その他点数状況判断


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 南2局以前でも点差が極端な場合や、優劣が微妙でルールによる影響が大きい場合は順位点を考慮して打つことになります。

 

 断トツ(2着と16000点差以上)がいる場合の打ち方

 

 東南戦の収支ルールの東1局こそ、かなり高打点になってもグラフが線形なので、特に順位点を考慮せずに1局単位の期待値を最大化するように打てばいいですが、東風戦(東南戦なら南1局相当)となると打点が上がるにつれグラフの傾きがだいぶ緩やかになり、特に16000点以上となると更に点数を上乗せするメリットが薄くなります。

 

 よって、自分が断トツの場合は子であれば基本アガリ率重視、高打点への失点回避重視。先制でも失点回避の観点からリーチを打つのが微妙な愚形テンパイに関してはダマ(テンパイを外した方がアガリやすい場合はテンパイ外し)とします。あがることでダントツになるダマ40符3翻以上の手も局期待値的にはリーチ有利でもダマにします。

 他家に断トツがいる場合も、アガリ逃しや放銃のリスクを負って高打点のアガリを目指してもトップになれる可能性が低くなっているのでアガリ率、失点回避重視。放銃してもラス落ちの可能性が低いトップ目以外のテンパイに対しては明確に押し有利でなければ引きます。

 

 断ラス(5200点未満)がいる場合の打ち方

 

 断ラスの場合は順位を1つ上げることは難しくないことが多い、親番が残っている、平場以上に打点重視の手作りをしてもうまくいく可能性が低いことから手作りに関してはそこまで打ち方は変わりません(鳴くと安手になる高打点1シャンテンをなるべくメンゼンで進める、1000点未満でリーチ棒が出せない場合に役有りのテンパイを目指すくらい)。

 

 他家に断ラスがいる場合もそこまで打ち方は変わりませんが、飛ばし終了が狙える場合は意識します。あがってトップのダマ40符3翻テンパイであれば断ラスから出てトップ終了が大きいのでダマ、断ラスが1000点未満であがってトップの鳴き手30符3翻といった、直撃かツモでトップ終了なら別の他家からは見逃しが多くの場合有利になります。

 

 ルールに応じて打ち方を変える

 

 平均順位がそのまま順位点になる完全順位戦や天鳳ルールの場合、収支ルールよりも局期待値重視で打てる範囲が狭くなります。どの程度から順位点を考慮して打つべきかは現状では結論がでない問題ですが、天鳳ルールであれば東南戦2着と10000点差のトップ目、東風戦ならトップ目になりさえすれば結構アガリ重視、高打点(特にラス目)への失点回避重視、東風戦なら東1のダマ満貫手もほぼダマにするのがよくなりそうです。

 

 雀荘ルール(チップ有り)の打ち方

 

 チップ(一発、裏ドラ、赤ドラ、役満につく、ツモの場合は収入3倍)は順位に一切関係無い収入なので、額面上ほどの価値を持ちません。一方、東1局で子の1000点をあがった場合、グラフより順位点込みで東風戦なら約3800点、東南戦なら約3100点の価値があると言えます。

 

 よって、チップが1枚5000点相当のルールであっても、素点に換算すると東1局の東風戦の場合は約1300点、東南戦であれば1600点程度の価値にしかならないことになります(残り局数が少なく順位争いしている他家がいる場合は更に価値が低くなる)。ツモで3倍になることを考慮すれば5000点相当の赤ドラは2翻相当(メンゼンのみチップがつく場合はメンゼン時のみ2翻扱いすればよい)、リーチは+1000点程度(裏が0.4枚、一発が良形愚形合わせて10%、ツモが50%程度)とみなせます(1枚2000点相当の場合はほとんど考慮しなくてよい)。

 

 このことから、メンゼンテンパイで246(8は切ってない)とあれば基本的に6を切ってリーチすべきですし、赤を切ってもリーチして3翻、鳴いて40符3翻以上、あるいは鳴き手の1翻で4が場に切られている場合は23赤5からは打赤5でテンパイを取るべきです。赤があるからという理由でツモ狙いの見逃しも基本的に損な選択です。

 

 一方、収支面で優劣が微妙なケースであれば、5000点相当のチップがつくという理由で打ち筋が変わることは結構あります。メンゼンの先制テンパイはダマでも打点十分な場合も多くの場合即リーチ有利(ただし手変わりや失点回避を理由にリーチしないケースは同様に判断)になりますし、押し引き判断で微妙なケースは赤ドラがあれば押し有利(逆にリーチ相手に鳴き手で赤が無い場合は降り有利)になります。メンゼンなら高打点が狙えるが鳴くと安手で赤が無い(あるいはメンゼンのみチップがつくルール)リャンメン×2以上の1シャンテンの場合も若干遅い巡目までメンゼンで進める方がよくなります。

 

 オーラスやラス前で僅差のトップ争いをしているような局面であれば更にチップの価値が低くなりほとんど考慮しなくてよくなります。一方、ほとんど順位が変動する可能性が無い場合は価値が高くなり額面上の点数に近づきます。満貫でもラスのままの断ラスであれば赤アリの手は素早くテンパイを目指し、他家からは見逃してツモアガリを狙うのが有力です。