鳴きに対する押し引き判断


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 鳴き手に対する押し引きの考え方

 

例えば鳴き手のテンパイ率が約65%程度で、放銃した時の打点が8000点である場合、100%テンパイしている約5200点、つまり子のリーチ相手に押すのと同等、ほぼ確実に8000点テンパイなら親のリーチ相手に押すのと同等と判断できます(アガリ時の供託リーチ棒収入が無い分やや降り有利になるが目安にはなる。)。このように、テンパイ率と打点を見積もることで、対リーチ時と同様の押し引き判断をすることができます。

 

ここで、他家が必ず30符2翻の手でテンパイしている状態を弱攻撃、30符3翻の手でテンパイしている状態を中攻撃、40符3翻の手をテンパイしている状態を強攻撃として、講座38、43、44のように中盤なら放銃率7.5~10%、終盤なら10%強程度の危険牌を切る場合の押し引き判断を考えます。30符3翻程度の手を50%程度テンパイしているなら弱攻撃、満貫手を50%程度テンパイしているなら中攻撃とみなせますし、リーチに中盤放銃率3%(スジ19程度)の牌を切る場合は弱攻撃、5%(スジ28程度)の牌を切る場合は中攻撃とみなせるように多くのケースで目安として活用できます。

 

弱攻撃への押し引き判断

 

自分子、他家子の場合

 

テンパイ 押し有利

 

完全1シャンテン

 

2翻以上 押し有利

1翻 微妙

 

リャンメン×2の1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利 終盤やや押し有利

3翻 中盤押し有利 終盤やや押し有利

2翻以下 微妙

 

リャンメン+リャンカンの1シャンテン

4翻 中盤押し有利 終盤やや押し有利

3翻 中盤やや押し有利 終盤微妙

2翻 微妙

1翻 中盤やや降り有利 終盤微妙

 

リャンカン+カンチャンの1シャンテン

 

4翻 中盤やや押し有利 終盤微妙

3翻 微妙

2翻 中盤やや降り有利 終盤微妙

1翻 中盤降り有利 終盤微妙

 

自分親、他家子の場合

 

テンパイ 押し有利

 

完全1シャンテン 押し有利

 

リャンメン×2の1シャンテン

 

3翻以上 押し有利

2翻以下 中盤押し有利 終盤やや押し有利

 

リャンメン+リャンカンの1シャンテン

 

3翻以上 押し有利

2翻 中盤押し有利 終盤やや押し有利

1翻 やや押し有利

 

リャンカン+カンチャンの1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利 終盤やや押し有利

3翻 中盤押し有利 終盤やや押し有利

2翻 やや押し有利

1翻 微妙

 

自分子、他家親の場合

 

良形テンパイ 押し有利

 

愚形テンパイ

 

2翻以上 押し有利

1翻 やや押し有利

 

完全1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利

3翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利

2翻 中盤やや押し有利、終盤微妙

1翻 微妙

 

リャンメン×2の1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利

3翻 中盤やや押し有利、終盤微妙

2翻 微妙

1翻 中盤やや降り有利、終盤微妙

 

リャンメン+カンチャンの1シャンテン

 

4翻 中盤やや押し有利、終盤微妙

3翻 微妙

2翻以下 やや降り有利

 

リャンカン+カンチャンの1シャンテン

 

4翻 中盤微妙、終盤やや降り有利

3翻 やや降り有利

2翻 やや降り有利

1翻 中盤降り有利、終盤やや降り有利

 

弱攻撃に対してはテンパイならまず押し、親の1シャンテンでもテンパイのために多くのケースで押せます(放銃率は低いがアガリ率も低い人は弱攻撃に降りすぎている可能性がある)。ただし中盤で愚形濃厚なのみ手1シャンテンや2シャンテンの場合は降り有利になりますし、そのような手の時にリーチが入ったらスジ19程度に通る牌も切らずに現物から切ってベタ降りすべきであると言えます。

 

また、対立直自分不聴で、リーチに押す場合は多くの場合高打点1シャンテンより低打点テンパイが有利と述べましたが、弱攻撃に対してはメンゼン1シャンテンから鳴くかどうかの判断を特に変える必要はありません(高打点なら1シャンテンでも押し有利で、相手が低打点テンパイや高打点でもテンパイに遠い手ならアガリを阻止しにいくメリットが小さいため)。

 

中攻撃に対する押し引き判断

 

自分子、他家子の場合

 

良形テンパイ 押し有利

 

愚形テンパイ

 

3翻以上 押し有利

2翻 中盤押し有利 終盤押し有利、15%程度の危険牌を切る場合はやや押し有利

1翻 中盤微妙、終盤やや押し有利、15%程度の危険牌を切る場合は微妙

 

完全1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利、15%程度の危険牌を切る場合は微妙

3翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利、15%程度の危険牌を切る場合は微妙

2翻以下 中盤微妙、終盤やや降り有利

 

リャンメン×2の1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

3翻 中盤微妙、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

2翻 やや降り有利

1翻 中盤降り有利 終盤やや降り有利

 

リャンメン+リャンカンの1シャンテン

 

4翻 中盤微妙、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

3翻 中盤微妙、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

2翻以下 中盤降り有利、終盤やや降り有利

 

リャンカン+カンチャンの1シャンテン

 

4翻 中盤やや降り有利、終盤やや降り有利、15%程度の危険牌を切る場合は降り有利

3翻 中盤降り有利、終盤やや降り有利、15%程度の危険牌を切る場合は降り有利

2翻以下 降り有利

 

自分親、他家子の場合

 

テンパイ 押し有利

 

完全1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利、終盤押し有利、15%程度の危険牌を切る場合はやや押し有利

3翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利

2翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利 15%程度の危険牌を切る場合は微妙

1翻 中盤やや押し有利 終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

 

リャンメン×2の1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利 15%程度の危険牌を切る場合は微妙

3翻 中盤押し有利、終盤微妙

2翻 中盤やや押し有利 終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

1翻 中盤微妙、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

 

リャンメン+リャンカンの1シャンテン

 

4翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利 15%程度の危険牌を切る場合は微妙

3翻 中盤押し有利、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

2翻 中盤微妙、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

1翻 やや降り有利

 

リャンカン+カンチャンの1シャンテン

 

4翻 中盤微妙、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

3翻 中盤微妙、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

2翻 やや降り有利

1翻 中盤やや降り有利、終盤やや降り有利、15%程度の危険牌を切る場合は降り有利

 

自分子、他家親の場合

 

良形テンパイ

 

2翻 中盤押し有利、終盤押し有利、15%程度の危険牌を切る場合はやや押し有利

1翻 中盤やや押し有利、終盤やや押し有利、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

 

愚形テンパイ

 

3翻 押し有利

2翻 やや押し有利

1翻 中盤やや降り有利、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

 

完全1シャンテン

 

4翻 中盤やや押し有利、終盤微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利

3翻 中盤微妙、終盤やや降り有利

2翻以下 中盤降り有利、終盤やや降り有利、15%程度の危険牌を切る場合は降り有利

 

リャンメン×2の1シャンテン

 

4翻 中盤微妙、終盤やや降り有利

3翻 中盤やや降り有利、終盤やや降り有利、15%程度の危険牌を切る場合は降り有利

2翻以下 降り有利

 

リャンメン+リャンカンの1シャンテン

 

4翻 中盤やや降り有利、終盤やや降り有利、15%程度の危険牌を切る場合は降り有利

3翻以下 降り有利

 

リャンカン+カンチャンの1シャンテン

 

基本降り有利

 

リーチほどではないとしても1シャンテンから降りるケースがかなり増えます。中攻撃程度の鳴きはリーチと比べてどうしても警戒を怠りがちなので、リーチには降りているのに放銃率や放銃平均点があまり良くないという人は特に注意が必要です。

 

強攻撃に対する押し引き判断

 

対立直自分聴牌対立直自分不聴の押し引き基準に沿って判断します。ただし、鳴き手、特に手役狙いの場合は手牌構成が読みやすく、リーチに対する両無スジ456以上に放銃率が高い牌があることも珍しくありません。そのため、鳴き手が高打点テンパイ濃厚なら、平場でも鳴いて良形や高打点テンパイから降りるような、リーチ以上に降り有利になるケースもあります。具体例については第4章で取り上げることにします。