ゾンビブームの火付け役となったアメリカのテレビシリーズ『ウォーキングデッド シーズン4』が、3月30日に第4シーズンの最終回を迎えました。
それに乗じてアメリカ・フィラデルフィアのドック・ストリート醸造所が『ゾンビビール』なるものを開発したのです。
■『ゾンビビール』その原料は?
原料には、ゾンビの好物とされる”脳みそ”が入っています。とは言え、もちろん人間の脳みそではありません。燻製にしたヤギの脳みそに、麦芽小麦、滑らかなオート麦と大麦で醸造されたアメリカン・ペール・スタウトで、クリーミーな口当たりは確かにビールの”風味”として感じられるのだそうです。
さらに、一緒に入っているクランベリーがビールに赤みを加え、見た目を血のようにしたそう。
■『ゾンビビール』開発の経緯とそのコンセプトは?
なぜ脳みそ入り『ゾンビビール』なんて開発したのかというと、ドック・ストリート醸造所のメンバーが「ウォーキングデッド
4」の大ファンなんだとか。「もし、ゾンビのブリューマスターが、新ビールを開発したらどんなビールをつくるだろうか?」と考えたのがきっかけだといいます。
そして、そのシリーズ最終回の日に合わせて2ヶ所の会場で販売され、会場には巨大スクリーンを設置し、シーズンの最終エピソードをゾンビビールと共に味わうというコンセプトにしたのだそう。
ちなみにアルコール度数は7.2%とビールとしては高め。飲み過ぎて、ゾンビのようになってしまわないよう気をつけて。