くっつき一向聴において浮き牌の価値は、雀頭の形によって入れ替わる事があります。
今回は両面対子から切り出さない選択、つまり浮き牌同士の比較について述べようと思います。
1.孤立牌(1s 3s)
2.亜両面(1123s 3345sなど)
3.ノベタン(1234s)
4.中ぶくれ(3445s)
5.四連形(3456s)
6.暗刻側孤立牌(1333s 3444sなど)
7.7枚亜両面(223456s)
8.7連形(2345678sなど)
雀頭が単独対子の時
孤立19牌グループ(面子を抜き出した時の浮き牌が19牌の時)
1333s<1s<1123s<1123456s
孤立28牌グループ
2333s≦2s<2234s<2234567s
孤立37牌グループ
3444s<3s<3345s<3345678s<3445s≦3456s<7連形
基本孤立19<孤立28<孤立37 価値が入れ替わるのは
2333s<1123456s
程度か
雀頭が両面対子の時
両面対子が面子化した時に良形となる浮き牌の価値が上がります。(良形となる浮き牌を赤文字で示す)
孤立19牌グループ
1s<1123s<1113s<1123456s
孤立28グループ
2s<2444s<2234s<2333s<2234567s
孤立37グループ
3s<3345s≦3445s≦3334s≦3345678s<3456s<七連形
孤立牌グループ同士の比較は
1s<2s<3s≦1123s<1113s≦2444s<2234s<3445s(雀頭:28両面対子)<1123456s≦3445s(雀頭:三面張対子)≦3345s<3445s(雀頭:37両面対子 平和あり)<2333s=3334s≦2234567s<3445s(雀頭:37両面対子 平和無し)<3345678s<3456s<七連形
となる。
※両面対子を雀頭+孤立牌で分けた時の、孤立牌の種類で分類した
まとめ
両面対子がある時は、孤立37牌よりも単体で良形となる浮き牌が強くなり、中ぶくれは雀頭の種類によって価値が変化する
両面対子から切り出して、ヘッドレスにする選択はくっつきvsヘッドレス
両面対子をヘッド固定する選択は、ヘッド固定(未編集)をそれぞれ参照