結果について

 

 「抽選」「選択」について一通り解説してきたので、今回はまず「結果」についてみていきます。一局の結果は大きく分けて以下の6つ。この結果の集合が一試合(半荘)の結果となり、勝敗の決着となります。

 

・アガリ

・放銃

・被ツモ(他家のツモアガリ)

・横移動(他家の別の他家からのロンアガリ)

・流局(荒牌)

・途中流局(九種九牌、四風連打など)

 

 このうち、成績に特に影響を与えるのは、アガリと放銃。その為、最大限にアガリを目指し(できれば高打点を狙い)、最大限に放銃を避ける(放銃するとしても高打点の放銃を特に避ける)のが基本です。アガリを目指すうえでは、手作りの技術。放銃を避けるうえでは、降りの技術。そして、この局面でアガリを目指すのと、放銃を避けて降りるのと、どちらが有利かを判断する押し引き判断が必要になります。押すか引くかを先に判断してから、押すとすれば何を切るのが最も良いのか打牌比較することで判断を迅速に行うことができます。

 

 勿論、放銃を避けることが前提であっても、なおかつアガリや流局時テンパイによる加点の可能性が見込める選択ができるならその方が有利です。このような打牌選択を回し打ちと言います。また、アガリ、放銃以外の結果も、自分にとって有利になるようにできるのであればそれに越したことはありません。その為、押し引き判断の段階で、押す、降りる、回し打ち以外の選択を考慮することもあります。これらの選択についても、「その選択を取るべきか」という押し引き判断と、「その選択を取るならどうすべきか」という打牌比較の技術が必要になります。

 

 ただ先程も申しました通り、アガリと放銃が特に成績に影響を与えるので、まずは手作り、降りの技術、攻めるか降りるかの押し引き判断。それも基礎的で、利用頻度が高く、結果に影響を与えやすいものから習得することが大切です。

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最終更新:2014年11月13日 23:34