対二軒立直

 先制で他家2人にリーチされるとなると、降り有利になるケースが多くなり、特に愚形テンパイで危険度の高い牌を切るとなると、高打点テンパイからでも降りる場合が出てきます。良形低打点と愚形高打点の比較であればほぼ前者が有利になります。また、リーチ者が2人いるので出アガリしやすさはあまり関係なく、字牌やスジ待ちであっても通常の愚形待ちとあまり変わらないアガリ率になります。

 

 具体的に何点の手で、どの程度の危険牌を切るのであれば押し有利になるかについては表をご参照下さい。

 参考サイトhttp://dora12.net/modules/university/meaningless/tactics/tactics01.html

 

 

 

 ※危険度5は、両者に放銃率5%の牌を切って押すことを指す。全部はテンパイならのみ手でも押すことを指すが、赤色の部分についてはのみ手の場合はやや押し有利程度なので条件次第で降りることもある。

 

 2人リーチへの降り方

 

共通安牌があればもちろん優先して切りますが、共通安牌が無い場合は、両者に中途半端に安全そうな牌(無スジ19等)より、どちらか片方に対してはほぼ確実に通っている牌を優先して切る方が多くのケースでよくなります(例外は後述)。

 

片方に通っている牌が複数ある場合は、より振りたくない方(親や点数状況的に振りたくない他家)に通っている牌を優先し、その中でもう片方に対して安全度が高いものを切るようにします。2人リーチへの安牌を限られた時間で探すのは難しいですが、より振りたくない方に対して安全な牌をまず探し、その中でもう片方に安全な牌を探すようにすると効率的です。

 

「片方に確実に通る牌優先理論」に合わないケース

両方にスジ19は、片方に現物もう片方にスジ2378より安全。

両方にスジ2378は、片方に現物もう片方に片無スジと同レベル。両無スジ456よりは安全。

片方にスジ19もう片方に無スジ19は片方に現物もう片方に両無スジ456よりよほど安全。片無スジ456と両スジ456の組み合わせも同様。19が2378になると微妙。

 

1枚見え字牌は序盤片方に現物もう片方に片無スジより勝るが、中盤ではほぼ互角、終盤には片方に現物もう片方に無筋456に近い。

2枚見え字牌は序盤片方に現物もう片方にスジ2378より勝り、中盤ではほぼ互角、終盤では片方に現物もう片方に片無筋と同レベル。

3枚見え字牌は共通安牌を除き最も安全。

 

参照サイトhttp://epsilon69399.blog20.fc2.com/blog-date-201011.html

 

 

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最終更新:2014年11月08日 22:49