たかつき型巡視船

たかつき型巡視船(CCG, Takatsuki-Class Cutter)とはクラフティア独立国家連邦沿岸警備隊などで運用される巡視船である。


全長 2126B
全幅 21B
全高 40B
甲板高 9B
動力 HAC

設計

本級はやえやま型掃海艦の船体をベースに開発されているため、命名前の呼称は『改やえやま型巡視船』とされていた。
警備・監視任務のほか、災害出動や邦人救出などさまざまな任務に従事するための多目的巡視船として設計された。
クラフティア独立国家連邦の領海周辺を警備・監視する沿岸警備隊に配備するほか、大西洋海上保安部にて運用されることが決定していたため、極地での砕氷能力が限定的に備えられている。
艦首付近の甲板に打ち付ける波を軽減するためのブルワークや、哨戒ヘリコプター1機の着艦スペースが追加された。

運用

クラフティア独立国家連邦の領域を管区に分け、管区ごとに4隻の巡視船を常駐させることで秩序の安定を図っている。
国内で運用される巡視船のほかに、大西洋海上保安部の各方面司令部に各4隻が派遣されている。
また、連邦沿岸警備隊ではなく大西洋海上保安部のカリブ海基地司令部に隷属する巡視船が4隻存在している。

能力

災害出動、邦人救出に際して必要とされたのが多目的スペースと医療能力である。
必要に応じて多目的スペースに一般人を収容することで、最大で100人規模の輸送が可能である。
また、手術室1、集中治療室2、一般病床9を備える医療能力で、ヘリコプターから搬送された傷病者を迅速に治療することが出来る。

各タイプの差異

たかつき型巡視船には、連邦沿岸警備隊が運用するタイプ1と、大西洋海上保安部に提出されるタイプ2が存在する。
異なるのは塗装と主武装のみだが、それ以外の差異はほとんどなく、主武装の制御回路や制御方式は全く同じである。

タイプ1

『やえやま型掃海艦』から引き継いだ84弾頭単装砲を装備し、連邦沿岸警備隊を示す『C.C.G.』の塗装がされている。

タイプ2

大西洋海上保安部の運用する巡視船には厳しい武装制限が加えられており、TNTの弾頭数を14以下に抑えなければならない。
しかし、小船舶に対しTNTキャノンを命中させることは難しく、攻撃した際は必ず沈没に至る大きな損害を与えてしまうことからTNTキャノンを装備することは好ましくないと判断した。
そのため、連装FC機銃を単装砲の代わりに装備する。


同型艦

タイプ1

PL-01 たかつき
PL-02 あいつき
PL-03 しもつき
PL-04 ゆうつき
PL-05 あさつき
PL-06 まいつき
PL-07 すずつき
PL-08 しおつき
PL-09 あまつき
PL-10 ふるつき
PL-11 わかつき
PL-12 さだつき
PL-13 おおつき
PL-14 うめつき
PL-15 よしつき
PL-16 うすつき

タイプ2

PL-17 はやつき
PL-18 ゆきつき
PL-19 あきつき
PL-20 みかつき
TC-311
TC-212
TC-313
TC-314
TC-315
TC-216
TC-317
TC-318
TC-319
TC-320
TC-321
TC-323
(TCとはTakatsuki-Class Cutterの略で、HAC以外のmodブロックを取り除いた輸出用モデルとなる。そのため、PL-17からPL-20までをタイプ1Aと区別することもある。)

編成

第一警備隊

たかつき
あいつき
しもつき
ゆうつき

第二警備隊

あさつき
まいつき
すずつき
しおつき

第三警備隊

あまつき
ふるつき
わかつき
さだつき

第四警備隊

おおつき
うめつき
よしつき
うすつき

第五警備隊(大西洋海上保安部)

はやつき
ゆきつき
あきつき
みかつき
※通常は連邦沿岸警備隊の下で運用されるが、必要に応じて大西洋海上保安部の指揮下に入る。

北極海派遣司令部

TC-311
TC-212
TC-313
TC-314

南大西洋方面司令部

TC-315
TC-216
TC-317
TC-318

北大西洋方面司令部

TC-319
TC-320
TC-321
TC-323

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最終更新:2015年01月25日 16:38