国境未画定地域(通称:紛争地帯)





正式名称 なし。国際会議では便宜上『国境未画定地域』と呼ばれているが、『紛争地帯』や『空白地帯』、『危険区域』など、人・国によって呼び名が異なる。
地理(西) ヤーハンの谷を境目に、地域全体の3分の1にあたる地域が西地域と呼ばれている。西端にはグラン・シャリオとの国境線となる大河が流れている。西地域は平坦で肥沃な土地であり、かつてここに栄えていた何らかの文明の遺跡が手つかずのまま残され廃墟と化している。その廃墟と化した遺跡を拠点とする集団も存在している模様。
地理(東) ヤーハンの谷を境目に、地域全体の3分の2にあたる地域が東地域と呼ばれている。南東部の高原以外は平坦で起伏があまりない。植物が少なく、ヤギホノミヤマの火山から流れてきた溶岩などが転がっており、荒涼としていて寒冷。植物はまばらで開墾には不向きだが、西地域同様旧文明の市街地であったと思われる遺跡群が点在している。旅人たちの間では『もっとも大きな街』と語り継がれている幻の都市があるものの、その噂が本当かどうかはさだかでない。
政治形態 統一国家はない。どこにも所属できない者たちが隠れ住んでいるといわれている。特に東地域はヤギホノミヤマと壁の国の冷戦の影響を受け殺伐としており、無人状態になることもしばしば。
外交情勢 虎視眈々と自らの領土にしようとしている国もあれば、武力衝突回避のためにこのまま緩衝地帯として存続してほしいと思う国もある。
主要産業 主立って活動している集団がいないため、何もないことになっている。
経済情勢 表向きは無人の地域とされているため、何もないことになっている。ヤーハンの薬、ヤギホの銃、壁のおかし、グラン・シャリオのもなかなど、あるはずのないものが売買されているという噂もあるが、真偽のほどはさだかではない。
文化的特徴 表向きは無人の地域とされているため、現在の住民の文化はないことになっている。しかし、グラン・シャリオの術力機械装置に似た遺物が多数残されていることから、かつてはグラン・シャリオが約1000年前に崩壊した際何らかの影響を受けた(もしくは分離独立した)文明が築かれ、高度な魔法科学文明が築かれていた可能性が高い。今なお何らかの特徴を持った者たちが足を踏み入れると動き出す遺跡もある模様。とは言え、一時的に立ち入る旅人が安易に操作できるものではないため、何がどう動くのか詳細は分かっていない。以前は現在『壁の国』と呼ばれている地域の住民が何らかの操作ができたと云われてはいるものの、『壁』が誕生して以来すべてが失われた。
表社会に出られない人々の隠れ家になっているという噂もあるが、確認し公にした者はない。
歴史 かつては文明が栄えていたようだが――
住民 遺跡に棲む者たち




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最終更新:2015年10月19日 11:54