オーラス先制聴牌判断


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 トップ目の先制役無しテンパイをリーチすべきか

 

 役有りテンパイの場合はダマが原則で、役無しでも立直判断で取り上げたような即リーチしない方がアガリ率で勝る(中盤で良形変化8種程度、鳴いて役有りテンパイにできる場合も手変わりに含める)場合はリーチしませんが、リーチした方がアガリやすいのであれば多くのケースで即リーチ有利になります。放銃のリスクを考えるとリーチしづらい局面に見えますが、得点計算の都合上、自分が子で、リーチ者がリーチして4翻か跳満以上である場合以外は放銃してもツモられても詰まる点差に大差ない(自分が親でリーチ者が平和がつかない3翻以下か5翻の場合はツモられる方が点差が縮まる)ので、自分が先制テンパイの時点で放銃だけは特に避けるように打つべき局面は稀であるからです(ただしテンパイ時点からの比較なので、テンパイ以前の段階で良形や役有りテンパイを狙った方がアガリ率、放銃率の観点から有利になるのであればそうすべきであることは注意。)。

 

4枚残りの両無スジ456のカンチャン待ちでも先制テンパイであれば悪くても和了率は放銃率の3倍あり、役無しダマにした場合はアガリ率が半分程度になります。仮に放銃した場合は必ずラス、ダマにした場合の放銃率は0%、アガリ逃した場合は2着で他のケースは両者同じとした場合、講座50の収支戦であれば、リーチした場合は9×3-7=20、ダマにした場合は9×1.5+1×1.5=15、かなりリーチ側を不利に見積もっても即リーチ有利になります。アガリ連荘で親への放銃だけ避けていればほぼトップの場合、流局時テンパイ止めなしで一人ノーテンでもトップ終了になる終盤の親、差し込みしてもトップ終了になる手をテンパイしている他家がリーチすると降りる可能性が高い場合といった例外はありますが、基本的にほとんどのケースで即リーチ有利になると言えます。

 

一方、天鳳ルールであれば、リーチした場合は2×3-3=3、ダマにした場合は2×1.5+1×1.5=4.5となりダマ有利になるので、不利な条件が多ければリーチしない方が有利になるケースが出てくると言えます。このようにデータから結果の出現率を見積もることで、ルールに応じて具体的にどのように選択を変えるべきなのか方針を立てることができます。

 

ツモか裏1で逆転できる手でリーチしてアガリ牌が出た場合に見逃すべきか(トップ目が親で流局した場合はノーテンで終了)

 

他家が降りているのであれば、裏が乗る確率(約30%)より見逃してアガリ牌をツモる確率の方が高ければ見逃し有利になります。巡目、残り枚数毎の流局までのツモ率は、「麻雀電卓」や「一人麻雀練習機」によって求められます。

 

リャンメンテンパイ(1枚見逃すので残り7枚)であれば、13巡目の時点でツモ率は30%になります。他家が降りているのであれば中盤過ぎまでは見逃し有利(ただし、当たり牌を切った他家は押している可能性が高いので実際はもう少し早い巡目からあがるのが有力)になります。一方カンチャンテンパイ(1枚見逃すので残り3枚)であれば5巡目の時点でツモ率30%。しかし5巡目以前の時点では他家が押してくる可能性も高い以上、基本的に愚形であれば常にあがるのが無難と言えます。

 

実戦では順位悪化の可能性や親の連荘、アガリ牌が山に残ってそうかどうかといった諸要素で計算がより複雑になりますが、判断の方法自体は同様なので余裕があれば様々な状況を想定して計算されることをお勧めします。