ポケモン強弱の変動記【第7世代】
第7世代後半(ウルトラサン・ウルトラムーン発売後~)
サン・ムーンでは新規入手不可能だったライチュウ、ガラガラ、ナッシーの原種はウルトラスペースで進化させることで入手可能になった。
アンノーンは変わらず入手不可能なので、どうしてもレートで戦わせたい場合は過去作が必須になる。
新勢力ポケモン
マイナーチェンジ版であるためか追加ポケモンが非常に少なく、オメガルビー・アルファサファイアのように新規メガシンカもない。
なお、これらの追加ポケモンやネクロズマのフォルムチェンジ等の新要素はサン・ムーンに持ち込めない。
配布された特性がマイペースのイワンコ(タマゴ可)が進化した姿。まひるのすがたからAを2増やしSを2減らした種族値。
特性のかたいツメは専用技のアクセルロックや教え技のドリルライナーにも補正がつくため、他の2種よりかは扱いやすい特性といえる。
ドラミドロと同じどく・ドラゴンタイプのUB。
S種族値121とゲッコウガに次ぐ高い素早さを持ち、ドラミドロと違い炎技を習得可能。
更にわるだくみを覚えるためビーストブーストと合わせて抜き性能が非常に高く、USUMシングルバトルにおけるトップメタ。
しかし高速高火力にありがちな低耐久であるため、タスキやビーストブースト前のスカーフ持ちで止まるという欠点もある。
防御が非常に高く、素早さが非常に低いUB。いわ・はがねタイプと耐性は非常に悪いため、相手を選ぶ。
自身と相性の良いトリックルーム、ジャイロボール、連続技であるロックブラストも習得できるため、
新たなトリックルームパーティのエース候補。
ただしあまりに防御に偏っているため、
ビーストブーストでAを上昇させるためには性格をさみしがりにし、B個体値を17以下にしなければならない点には注意。
シャンデラと同じほのお・ゴーストタイプのUB。デオキシスを彷彿とさせる種族値をしている。
専用技のビックリヘッドは威力命中共に優れているがHPを半分減らす(小数点以下切り上げ)と非常に癖が強い。
高めのAを活かせる技がニトロチャージくらいであり、
技範囲も炎、ゴースト(これだけでも十分ではあるが)のみと狭く、上記UB2体と比べマイナー気味。
大幅な強化がされたポケモン
音わざが水タイプとなるうるおいボイスが解禁され主にダブルバトルで使用されている。
ハイパーボイスと組み合わせることでダブルバトルでの味方を巻き込まない相手全体水技を取得。
ほろびのうたもこの特性の対象なので、味方をちょすい持ちなどにして対戦相手にだけ滅びのカウントを付けるといった芸当も可能に。
いかくが解禁されてシングル、ダブル共にもうかから置き換えられる形となった。
また教え技でばかぢから、はたきおとすなど高火力の技を習得した。
新たにおいかぜを習得し、Zおいかぜを利用した確定急所型が誕生した。
また、はたきおとすを習得し、対ゴーストへの技威力が上昇した。
新たに専用Zのブレイジングソウルビートを取得。
相手全体に高火力の音技を放ち、技が命中した場合全能力値が1段階上昇するという強力な技を得、主にダブルで猛威を振るうようになった。
またインファイトや3色パンチを習得し、これまで低めだった物理火力も補強され
相手からは物理型、特殊型、両刀か分かりにくくなり受けづらい存在となった。
それぞれ専用Zを取得。元の専用技の効果をそのままに威力を上昇させたものである。
ネクロズマに取り込まれた姿よりもSが高く、特性が異なるため、取り込ませずにそのまま戦うことも出来る。
待望の物理鋼技アイアンヘッドのほか、がむしゃら・いかりのまえば・てだすけ・おさきにどうぞ等、有用な教え技を多数習得。
特にがむしゃらは隠れ特性がんじょうとのシナジーが凄まじく、
ツンデツンデとコンビを組んでのレベル1がんじょう型がダブルバトルで猛威を振るう結果となった。
てっぺきを習得し、物理受けとしての性能が大幅上昇。
また、こごえるかぜ、はたきおとす、マジックコートなどサポート能力も上昇した。
ソルガレオ、ルナアーラを取り込んだ姿や専用Zを持たせた場合にフォルムチェンジ可能なウルトラネクロズマを取得。
新技のフォトンゲイザー、ソルガレオ、ルナアーラを取り込んだ際のそれぞれの専用技、
フォトンゲイザーを元にしたてんこがすめつぼうのひかりなど技面でも強化。
ウルトラネクロズマはACそれぞれ167S129と攻撃性能が非常に高く、特性のブレインフォースで弱点を突いた際更に威力上昇と非常に受けにくい。
ただしソルガレオ、ルナアーラを取り込んだ姿はソルガレオ、ルナアーラよりSが下がっている点、
ウルトラネクロズマにフォルムチェンジしたターンはてんこがすめつぼうのひかりが使えない点には注意。
これによりキュレム同様、これまでの黒い状態でのネクロズマを使う理由がなくなった。
ドリルライナー、エレキネット、でんげきは、イカサマなどを習得し、これまで苦手としていたギャラドスやギルガルドとも戦えるようになった。
配信限定の習得技であった神速をタマゴ技、鋼に対する打点となるじだんだを教え技として習得可能に。
効果が強化されたフィラのみと特性食いしん坊とは相性が良く、安全に腹太鼓が可能になったことも大きい。
ただし、先制技が冷遇気味の環境であることには注意が必要。
新たに専用Zのぽかぼかフレンドタイムを取得。これまでのフェアリーZよりも威力が15高いため置き換わる存在となった。
ただし接触であるため、キングシールドやゴツゴツメットなどの影響を受けてしまう点には注意。
遺伝により頭突きを習得し、天の恵みを活かしたまひるみ型が可能になった。
麻痺が弱体化した今世代においても現実的な範囲の素早さでまひるみが狙えるのはノコッチにはない利点。
特性天邪鬼と相性のいいばかぢからを習得。
素早さや各種習得技の点でジャローダの劣化とされていた前作から大きく進歩を果たした。
コメットパンチを習得。
従来まで高火力だが命中に難のあるアイアンテール、先制技だが威力40(適応力込みで80)のバレットパンチしかなかったが、
不足気味だった物理鋼技が充実するようになった。
新たに専用Zのフィールドを消す高火力岩技であるラジアルエッジストームを取得。
また岩技と相性のいい地面技であるドリルライナー、じだんだを習得した。
- パルシェン、ガメノデス、マリルリなど新たにアクアブレイクを習得できるポケモン
前者2匹はこれまでシェルブレード止まりであった物理水技の威力が改善され、
マリルリは低素早さであるために活かしにくかったたきのぼりに置き換わる高威力技となった。
- ケッキング、キングラー、メタグロスなど新たにじだんだを習得できるポケモン
それぞれ特性を逆手に取ったり、電気等への打点やハサミギロチン失敗ごの追撃に役にたったり、
「かたいツメ」補正を受ける単体技として使えるようになった。
弱くなったポケモン
強くなった面も弱くなった面もあるポケモン
その他
ドードリオがじだんだを獲得し自身よりも火力の高い地面技を使えるようになった事で差別化難が更に深刻になった。
素早さで大きく上回るメブキジカが天の恵みと頭突きを両立可能になり立場を食われる形になった。
原種とリージョンフォーム、対戦考察上での双方の役割が似通っていたことによる評価の原種劣勢ムードが、
リージョンへの教えわざ解禁によって決定的となった。
削除済みポケモン
参考:アローラマーク付きの個体の入手方法が不明なポケモン
デオキシス・ダークライ・ケルディオ・ゲノセクト・ディアンシー・ボルケニオン
アンノーン
なお、カロスマーク付きの個体は第六世代までの全てのポケモンが存在する。
(マナフィ・メロエッタ・ゲノセクトは第六世代では日本語版向けの配信は無く、海外で配信された個体のみ)
現在のUSUMのレーティングではスペシャルを除きXY・ORAS・SM・USUM産のみ使用可能。
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最終更新:2020年06月04日 14:18