―――昔、その国を旅人は『夢の国』と例えた。


正式名称 ヴォーレン・フロイライズ・ルベルムリリー(乙女が住まう白百合。乙女百合と呼ぶ場合も)
地理的特徴 北西に山や森が有り、北部は密林が茂り、東南には草原が広がる豊かな土地が特徴的。
密林や草原で取れる植物や薬草はルベルムリリー最大の資金源となっており、特に薬草はこの土地にしか生えないものが幾つも存在している。
暖かで緩やかな気候であり、あまり雪は降らない。
中央に王都-花の見る夢-が置かれ、それを囲うように4つの領土『リリウムバウム(通称大樹)』には4人の領主が存在する。
政治形態 王政を敷いており、歴代全てが花人の女王が治めている。

その下には軍事を司る『リリウムバッド(通称蕾)』、政治面や経済面を司る『リリウムルート(通称根)』、そして魔術や医療を司る『リリウムブルーム(通称花)』が置かれており、全てが女王の持ち物として組織立っている。
現在は顔が同じの花人が全ての長を務めており、女王の補佐として活動している。
この三つの部隊についてはルベルムリリーの政治についてでもう少し詳しく触れるので別紙参照されたし。
元々は鎖国に近い状態であり、長らくラステロイ精霊王国やアガデスタとしか貿易をしてこなかったが、此処50年で交流が増えてきた模様。


そして最大の特色は女尊男卑を徹底して敷いている所であり、この国の男は母の、妻の、娘の、そして他人にですら『持ち物』として管理されるのである。
外交情勢 ラステロイにはデレデレ、アガデスタにはツンデレ(物理)の姿勢は今も昔も変わっておらず。
青空王国とステラクスには最近自国の姫を後宮へ入れたためか、交流が生まれている。
主要産業
【酒造】
蜂蜜酒や花酒などがメイン、華やかで甘いものが多い。
また蜂蜜酒は精力が付くため新婚への蜜月のお共や夫婦の仲を取り持つ秘薬としても売られている

【薬草や花】
ルベルムリリー最大の強みであり、この地域でしか取れない薬草もザラにある。
高価なものや希少なものは昔はラステロイやアガデスタにのみ輸出し、ルベルムリリーに出向かなければ購入出来なかったが、最近はチンコンやステラクスにも流通し始めている。
まれに中毒性の高い薬草や花粉などが出回っている。

【医学と~愛の蔓草~】
非常に高水準の医学を誇っており、医学を勉強するラステロイやチンコンの学生を受け入れている程。
ちなみに婦人科関係の医師が他の国に比べ多く、不妊に悩む身分の高い他国の女性が彼女達を訪ねてルベルムリリーを訪れる事も有る。
また花人は[愛の蔓草]という幻の花を育てており、いずれはそれが不妊治療に役立つのではないかと期待されている。

あとはルベルムリリー産の野菜や果物などの農業が盛ん。

このような感じに食べ物には不自由していないが、鉄や燃料などは不足がちなため他国から輸入している模様。
文化的特徴 国に暮らす民の7割が『花人』と呼ばれ、花と共存し生きる妖精に近い種族であり、あとの3割は人間とその他種族が混合で暮らしている。
花人については花人についてを参照。
民族衣装はサリーやヘレンガをイメージして頂ければ想像は容易かと。
男女比率は8:2、何故かこの国で男性が産まれる事は殆ど無い。
女尊男卑を徹底して敷いており、この国で生まれた『男』が民として過ごす事はまず無い。
産まれた男は親から引き剥がされ貴族の持ち物として『教育』が施される事になる。内容?言えません。
殆どが貴族の娯楽や愛玩動物として高値で買われ、あるいは奴隷に近い奉仕をさせられる事になる。
レアリティで言うなれば花人の男性>>>人間以外の種族の男性>>>人間の男性であるが、スペックによって市民権をはく奪された彼らの人生はまさに花の数程有る。
外部から誘惑して引きいれた夫はともかく、この国で産まれた貴重な男や様々な理由でこの国の女に魅入られた男達は皆彼女達の持ち物であり、ペットや家具に近い扱いを受けるのである。なんとも倒錯甚だしい国である。
宗教 ルベルムリリーを作り出したと言われている花人がモチーフと言われている3柱の女神が信仰されている。
花の女神≪リリウム≫
ルベルムリリーの半数、主に花人が信仰している女神。豊穣神に近い存在を受けており、王都~花の見る夢~と春樹領には神殿が存在している。

愛の女神≪ヴェリア≫
次いで信仰されている女神。性愛や生命を司るとも言われており、子供を欲する夫婦や恋する乙女などが深く敬愛している様子。秋樹領に神殿が存在する。

禁断の女神≪フルーク≫
殆ど廃れてしまい、表向きにはほぼ信仰されていないと言われている女神。秘術の女神とも言われており、ルベルムリリーの魔女や悪しき花人が静かに信仰している。噂では第四王女もこの女神を信仰していると言われている。
教育水準 学習院が存在しており、各領土や王都にも点在している。ルベルムリリーに戸籍を持つ少女達は義務教育として学習院で勉学を15歳まで無償で受ける事が出来、16歳をもって成人を迎え、大人の女として認められる。

ルベルムリリーの男は一切の権限を持たず、冬樹領にある訓練場にて『教育』あるいは『調教』を受け、優秀な功績を残した者より順に国内へ出荷されてゆく。
歴史 ルベルムリリーの歴史
人物 しばしまたれよ
担当者 現在不在です。周辺各国は現状維持でお願い致します。




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最終更新:2015年06月14日 14:22