サワムラー

No.106 タイプ:かくとう
特性:じゅうなん(まひ状態にならない)
   すてみ(反動を受ける技の威力が1.2倍になる)
隠れ特性:かるわざ(持っている道具がなくなると素早さが2倍になる)
体重:49.8kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
入手可能ソフト:赤緑青ピ金銀ク(VC)/FRLG/XD/DPt/HGSS/BW/ORAS/GO/LPLE/SWSH/BDSP/SV(藍)
武術の差 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早
キックボクシング 50 120 53 35 110 87 じゅうなん / すてみ / かるわざ(PDW)
ボクシング 50 105 79 35 110 76 するどいめ / てつのこぶし / せいしんりょく(PDW)
カポエイラ 50 95 95 35 110 70 いかく / テクニシャン / ふくつのこころ(PDW)
柔道 120 100 85 30 85 45 こんじょう / せいしんりょく / かたやぶり(PDW)
空手 75 125 75 30 75 85 がんじょう / せいしんりょく / かたやぶり(PDW)
截拳道 65 125 60 95 60 105 せいしんりょく / さいせいりょく / すてみ(夢特性)
柔術 80 118 90 70 80 42 じゅうなん / テクニシャン(夢特性)
↑ジークンドー説が信憑性高くなってきてるな。進化前はカンフーだし

ばつぐん(4倍) ---
ばつぐん(2倍) ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2) むし/いわ/あく
いまひとつ(1/4) ---
こうかなし ---

分岐進化のエビワラーについてはこちらで。
分岐進化のカポエラーや、進化前のバルキーについてはこちらで。

初代から登場。エビワラーと対になるポケモン。
また第2世代で進化前や新たな分岐進化が追加された。
ポケモンにしては珍しく、実在の人物が元となっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E6%9D%91%E5%BF%A0
↑サワムラーの元ネタ、沢村忠のデータ。本名は白羽秀樹。英名はHITMONLEE。
↑海老原さんはもう亡くなってるんだってね。「すてみ」はこっちなのに
↑全 沢村忠さんも亡くなられてしまった。ご冥福をお祈りいたします。

沢村さんの喋り声とお殿様の鳴き声が同じように聞こえる。

みんなも思ってるだろうけどウルトラマンのジャミラそっくり。
そして初見でそのスタイルのキモさに泣きかけたのはほかにもいると信じている。
↑まあ100万度の炎どころか炎は吐けないし水は等倍だがな。タマゴグループは人型だが
↑↑ウルトラマンと言えば「帰ってきたウルトラマン」27話に元ネタになった沢村忠さん本人がゲスト出演してる。
郷さん(ウルトラマンの人間体)も納得の威力のとびひざげりでした。

ある攻略本でサムワラーって誤植されててワロタwww
ビジョン「俺なんかゲーム本編で誤植されてたぜw」
↑↑ヌオー5「ほんとだよ、ぬおーふぁいぶって誰だよw」
↑↑↑パルシェイン「昔はとくにひどかったよなww」

対のエビワラーはパンチの威力があがる「てつのこぶし」
後輩のカポエラーは威力60以下の技の威力が上がる「テクニシャン」
なのにこいつは反動技の威力があがる「すてみ」  この差は一体…?
↑キックの威力上げてほしい…
↑↑むしろ柔軟が強いw
↑↑↑すばやさ下げられないからエアキッスとかに強そうだなw え?駄目?
↑なんとポケモンBWでとびひざげりの威力が130になったぞ!これですてみの恩恵はバッチリだ!やったねサワムラー!
チャーレム「良かったね^^」
↑しかも夢特性は「かるわざ」、これでエビやカポに少しは追いついただろう
↑全ルール総合すると使用率はカポ>>>>>サワ&エビぐらいかな。10倍は違う
トリプルのカポエラーはメタグロスすら追い抜きぶっちぎりで使用率一位、
一方サワムラーエビワラーは今のところダブルトリプルの大会でも自分が当たった相手でも使用率0
エビワラーもせいしんりょくで今よりずっと強くなるとは思うけどカポエラーは超えられないだろうな

今となっては昔の話だが特攻特防が一緒の初代では…
HP 攻撃 防御 特殊 素早
50 120 53 35 87
今のパルシェンとかキングラーが比較にもならないレベルの紙耐久。
信じられないだろ?これで襷もスカーフも無い状況で戦わなきゃならなかったんだぜ…
↑そのサワムラーより圧倒的に弱いエビワラーはどうなるんだよ…一応サワムラーは当時最強の格闘使いだぞ
↑圧倒的…
↑メイン技の性能差がひどすぎるし当時は急所率なども素早さ依存でな…
↑×3 でもエビワラーさんはれいとうパンチがあったからなぁ…。
え、特殊種族値35だからダメ? でも初代は氷漬けにされると…。

バトレボでのサワムラーのシャドーダイブ(ゆびをふる等で)は必見。
なんと暗黒世界から無表情のまま走り迫ってくる。

バトレボでこいつが地震使うところ見たが、なんか物凄い屁をしているように見えるんだが俺だけか?
↑お前のせいでそれにしか見えなくなった上にニヤニヤが止まらないじゃないかw

現在メガトンキックをレベルアップで覚えられるのはサワムラーだけ。
こいつとドーブル以外のポケモンはGBAの教え技のみで覚えられる。
↑SMで輓馬がレベルアップで覚えるようだ。
↑↑剣盾ではイシヘンジンも仲間入り。

ジュン「かわせかわせかわせかわせかわせー!」
だれかジュンの型をつくってくれ!

ポケモンレンジャー光の軌跡では結構強くなっている。
敵として出てきたときは予告もなく攻撃してくる、味方としてアシストを使ったときはすぐにアシストが出る。

BWではメインウェポンであるとびひざげりの威力がなんと130にアップ!!だいぶリスクは増したがキックの鬼神に成り果てたぞ!
↑すてみとびひざげりは威力156の気合パンチを凌ぐ破壊力だ!
…ただ今作、強化飛び膝蹴り自体が安売りされている(前作のインファイト無双再びといった感じである)ことや
PGLの夢特性ですてみが他の格闘にも解禁されそうなあたりで、アイデンティティではなくなりつつある。
しかし素直に強化であることは間違いないね!まあ坊主軍鶏のほうが喜んでそうだけど。

ライバルになりそうなコジョンドに勝っている点は特防だけ。
しかも隠れ特性捨て身という追い討ちが待っていた。ほぼ完全に劣化コジョンドへの道をたどりつつある
↑こいつの隠れ特性は軽業か。ジュエル持たせて高火力飛び膝蹴りからの高速化で差別できそう。
実際強いかどうかは使ってみんとわからんが。
↑一応あっちにもフェイントあるけどな
↑↑↑コジョンドってバレパンとかじしん使えるの?
↑↑バルキーもフェイント覚えられるようになった。…あ、でも素早さ負けているから直接戦えば負けるなぁ。
↑5 ジュエルねこだましだったらS負けてる相手にも突っ込んでいけるZE!
↑11月16日に新しい夢島「ごつごつ山」が登場するぞ!でるとしたらバルキーだろうけど厳選地獄だね
HA振りで一発耐えてからの軽業狙うなら何時間かかることやら

キックポケモンでありながら新技ローキックを自分で覚えない。
↑剣盾で思い出し技になった。長らく忘れてたのだろうか?

なんでスマブラの話題が無いのだろう?
「サーイレッ!セイセイセイセイッ!」
↑そのよしみかスマブラSPではスピリットに登場。
イワークスピアーを差し置いて出てきたのはやはり印象に残りやすいから?

何気にいつぞや(BWくらい?)からか目のデザインが変更されている。
その割に各地のポケモン系百科事典サイトでも何故か全くツッコまれていない。
具体的に言うと昔は黒く縁取られた鋭い眼光だったのが、現在は鋭い黒地に丸い目がちょんとある感じ。なんかすごくパチモン感が…
↑見てきた。確かに変わってるね。でも白目と黒目が反転してる、という見方をすればなかなかカッコいいぞ!w

SVで新登場の蹴り技、かかとおとしを引っ提げ藍の円盤で内定!
とびひざげりと違いバルキーに遺伝しないためには扱えないアイデンティティである。
ちなみにレベル50での習得技に追加されたがはレベル50で新たな技を覚えたりはしない。どうして…


ネタ型

脱キックポケモン型

性格:いじっぱり
努力値:HP攻撃252
特性:じゅうなん
道具:くろおびとか?
確定技:ばくれつパンチ、きあいパンチ、メガトンパンチ
選択技:マッハパンチ、バレットパンチ、グロウパンチ

拳で戦うことに目覚めたサワムラー。出来れば素直にエビちゃんでやりましょう。
↑でもこの技をバトレボで繰り出す時の動きはナイスなんだがな

コロコロコミック 目指せ!ポケマガ殿堂入りの型(キッカー)

性格:いじっぱり
努力値:HP攻撃252
特性:じゅうなん
道具:カムラの実
確定技:ビルドアップ、こらえる、きあいだめ、きしかいせい

8月号に掲載されていた。
「ビルドアップ」や「気合だめ」で強化して、カムラのみで素早さアップ。こらえるの後は起死回生で一発逆転にかけろ!
ロトムにもコロコロ型があったため、書いた。マニュで止まる
↑何もマニュに限ることはない。ゴースでも止まるww
↑↑マニューラさんをゴーストタイプにしないでください><
↑先制技で乙るって事だろjk
↑その場合は「止まる」なんて表現しないでしょjk。
それに起死回生の威力が29以上になれば無振りマニュ確1になるから対面なら勝てるかもしれない。

コロコロコミック 目指せ!ポケマガ殿堂入りの型を改良した型

性格:いじっぱり
努力値:攻撃素早さ252
特性:じゅうなん
道具:カムラの実
確定技:こらえる、きあいだめ、きしかいせい、ブレイズキック

とりあえずゴースでは止まらん。マニュも焼けば問題無い。
ちなみにストーンエッジでなくブレイズキックに拘る理由はキッカーなんだから蹴って欲しいという理由だけである

特殊型

性格:ひかえめorおくびょう
特性:じゅうなん
持ち物:こだわりメガネ/ものしりメガネ/いのちのたま
努力値:とくこう252 すばやさ252 残りの6はHPかぼうぎょかとくぼう
確定技:しんくうは/きあいだま
選択技:ねこだまし/どろかけ/スピードスター/めざめるパワー(あく、こおり等)/いびき/ねむる

エビワラー、カポエラーに特殊型があったので作った。(エビワラーのページに特殊型を作った奴)

キックポケモン型

性格:やんちゃ
特性:じゅうなん
持ち物:きあいのハチマキ
努力値:素早さ攻撃252防御6
技:メガトンキック/とびげり/とびひざげり/にどげり/ブレイズキック/まわしげり/ローキック

そういや初代の頃はとびげり、まわしげり、とびひざげり、メガトンキックなんてサワムラー使ってたっけ…

まさに諸刃の頭突き型

性格:いじっぱり
努力値:HP攻撃252
特性:すてみ
道具:いのちのたま
確定技:ものまね

相方の諸刃の頭突きをものまねして相手を蹴散らせ。
まさに選手生命をかけた一撃!!ジ○ンもびっくりだぜ!
特性はすてみが望ましいけど、GBA経由だからどうなるかわからん。
↑飛び膝と威力が同じ件。

↑どうせならブレバ、ウドハン、フレドラもものまね候補にしようよw

初代スマブラ型

特性:すてみ
性格:素早さ or 攻撃のあがるもの
努力値:攻撃252 素早さ252 他
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:とびげり

アァーイヤ! シェイシェイシェイシェイ!!
先制とびげりでピカチュウやプリンをぶっ飛ばせ!!
難点としてはNNをスマブラとかアァーイヤにでもしないと全くわからない点だ。
さらに最近は初代スマブラに馴染みの無い子が多いかもしれずネタが通じない危険性も高い。
↑大丈夫!WiiのVCで初代スマブラが配信されているから、今時の子でも分かる奴は分かる!

ジュン型

性格:ようき
努力値:素早さ252 攻撃252 HP4
持ち物:ひかりのこなorのんきのおこう(かわせかわせかわせー!)
確定技:インファイト/とびひざげり/メガトンキック/ブレイズキック

シンオウリーグおなじみの為替型。
極限まで素早さを上げているらしいので素早さ補正のかかる性格なのだろう。
リングマの気合玉を恐れて岩に隠れたりしてるので実はおくびょうな性格である可能性も。
でもその臆病さのおかげで、跳び膝蹴りを最初のアクションで躊躇して
一度地面に着いてから時間差で確実に蹴りをかませるぞ。

リングマとのバトルでは持ち前の素早さとタイプ相性で優位に立ち回ったが、根性からのアームハンマーを受け倒された。
リングマに上記の4つの技を全て命中させるなど頑張ったのだが、いかんせん相手が悪かったかもしれない…。

野球選手型

特性:じゅうなん
性格:ゆうかんorれいせい
努力値:HP252 攻撃252
持ち物:くろいてっきゅうなどボール系アイテム(捕獲球はNG)
確定技:なげつける
選択肢:きあいだめ、フェイント、ふるいたてる、みやぶる等

ほら、いたじゃん、あの完封投手が

PtHGSSバトルフロンティア型

その1
性格:しんちょう
努力値:AD255
持ち物:くろおび
技:まわしげり/からげんき/みやぶる/きあいだめ

持ち物補正もあり2周目の中ではかなり火力は高い方。
みやぶる持ちでゴーストでは止まらずD特化なので不一致弱点も普通に耐える。

その2
性格:いじっぱり
努力値:ADS170
持ち物:カムラのみ
技:とびひざげり/ブレイズキック/メガトンキック/こらえる

キックポケモンの名にかけて3種類の蹴り技を使いこなす。
すてみ×膝の威力が凄まじくこらカムが決まればより多くの相手に先手を取れる。
こらえた後に膝外し?…それは考えてはいけません。

ゲートコロシアム(バトレボ)型

シングル
努力値:AB255
特性:じゅうなん
技:まわしげり/ヨガのポーズ/ストーンエッジ/ランダム

ランク5〜7に登場。このランク帯の格闘タイプとしては珍しいストーンエッジ持ち。
威力がストーンエッジ>まわしげりで岩技要員としても扱える。

ダブル
努力値:AS255
特性:じゅうなん
技:いわなだれ/ランダム/ランダム/ランダム

なんといわなだれ以外の3つが個体によって違う。
ランダム枠を2つ持つポケモンは他に入れど、3つとなるとサワムラーしかいない。
運が良ければインファイトや守るを持っており、主力として扱うことも可能。

ゲートコロシアムに登場するポケモンは性格ランダム、持ち物と4番目の技は特定の候補内からランダムで決定される。

サワムラーの歴史

第1世代

ヤマブキシティでエビワラーとどちらか一匹選んでもらえるポケモン。
キックの鬼と言うだけあって、飛び膝蹴り、飛び蹴り、回し蹴りと、当時としては専用技となる蹴り技を三つも覚えられた。
特に飛び膝蹴りは専用技でありながら、威力、命中共に地獄車を上回る当時最高性能の格闘技で、
地獄車をメインに据えざるを得なかった当時の格闘タイプの面々の中にあって例外的に安定した火力を発揮できた。
当時は技を外した際の反動もたったの1と現在よりも遥かに小さく、1/4の反動ダメージを負う地獄車と比べれば気にならないレベル。
(ちなみに攻略本では大抵1/8と書かれていたが、計算式にバグがあったらしく1しかくらわない)
このように格闘技にこそ恵まれていたものの他の格闘タイプ同様、当時全盛のエスパーに弱い点は如何ともし難く、
特攻特防兼用の当時、特殊の値は35と全ポケモン中でもワーストクラスだったこともあって、
たとえ不一致でもサイコキネシスを耐えるのは到底無理だった。
ここまで低いとその他の等倍特殊技でさえ致命傷になってしまい、防御の値も低いため耐久性能はからっきしだった。
更に、格闘技には恵まれている反面、覚えられる攻撃技は格闘、ノーマルの2タイプのみと攻撃範囲は悲しいほどに狭く、
特にゲンガー相手にはちきゅうなげを使わない限り全く太刀打ちできなかった。
あまりに三色パンチが残念だったエビワラーに比べればずっと強いが、所詮全体から見ればどんぐりの背比べのレベルでは有る。
(もっともサワムラーに限らず、初代は格闘というタイプ自体が不遇だった)

シナリオでは四天王の2番手、シバの手持ちとして登場。
格闘技とノーマル技だけとはいえこの世代のNPCとしてはまともな技構成で、油断すると手痛い一撃を食らう破目に。

第2世代

特防が35から110と驚異的に上昇。
この世代から登場した格闘の高火力技クロスチョップを覚えないため、
メインウェポンが飛び膝蹴りなのは変わらないが、めざパによってゴーストタイプに対抗できるようになった。
またヘラクロスの陰に隠れがちではあるが、こらえると起死回生をレベルアップで習得。
この世代では価値が低いが、遺伝によって一致先制技マッハパンチも習得できた。
その他に技の面で目立った強化はなかったものの、ヨガのポーズを絡めた身代わり+起死回生はそこそこの強さを誇った。
タイプ間バランスの見直しによって、他の格闘タイプ共々立場は大きく向上し、活躍の場面もだいぶ増えたが、
この世代の格闘タイプはやはりカイリキー、ヘラクロスの二枚看板の印象が強い。

この世代から、サワムラーを含め3種類のポケモンに進化するバルキー、その第3の進化系としてカポエラーが登場。
そのカポエラーはというと、まきびしや宿木を弾ける高速スピンは有用なもののその他に目立つ点があまりなく、
専用技のトリプルキックは威力期待値47とあまりに残念な性能。
メインウェポンはサワムラーから遺伝した飛び膝蹴りに頼らざるを得ないという状況で、どうしてもサワムラーの陰に隠れがちだった。
また、カポエラー、遺伝システムの登場により、サワムラーの蹴り技3つは専用技ではなくなった。
加えて、飛び膝蹴りと飛び蹴りの反動ダメージバグが元々の1/8に修正された。

シナリオでは、前作に引き続き四天王シバの手持ちとしてエビワラー、カポエラー共々登場。

第3世代

特性として「柔軟」を獲得。サワムラーの耐久力ではマヒさせるまでもなく倒されそうにも思えるが、
マヒによるこらきし潰しの心配が無いというのは他のこらきし使いには無い強みになった。
技の面では、汎用格闘技瓦割りの他、サブウェポンとして地震と岩雪崩を獲得し、攻撃範囲がそれなりに広がった。
しかし飛び膝蹴りを超える決定力を持った技は習得できず、
その飛び膝蹴りも外した際の反動が1/8から1/2と大幅に増える痛手を負ってしまう。
この世代では依然強力なカイリキー、ヘラクロスに加え、こらきしのバシャーモ、
胞子のキノガッサ、ヨガパワーのチャーレムなど新興勢力の台頭もあって、サワムラー自体は若干立場を弱めてしまった。
特にチャーレムは、飛び膝蹴りでサワムラー以上の威力を叩き出し、お株を奪われてしまった。

エビワラーはなんとも微妙な特性「鋭い目」、カポエラーは強力な特性「威嚇」を獲得した。
以降、世代ごとに一つずつ特性がそれぞれ追加され、三兄弟の個性と格差が出るようになった。

第4世代

こだわりスカーフの登場により従来の特性「柔軟」の価値は上昇した。
他にもきあいのタスキや命の珠など、紙耐久なサワムラーに有用などうぐが増えた。
しかしそのタスキによって、こらきしは使いづらくなった。

新たに覚える技は強力なインファイト、猫騙しや不意打ちなどの先制技、
そしてキックポケモンゆえか、バシャーモのお株を奪う形でブレイズキックを習得など、中々充実している。
カイリキー、ヘラクロス、チャーレム、ゴウカザルと言った連中に押されてはいるが、
サワムラー自体の待遇はシリーズを追うごとに良くなっている。
飛び膝蹴り・飛び蹴りは、ゴーストやふしぎなまもりに撃っても反動ダメージを受けるようになったが、
威力がそれぞれ100・85に上昇。後者はこの世代以降、強力な格闘技のないごく一部のポケモンに与えられるようになった。

追加された新特性は「捨て身」。
すてみタックルも強化されるメリットはあるが、肝心の飛び膝蹴りは特性込みでもインファイトと同威力で命中に劣り、
チャーレムの威力にも及ばない、なんとも言えない特性である。
エビワラーは「鉄の拳」と物理特殊分離によってパンチポケモンの沽券を取り戻した…かに見えたが、
肝心のインファイトには適用されず、元々の攻撃力不足も相まって中途半端な火力となった。
カポエラーは「テクニシャン」により、先制技と威力変動技(リベンジやけたぐりなど)が強化され独自色を強くした。
また威嚇や猫騙しによるサポート性能が評価され、ダブルでの存在感が出てきた。

第5世代

飛び膝蹴りの威力が驚異の130に上がり、飛び蹴りも後を追うように100になった。
しかし攻撃と素早さが上回る新ポケモンのコジョンドが捨て身を隠れ特性で得た事で、またしても威力で抜かれてしまった。
さらにバシャーモがお株を奪い返す形で飛び膝蹴りを習得し、強力無比な特性「加速」を得た事で飛躍した。
また、この世代から反動ダメージが自分の最大HPの1/2に固定された。

新しく獲得した特性は「かるわざ」。相性のいいジュエル登場も相まって半端な素早さを克服できるのは魅力。
エビワラーは「精神力」を得た。ねこだましが飛び交うダブルで活用できるなど、こちらも便利な特性。
一方「不屈の心」を得たカポエラーだが、やはり威嚇やテクニシャンの有用性には遠く及ばない。

第6世代

ファイアローの登場により格闘全体が向かい風の中、サワムラーは特に痛手を受けた。
個性の一つであるかるわざ戦法もファイアローがいればあっさり崩壊するため以前よりも止まりやすくなったせいである。
更にORAS環境では過去作限定のふいうちを没収されたためかるわざ以外では益々差別化が苦しくなってしまった。

第7世代

悩まされてきたファイアローは前世代で暴れすぎたためか、ここで弱体化。環境からほとんど姿を消した。
しかし今度は強力なフェアリータイプが続々参入し、格闘の通りにくさは相変わらず。
が、サイコメイカーを筆頭に先制技を封じる手段が増えたことで素早さ重視の環境になり、
素でそこそこの素早さをかるわざで倍にできるサワムラーは思わぬ注目を浴びる。
特にミストシードを持たせ、ダブルでレヒレと一緒に出すことで火傷や麻痺を防ぎつつかるわざを発動する
いわゆる「サワレヒレ」の構築が発見されるや否や途端に人気となり、
初めてレートダブル使用率ランキングでベスト30内に入るなど、まさかの大躍進を見せた。
初代から登場して20年、サワムラーが一番ちやほやされた瞬間かもしれない。

第8世代

ゴースト隆盛にして、格闘タイプ冬の時代真っただ中。以前よりも飛び膝蹴りをすかされる機会も多く、苦しいところ。
はたきおとすも過去作限定技になり、超霊に対抗するには新たに覚えたじごくづきを駆使するしかない。
ライバルのコジョンドも鎧の孤島で解禁、環境トップのエースバーンまでリベロタイプ一致飛び膝蹴りを使いこなす始末で、
元祖飛び膝使いの面目はもう保てていない状況にある。かるわざ持ちの強みは健在なのだが…。

余談だが、かつての専用技だったとびげり・まわしげりが共に使用不可能になり、キック技のレパートリーまで減ってしまった。

覚える技

レベルアップ

SV 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考
バルキー サワムラー
- * かわらわり 75 100 かくとう 物理 15 *進化時
- 1 ローキック 65 100 かくとう 物理 20
1 1 たいあたり 40 100 ノーマル 物理 35
1 1 てだすけ - - ノーマル 変化 20
1 1 ねこだまし 40 100 ノーマル 物理 10
1 1 きあいだめ - - ノーマル 変化 30
- 4 にどげり 30 100 かくとう 物理 30
- 8 けたぐり - 100 かくとう 物理 20
- 12 こらえる - - ノーマル 変化 10
- 16 ふいうち 70 100 あく 物理 5
- 21 ワイドガード - - いわ 変化 10
- 24 ブレイズキック 85 90 ほのお 物理 10
- 28 フェイント 30 100 ノーマル 物理 10
- 32 メガトンキック 120 75 ノーマル 物理 5
- 36 インファイト 120 100 かくとう 物理 5
- 40 きしかいせい - 100 かくとう 物理 15
- 44 とびひざげり 130 90 かくとう 物理 20
- 50 かかとおとし 120 90 かくとう 物理 10

技マシン(SV)

No. 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考
技01 とっしん 90 85 ノーマル 物理 20
技05 どろかけ 20 100 じめん 特殊 10
技06 こわいかお - 100 ノーマル 変化 10
技07 まもる - - ノーマル 変化 10
技12 けたぐり - 100 かくとう 物理 20 Lv8
技18 どろぼう 60 100 あく 物理 25
技25 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20
技28 じならし 60 100 じめん 物理 20
技32 スピードスター 60 - ノーマル 特殊 20
技36 がんせきふうじ 60 95 いわ 物理 15
技39 ローキック 65 100 かくとう 物理 20 Lv1
技43 なげつける - 100 あく 物理 10
技47 こらえる - - ノーマル 変化 10 Lv12
技49 にほんばれ - - ほのお 変化 5
技50 あまごい - - みず 変化 5
技58 かわらわり 75 100 かくとう 物理 15 進化時
技64 ビルドアップ - - かくとう 変化 20
技66 のしかかり 85 100 ノーマル 物理 15
技70 ねごと - - ノーマル 変化 10
技80 ゆびをふる - - ノーマル 変化 10
技83 どくづき 80 100 どく 物理 20
技84 じだんだ 75 100 じめん 物理 10
技85 ねむる - - エスパー 変化 5
技86 いわなだれ 75 90 いわ 物理 10
技87 ちょうはつ - 100 あく 変化 20
技88 つるぎのまい - - ノーマル 変化 20
技103 みがわり - - ノーマル 変化 10
技112 はどうだん 80 - かくとう 特殊 20
技130 てだすけ - - ノーマル 変化 20 Lv1
技132 バトンタッチ - - ノーマル 変化 40
技134 きしかいせい - 100 かくとう 物理 15 Lv40
技149 じしん 100 100 じめん 物理 10
技150 ストーンエッジ 100 80 いわ 物理 5
技152 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5
技158 きあいだま 120 70 かくとう 特殊 5
技167 インファイト 120 100 かくとう 物理 5 Lv36
技171 テラバースト 80 100 ノーマル 特殊 10
技181 はたきおとす 65 100 あく 物理 20
技184 しんくうは 40 100 かくとう 物理 30
技185 とびかかる 80 100 むし 物理 15
技191 さわぐ 90 100 ノーマル 特殊 10
技204 すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15
技205 がむしゃら - 100 ノーマル 物理 5
技213 コーチング - - かくとう 変化 10
技221 じごくづき 80 100 あく 物理 15
技229 はやてがえし 65 100 かくとう 物理 15

タマゴ技

カポエラーのページを参照。

過去作限定技

※その技を覚えられる一番最新の世代にのみ記載。赤字はSV未対応技。
世代 覚える技
初代VC じごくぐるま、いかり、がまん、ロケットずつき(マシン)
第2世代VC のろい、みきり(マシン)
第3世代 ものまね、ばくれつパンチ(教え技)
リフレッシュ(XD)
第4世代 しぜんのめぐみ、ゆうわく(マシン)
第5世代
第6世代 ひみつのちから、グロウパンチ(マシン)
第7世代 とびげり、まわしげり、ヨガのポーズ、みやぶる(レベル)
どくどく、ないしょばなし、おんがえし、やつあたり、めざめるパワー(マシン)
ずつき、ちきゅうなげ(マシン、ピカブイ)
おいうち(タマゴ)
なりきり、ほしがる、とぎすます(教え技)
第8世代 こころのめ、リベンジ(レベル)
メガトンパンチ、いびき、メロメロ、とびはねる、りんしょう、かたきうち(マシン、剣盾)
ばかぢから、ふるいたてる(レコード、剣盾)
かいりき、かげぶんしん、いばる、いわくだき、きあいパンチ、ロッククライム(マシン、BDSP)

遺伝

タマゴグループ 人型
タマゴグループ
(バルキー時)
タマゴ未発見
性別 ♂のみ
進化 バルキー(能力値が「こうげき」>「ぼうぎょ」の時、レベル20)→サワムラー
分岐進化 エビワラーカポエラー

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最終更新:2024年01月21日 11:19