理をもとに組んだパーティのこと。
この論理に基づいて育成したポケモンは頭文字をヤに変えて呼ばれることがある。ヤケモン・ヤティオス・ヤーマンダなど。

ただし、ヤーティ神といった場合は論者達の信仰する唯一神を指す。
ここでの「唯一神」は間違ってもエンテイのことでは無く正しい意味合いの唯一神であることに注意したい。
XYで登場したイベルタルが「Y(ヤーティ)」の化身としてまつられている。

唯一王(ゆいいつおう)

ブースターのこと。
後述のエンテイと同様、高い攻撃を持つにもかかわらず一致物理最高威力技が炎の牙であることから、唯一神に因んで呼ばれた。
技不足と種族値バランスの悪さなど、その対戦面での不遇振りを哀れみを込めて表しているものといえる。
しかし単なる蔑称かと言われるとそういった風潮はあまりなく、容姿もそれなりであるため一定以上のファンも持つポケモンであり、
現在はどちらかというと親しみを込めたニックネーム的な称号として定着している風がある。

エンテイと違い一致物理技の威力の事情は第5世代でも解決していなかったが、第6世代で突然フレアドライブを習得。
低HPと鈍足からエンテイほど使いこなせていないが、それでも火力はかなりのものを出せるようになった。
ちなみにエンテイもブースターも仲間(3犬・ブイズ)の間で唯一レベル技に新規追加技があったという共通点がある。

唯一神(ゆいいつしん)

エンテイのこと。
高い攻撃力を持つくせに物理技のレパートリーが狭く、伝説なのにネタ的ポジションにあるにもかかわらず、
ポケモンコロシアムにおいて味方ポケモンの地震の巻き添えを食らう事で
ネタ的な地位を不動のものとしたことでこう呼ばれるようになった。恐らく由来は実在の某人物。

このネタの全盛期は第3世代~第4世代。
しかし第4世代終盤で配布限定・色違い固定だがフレアドライブと神速を獲得し、
さらに通常個体でも毒まも等の戦法が流行し普通に厄介な準伝クラスの戦力も発揮するようになったため、ややネタ扱いされる機会が減った。
第6世代ではどういうわけかレベル技で聖なる炎を習得してしまい、弱さをネタにされていた時代は遠いものとなった。

悠長(ゆうちょう)

辞書的な意味では「動作や態度などが落ち着いていて気の長いこと」
ポケモンにおいては相手が「自分から見て悪手と感じるタイミングで」積み技を使用した際に使われるのが一般的。
「きあいパンチを見せてるローブシンの目の前で剣の舞をしだしたハッサム」
「ヌオー(特性:てんねん)の前でちいさくなるを繰り返すシャンデラ」

しかしながら実際に悪手かとなると案外そうではないことも多かったりはする。
例えば相手から見れば意味のない積みであっても、こちらから見れば今積んでおかないと相手の後続によって確実に落とされるため、
今の体面でリスクが高く不要な積みであってもあとのことを考えれば積まないと詰む場合などがある。
もっとも上記の例は明らかに悪手であるが…

夢特性/夢〜(ゆめとくせい/ゆめ〜)

隠れ特性、または隠れ特性を持ったポケモンのこと。
もちろん公式では用いられない。

由来は、隠れ特性の初出がBWの「ポケモンドリームワールド」であったことから。
ただBW2では多くの隠れ特性のポケモンがその他の方法で入手出来るようになった他、
XY以降の作品ではポケモンドリームワールドを利用出来なくなったため、徐々にこの表記は見られなくなっている。

ヨノワールさん

「ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊 闇の探検隊」に登場する探検家ヨノワールの事。
冷静でかつ知識がある悪役キャラ。同じゲームに出てくるジュプトルには負けるがファンは多い。

ポケモン以外でも広く用いられる用語。ポケモン界では「嫁に出来るくらい好きなポケモン」を指す。
この言い方をした場合にはサーナイトや、ユキメノコ、ミロカロスのような美人系のポケモンや、
ブースター、パチリスなどの可愛い系のポケモンを指すことが多い。
また、自分の好きなキャラクターを見た目や型で再現し、「嫁」と呼称することもある。
当然メス粘りをされることも多く、これらのポケモンで構成されたPTを「嫁パ」とも言う。

稀に「強いから気に入っているポケモン」も「嫁」と呼称されることがある。
キャラ再現もあるので、必ずしも「嫁=可愛いポケモン、綺麗なポケモン」とは限らない。
ただし「強いから好き」な場合は「相棒」と呼ばれることも多かったりする。

要するに「好きで使ってるポケモン」なのだが、中にはこんな考えの人物も…↓
+ ...
2013年8月27日、とある人物がTwitterで以下のような発言をした
「嫁ポケ使って楽しめればそれで良いと考えてる人は今すぐ引退をお勧めします」
これは本人がポケモンを強くなるために自らが提唱する持論であり、
簡単に言えば「好きなポケモンを使うだけでいいや」では“絶対”強くなれないと断言したもの。

この発言に対してフォロワーの1人が反論、「楽しんで上を目指すという選択肢がないのか」
とある人物「そんな甘い考えで上になんて行けない、俺が負けたら謝罪&発言訂正&ポケモン引退する」
これにより自称ガチ勢の発言者と嫁ポケ使いのフォロワーによるポケモン引退をかけた戦いの火蓋が切られた

結果は嫁ポケ使いのフォロワーの二連勝(一戦目終了時に発言者が負け惜しみの再戦を申し込んだため)。
これにより発言者は負けを認めるとともに前言を撤回、ポケモンについても「XY(ポケモンX・Y)出るまで引退します」と宣言
それは引退じゃなくて休止って言うのでは…?

この騒動は瞬く間に拡散され彼のTwitterは大炎上、発言者「無意味な拡散やめろや、勝負は時の運」
なお、彼はその後も普通にポケモンをやっている模様。育てているポケモンもバッフロンだったりとガチ勢どころか厨ポケ使いですらなかった。
そもそも引退以前に休止すらしてないという実に無様な姿を晒している。

発言者の内容の通り「~でいいや」と停滞すること自体は自身の成長を止めることに繋がるのは間違いはない。
ただ余計な内容を混ぜたり、言っている本人が弱ければ説得力など皆無なのも間違いない事である。

余談だが、この発言者が後に某少年誌で連載中の漫画の作者であることが発覚。作品のページにて編集部から呼び出しを喰らうハメとなった。

弱いワケがないのだ!

ジャラランガの強さを示す台詞。
月刊コロコロコミック2017年1月号で「強そうNo.1」「修行を極めし強者。弱いワケがないのだ!」と紹介された記事が元ネタ。

だが、初登場を果たした「サン・ムーン」でのジャラランガはというと
・600族だが防御以外に突出したステータスがなく、肝心の素早さが85と控えめ
・当時最盛を誇っていたフェアリータイプを4倍弱点に抱える
・そもそも防御が高い割にHP種族値が75しかなく、4倍弱点でなくとも数値ほど耐えない
・タイプ一致のドラゴン技はともかく、格闘技がスカイアッパー止まりでせっかくの火力が発揮しきれない。一応はらだいこはあるが…
・格闘タイプなら欲しくなる三色パンチやストーンエッジなどのサブウエポンが無い
・物理寄りステータスなのに専用技は特殊技、しかも自慢の耐久を削ぐデメリット付き
・バトルツリーにからをやぶるを覚えた個体が登場するものの、ミスだったのか修正され幻と化す
…と散々な有様であり、600族最弱という不名誉な称号まで飛び出す始末であった。これでは強いワケがないのだ!
そんな中、上記の精一杯のフォローにもなってるか疑問な一文が世に出されたのだから煽り文のようにしか捉えられず、
ジャラランガの強さを表す一文として界隈に定着したのだった。
要は唯一神などと同じ皮肉めいたニュアンスである。

その後はUSUMで専用Z技獲得、インファイトや各種サブウエポンを習得するなどで大幅強化され、ちゃんと弱いワケがなくなった。
Z技が廃止された第8世代以後になっても代わりの専用技ソウルビートを覚えたり、
自身のステータスと相性のいいボディプレスも覚えたり、と一定の強化点は貰えている。
だが今もって環境において強い影響力を誇るフェアリーを克服する手段に乏しいのも事実。
現状は「対策は容易なものの怠れば手痛い一匹」といった、ポテンシャルはあるという意味での「弱いワケがない」一匹として落ち着いている。

乱数

完全に無作為に選ばれる数のこと、またゲーム内でランダムに発生した出来事に対して使われる呼び方。
ゲーム内でランダムに起こるイベントの是非やランダムな数値の決定において使われる。
なお、ポケモン(に限らずほとんどのゲーム)での乱数は正確には擬似乱数と呼び、真の意味での乱数ではない。
が、プレイヤーからしたら気にする必要はない。

ポケモンにおいて擬似乱数が使われているのは主に
1、ダメージ計算の最後(ダメージが100~85%で変動する)
2、技の命中や追加効果、急所などの判定
3、ポケモンを孵化・捕獲した際の個体値や性格
4、一部のイベント(マボロシじまの出現など)
などなど

ただしポケモンの話で乱数と言った場合、ほとんどの場合1か3のこと指す。
1の場合、擬似乱数によって倒せるか倒せないかがランダムで決まる状況のことを言う。
乱数で倒せる・乱数で耐える・などの用法をされる。対義語は「確定」

3の場合、主に"擬似乱数調整"の略という形で使われる。
本来、理想のポケモンを捕まえるにはひたすら捕まえ続けるという作業が必要になるが
擬似乱数を任意のアドレスになるよう「不自然」な行動を取ることによって理想個体のポケモンに出会う、といった目的で使われる。
どのくらい不自然かというと『ペラップのステータスを50回見る』『「あなたの名前は○○さんね!→いいえ」これを100回繰り返す』といった程度。

1,2についても制御する方法がある……らしい。こちらは一般に「戦闘乱数」と呼ばれる。

乱数の賛否
扱いについては、下記「乱数厨」でも触れられている様に賛否両論で非常に荒れやすいので話題にする際は気を付けたいところ。
乱数否定派によくある意見として
  • そもそも乱数は目に見えない数値。ハードチートとソフトチートの違いがあるだけで改造と変わらない行為。
  • 乱数を利用することはゲーフリが意図した仕様ではなく、公式にも自重するよう求められている。
  • 改造とまではいかなくとも意図した仕様ではないのだから、メタモンバグを利用するようなもの。
などなど多くあるのだが、乱数肯定・容認派から見ればただの感情論であり、ほぼ論破されている
上記の3つだけで言えば
  • 種族値や努力値、ダメージ計算など現在育成に必須とされている数値も元々は目に見えない数値。これを改造というのであれば厳選も改造と同じになる。
  • 自重を求められているのは『乱数調整』ではなく『解析そのもの』なのでそれならば厳選も同じく否定される。そもそも自重を求めているというソースが本物かどうか証明できない。
  • 「改造」は『ルール違反』、「いのちのたま+ちからずく」は『仕様』、「フリーフォール」は『意図していなかったバグ』なので『その技は使用できません』とルールになっているが、乱数調整に関してはその対応がされていないので当てはまらない。(ただしこれに対しては「乱数はデータ上区別しようがない。そのため『対応されていない』のではなく『技術上できない』だけ」という反論がなくはない)
…という風に返す事が出来る。「厳選でやってるお前もやってる事は目の敵にしてる乱数と同じなんですよ」という趣旨のものが多い。

また、「厳選をゲームとして楽しみたい」という言い分に対しても、「他人にその考えを押しつけるな」とよくあるような内容で返せてしまう。
この受け答えから分かるように、総じて根本的な所から考え方が違う(特に厳選をゲームと思うか否か)ので、今後も双方が相容れることはないと思われる。争いを見かけても、手を出さない方が無難。

これに関しては第五世代のテーマのひとつでもある「異なる意見や立場の尊重」をしていくのが理想である。
乱数派VS厳選派の構図にしても、厳選派がポリシーから乱数に手を出していない人が多くいるのにもかかわらず、
論争になった際に乱数容認、肯定派が否定派に対して「マジ情弱w悔しかったら自分もやればいいのにw」
と言うような発言をすることが多いのも問題を根深くしている一因となっている。
確かに実際問題として乱数調整のやり方や実情を理解できていない厳選派もかなりいるとは言え、
忌避するあまり情報すら入手しないでいるのにこうした扱いをされれば気分を害するのも致し方がないだろう。
また、上記にもあるように否定派の意見は「感情論」、容認・肯定派の意見は「正論」であることが多く、
一部のコミュニティではともかく冷静な議論の中では否定派が劣勢になりがちでもある。
(というか「議論」である以上感情論VS正論では優勢になり得ない)
そして有利であるがゆえに勢いに任せて否定派を不要に煽り立ててしまう容認、肯定派も残念ながら少なくない。
否定派が感情論に走りがちなのも含めて議論がただの罵詈雑言の応酬と化すのもよく見る光景である。
そのため否定派が容認・肯定派に対して必要以上に敵愾心を増幅させ、歩み寄りを難しくしている者が多いのも現実である。
なので、そういう意見の人がいることを踏まえて対戦する前には一言添えて確認をする等の配慮をするのも大切なことである。
一方、厳選派も「乱数で生まれるのはあくまでも正常な個体であり、改造と異なり決定的な格差は生じない」ことを理解することも大切である。
(実際上記のように「乱数産は区別しようにもできない(=正常な個体である)」ことは
皮肉にも厳選派の反論の柱にもなっており、当然周知の事実である。)
そもそも厳選でも割と出る「すばら4V」と6V等理想個体とではよほど細かい調整でもしない限り戦闘力に大した差はない。
速効型ATはBDやAかC、重ATはSとAかC、耐久型はAC等、
主要な型では結局どれか2個は無視(もしくは妥協ラインを大幅に下げることが)でき、4Vでも十分であることを考えればなおさらである。
要は乱数否定派も容認・肯定派ももっと相手のことを理解しよう、と言うことに尽きる。

XYより3DSがメインとなったが、ダウンロード販売などのシステムのためかそのプロテクトは銀行や軍事機密並みとも言われている。
そのためかシステムの解析が非常に難しくなり、当初は「乱数調整は不可能」と言われていた。
一方で厳選環境も大幅に変化し、第五世代の仕様に加えて赤い糸により両親の能力を大幅に引き継ぐことが可能になった。
肝心の親についても確定V個体や夢特性の入手機会が増え、こちらも初期の親からある程度優秀な個体を用立てやすくなった。
めざパの威力も60で固定になり、単純にタイプのみの厳選となったことで理想個体の範囲が大幅に広がった。
『卵未発見グループ』も3V以上確定になり、赤い糸での孵化厳選ができない準伝・禁止伝説・幻のポケモンも厳選が大幅に易化。
さらに、ボール遺伝によりいわゆる「オシャボ」とガチの両立が厳選にも容易となり、一説には色違いの出現確率も上昇したと言われている。
加えて、全てではないが大会やレートで6世代産のみ出場可というレギュレーションが設定されている。
いわば「乱数はこれ以上許さないが厳選結果を乱数結果に近づける」方向での調整が行われる運びとなった。
乱数調整は厳選派がイメージするようなすぐに理想個体をポンと用意できる魔法の手段ではなく、
特に世代交代際など初期の解析などで多大な手間がかかるという事情もあり、
「これならわざわざ無理をして乱数解析をするより厳選した方が早い」ということで6世代からは厳選に戻るプレイヤーが増加した。
また、厳選派(特に乱数否定派)についても待望であった乱数対策と受け取れる対応がとられたことで溜飲が下がった。
そのため大多数のプレイヤーについては乱数否定派VS乱数容認・肯定派という図式そのものが意味をなさなくなり、
表立った争いは早くも影を潜めてしまったようである。

SMではレベル100で使用できる銀(金)のおうかんで個体値修正が可能なので、レベル上げの手間があるものの理想個体の入手はしやすくなった。
但し、実数値がVと同じになるだけで、めざパのタイプは変化しないので注意。
もっとも、めざパのタイプが変化しないということは
「性格、特性、めざパさえ粘れば後は王冠突っ込めばいい」という選択肢が生まれるということでもあり、どちらかと言えば好意的に受け止められているが。

では対立構造が全て解消したのかと言えば残念ながらそういうわけにもいかず、
乱数容認・肯定派を中心に「これらはたまたまそう見えるだけで別に意図した乱数対策ではない」という声も根強く、
厳選派にも乱数対策が取られたとみて「まだまだ足りない、将来的にも出ないよう徹底的にやるべき」と息を巻く者もいる。
(もちろん良くも悪くも第6世代での仕様変更が乱数対策であるか否かについて公式的なアナウンスはない)
そして互いにそういった態度に反発する向きがあるのもまた事実である。
これについては、乱数派は初期に改造紛いの扱いを受けていたことが、厳選派は第5世代の乱数派の隆盛が、
何よりそういった流れの中で歩み寄れずに罵詈雑言をお互いぶつけ合ってきた歴史があり、
互いに恨みを募らせ過ぎたプレイヤーが一定数いることが原因と思われる。
乱数に関する話題となれば今でもケンカに近い議論に発展することも多く、やはりまだまだ根が深くあまり触れるべきでない問題のようである。

なお、XYでTimer0が1000個以上になったと言われていたが、噂の登場時期からしてまずガセである。
後に第6世代・第7世代においても一部で乱数が解析されている。
しかし前述したように、固定シンボルの厳選や、色違いかつめざパ理想個体などでなければ、圧倒的に普通に厳選する方が楽ではある。

乱数厨(らんすうちゅう)

①厳選厨による乱数派全体への蔑称
②乱数派のうち一部のマナーの悪い層への蔑称
この2つの意味があるため、自分が乱数派だからといって貶されているとは限らない。
②の場合は乱数派が乱数派に対して使う場合もある。
②の場合は厳選厨の場合とは異なり無知・無自覚な厨行動が発生しにくいためほとんどが誹謗中傷である。
乱数をしつこく人に勧めたり、厳選勢を「時間の無駄」などと馬鹿にするプレイヤーが、両者から厨として嫌われている。

5世代にて、一部の方法を除いた乱数調整そのものが非常に楽になったことから使用者も増え、自虐に近い意味でも使われるようになった。

乱数調整自体は「改造」とは違うので、知らずに「改造」などと非難ばかりしていると、
逆に相手から「厳選厨」などと馬鹿にされてしまう事もあるので注意。

リニア

カントー(ヤマブキ)とジョウト(コガネ)を結ぶ異次元交通機関のこと。
現実世界では推進力のみリニアモーター利用の鉄輪式リニアなどはかなり前から地下鉄などで活用されているが、
時速500キロ超を実現できる磁気浮上式リニアはまだ試運転段階で2050年あたりに東京ー大阪間が完全開通するらしい。
よく3年で路線を引けたものである。途中駅はないけど。

ポケモン世界のリニアは超高速で、乗車時間わずか5秒。プレイ時間だけでなく時計表示も証拠となるので間違いない。
これは、秒速100キロ、マッハ300という途轍もない速度である。
加速についても、運転開始からコンマ秒の間にマッハ300、が必要で、ギャロップも真っ青の加速度だったりする。
そのため、画面暗転の間にワープホールを潜っているのだとか、
車掌のフーディンがテレポートを車体全体に使ったのだとか色々な憶測が流れている。

サブウェイのないニッポンでは、電車といえばリニアを指すのだろう。つまりはハリテヤマすげえ、ということである。

レート至上主義者(しじょうしゅぎしゃ)

第五世代に実装されたレーティング制度の実装により、気軽にガチパで腕試しをすることができるようになったことから多くなった枠のプレイヤー。
ガチオナやレートオナなどと呼ぶような人間もいることから、
第五世代以降にマイナー使いが迫害されるようになっていることが少なからず関係していると思われる。
ポケモンの強さ=レート数と妄信している人たちである(これ自体は別に間違いではないのだが、それだけでは決まらないというほうが正しい)。

レートとはまったく関係ない話題なのに「○○使ってて楽しい」に対して
「○○は●●の攻撃を耐えられるの?」といった明らかに無理なダメージ指数を出して周囲の空気をブチ壊したりする事も。
またこの手の人は散々レートを語っておきながら自身のレートはうpしない。
(本当に強い人はそもそも相手にしない。他人のレートもあげる輩も)
もし見かけても適当にあしらっておくのが無難である。

なお、大半のレーティング参加者は割り切り良識を持ってプレイしているので、レートの話題を上げたからといってむやみに噛み付かないように。
特にXYではフリーが伝説参加可能となった事で、これを嫌っていわゆる趣味パでもレートに潜るトレーナーが増加。
レートの敷居も下がり気味のため充分注意したいところ。

劣化(れっか)

辞書的な意味とは異なり、あるポケモンの戦法やそのポケモン自体が他のポケモンを使った際の下位互換に当たってしまうことを指す。
特にポケモンそのものが劣化である場合は『完全劣化』と言われることも。
また、種族値などに多少勝っている部分があっても、実際運用した際に比較対象以上の利点がない場合も劣化と言われる。

○○で××ってどうだろう?
↑△△でやれwww
の流れで有名。

有名どころとしては第4世代での『竜舞逆鱗カイリューはマンダの劣化』などが挙げられる。
そして技や特性、調整等により比較先ではできない戦法を採ることを差別化という。
(ただしガチ環境で通じないような行動は『差別化』とは言わないので注意が必要)

ガチで勝利を求めるのなら劣化となるポケモンの使用は絶対に避けるべきだが、
ポケモンによっては無理に差別化を図るよりいわゆる『劣化構成』で運用する方が強いこともある。
(猿の劣化である『襷フルアタバオッキー』や、ムクホークの劣化である『物理型ピジョット』など。)
また、『種族値はほぼ完全劣化』『○○型に関しては劣化』という評判が独り歩きしたり、
タイプが同じで片方の使用率が極端に高い場合に『○○は××の完全劣化』というレッテルが張られてしまうこともある。
(例として『ランターンは水ロトムの劣化』等。実際にはタイプが同じだけで役割が違うため比較すること自体に意味がない)

ガチ戦を想定しない人はPT内の役割からでなく『ポケモンから』戦術を決めていることもある。
また、テーマパ等ポケモンそのものに縛りがあって『劣化だが使わざるを得ない』様な状況もある。
なので、そのような場合はあまり指摘しない方がよい。

レベル○○調整

フラットルールにおいてレベル50に満たないポケモンを指す。
基本的には育成途中や旅パであることが多いが、道連れなど本当にレベルを調整していることも極稀ながらある。
多くの場合、前者を揶揄する蔑称として用いられる。

……だったのだが、第五、六世代に存在したトリプルバトルではこの『レベル○○調整』が大真面目に議論されていた。
『元々Lv1○○だったが、レベルが高い方が強いことに気が付いたのでLv○○の○○を採用』『しっくりこなかったのでレベルを下げてみた』など
Lv50であることが当たり前のシングル・ダブル勢からすれば目を疑うような発言が大真面目なガチ考察で当然のように飛び出してくるため、
馴染みのない者から『トリプルは魔窟』と認識される遠因ともなっていた。
なお、トリルも含めたS調整、耐久調整、覚える技、がむしゃらのダメージ稼ぎなどが合わさると結果的にそうなってしまうという事情なので、
多少なりともガチ戦に触れている者なら話を聞けば理解はできるだろう。

ロジカル語法

この話術を身に着けてないとは異教徒ですかなwww
ヤケモン検定受ける以外ありえないwww
…といった話し方のことである。詳しくは役割論理(やくわりろんり)参照。

ロトムでおk

FCロトムに対しての皮肉表現。
タイプ特性と技が優秀すぎ、多くの同タイプ(主にマイナー)の存在意義を喰っているためこう呼ばれる。

電気タイプ→ロトムでおk
水タイプ→ロトムでおk
炎タイプ→ロトムでおk

ロマン砲

はかいこうせん、ハイドロカノン、ハードプラント、ブラストバーン、ときのほうこう、がんせきほうのこと。
ずば抜けた高威力ながら反動があるため、ポリゴンZのはかいこうせん等の一部でしか使われず
現実的にはドロポン2発や大文字2発に劣るためネタ扱いされがちな技、がロマンはある。

XYではフェアリースキン等ノーマルタイプの技に強烈な補正をかけた上でタイプを変える特性が登場。
それに合わせて一部のポケモンでは普通に採用されるようになった。
また、それに合わせてかエレザードなどノーマル特殊型の最後っ屁としての採用も増えている。

ロリーパー

スリーパーのこと。初代の図鑑の説明文に「子供の誘拐する」という記述があることや
アニメで、無意識とはいえスリーパーが子供を行方不明にしてしまった事(※1)、
また、FRLGでの「木の実の森」で、実際に少女を誘拐未遂をしたこと(※2)から。
更に、(正確に言うとロリコンではないものの)ポケモン不思議のダンジョン時・闇・空の探検隊において、
進化前のスリープが幼いルリリ(性別は♂)を誘拐、脅迫するという暴挙(?)に出ている。

※1 不眠症の大人たち(ポケモンクラブの会員達?)がスリーパーに(不眠症改善用にその性質を改良した)催眠術を使用させた際、
その催眠波の副作用により、子供たちが「ポケモンがえり」を引き起こし、
この影響により、次々と行方不明になる事件を引き起こしてしまった。(無印編第27話「スリーパーとポケモンがえり!?」より)
なお、この回でカスミもパウワウ化したのでマニアなファンには必見か?
ついでに述べておくが、この件について Wikipediaの記述(2010年7月2日現在)は誤りばかりである。(´・ω・`)

※2 FLにて、少女を誘拐したスリーパーは♂♀どっちもある。

歴代のポケモン図鑑のスリーパーの説明文(もしかしたら誤記があるかも・・・)
赤・緑,FR
ふりこのようなものを もちあるく。こどもに さいみんじゅつを かけて どこかへ つれさるじけんが あった。
青,LG
あいてと めが あったときに さいみんじゅつなど かずかずの ちょうのうりょくを つかうという。
ピカチュウ
うっかり であったときは めを そらさないと きけん。てに もった ふりこで ねむらされてしまう。
金,HG
とても おなかが すいていると であった にんげんを むりやり ねむらせ ユメを たべてしまう。
銀,SS
どんなときでも もっている ふりこを きまったリズムで ゆらしている。ちかよると なぜか ねむくなる。
クリスタル
てにもった ふりこの ゆれが おおきいほど さいみんじゅつの ききめは ながくなる。
R,S,E
てに もっている ふりこの うごきと かがやきが あいてを ふかい さいみんじょうたいに おとす。
えものを さがしながら ふりこを みがいている。
DP,Pt
ふりこを めのまえで ゆらされると たったいま めざめたばかりの ひとも 3びょうごには ねむってしまう。

わかもと

ニコニコ動画でバトレボ動画投稿者のライデン氏が使用する、
ハガネールのニックネームもとい(主にニコニコでの)ハガネールの愛称。
名前の由来は声優の若本規夫氏で、ライデン氏が野生のハガネールを見て「このゴツイ顔は若本の名前が合いそうだ」という理由で
ダークボールで捕獲し「わかもと」という名が決定した。
別にこれだけならただ個人のネタニックネームで終わっていたのだが、ハガネールの活躍に会わせて若本氏の声を当てるという
斬新な方法で「ニャース以来の喋るポケモン」として動画視聴者の注目を浴び多くの再生数を得る事となった。
元々ニコニコにおいて若本氏はシリアス、ギャク問わずニコニコにおいて大人気の声優であり、また動画内でのハガネールの劇的な活躍と
それに合わせた若本ボイスをうまくチョイス(「サイコクラッシャー」や「ぶるぁぁぁぁぁ!」など)した事により強烈なインパクトを与え、
いいおとこと共にニコ動バトレボ初期時代を築いた。

なお、若本氏はポケモンカードゲームLEGEND構築スタンダードデッキ「ハガネール鋼」「バンギラス悪」のTVCMにおいてナレーションを担当している。
若本氏はゴツイ&悪役キャラやナレーションを担当する事が多く、ネタを狙うほどの知名度ではないので偶然だと思われるのだが、
なんとも奇妙な出来事である。

技のデパート

多種多様な技を覚えるポケモンに与えられる称号。特に複数のタイプのサブウエポンを使いこなせるポケモンがこう呼ばれやすい。
最も有名で、元祖技のデパートと呼ばれるのがニドキングニドクインも同等)で、他にはオクタン等がいる。
また技のデパートまではいかなくても、
初代で登場したノーマルタイプのポケモンは(有用かはともかく)氷や電気タイプの特殊技を覚えることが多く
初代のケンタロスは当時の特殊(当時は特攻・特防が未分化)が70だったこともあり、公式大会で猛威を振るっていた。

ちなみに由来は、大相撲の力士である舞の海が、多種多様な技で大型力士を倒す取り口から「技のデパート」と呼ばれたことによる。

忘れ物勢

アイテムを持っていないポケモンをパーティに入れているトレーナーを指す。
泥棒型、アクロ使いだが消費アイテムを持っていないなどの事情がある場合もあるが、本当に忘れ物か知識不足により持たせていないことが多い。
一般的には本当の忘れ物の事を馬鹿にするもしくは自虐として扱われる。

和田マンダ(わだまんだ)

ポケモンだいすきクラブにおいて、バトル特集でげきりんを覚えたボーマンダが出てきたことが発端。
プラチナ未発売の当時だとボーマンダはげきりんを覚えられなかったため、改造していた事が分かる。
このボーマンダを使ったトレーナーの名前から、和田マンダの名前が付いた。
ユーザーからの指摘によりげきりんからりゅうせいぐんに修正されているが、真相は不明。
ちなみに、プラチナでは教え技に逆鱗が含まれており、ついにこの和田マンダを正規の方法で再現できるようになった。
一部ではこの事件を隠蔽するために逆鱗が教え技化したのでは、という憶測をする者もいる。
また、カイリュー派がゲームバランスの崩壊を揶揄するためnotチートで逆鱗を覚えたボーマンダをさす事もある。
■類義語:ワタル

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最終更新:2024年02月11日 11:48