昨日9日 Eテレで、『お金と感情と意思決定の白熱教室』を見た。
私たちは何のために働くのか?
私はずっと、お金のためだと思っていた。そうでないという人は、綺麗事を言っているのだ。
「モチベーションが上がらない」と嘆く若者は我儘だと考えていた。
しかし講義を聞いていて、お金よりも大切なのは「やりがい」だということが分かった。
報酬が高くても「やりがい」がないと、人はストレスを感じて、その仕事ができなくなる。
その通りだ。そんな自分を責める必要はない。
潰れる会社は、能力がある人から順番に退職すると聞いたことがある。
世の中を動かしているのは、仕事に意義を持っている人達なのだろう。
少し外れるかもしれないが、一番わかりやすかったのが、「歌のうまい歌手にお金を少ししか払わなくても、その人は下手に歌いますか? その人にとっては下手に歌うことの方が大変なんです」という例。
報酬が低くても高くても、自分の仕事の質は変えられない。ただ、掛けた労力にあまりにも報酬が見合わない場合は、その仕事を断るようになっていくのだという。
最終更新:2014年05月10日 13:41