地図作るだけ企画1内検索 / 「トモルタマホヒメ」で検索した結果

検索 :
  • ヤギホ人キャラクター
    ...ネアブリ族 女官長:トモルタマホヒメ 1000年前 ホカゲ族 女王:ヤエケブリホムラオオキミ 女王の妹:ココノエタキカヒメ 反逆者:トオヤギホセヒコ 女王の姉:イツエミサキイラツメ 英雄/女王の父:ナナツマホヒコ 女王の母:『女神』 ネアブリ族当主:ヤガシラタヲ マオキ族当主:ツグムネヒコ ※当時のホカゲ族の姉妹たち一覧 キャラクターページのテンプレート
  • ナナツマホヒコ
    ヤギホ独立戦争時~ヤギホノミヤマ王国独立後 <姿絵なし> 通名 ナナツ 真名 七真火日子 年齢 独立戦争の頃だいたい40代後半だったと云われている 身長 さほど体格が良かったわけではなさそう 身分 ホカゲ族族長、独立戦争の英雄 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 独立戦争を勝利に導いた英雄であり、文武両道に長け、誰もが彼を尊敬の眼差しで見ていたと伝えられている。戦争には参加の表明をしたが、ステラクスとの和平工作も行なったとされており、武勇よりは知略に長けたという逸話が多い。相当弁の立つ男であった模様。 外見の特徴 神話には特に記載なし。当時の平均的なヤギホ人であったものを見られる。 備考 当時の慣例にならって複数人の妻をもっていたようだが、最後の妻である『女神』との婚姻より一気にヤギホの頂点へ上り詰めていった。現在の七部族に当たる有力部族たちを次々と籠絡し味方に引き入れたという逸話...
  • ココノエタキカヒメ
    ヤギホ独立戦争時 (画像挿入予定) 通名 ココノエ 真名 九重焚香日売(ここのえたきかひめ) 年齢 14歳(※ヤギホ暦前1年時点) 身長 147センチ 身分 ホカゲ族族長ナナツマホヒコの次女。ホカゲ娘子隊の射手。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 生まれついての戦士。熱血さと冷静さを併せ持ち、衝動的な激しい戦意を天賦の才としか言いようのない計算能力で制御している。生きるために戦い戦うために生きることを是とし、戦況の打開のためならば自ら敵の懐に跳び込むことも厭わない。良くも悪くも純粋。戦闘能力や戦闘に付随した思考能力の高さに反比例するかのように、人間の感情的な機微を汲む能力が欠けている。単純な善悪二元論の中で生きており、勧善懲悪に近い考え方をもつ。ヤギホの戦士であることに誇りをもち、先祖が代々戦って生きてきたことを侮辱されれば逆上し、相手を考えずに小刀で斬りつけてしまうことも。ステ...
  • 『女神』ヒムカ
    ヤギホ独立戦争時~ヤギホノミヤマ王国独立後 <姿絵なし> 通名 『女神』 真名 不明 年齢 『女神』のため不老長寿だったと云われている 身長 不明 身分 ホカゲ族族長ナナツマホヒコの妻 出身部族 『神の火の山』 性格の特徴 神話から激情家であったことが窺えるが、『神の火の山』の化身とされていることから後の時代の創作である可能性もある。 外見の特徴 神話には見る者を一目で虜にする絶世の美女として描かれている。すぐに人間ではないと察することができるほどだったとのこと。 備考 ヤギホ独立戦争時にヤギホに降臨した『神の火の山』の化身である『女神』。建国神話に出てくる『北の神の山の女神』の娘の一人でありホカゲ族の直接の祖と同一の存在であるとされている。彼女と英雄ナナツの婚姻によってヤギホに恩寵がもたらされ独立を成し遂げることができたと伝えられている。英雄ナナツとの間に3人の子供を産んでい...
  • トオヤギホセヒコ
    ヤギホ独立戦争時 通名 (不明) 真名 (不明) 年齢 推定10~14歳 身長 (不明) 身分 ホカゲ族族長ナナツマホヒコの子。恐らく末子。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 (不明) 外見の特徴 (不明) 備考 史料がない。 ヤギホノミヤマ王国・新生ステラクス王国間停戦条約締結後 通名 トオヤ 真名 十夜芸火勢日子(とおやぎほせひこ) 年齢 推定12~16歳 身長 比較的長身であったと云われている。 身分 女神を弑逆した大罪人。 性格の特徴 (不明) 外見の特徴 長身痩躯の美しい少年であったと云われている。 備考 文武両道に秀でていたが、女神である母親や女神となった姉への反発を繰り返し、最終的には母親を刺し殺したと云われている。この時使われた剣が魔剣『神薙』。ヤエに処刑され『神の火の山』の火口に落とされる最期を迎えるが、その際火口付近に『神薙』を突き立て「いつか自分の...
  • ヤエケブリホムラオオキミ
    ヤギホ独立戦争時 (画像挿入予定) 通名 ヤエ 真名 八重煙火連日売(やえけぶりほむらひめ) 年齢 17歳(※ヤギホ暦前1年時点) 身長 153センチ 身分 ホカゲ族族長ナナツマホヒコの長女。ホカゲ娘子隊の参謀役。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 温厚で常に穏やかな笑みを湛えており、声を荒げることはまったくない。冷静沈着で思慮深く、荒々しいヤギホ人の中では異質な存在だが、だからこそ仲裁役として重宝されている。観察眼に優れ、計算能力も高いが、自ら表に出ることはなく、後方支援や後方からの指示に徹している。民族や部族で差別することはないが、逆に『身内』という考え方がないとも捉えられ、同じヤギホ人・ホカゲ族でも掟に反した者には情けをかけない。徹底した個人主義で、仲間たちを冷静に動かして淡々と作戦をこなし戦略的に活動する。 外見の特徴 ヤギホ人女性にしては長身ですらりとした印象を与える。...
  • ホカゲ族の姉妹たち
    ホカゲ族の娘たち  独立戦争時、ホカゲ族当主ナナツマホヒコの家系である本家筋の氏族には、全部で10人の子供たちがいた。  父親はいずれもナナツだが、ナナツには全員で4人の妻がおり、10人の子供たちの母親はその4人のうちのいずれかであると云われている。  娘は全部で9人、息子はたった1人。 長女:ヒトエ  1人目の妻の娘。次女のフタエとは一卵性双生児。  普段は物静かで寡黙だったが、全体を見通す冷静さがあり、母が不在の時には母に代わってホカゲの娘たちを指導することもあった。『ホカゲの娘』としても優秀で、どこに行っても歓待されていた。  16歳の時ミチベ族に嫁ぎ2人の子供を産んでいたが、独立後ヤエの命令に従ってカガリ族に嫁ぎ直している。 次女:フタエ  1人目の妻の娘。長女のヒトエとは一卵性双生児。  普段は比較的はっきりとものを言う方だったが、姉のヒトエ同様全体を...
  • ヤギホ人の宗教
    拝火教 概要  ヤギホ人がこの大陸に定住して以来信仰を続けている民族宗教。  『拝火教』とは、非ヤギホ系の国家による他称であり、ヤギホ人が自ら「拝火教徒」と名乗ることはない。ヤギホ人の生活文化と不可分の民族宗教であるため、ヤギホ人はこの宗教を宗教として認識しておらず、自らの生活様式に名付けを行わない。  国内南部にある国内最高峰の火山、通称『神の火の山』をもっとも神聖なものとし、『神の火の山』を擬人化したものと思われる女神を最高神に位置付けた多神教。その女神の直系の子孫であると称するホカゲ族の首長兼ヤギホ人の女王を最高司祭としている。女神の娘である以上女王や王女も女神であるとみなし、司祭であると同時に信仰の対象としている。  アニミズムであり、『神の火の山』より産出されたものや『神の火の山』を連想させるもの、『神の火の山』にまつわるものをすべて神の宿るものと捉えて尊重している。 ...
  • イツエミサキイラツメ
    ヤギホ独立戦争時 (画像挿入予定) 通名 イツエ 真名 五重碕郎女(いつえみさきいらつめ) 年齢 19歳(※ヤギホ暦前1年時点) 身長 160センチ 身分 ホカゲ族族長ナナツマホヒコの先妻の長女。戦士としてマオキ族とともに行動中。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 責任感が強く真面目で、比較的温厚。ホカゲ族の娘としての矜持は高いが、どちらかと言えば上に立つ者としてのゆとりを見せ相手を安心させようとする質。荒ぶる少年戦士たちの姉役として一同を導く立場であり、見る者は安心感を覚え、母なる大地の神の姿を重ねていたといわれている。ホカゲ族の娘として、ヤギホ流の武術とともにヤギホ古語やヤギホ神話について学習してきた文武両道。比較的争いを好まず、出来る限り対話で物事を解決したいと考えてはいるが、仲間たちが傷つけられれば攻撃もやむなしと刀を抜く。あまり他人に対して攻撃的な感情を抱く性格ではな...
  • テルマドハライヨヒメ
    (画像挿入予定) 通名 テルヒメ、テル 真名 照円祓夜日売(てるまどはらいよひめ) 年齢 15歳 身長 148センチ 身分 女王の次女。王位継承権第二位、女神候補者の一人。女神となる可能性をもった存在として人間とは区分されて扱われる。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 12歳で成人するまで神殿から一度も出たことがなく、成人の儀以降母に伴われて民衆の前に姿を見せるようになったが、生来の調子の良さや甘え上手で一般民衆にも積極的に声をかけるため、民衆の間では評判が良い。能天気な笑顔と笑い声が特徴。《祝刃守》の若者たちと街を練り歩いたり軍人の稽古場に顔を見せたりと、民衆からすれば親しみやすい存在で、女神としてより一人の少女として可愛がられることが多く、外国人やヤギホ人でも上層部の者は支持率や外交手腕などで姉のカグホを追い落としてしまうことを懸念している。おてんばで人なつこく、よく喋りよく動...
  • カグホムラミシロヒメ
    (画像挿入予定) 通名 カグホ 真名 輝火連美代日売(かぐほむらみしろひめ) 年齢 17歳 身長 149センチ 身分 女王の長女。王位継承権第一位、次期女王にして次期女神。近い将来必ず神となる存在であり、人間として扱われたことはない。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 13歳で成人するまで神殿から一度も出たことがなく、成人の儀以降は母に伴われて民衆の前に姿を見せるようになったが、下民の前で口を開いたことはない。七部族の者でも声を聞いたことのある者は一握りで、会話をしたことのある者は王族を除くとごく一部の神官・女官・《祝刃守》の十数名に限られる。ゆえに女王の子供たちの中ではもっとも謎めいた存在となっており、神秘性に守られ、ヤギホ人の多くはよりいっそうの聖性を感じているようだが、外国人やヤギホ人でも上層部の者は支持率や外交手腕などを危ぶんでいる。非常に穏和で繊細。気が弱く攻撃的な物事を...
  • 現存するヤギホ刀一覧
    個人所有 破魔(はま) 所有者:タケハヤヒコ(ホカゲ族)/贈刀者:女王ホヅカサヅチオオキミ  大振りで刀身がやや太め。刃紋はヤギホ波紋に似た波型。鍔はホカゲ族を象徴する8つの炎を纏っているネコ科の大形獣に似た幻獣が描かれた蒔絵。タケハヤ当人の髪の色に似た紅色の柄糸。  タケハヤが成人した暁に女王ホヅカサヅチオオキミが自ら授けたもの。都随一の刀鍛冶が打ち、拵えも都中の名匠たちが丹精込めて作り上げた一品。ヤギホノミヤマ王国でもっとも誉れ高い刀であるとされ、この世で最高の神刀であると謳われている。 星断(ほしだち) 所有者:アケボシ(トモシビ族)/贈刀者:トモシビ族族長  大振りで刀身がやや太め。刃紋はほぼ直線状のごく緩やかな波型。鍔はトモシビ族を象徴する3本の松明と大型の鳥と思われる幻獣が描かれた蒔絵。緋色の柄糸。  贈答者は父であるトモシビ族族長であり、もともとは別の銘がつ...
  • 女王ホヅカサヅチオオキミの半生
    政治的な活動 978年/21年前:即位、ホヅカサヅチオオキミと名を改める。主立った大神官や《祝刃守》を『神のお求めのところになった』とし、一斉に粛清する。この時、最高権力者であったカガリ族の族長も『神のお求めのところ』となり、カガリ族の発言力も一気に縮小。他の大神官たちの反対をも押し切り、すぐさまステラクスからの食糧の輸入を公認する。同時に、『南北の壁』の関所の通行条件を緩和。南部で密かに形成されていたヒルディカ人街も公に認め、鉄鉱石や鉄器の優先的な輸出を約束する代わりに人頭税を課す。 979年/20年前:ヒルディカ人自治地区の設置。ヒルディカやクレスティンとの技術提携の書面に署名。 980年/19年前:長男を出産するが、ひと月と経ずヤギホ国内での活動を再開。大神官の大反対を押し切り、各地の関所の通行条件を緩和。ヤギホ国内で商売を営む者にヤギホ人・外国人問わず利益に応じた納税を義務付...
  • 夜の神のおはす森 前編
     何もない、真っ暗な闇の中から、赤子の泣き声が聞こえてきた。  気づいた時には遠く感じた声だったが、次第に近づいてきているのか、少しずつ、少しずつ、大きな声へと変わっていく。  すぐ傍で聞こえるようになってから、背筋が冷えるのを覚えた。  ウワナは上半身を起こした。  夢だと思っていた。今夜も死んだ弟妹の泣き声が自分を呼んでいるものと勘違いしていた。  本物の赤子が、今まさに、泣いている。  自分はいつの間に眠りへ落ちていたのだろう。こんなところで寝ている場合ではない。自分がここにいることすら、ひとに知られたらおおごとになるのだ。赤子に起こしてもらえて助かった。  窓の外を見た。森の梢の向こうに、明るい月が見えた。  月がすでに天高く昇っている。こんな時間まで宿舎に戻っていないことが見つかったら――  そこまで考えてから、ウワナは、自然と力の入っていた肩を落として、大きく...
  • 『神都』詳細地図
    『神都』とは  999年前、初代女王ヤエケブリホムラオオキミが造った計画都市。王室公式文書には、完成までにおよそ20年ほどかかったとある。動員された人数は延べ1万人を超えたともあるが真偽のほどはさだかではない。  完成からおよそ980年間ほどずっとヤギホノミヤマ王国の首都として栄えている。  ヤギホ人は単に『都(みやこ)』もしくは『神都(しんと)』と呼んでいるが、外国人、特に居留地区に住まうヒルディカ人たちはヤギホ古語で「神の都」を意味する『カミツミヤコ』という固有名詞を使っている模様。 内部構造 塀 南北約40km、東西約36kmの巨大な長方形の塀(土壁、高さ2.5メートルほど)に囲まれており、塀の中は碁盤の目の形になっている。 道路 もっとも幅の広い道は中央を南北に走る「神詣大通り(かんもうでおおどおり)」。幅はおよそ30メートル。 神詣大通りを除く大きな通りは南北に4本、...
  • 【適当なメモ】ヤギホ
    最終更新日時:2015年08月23日 (日) 23時06分47秒; バレたら神のお求めのところになる家系図 話し言葉変換テンプレ・ヤギホ編(別ウィンドウ) よく分かる七部族(関ヶ原武将で例えてみた編) マオキ族⇒井伊直政。絶対負けないやつ。家臣としてバリバリ最強ナンバーワン。 ネアブリ族⇒福島正則。爆発四散! ノシ族⇒黒田長政。「そんな奴いたっけ?」とか言わない。 カガリ族⇒石田三成。クソ真面目すぎて常にフラグ乱立。 テルハゼ族⇒毛利輝元。だがしかし:動かない。 トモシビ族⇒小西行長。ずっと薬売ってりゃ良かった! ホカゲ族⇒皇族。>関ヶ原関係ない<
  • ウワナタケオミ
    (画像挿入予定) 通名 ウワナ 真名 上納建臣(うわなたけおみ) 年齢 42歳 身長 176センチ 身分 王族親衛隊《祝刃守》の隊長《護人(もりびと)》。公に政治的な立場を与えられてはいないが、今のヤギホノミヤマ王国で女王ホヅカサヅチオオキミに次ぐ実力者であると目されている。 出身部族 シラスナ族 性格の特徴 ヤギホ人が思い描く理想のヤギホ武士そのもの。不言実行を成す決断力と行動力に富んでいる。比較的寡黙で、部下の《祝刃守》隊員たちに対してもさほどまめに指揮命令を下すことはせず自由にさせているが、要所要所だけ押さえて後片付けのみ請け負う姿勢や若い隊員の剣術の稽古に付き合う様、何より女王への絶対的な忠誠心を高く評価されており、どの層にもわりと評判が良い。私的なことはほとんど語らないため、《護人》になるまではどこで何をしていたのか知っている者は少ない。 外見の特徴 焦げ茶色の髪、癖っ...
  • ヤギホノミヤマ王国憲法草案
    欽定憲法草案 【巻物がひとつと筆記用具一式が女王ホヅカサヅチオオキミの文机の上に広げられている。当の女王は疲労ゆえか筆を持ったまま突っ伏して眠ってしまっている。肩には、いったい誰のものなのか、黒地に赤いヤギホ波紋が刺繍された綿入りの羽織――《祝刃守》の制服として支給される防寒具――がかけられている。】 (冒頭のみ少し古い言い回しのエアスター語にて記述) 以下見つる者は首に縄をかけ南大鳥居より吊るす。 鐡とて母は許すまじければ心すべき。 火司 (以下、基本はヤギホ古語、一部政治的な新語のみエアスター語にて記述) 基本的人権の尊重 ヤギホノミヤマ王国に居住したる者は、別に定むる法に反せぬ限り、信仰、就業、教育、婚姻、移住に際してその出自に妨げられるることなく自由に選択することを認む。 前項について、別に定むる法に反せぬ限り、なんぴとも妨ぐることを認めず。 ヤ...
  • 夜の神のおはす森 後編
     子の柔らかな髪に顔を埋めているうちに、小さな音が聞こえてきた。枯れ葉や小枝が砕ける音――何かが地面を踏む音だ。  徐々に大きくなっていく。徐々に近づいてくる。  慌てず、おもむろに顔を上げ、音の鳴る方角を向いた。  足音の大きさで体重が、衣擦れの音で着物と髪の重みが、拍の正確さで迷いのないことが、想像できていた。神の鎮守の森を文字通り己れの庭として掌握する、小柄で髪の長い女性は、今やこの世にただひとりしか存在しないのだ。  腕の中の子が、短い腕を伸ばした。 「たあ!」  木陰から姿を見せたのは、案の定、赤子の母親だった。  月明かりに、彼女の姿が照らされる。  赤い寝間着の上に濃緋の着物を羽織って、裾を地面に引きずっている。黒く長い豊かな髪も、着物の裾の上に散らしたように乱れていた。頬は蒼白い。月明かりのせいなのか彼女の体調のせいなのかの、区別がつかない。息も上がっている...
  • エアスター大陸10年分予定年表
    {{※あくまで現時点での案です。いきなり180度方向性が変わっても責任は負えません、ご了承ください。 ※変更・追加・修正などなどご自由にどうぞ。 ※一応エアスター暦で表記しておきます。}} 2514年 4月:【全体】臨時首脳会議 6月:【全体】定例首脳会議 6月:【アガデスタ】動乱→革命へ 8月:【ヤギホ】女王の長女カグホ婚姻の儀 9月:【アガデスタ】崩壊 9月:【ヤギホ】女王の次女テルヒメ失踪 2515年 【ヤギホ】欽定憲法発布 【ヤギホ】女王の次男クロガネ失踪 【ヤギホ】女王の長女カグホに長女誕生 2516年 【ヤギホ】女王ホヅカサ退位を宣言 2517年 【壁】崩壊→風の国の復活 【ヤギホ】正式に女王ホヅカサ退位→新女王に長女のカグホ即位→先王ホヅカサは年内に蒸発し大陸の表舞台から完全に姿を消す 【紛争地帯(東)】独立国家となるか風の国の傘下に入るかで揉め内戦状態へ 【紛争地...
  • ホヅカサヅチオオキミ
    通名 ホヅカサ 真名 火司土大王(ほづかさづちおおきみ) 年齢 不詳。推定30代後半 身長 155センチ 身分 女王にして女神。厳密に言えば、ヤギホ人の全部族の頂点に立つ部族・ホカゲ族の族長であり、統治者であると同時にヤギホ人の信仰する拝火教の最高司祭でもある。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 鬼子母神にして金の亡者。心臓に毛が生えている。剛毛である。子供たちの前ではわりと普通の母親めいた振る舞いをすることが多く、多少反抗されたくらいではさほど厳しいことは言わない。次女のテルヒメや次男のクロガネも可愛がっているが、とりわけ長男のタケハヤを溺愛している。長女のカグホにだけは冷たく当たっているように見られがち。 外見の特徴 典型的な『ヤギホ美人』。真っ黒な髪に真っ黒な瞳、真っ白な肌。切れ長の一重まぶたにこじんまりとした鼻、真っ赤な紅の似合う唇をしている。黒髪は直毛で膝の裏まであり、後頭部で上半...
  • クロガネマロ
    通名 クロガネ 真名 鐡麻呂(くろがねまろ) 年齢 13歳 身長 145センチ 身分 女王の次男。男児のため王位継承権はないが、まだ成人していないため無性扱いになるので、中途半端に神に近い存在。 出身部族 ホカゲ族 性格の特徴 良く言えば天真爛漫、好奇心と悪戯心の塊で恐れを知らない。ヤギホ国内で唯一真正面から神ホヅカサに意見や質問をすることのできるある意味ヤギホ人最強の存在。ホヅカサ自身も末っ子であることや意見されることの珍しさ、クロガネの既成の価値観に囚われない考え方の面白さなどなどに惹かれてクロガネの言葉には結構真剣に耳を傾けるので、ごく一部では「女王ホヅカサに願い事がある者は祈るより王子クロガネに菓子折を贈った方が早い」とか何とか。基本的に未知のものへの恐怖心がない。偏見がない分公正で純真無垢のようにも見えるが、負の感情が欠落しているのかもしれない。何事も呑み込みが早いので、ホヅカサ...
  • イソラ(キンサーラ侯)
    (画像挿入予定) 名前 イソラ・トキサカ・ラタ・キンサーラ 年齢 19歳 身長 170センチ 地位 キンサーラ侯にして《竜の首》第五席。「五の島領主」「キンサーラ島領主」と呼ばれることもある。3年前に父の急死により就任した。五の島は軍事に関する重要施設が多いため、軍事関連の会談の際に国外を訪問することが多い。 出身 キンサーラ島(五の島) 性格の特徴 冷静沈着で若年ながら優秀な青年と見られているが、実際はそこまで頭が良いわけでも政治に向いているわけでもなく、大変な努力を重ねて今の地位を維持している。ヒルディカ貴族の例にもれずポーカーフェイスを身につけており、よほどのことがなければ感情を隠して微笑み十枚舌を発揮することができる。ヤギホの女王ホヅカサヅチオオキミを信仰しているが、一方でヤギホの要人に厳しい条件を突きつけることもあり、「それとこれとは別」と考えるヒルディカ人らしい割り切...
  • ルベルムリリー王家
    『それが、ルベルムリリーの繁栄に繋がるのであれば』 画像 名前 ミラベーラ・フレグリリウム・ルベルムリリー 年齢 110歳 身長 155cm 地位 ルベルムリリー8代目女王 容姿 明るい金の髪にラズベリー色の瞳の可憐な女性。 性格 無邪気で人の良い令嬢の貌と、冷酷かつ理不尽な高貴を纏わせる貴婦人の貌を持ち合わせる女。温厚な人柄で人に取り居る事を得意としている。 概要 現ルベルムリリーの女王。現在8代目であり、20代後半くらいの若さを保つ花人。元冬庭の君であり、白百合の花を咲かせる女王血統のサラブレット。起源の女王の末裔でありルベルムリリーでは高貴な一族の一人。女王であると同時に薬学に精通している理系女子であり彼女の惚れ薬は非常に効くらしい。今は亡き王妃の他に愛人が3人居る生粋のレズビアン。 交流 ラステロイの双子王、特に妹王とは深い交流が有る。ヤギホの女王とも最近交流を持ち始めた。...
  • La marièe noblee 2
    「お初にお目にかかります。私はかつてヤギホ民族が一部族ホカゲの娘だった者であり、今はアスタリカ神国にて巫女姫の護衛をしております者。ただ『イツエ』とお呼びいただければ幸いにございます。神々の恩寵豊かなるステラクスの新王へのお目通りが叶いましたこと、至極恐悦に存じます」  ステラクスの双子王が謁見の間に姿を見せたのは、シルヴェーヌとイツエがこの部屋に通されて間もなくのことだった。  早馬を飛ばしたとは言え、ヤギホノミヤマ王国を出立したのはほんの数日前のことである。実のところを言えば、彼らが自分たちのために時間を割いてくれるとは、まったく思っていなかった。  それが、定刻に二人揃って現れた。  何時間待たされるのかと――待たされること自体にはさほどの抵抗もなかったが、それなりの覚悟はしていたので、正直面食らった。  両方とも登場するというのも、イツエにとっては想定外だった。いずれか片...
  • ヤギホノミヤマの身分制度
    ヤギホノミヤマにおける身分制度の詳細 王族  《神の血族》。ホカゲ族当主の一族であり、長である女王は神と同一の存在とみなされる。 【女王】  女神。全ヤギホ民族を統べる至高の存在。神聖にして不可侵。絶対的な権力を持ち、圧倒的な権威をもってヤギホ民族全体を服従させている。  《神の血族》の筆頭・ホカゲ族の長。最高神官でもあり、ヤギホ陸軍の統帥権をもつ。神から授かった力を持ち、もっとも祝福された部族のもっとも恩寵豊かな娘が継承するといわれている。  神秘のベールに覆われており、いかなる条件の娘がいかなる儀式を経て即位しいかなる生活を送っているのかなかなか明らかにされないが、『女王の長女が女王となること』と『女王は女神の娘であり女神に等しい存在・現人神であること』だけは誰もが理解しうるところである。  外国人と結婚することはない。基本的に七部族の有力者、とりわけ神官として優...
  • 古代ステラクス神官帝国興亡史
    どう考えても見にくいので、エクセルで作成した表を画像化したものを置いておきます。 リンク先でご確認ください。 年号 古代ステラクス神官帝国 ヤギホ人 アスタリカ神国 ヒルディカ群島 約2500年前 ステラクス神官帝国成立。太陽神・雨女神・星銀神の3柱に選ばれた神子を頂点とし、神子を補佐する3人の神官が実質的な政治を執り行う政治形態が完成する。 約2000年前 ヒルディカ群島よりワインの提供があった旨の記述がある。 アスタリカ本島(現シャルーア地域)統一。政治形態は現在と変わらず。 四の島ですでにワインが生産されステラクスに献上されていたと思われる。 約1800年前 ヒルディカ群島より竜の鱗を用いた工芸品が提供されていたものと見られる。 アスタリカとの交易があったものと見られる。 約1400年前 この頃にはすでに鉄器作りが行なわれており、当時の鉄製刀剣が出...
  • 古代ステラクス神官帝国史年表
    年号 古代ステラクス神官帝国 ヤギホ人 アスタリカ神国 ヒルディカ群島 編集 約2500年前 ステラクス神官帝国成立。太陽神・雨女神・星銀神の3柱に選ばれた神子を頂点とし、神子を補佐する3人の神官が実質的な政治を執り行う政治形態が完成する。 編集 約2000年前 ヒルディカ群島よりワインの提供があった旨の記述がある。 アスタリカ本島(現シャルーア地域)統一。政治形態は現在と変わらず。 四の島ですでにワインが生産されステラクスに献上されていたと思われる。 編集 約1800年前 ヒルディカ群島より竜の鱗を用いた工芸品が提供されていたものと見られる。 アスタリカとの交易があったものと見られる。 編集 約1400年前 この頃にはすでに鉄器作りが行なわれており、当時の鉄製刀剣が出土しているが、統一された国家は存在していなかった。 編集 ?年前 アスタリカ本国より、困窮していたア...
  • nupta nobilis
     ココノエは泳げない。  ココノエの生まれ育ったホカゲの森には、泳げるところがなかった。川や泉はあったが、どれも浅く、もっとも深くてココノエの腿の半ば程度がせいぜいだった。入って遊んだこともある。顔をつけたこともある。けれど、体をどう動かせば水に浮いたまま前へ進めるのか、は、分からない。  ステラクスの宮殿は、この大地で海の次に大きな母なる水地に抱かれている。足を伸ばせばすぐ、湖畔に出られた。  湖は大きい。広く、そして深い。  はるかかなた遠くに、山々が連なって見える。  あの向こう側から連れてこられた時、ココノエは、舟の上で、もう戻れないことを実感したものだ。  縁にしゃがみこんだ。  手を伸ばして、指先を水に浸す。指先が透けて見える。ホカゲの森の泉もそうだった。  手を引っ込め、少し前の方へ視線を伸ばした。  ホカゲの森の泉は浅かったので、底の石や砂、草や魚の動きも...
  • 【ふぁぼメモ】ステラクス
    最終更新日:2015年09月06日 (日) 22時24分25秒; アーニマテルとコルパテルに分かたれるまであの湖はプリメキラソーヌ(始まりの音)と、呼ばれていた(2015/09/01) ソルダト系ステラクス人、フィリア系ステラクス人、アステラ系ステラクス人がいる。(2015/09/01) 太陽を祖とする。ふたつはたがう兄弟である。雨を祖とする。ふたつはいとおしい番と子である。星を祖とする。ふたつはうたう友である。(2015/09/01) 系、っていうのはその子の祖先が誰を信仰したかっていうのなので、見た目とかにはほぼ全く反映されない。ただたまに、声を聞く者がうまれたりだとか、そういうことはある。(2015/09/01) あと、神子があとふたり(正確には違う)いる可能性(2015/09/01) 王らは基本四季の祭り時と年末年始。あと各国への権力示しために雨乞いや日照りやったりも...
  • @wiki全体から「トモルタマホヒメ」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索