フシギダネ

No.001 タイプ:くさ/どく
特性:しんりょく(HPが1/3以下のときに草タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:ようりょくそ(晴れの時に素早さが2倍になる)
体重:6.9kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
入手可能ソフト:赤緑青ピ(VC)/FRLG/HGSS/XY/USUM/GO/LPLE/HOME(配布)/SWSH(鎧)/BDSP/SV(藍)
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早
フシギダネ 45 49 49 65 65 45

ばつぐん(4倍) ---
ばつぐん(2倍) ほのお/こおり/ひこう/エスパー
いまひとつ(1/2) みず/でんき/かくとう/フェアリー
いまひとつ(1/4) くさ
こうかなし ---

進化形のフシギバナについてはこちらで。

初代のの草御三家。言わずと知れた図鑑ナンバー1番。
さりげなく未進化状態の頃から複合タイプを持っている御三家はフシギダネのみだったり。
↑SMで後継者登場

第一世代当時は頭に「ネ」のつくポケモンがいなかった為、ポケモンしりとりでこのポケモンを言うと詰んでいた。

余談だがアニメの場合、はっぱカッターよりもつるのムチの方が何故か強力だったりする。

9/10発売予定の「ポケモンぴあ」という雑誌の付録として、通常とは違う特性を持った初代御三家(いずれか1匹)がつくらしい。
http://www.gamememo.com/2010/08/13/pokemon-pia/
PGLで受け取れるようだけど、こいつに合いそうな特性って何だろうな。ようりょくそ辺り?
↑サンパワーで第2の太陽神になるかもな。
↑三匹まとめてプレッシャーとか御三家それぞれ「草食系・もらい火・貯水」とかじゃないと良いな。
↑↑↑どうやら葉緑素らしいな。葉緑素持ちの中ではワタッコに次ぐ素早さで、ダーテングと同速。
晴れパで先手とって眠り粉撒いたりソラビで攻撃したり、器用に立ち回れそうな気がする。
ラフレシア「真似しやがってふざけんなよ…」

BW2に特別技持ちのカントー御三家のタマゴをプレゼント!
とおせんぼう・みねうち・各タイプ究極技までが共通で、フシギダネの残り技は「ウェザーボール」。
↑何かビミョーな技だな…夢特性だったら晴れパとの相性抜群だったのに…
↑晴れパに組み込めばこいつが対処しにくい鋼には対抗できるが、弱点の炎が痛くなる…。諸刃の剣ってことか
実際晴れパならキュウコンがいるしこいつがやる仕事でもない気がするけど
↑むしろ砂パ、霰パ向きな気がするな。特に砂パ。
砂の主軸ポケが苦手とするポケに強いし、バナにとっても威力100の特殊岩という、好相性のサブウェポンが手に入る。
ウェザボ使える草毒の中では、耐久一番あるから格闘受けにもできそう。
…しかし、今度はリフスト使えないのが惜しまれるな。何ともかゆい所に手の届かない、技構成…

SMでは何故かLv7とLv9でつるのムチを2回覚えるようになっている。
ちなみに、フシギソウとフシギバナはLv7でやどりぎのタネを覚える。
一方フシギダネは覚えられなくなっているのでおそらく設定ミスである可能性が高い。

リストラの始まった剣盾ではダンデの切り札としてリザードンが内定する中、ゼニガメと共にHOME解禁まで入国出来なかった。
そのためかポケモンHOME及びDLC第1弾鎧の孤島(ゼニガメと選択)にて入手可能となった。

第9世代の全新ポケモンの発表と同時に公式サイトが更新。
ポケモンの数が1000を超えたことを受け、図鑑番号の表記がNo.001からNo.0001となった。

SVではDLC 藍の円盤にて解禁。
野生でも出現する。


ネタ型

サトシ型【フシギダネ】

性格:いじっぱり
努力値:攻撃HP252推奨
持ち物:なし
技:やどりぎのタネ/つるのムチ/はっぱカッター/ソーラービーム

サトシポケ最強クラスだが…全て草技な事に吹いたw
↑遠距離/近距離/大技/回復…と考えたら案外バランス良いのかも。ゲーム的にではなくアニメ的に。
進化前でもがんばれば勝てるんだ!根性と絆さえあればこいつだって倒せるのさ!…すまんウソ
↑金銀編(166話)で格闘の才能があるって褒められてたしな。
↑↑特攻特化+しんりょく発動フシギダネで耐久無振りカイオーガを攻撃(技はリーフストーム)
初代で、小学生の頃に、草タイプだから全部草技にしなきゃとか思って、まんまこの型だったの思い出した…。

威:140 タ:くさ/特殊
攻:192 - 防:161 (HP:176)
ダメージ: 188~224
 (割合: 106.8~127.2%)
タスキ持ちのタイマンなら勝てないこともない

余談だが、無印時代に吹き飛ばしを使ったことがある。wikipediaによるとねむりごなとたいあたりも使ってたとのこと。
ちなみにハルカ版だとたいあたり、つるのムチ、はっぱカッター、はなびらのまいの4つ。
つるのむちとと葉っぱカッターはやっぱり演出的に便利なのか?

スマブラX型【フシギソウ】

性格&努力値:適当
技:タネマシンガン/つるのムチ/はっぱカッター/ソーラービーム

リザードンゼニガメと一緒に。

またもや草技4つ。更にサトシ型と技が酷似している。
↑実はポケモントレーナーはサトシをリスペクトしているという説を提唱してみる。
……ん?ゼニガメの滝登り……?リザードンの岩砕き……?スマン、今言った事忘れてくれ
↑それもありかなと思ったことはある。ゼニガメの攻撃の動きはアニメの奴っぽいし。ただ、フシギソウだって点で…。

草御三家の歴史

第1世代

初代草御三家フシギバナは、赤版のリザードンと対をなす緑版のパッケージに採用。
どくどく+やどりぎなど、草タイプならではの戦法で実力を発揮した。
波乗り、火炎放射のような安定した技こそ無かったが、
当時ほぼ急所確定、タイプ一致込みで実質威力165の葉っぱカッターがメインウェポンだった。
(当時の急所技の急所率は素早さ種族値÷64×100%なので、サンドパンの切り裂くから絶対急所だった)
ただし、有利なはずの水タイプは大抵当事全盛の吹雪を覚えているため安定した活躍は難しかった。
毒タイプを持っていたため、当時幅を利かせていたエスパーに弱い点も痛い。
しかしそれでも、御三家で唯一97カップの決勝大会にエントリーされるという活躍を見せるなど、
当時からそれなりのポテンシャルを秘めたポケモンだった。
よって99カップでは出場権が無かったが、もし出場できたらウツボットのポジションに収まっていただろう。

シナリオにおいては序盤に相性の良いジムが続くため、比較的進行が楽なポケモンだった。
ただしはっぱカッターを覚えるまでは当時PPが10しかないつるのムチしか一致技がないため、
お月見山などの洞窟でPPが切れるとヒトカゲすら軽く上回る悲惨な状況に陥ってしまう。
しかしそれも葉っぱカッターを覚えるまでの話。
葉っぱカッターを覚えてさえしまえば、実質威力165を武器に力押しで戦っていけた。
しかし、草技の効きづらいズバットをロケット団員がこれでもかと言うほど連発してくるので一筋縄ではいかない。
御三家で唯一ヨクアタール→地割れが使えなかったが、眠り粉などを覚えるのは他にない長所だった。

「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」ではヤマブキシティのやくものとしてフシギバナが登場。

第2世代

ジョウト草御三家、メガニウムが登場。
そのメガニウムは、遺伝技の剣の舞と宿木の種を活かす事で当事全盛を誇ったカビゴンを押し切ることもでき、
耐性とリフレクターを絡めることで、同じく当時猛威を振るったガラガラを安定して受けることも可能であり
当時はウツギ御三家最強候補に名を連ねるほどだった…が、
ガラガラ自体が減ったことにより現在ではバクフーン以下、オーダイルと大差ないとも言われる。
一方でフシギバナは、葉っぱカッターや宿り木+毒毒と言った長所が弱体化、さらに毒タイプを持っているおかげで
地面技に耐性を持たないため草タイプのくせにガラガラを受けるのも難しく、その点は向かい風でナッシーに後れを取りがちだった。
しかしながら、マイナス要素ばかりが目立つと言うわけでもなく、
特攻、特防分離によって特殊が高いポケモンはどちらかが削られる場合が多かった中で、
変化がなかったのはどちらかと言えばプラス要素だった。メガニウムと違い眠り粉があるのも長所。
更に、宿木の種の吸収量の倍増、再生回復の光合成の習得など、耐久面は更に向上しており、
毒々も無効にするため安定して強い。

シナリオでは前作と打って変わって序盤からジムのタイプが飛行、虫と草ポケモン泣かせになった。
その後も、カントーに到達するまでいまいち活躍の場面に恵まれない状態が続く。
弱体化した葉っぱカッターに頼らざるを得ないのも痛い。

「大乱闘スマッシュブラザーズDX」ではフシギバナ、チコリータがモンスターボールから登場。
このフシギバナは当時は覚えられなかった「じしん」を使ってくる。
ステージ「ポケモン亜空間」でもフシギバナが足場として登場。
またフィギュアとしても、フシギダネ、フシギバナ、チコリータが登場している。

第3世代

ホウエン草御三家、ジュカインの登場。メガニウムに続く草単である。
ワタッコを凌ぐ素早さと汎用性の高いリーフブレードを備え、
雷パンチ、噛み砕く、ドラゴンクローとサブウェポンも優秀で、草の中でもトップクラスの攻撃範囲を誇った。
フシギバナはここに来てようやくヘドロ爆弾を獲得して草同士の戦いが有利になった他、
メガニウムに遅れること一世代、技マシンで地震を覚えられるようになり、苦手な炎タイプにもある程度抵抗できるようになった。
メガニウムは鈍いの没収、ねむねご弱体化で草ながらに眠り技を使えない点が相対的な欠点となった他、
ガラガラの需要も以前より落ち着いたため、相対的な立場を弱めていく。

FR/LGのシナリオでは進化前の時点で覚えられるつるのムチ、ねむりごなの習得LVが早まり序盤は楽になった。
相変わらずつるのムチはPPがありえないほど低いが、おつきみやまで使い切ったところに目の前にあるのは技マシン09。
間違いなく任天堂の配慮であるのでありがたく使わせてもらおう(どうせ対戦でこの技は使わない)。
しかし葉っぱカッターでごり押しと言う戦い方はできなくなってしまったので、中盤以降の性能は大幅ダウン。
まともな一致技がないため、技の威力にすぐれるリザードンより厳しいかもしれない。

草御三家が獲得した特性はピンチ時に草技の威力が上がる「深緑(または新緑)」だが、
第1世代でも触れた通り波乗りや火炎放射クラスの安定性を持つ草技がまだないため、「猛火」や「激流」に比べると扱いにくかった。

第4世代

この時代に追加されたシンオウ草御三家は地面との複合属性であるドダイトス
特攻・素早さは御三家最低で、ダイパの仕様変更をアピールするかのごとく草属性の物理アタッカーである。
メインウェポンである地面、草技とサブウェポンの岩技の相性が良く攻撃を軽減されにくいのが強み。
龍対策として需要を増した氷に非常に弱いのはきついが、
ロックカットをすれば性格補正がなくとも最速マルマインを抜くことができるので侮ってはいけない。
フシギバナはヘドロ爆弾特殊化で特殊技が草一本ではなくなり、逆に草物理技のタネ爆弾も獲得。
御三家で唯一ねむりごなが使えるので、ダイパまではこれを使うだけで強かったが、
プラチナで催眠の仕様が弱まったことでやや落ち着いた。つるのムチのPP増加も一世代遅かった感が有る。
HGSSでは蔓の鞭を使える影響か、強力な一致物理技のパワーウィップを獲得した。
一方、金銀とは逆に御三家最底辺とも言われるメガニウムはいまだ再浮上の声を聞かない。
種爆弾で剣の舞は活かし易くなったが草単で守備よりの種族値バランスではやりにくいというのが現状だ。
ジュカインは前作の主要特殊技が軒並み物理化したことで物理技の幅が大きく増し、
リーフブレードの威力上昇も相まって剣舞物理型が大きく強化された。
一方特殊面は新技にほぼ完全依存することとなったが、
リーフストームをはじめメイン、サブともに優秀な技を覚えるので特に心配は要らない。

草の特殊技にクセの無いエナジーボールが追加された。
しかし四体共通の弱点である炎、飛行、氷にそれぞれゴウカザル、ムクホーク、グレイシアという高火力アタッカーが登場。
元々草技は軽減され易い点もあり草御三家の苦労は四者四様で続きそうである。

「大乱闘スマッシュブラザーズX」では、ポケモントレーナーの中量級ポケモンとしてフシギソウが登場した。声は川上とも子女史。
炎に弱く、復帰力が安定せず、スピードもそれほどでもないがパワーが高く、
特に上スマッシュの「ばくれつフラワー」は全キャラの中でもトップクラスの威力を持つ。
最後の切り札「さんみいったい」では「ソーラービーム」を発射する。
モンスターボールからはチコリータがDXに引き続き登場。
フィギュアとしてはフシギダネ、フシギソウ、チコリータ、キモリ、ナエトルが登場している。

第5世代

この時代に追加された草御三家は三匹目の草単であるジャローダ。素早さが全御三家中二位で、耐久に偏っている。
発売前の人気では、イッシュ組御三家の中で一番だった。
だが技のレパートリーに恵まれず、優秀な積み技とぐろをまくを覚えるも活かしきれず、不遇扱いを受ける。
更にこの世代はエルフーンやドレディアなど強力な草タイプが多く、シナリオでも乗り換える人が多かった。
対戦ではジュカインにかなりの部分で劣り、当初は苦しい立場にあった。
しかし高い素早さと耐久、そしてタイプを選ばない麻痺技の蛇にらみが注目され、現在では高速壁貼りや麻痺撒きとして活躍している。
また、準御三家的な役割として三色猿の草単ヤナッキーが登場。
こちらもまたジュカインとの差別化に悩まされている。

第5世代の目玉の一つ「夢特性」により、これまでしんりょく一筋だった草御三家にも様々な特性が与えられ、一喜一憂する事になった。

フシギバナは葉緑素を手に入れた。せいちょうの仕様変更やひでりの一般解禁が重なり、晴れパで爆発力を見せるようになった。
同じ事がウツボットやモジャンボにも言えるが、御三家ならではの安定したステータスにより活躍が期待される。
メガニウムの夢特性は解禁待ち。
いくつかの技は増えたが基本的な戦い方は前世代までと同じで、依然として中途半端な立場にいる。
ジュカインはかるわざを獲得。御三家最速に輪をかけて速くなれる。
今作で登場したジュエルを使えば能動的に発動できるのもポイント。
ドダイトスの夢特性はシェルアーマー。
役に立たない特性ではないが、弱点の都合上そんなに耐えるタイプではないため、のろいを積む型でもなければ活用は難しい。
ジャローダの夢特性(未解禁)は能力変化が反転する天邪鬼で、実現すればリーフストームを当てる度に特攻が2段階上がる事になる。
解禁の暁には不評を覆すことに期待したい。

また今作では新たな草御三家専用技として、くさのちかいという技が登場。
ダブルトリプルのコンボ専用技で、みずのちかいやほのおのちかいと一緒に使うと効果が変わる。
リスクはあるが、決まった時の威力と追加効果はすさまじい。
技の性質上、起動役には素早さが求められるため、ジュカイン・ジャローダ・フシギバナ(葉緑素)と
高速ポケモンの多い草御三家は、ちかいコンボ起動役という新たな需要が生まれてる模様。

第6世代

新たな草御三家は草・格闘タイプのブリガロン
ドダイトス以来の物理アタッカーで、高い防御と宿り木の種やドレインパンチなどを使い物理受けとして立ち回れる重戦車タイプ。
足が遅く(それでもラグラージ等よりはわずかに早いが)、特殊方面は手薄なので突かれると弱いが、
夢特性のぼうだんで無効化できる技も多いため、相手をするポケモンの型によっては特殊型であろうと有利になれる。

草タイプは今世代から「粉技・やどりぎのタネが無効」という仕様になり、
前世代で猛威を振るったキノコの胞子による機能停止を克服し、一部虫ポケ相手にも強くなった。
草タイプ同士が対面するとお互い補助技が効かず攻め手に欠けるという事態も起こるようになったが…。
一方、時同じくして特性により飛行タイプの技を先制で撃てるというファイアローが登場。
草タイプ全体が活躍をしにくくなるという逆風にも見舞われた。

フシギバナとジュカインはメガシンカを獲得。
メガフシギバナは元々のバランスのいい種族値が満遍なく伸び、更にあついしぼうを得た事で炎・氷弱点を克服。
草タイプながら弱点がエスパーと飛行だけという鉄壁ぶりを発揮するに至った。
新タイプのフェアリーが毒に弱いのも追い風を受け、一躍メジャーポケへと大躍進したのであった。
メガジュカインは長所だった特攻と素早さが飛び抜けて上昇、タイプも草・ドラゴンとなり各種龍技がタイプ一致になるものの
電気技を1/4に抑えられるタイプなのに特性はひらいしん、(一応電磁波が防げる点はプラス)
4倍弱点やフェアリー弱点が出たお陰で耐久面は強化されたとは言い難い点から評価は芳しくない。

また未解禁だったメガニウムとジャローダの夢特性も解禁。
メガニウムはリーフガードを獲得。
ひでりによる永続天候がなくなり、前述の粉技無効の仕様変更があった後だったため間が悪い解禁になってしまった。
ジャローダは前述の通りあまのじゃくを獲得。天邪鬼リーフストームにより流行する事になったが、
草タイプの止まりやすさとファイアローにより環境を席巻する程ではなく、準メジャーといった立ち位置で落ち着いた。

「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS/WiiU」では残念ながらポケモントレーナーの不参戦に伴いフシギソウも参戦せず。
モンスターボールからはチコリータの代わりにツタージャ、ハリマロンが登場する。

第7世代

新たな草御三家は草・ゴーストタイプのジュナイパー。弱点が多く中速ゆえに打たれ弱いが、
専用技のかげぬいや草御三家らしくないブレイブバード・羽休め・黒い霧などの各種サブウエポンや補助技が特徴的。
特殊技や先制技に乏しかったが、USUMでかげうちやリーフストームを獲得しその問題は解消された。
夢特性はえんかく。接触技でも鮫肌やゴツゴツメットなどの効果を受けないという変わった効果で、
接触技の多いジュナイパーとの相性はまずまず。

前世代で猛威を振るったファイアローは弱体化され、草タイプも多少は動きやすくなったが、
今度はフェアリータイプの台頭に伴い炎・鋼タイプが増加し、技が通りづらい状況は相変わらず。
その中でもフシギバナは新勢力のカプ系(テテフ以外)には強い点から前世代以上に評価され、
草御三家の中でも特別抜きん出た活躍を見せている。

「大乱闘スマッシュブラザーズSpecial」ではポケモントレーナーが復活参戦、同時にフシギソウも復活。
声はアニメ版XYの時にサナのフシギソウを担当した犬山イヌ子女史に変更された。
ツタージャとハリマロンもモンスターボールで続投。一方新御三家のモクローはスピリットでの登場に留まった。

第8世代

剣盾では連れられるポケモンに限りがあり、過去の草御三家は現時点では全員揃って参戦できない状態に陥った。
参戦できてもメガシンカもZわざも無い環境のため、立ち回りはこれまでとは大きく異なるものになる事が予想された。

そんな中での新御三家は、四匹目の草単となったゴリランダー
無駄の少ない種族値を持ったシンプルな物理特化型で、見た目のわりに素早さも高く活躍させやすい。
元々10まんばりきやねこだまし、ちょうはつなどの小技も充実しておりポテンシャルは高かったが、
その強さを覚醒させたのは夢特性のグラスメイカーと新教え技のグラススライダー。
半減されやすい草技とはいえ第6世代ファイアローのような動きができる(火力指数もファイアローのブレバ相当)存在が弱いわけがなく、
単草タイプながらシングルダブル問わずトップメタの立ち位置におり、
今まで比較的安定した地位にいた水タイプどころか、草を半減できないその他大勢を強く牽制している。

フシギバナは2020年2月の「ポケモンHOME」実装と共に復帰。
更に6月の追加DLC「鎧の孤島」の配信開始とともに、先行する初代御三家の同輩リザードン同様キョダイマックスを得る。
他にも新たに大地の力やウェザーボールを獲得し特殊型や晴れパ運用に磨きがかかったものの、メガシンカを失い安定性を欠くようになった点は注意。ダイジェットの大流行も痛い。
それでもダブルを中心に高い安定感・使用率を誇り、シリーズ6ではゴリランダー共々禁止ポケモンに指定された。

なお、ジュナイパーもポケモンHOMEを通して連れてこれる他、鎧の孤島でも入手可能。
ジュカインも冠の雪原で解禁された。

21年11月にダイパリメイクとなるBDSPが登場。
剣盾に連れて来れなかったメガニウム、ドダイトスがSwitch作品解禁となった。

22年1月にポケモンLEGENDSアルセウスが発売。
モクローが再び草御三家に採用。進化系のジュナイパーは新たにヒスイの姿を手に入れた。
ちなみにヒスイ御三家の内、進化前を剣盾にも連れていくことが出来るのはモクロー系統のみである。

第9世代

この世代でも連れて行けるポケモンの制限、いわゆるリストラが行われた。

新御三家として、くさタイプはニャオハが発表された。
ニャビー→ガオガエンの受けが悪かったからか、発表後すぐに「ニャオハ立つな」がネットミーム化した。
発売まで進化後の発表はなく、詳細は発売後プレイヤー自身の目で確認することとなった。
最終進化形はマスカーニャ。結局立つこととなったものの、発売前の立つなコールとは裏腹に受け入れられたようである。
今作では隠れ特性も発売時から解禁。マスカーニャの隠れ特性はゲッコウガや、エースバーンの「リベロ」と同じ特性「へんげんじざい」。
弱体化したもののランクマッチ1シーズン目から高い採用率を誇っている。

フシギバナは発売時点では未解禁で剣盾の時のようなHOME連携時での解禁もなかったが、DLC 藍の円盤にて解禁。

覚える技

レベルアップ

SV 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考
フシギダネ フシギソウ フシギバナ
- - * はなふぶき 90 100 くさ 物理 15 *進化時
- - 1 はなびらのまい 120 100 くさ 特殊 10
1 1 1 たいあたり 40 100 ノーマル 物理 35
1 1 1 なきごえ - 100 ノーマル 変化 40
3 1 1 つるのムチ 45 100 くさ 物理 25
6 1 1 せいちょう - - ノーマル 変化 40
9 9 9 やどりぎのタネ - 90 くさ 変化 10
12 12 12 はっぱカッター 55 95 くさ 物理 25
15 15 15 どくのこな - 75 どく 変化 35
15 15 15 ねむりごな - 75 くさ 変化 15
18 20 20 タネばくだん 80 100 くさ 物理 15
21 25 25 とっしん 90 85 ノーマル 物理 20
24 30 30 あまいかおり - 100 ノーマル 変化 20
27 35 37 こうごうせい - - くさ 変化 5
30 40 44 なやみのタネ - 100 くさ 変化 10
33 45 51 パワーウィップ 120 85 くさ 物理 10
36 50 58 ソーラービーム 120 100 くさ 特殊 10

技マシン(SV)(フシギバナ)

No. 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考
技01 とっしん 90 85 ノーマル 物理 20 Lv25
技02 あまえる - 100 フェアリー 変化 20
技06 こわいかお - 100 ノーマル 変化 10
技07 まもる - - ノーマル 変化 10
技13 アシッドボム 40 100 どく 特殊 20
技20 くさわけ 50 100 くさ 物理 20
技25 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20
技28 じならし 60 100 じめん 物理 20
技33 マジカルリーフ 60 - くさ 特殊 20
技45 ベノムショック 65 100 どく 特殊 10
技47 こらえる - - ノーマル 変化 10
技49 にほんばれ - - ほのお 変化 5
技56 タネマシンガン 25 100 くさ 物理 30
技57 みねうち 40 100 ノーマル 物理 40
技66 のしかかり 85 100 ノーマル 物理 15
技70 ねごと - - ノーマル 変化 10
技71 タネばくだん 80 100 くさ 物理 15 Lv20
技81 くさむすび - 100 くさ 特殊 20
技83 どくづき 80 100 どく 物理 20
技84 じだんだ 75 100 じめん 物理 10
技85 ねむる - - エスパー 変化 5
技88 つるぎのまい - - ノーマル 変化 20
技103 みがわり - - ノーマル 変化 10
技111 ギガドレイン 75 100 くさ 特殊 10
技119 エナジーボール 90 100 くさ 特殊 10
技128 ドわすれ - - エスパー 変化 20
技130 てだすけ - - ノーマル 変化 20
技133 だいちのちから 90 100 じめん 特殊 10
技137 グラスフィールド - - くさ 変化 10
技146 くさのちかい 80 100 くさ 特殊 10
技148 ヘドロばくだん 90 100 どく 特殊 10
技149 じしん 100 100 じめん 物理 10
技152 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5
技155 ハードプラント 150 90 くさ 特殊 5
技159 リーフストーム 130 90 くさ 特殊 5
技163 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5
技168 ソーラービーム 120 100 くさ 特殊 10 Lv58
技171 テラバースト 80 100 ノーマル 特殊 10
技172 ほえる - - ノーマル 変化 20
技175 どくどく - 90 どく 変化 10
技181 はたきおとす 65 100 あく 物理 20
技193 ウェザーボール 50 100 ノーマル 特殊 10
技194 グラススライダー 55 100 くさ 物理 20
技204 すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15
技206 はなふぶき 90 100 くさ 物理 15 進化時
技224 のろい - - ゴースト 変化 10

タマゴ技

威力 命中 タイプ 分類 PP 遺伝経路
はなびらのまい 120 100 くさ 特殊 10 自力(レベル)
のろい - - ゴースト 変化 10 自力(マシン)
どくどく - 90 どく 変化 10 同上
ねをはる - - くさ 変化 20 キマワリ(レベル4)、カリキリ(レベル10)、サボネア(レベル22)、タマゲタケ(レベル32)など

過去作限定技(フシギバナ)

※その技を覚えられる一番最新の世代にのみ記載。赤字はSV未対応技。
作品 覚える技
初代VC いかり、がまん(マシン)
第2世代VC かまいたち(タマゴ)
第3世代 ものまね、まるくなる(教え技)
第4世代 しぜんのめぐみ、ゆうわく、ロッククライム(マシン)
どろかけ、れんぞくぎり、いとをはく(教え技)
第5世代
第6世代
第7世代 エコーボイス、ないしょばなし、おんがえし、やつあたり、めざめるパワー(マシン)
ずつき、メガドレイン、リフレクター(マシン、ピカブイ)
くさぶえ(タマゴ)
しめつける、とおせんぼう(教え技)
第8世代 ひかりのかべ、いびき、メロメロ、しんぴのまもり、りんしょう(マシン、剣盾)
げきりん、ふるいたてる(レコード、剣盾)
いあいぎり、かいりき、かげぶんしん、いばる、いわくだき、フラッシュ、ロッククライム(マシン、BDSP)
しぜんのちから、ロケットずつき(タマゴ)
ヘドロこうげき(タマゴ、BDSP)
だいちのはどう(教え技、剣盾)

遺伝

タマゴグループ 怪獣/植物
性別 ♂:♀=7:1
進化 フシギダネ(Lv16)→フシギソウ(Lv32)→フシギバナ

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最終更新:2024年01月24日 10:04