鳴きに対する考え方


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 鳴きの技術こそ強者になるための鍵

 

麻雀の打ち筋データを分析することができるようになった今では、成績上位者ほどアガリ率が高い一方、打点は低い傾向があることが判明しています。そしてアガリ率を高めるための技術の中でも、上位者と下位者で特に差がつくのが鳴きの技術です。ここからはこの「鳴き」に関する技術について解説します。

 

鳴き判断は鳴いた場合と鳴かなかった場合の手牌同士を比較して行う

 

23467m234p4588s西 ドラ北

 

上の手牌で上家から5mが切られた場合に鳴くかどうかを判断する場合は、「タンヤオのみのリャンメンテンパイ」と、「メンタンピンのリャンメン×2の1シャンテン」との比較になります。これを、「鳴いてタンヤオのみと、メンタンピンの比較」と考えてしまう人が多くいます。テンパイと1シャンテンの比較であることを意識していないと、鳴くべき手牌でも、「安くなるから鳴かない」という誤った判断をしがちです。逆に、「鳴かないとアガリが厳しい」という理由だけで鳴くのも、比較であることを意識できてない判断です。あくまで、「鳴いた場合」と、「鳴かなかった場合」とを比較しなくてなりません。

 

鳴くかどうかの分岐点がどこにあるかを見極める

 

「安手で鳴かない」

「アガリに遠い鳴きはしない」

「4面子1雀頭の候補が揃ってから鳴く」

「リャンメンからは鳴かない」

「後付けは待ちが読まれやすく、役無しになる恐れがあるのでしない」

「シャンテン数の変わらない鳴きはしない」

 

 いずれも以前はよく言われていたセオリーですが、現在では正しくないことが分かっています。しかし、

 

 「鳴いても高いほど鳴き有利」

 「アガリに遠い鳴きは守備面に不安がある」

 「4面子1雀頭の候補が揃ってからの方が鳴きやすい」

「愚形から鳴ける方が望ましい」

「役が確定するところから鳴ける方が望ましい」

「シャンテンが進む仕掛けの方がアガリに近くなる」

 

ことは事実です。繰り返しになりますが、あくまで「鳴いた場合」と「鳴かなかった場合」とで比較すべきです。その為には、「どんな手牌、局面で、どのような鳴きならするべきか」という、「フーロ基準の体系化」が必要になります。よって、手作りの時と同様に、手牌、局面、鳴き方をパターン分けして、どの辺りに鳴くかどうかの分岐点があるかについて解説することにします。

 

 鳴きを考慮した牌の残し方も重要な技術

 

 鳴きの話になると、「鳴くかどうか」ばかりが意識されがちですが、鳴いた後、あるいは、鳴くことを前提にした手作りの技術も重要です。多くの場合は、これまで取り上げてきた内容を基に打牌選択すればいいですが、鳴きを考慮することで判断が変わるケース(特に字牌関連)もあります。鳴きを考慮した手作りに優れる打ち手は少なく、習得も難しいですが、それだけ他の打ち手と差がつけられる重要な技術でもあります。鳴き判断について一通り解説した後は、鳴きを考慮した牌の残し方について解説します。