正式名称 | クレスト人民共和国 『クレスティン』は『クレスト人の土地』という意味で、この2000年ほど統治者や国家形態が何度変わっても諸外国からは基本的に『クレスティン』と呼ばれている。 |
主要構成民族 | クレスト系約80%、ヤギホ系約9%、ヒルディカ系約6%、残りその他の民族。 |
地理的特徴 | 全体的に平坦だが、東部に向かってなだらかに標高が上がっている。国土の6割を湿地帯が占める。気候は寒冷で冬には北西から吹く季節風の影響により積雪がある。 |
政治形態 | 社会主義国であり、クレスト人民民主主義共和党(通称:共産党)による一党独裁が続いている。 共産党主席を中心とする共産党幹部により政権運営がなされる。 立法はクレスト人民評議会によって行なわれるが、議員は皆共産党の理念にとりわけ忠実な党員が選ばれている。 共産党の目指す『理想郷』を掻き乱す危険性のある不穏分子を事前に排除するため、治安維持組織・国家保安委員会(通称:国安警察)が組織されている。 |
外交情勢 | ヒルディカとは長らく学術交流を続けていたが、共産主義革命以後関係が急速に悪化、現在一触即発の緊張状態が続いている。ヤギホノミヤマ王国とも長年の友好国だったが、近年疎遠になりつつある。 |
主要産業 | 地下資源が豊富で、石炭と原油を産出しており、それらをもとに工業国家としても発展していた。また、大学を初めとする高等教育機関の研究施設が充実しており、科学技術方面では抜きん出たものがある。 |
経済情勢 | 農作物も工業製品も徹底した管理下に置かれている計画経済。個人の財産の所有は認めていない。共産党幹部によれば、「すべては計画通りにいっている、共産主義は究極の経済体制であり、クレスティンは今エアスター大陸において魔素を用いることなく人工的に作り出した最高の文明国、最高の理想郷になりつつある」とのこと。 |
文化的特徴 | 「すべての人民の平等を確保する」ため、すべての住民が定められた石造りの集合住宅に居住するよう定められている。住宅も道路も住民がいる地域の新しい建築物はすべて統一された基準で造られており、華美な装飾も嫌われるため、新市街は全体的に灰色で角張った印象。旧市街はかつての皇族や貴族の華麗な屋敷やクレスト人が信仰していた聖隷教の荘厳な教会が残っているものの、大半は共産党がその財産とともに差し押さえ、公共の施設として開放した。一部元の所有者の激しい抵抗にあったところは破壊された状態で放置している。 |
身分制度 | すべての人民が平等です。クレスティンは地上の理想郷ですから。 |
宗教 | 「そんなものがあるから戦争になるのだ。この世界に共産主義の理想より重んじるべき思想があるだろうか、いやあるはずがなかろう」 |
教育水準 | 10年制の義務教育(5歳から7年間の初等教育と初等教育卒業後3年間の中等教育)があり、学校はすべて国立で教育費は無料。共産主義の素晴らしさを徹底的に教育する。卒業後は、職業訓練学校(3ヶ月~1年)を経て共産党の定めた職種で就職・職業訓練高等専門学校(2年~5年)を経て共産党の定めた職種で就職・大学(特にさだめなし、ただし学生として在籍可能なのは最長8年)を経て共産党幹部候補生/各種工場などの管理者/クレスティン軍幹部候補生/国家保安委員会委員/研究者などの職種から選択、と定められている。 「魔素に頼らない人民による人民のための科学技術を」を標語に高度な科学研究を行なっており、技術革新が進んでいる。(メタ的に言うと19世紀終盤~20世紀初頭くらいかもしれない) |
歴史 | クレスティンの歴史のページ参照。 |
人物 | クレスティン関連キャラクター |
担当者 | 現在の取りまとめ役はしゃしゃですが、関与したい方のご意見やご要望は基本的に採用致しますので、しゃしゃまでご連絡ください。 |