要点のみ

最終更新日:2016.12.4 ●タイヤの空気圧
10.20 ● サイコン(速度計など) 、●チェーンオイル・グリスなど 追加
8.21 ●小径車(折りたたみ)~●ブレーキランプ まで追加
7.31 UP

■要点のみ━━━━━━━━━━━━━━━

各ページが長すぎて要点が見つけにくいと思われるため一覧化。
それでも全てのページをまとめると、どうしても結構な長さになってしまう。

それでも多いので1つだけ選ぶとすれば、やはりこれ。

●交通事故を防ぐ最大の優先項目は「止まる」こと

赤切符の発行数が多い地域もある「赤信号」「踏切」だけでなく、
実際の事故が多いという統計もある「交差点」で
「止まれ」の標識や標示を守ることは事故防止に直結する最大の項目。

当然、標識がなくても見通しが悪い場所では気を付けて「減速や徐行で」通行するほうが安全。

しかしなぜか、交差点や止まることを重視した交通安全活動もほとんど見かけないし、
(赤信号や踏切以外の)「一時停止を守らせる交通取締り」のニュース記事自体が珍しい。
(●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視)
www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009720054.shtml
自分や他人の命や安全を守るだけでなく、自転車そのものを見直してもらうためにも
これだけはどうにか少しでも改善出来る方向を見出したい。


以下全ページを簡易的に紹介。

●ブレーキは「止まること」に必須の部品

一般車(ママチャリ)であれば、前のブレーキシュー(ゴム部分)は特に小まめな交換が必須。
距離にもよるが、雨天でも毎日乗るようなケースであれば、早めに半年~1年程度で交換してしまったほうが安心できる。
ワイヤー自体に錆びがあれば一緒に交換するのが望ましい。
後輪はローラーブレーキであればグリス穴へグリスを極少量。
キーキー鳴るバンドブレーキであればサーボブレーキかメタルリンクブレーキに交換推奨。
後輪もVブレーキやキャリパーブレーキであればシュー交換。
機械式ディスクブレーキであればパッドの交換。
コースターブレーキは不具合があればユニットごと交換。

●ポンプは持っておいた方がいい

米式チューブ化して「安めのポンプ+(自動車やオートバイでも使えるような)空気圧計」、
または空気圧計のついた3500円~のポンプ。
室外は論外だが、室内でも加湿器を使うような部屋や過度の湿度が高い場所では結露を起こすので
湿度が低い場所に置くこと。
どうしても置きたくないのであれば、
米式チューブ化していれば自転車でも空気入れが出来るガソリンスタンド探しておく方法もある。

●英式は(基本的に)空気圧を測れない

メーカーや店によれば、目測や感覚で判断できるという話だが、それは「仕事で毎日見ている」から慣れているだけ。
正確に判断させたくない理由は「そうされると修理が減って困るから」だと思われる。
エアチェックアダプターと呼ばれる部品で簡易的に米式化するか、
米式バルブのチューブに交換することを推奨する。

●英式チューブ→仏式チューブではなく米式チューブに交換すべき

英式チューブが付いている場合、交換すべきは米式チューブ。
仏式なら高圧にできるというよりも、車輪(リム)自体が「WO規格」であれば高圧に不適当。
穴径も英式(米式)穴に対して、仏式は細いため、ズレやすく余計なトラブルを起こしかねない。
ナットスペーサーは「ダブルウォールリム」向けのものであり
一般車(ママチャリ)のようなシングルウォールリムには不適当。

●タイヤの空気圧

ほぼ既存のページ情報の集約。次に空気をいれるまでの期間、パンク防止や乗り心地など、
日常的な快適性の向上のためには欠かせない情報。

●タイヤには互換性や個性がある

例えば、26インチといっても様々な種類があり、間違って買ってしまうと取り付けられない。
細幅は走行性はあるがクッション性能は低い。太幅は走行性は低くなるが、クッション性重視で段差にも強い。

●パンクしにくいタイヤは空気を入れなくていいわけではない

手で押してわかりにくいうえに、英式バルブでは分かりにくくて当然。

●ノーパンクタイヤはデメリットが目立つ

災害対策用途では抜群の威力を発揮するが、日常用途ではその重さや特殊性から不向き。

●リムテープは最適な幅を

老舗の完成車メーカーでも雑な設定でズレていても問題ないというところもあるが、
本来は溝に合った適切な幅を使うことが望ましい。

●バルブキャップは必要なもの

塵埃やゴミを防ぐ重要な意味がある。
レースでg単位の軽量化が必須な状況ならともかく、日常用途でマネをする意味はないどころかデメリットが際立つ。
(余程神経質な人を除けば目立った悪影響は少ないため)色付きのアルミキャップに交換するのも良い。

●ボスフリーは弱い

6枚以上のギア歯が外に付いている外装変速で、カセットフリーと呼ばれるものに比べて「軸が弱い」
(フレームのリアエンド幅(OLD)が135mmであればカセット式に変更可能)
弱いにも関わらず「部品単価の安さ」を利用するために未だに使われる。

●パンク修理は簡単ではない

様々な原因があり、それを解決するだけでなく、修理自体も手順を踏んで丁寧に行わなければ再発する。
通常想定しているであろう「異物」や「イタヅラ」の可能性は実際の修理現場を見れば、その割合は低い。

●パンク修理剤は不要

(パンク以外のパーツの劣化等で費用を発生させないためにも、常日頃から”信頼できる自転車店”での点検を推奨)
空いている穴が小さいことが確認できる透視能力と、確実に空気漏れが止まると予測できる能力があるのであれば有効。
「パンクしていたら被害を広げないためにも乗らずに押して歩く」
「外側から見える異物があれば取り除いておく」
出張修理の範囲内であれば、街中移動のみであれば主張代金+修理工賃で十分だが、
範囲外も走る場合は、多めにタクシー代を持っておくか、ロードサービス付きの保険に加入しておくのが良い。

パンク修理道具で補修をするのもいいが、チューブ交換が必要なほどであれば
一般車(ママチャリ)では様々な工具類の持ち運びが必須なので現実的ではない。

●安物自転車は金食い虫

パーツが安いということは様々な部品が弱い、劣化しやすいのは当たり前。
その修理費用を出さずに半年~毎年のように買い替えるのは得ではない。

●中古自転車は玄人向け

パーツの劣化具合などを判断できなければ買うべきではない。
中古自転車をネットで買うというのは論外。

●自転車本体をネットで購入すべきではない

ネット購入は初期不具合を自分で見定めることができる人向け。
自転車店に依頼して組立てや整備してもらおうとすれば当然、実店舗で買うよりも高くなるだろう。

●電動アシストは部品が多い

快適走行が出来る反面、部品が多いということは「壊れる箇所が増える」ということ。
バッテリーの劣化によりアシストしてくれる走行距離は下がり続ける。
スイッチパネルだけでなく、前輪駆動のような特殊な機構があれば
修理になれば当然一般的な自転車よりも費用がかかる。
向かい風や坂道が多いなど、本当に電動アシストが必要な環境でなければ
無用な出費となってしまう可能性もある。

●子乗せ自転車は「専用」車種が快適

一般的な自転車に比べて「小径タイヤ」であれば低重視で乗せ下ろしがしやすいだけでなく、
「車体そのものが長い」「タイヤが太い」ので安定性も抜群。
スポーツ自転車に子乗せ座席を取り付けるようなことはバランス面でも全く薦められない。

●幼児・子供自転車は「軽くて良いもの」を

デザインが幼児向けであれば飽きも早いだけでなく兄弟での共用という意味でも厳しい。
値段が高めだったとしても「より良いものを大切に使う」ということを知ってもらうのは、
社会的マナーを身に付けさせやすい効果も期待できる。

●通販でパーツを買うなら

互換性を把握した上で、そのネットショップが信頼できる店かどうかをしっかりと確認すること。
実店舗に持ち込みで取り付けてもらう予定であれば、引き受けてもらえるかどうか「確認」。

●防犯とは「鍵をかけること」

「必ず2ロック」「その2つは違う種類を使うこと」細いワイヤーではないもの。長時間停めないこと。
「10万円以上するような自転車は基本的に外に駐輪しない」のが最大の防御。

●防犯登録は大して役に立たない

全国で統一もされておらず、有効期限すら書いていない地域もあって情けない。
登録しておいても盗難時に見つかるという保証もなければ、探してもらえるという保証もない。
しかし登録しておけば車体の所有者である本人確認が楽にはなる。

●ライトは発展途上

 ・タイヤやリム(車輪の輪っか)に当てて発電する「ブロックダイナモ」
 ・軸自体で発電する「ハブダイナモ」
 ・充電が必要な「充電式ライト」
どれも一長一短でどれも決定版と呼べるものはないような状態。
それなりにオススメはあるが、まず無灯火をいかに改善させるかどうかという段階で、
「より明るく」「配光が良く」「補修部品も充実」「耐久性が高い」「1万円以内程度のリーズナブル」
といった理想のライトはほど遠い。
E2端子のハブダイナモライトは車軸自体の互換性だったり、
明るい充電式ライトでも眩惑対策が不十分であったり、著しく高価であったりと不満点は多い。

●後部の※反射板は必要な装備品

細かい規定は全都道府県の条文にはあるが一律だと思っていい。
キャットアイの色褪せ対策を施してあるような正規のリフレクターでも500円ほどで買える。
デザインも若干選べるのでお手軽なカスタムにもなる。
※尾灯(テールランプ)を付けるのであれば、反射板は不要になるが、電池切れや脱落には要注意

●ベル(警音器)は多数の地域で装備義務のある部品

これも細かい規定は都道府県の条文になるが、
「全国共通ではなく」「取り付け義務の条文がない地域」もあるので注意。
それらの地域ではなぜ存在しないのかは不明。
「自転車の警音器不備で取り締まる気がないから策定は無意味」ということだろうか。

●イヤホンやヘッドホンは着用そのものが違反ではない

なぜか自転車の交通取締では目の敵にされている印象が強いが
実際の事故で遮音状態が直接の問題となるケースは存在しないのではないだろうか。
規制根拠となる各都道府県の条文で定められているが、
「(具体的な音量の大きさの制限のない)大音量」のような条件と
サイレン音のような「交通に関する音または声」が聞こえる状態であれば違反とはならない。
また、車両そのもので規制している地域も多く、
自動車の窓を閉め切って大音量でカーオーディオを流していても違法。
しかしなぜか自動車ではなく自転車だけ「停止を促されて注意されることがあるようで、
その際に聞こえることが確認出来れば問題なしとなる」とは思うが、
外すように促されれば外しておいたほうが賢明。
理論や根拠の形成が不十分で面倒を避けたいのであれば最初から使わないのが得策。

●傘を持って自転車走行は違反(条件付で許可された地域を除く)

これも規制根拠となる各都道府県の条文で定められているが、
傘の支持具でも「法文を読み解く限りでは」違反だと個人的には思っている。

●スマホや携帯電話を持ったまま自転車走行するのは違反

同じく規制根拠となる各都道府県の条文で定められているが、
「規制条文がない地域もある」というのが最大の問題。

●完組ホイールは互換性の把握が必須

ハブと呼ばれる「車輪の筒」の外側にあるナットの幅とフレームの内幅に収まるかどうか。
軸部分がフレームに削る必要がなく収まるかどうか。
安易にスポーツ自転車向けのホイールを買ってもハブの中心がズレてしまうことにもなり
全くおすすめできない。

●リム

車輪の輪っかだけ。シングルウォールリムと呼ばれる1層式と
ダブルウォールリムと呼ばれる2層式に分かれる。
安物自転車はアルミのシングルウォールリム。
(ステンレスでもシングルウォールリムだが強度が異なる)
まともなスポーツ自転車であればアルミでもダブルウォールリムが基本で
無名のメーカーではなく名前も銘柄もあるリム(もしくは完組ホイール)が使われる。

●スポーク

太さが色々あって太いほど頑丈だがその太いスポークが通せる「ハブ」かどうかも重要。
また車輪が重くなればなるほど減速時からの漕ぎ出しに不利になるため
スポーツ傾向が強いほど本数が少なくなるが、日常用途からは離れる。

●シフトレバー

大まかに「グリップ式」と「トリガー式」に分かれる。
グリップ式の場合、付けられるグリップの種類が限られてしまうのと
操作性が個人的にイマイチなので基本「トリガー式」への交換を推奨している。

●リアディレーラー(RD)

外装の変速機。取り付け部分の爪が正爪・逆爪・直付けの3種類があってそれぞれ異なる。
互換性を無視するのであれば正爪フレームに直付けRDを付けるようなこともできるがおすすめはしない。

●スプロケット

カセット式・ボスフリー式があるが
見た目や出来も含めてボスフリーを使い続ける意味は低い。

●チェーン

6~8速までが同じ。9速→10速→11速と段数が増えるほどチェーン自体の耐久性が劣る。
全体的なパーツ値段も高価になるだけに日常用途で外装では「8速が最善」。

●BB(ハンガー)

壊れると結構面倒なことになる割に、納車や工場での整備が雑という部品。
英式バルブのように「壊れやすくしている」役目もあるのだろう。
ユーザーの過小メンテナンスに付き合うことに慣れ切った業界では過剰に締め付けられていることも日常化。
それなりに問題意識に芽生えたメーカーでは「カセットBB」に移行しつつある。

●ペダル

「細かい補修部品」があるかどうか、意外に重要。
一般車では三ヶ島ペダル以外の選択肢は除外してもらって構わない。

●グリップ

フラット径グリップの代名詞ともなった「エルゴン」系グリップの充実度を考えると
基本はエルゴンのみで十分。多少値は張るがその価値はある。

●ハンドル

使い方によって種類が色々。交換する余地もあるが、
ブレーキとシフトのケーブルの長さを変更する必要も出てくる。

●ステム

ハンドルの高さを調節するために使う。
スレッドタイプと呼ばれる突き出し部分が一体型のものは日東の種類が圧倒的に多い。

●バーエンドバー

フラットハンドルに取り付けて手の角度を変更して疲れを取るために取り付けることもある。

●サドル

一般車であればクッションがあるもの。長距離を走るのでもなければ無闇に固いサドルを使ってもしょうがない。

●シートポスト

ベタ下げで乗る人が多すぎるためか、コスト削減も兼ねてか、最近では短いものが当たり前になってしまい、
適正の長さを出そうとすると交換が必須になってしまってきている。
アルミでも鉄でもスレッドコンパウンドのようなケミカルを薄く塗布することが望ましい。

●シートクランプ

レバーで簡単に動かして上げ下げできるということは問題が起こりやすいので
単純に「ボルトとナット」にしてしまうか、シートクランプが別になっているものでも
ボルトで簡単に動かせないようにしてしまったほうが良い。

●カゴ(バスケット)

ビニールコーティングされたスチールメッシュはボロボロになりやすい、
アルミやステンレスでは柔軟性に乏しく折れやすい。
そう考えると日常用途では樹脂製が最も適している。

●小径車(折りたたみ)

絶対に折りたたんで使うことが目的ではない限り選ぶこと自体すすめない。
基本的に小径車は折りたたみではないものを薦める。

●小径車(非折りたたみ)

普通の(26インチ=ETRTO:590)ママチャリよりはタイヤの摩耗速度は早いといったデメリットが色々ある。
見た目だけで選ぶと後悔することになりかねないので注意。

●テールランプ

電池切れの時でも反射板として機能するものをオススメ。
実質2種類ほどなのでさほど迷わない。
個人的には「点滅より点灯での使用」を心がけたい。

●ウインカー

利便性を考えると商品の充実が望ましいが、まだ実用性にあるものは乏しい。

●ブレーキランプ

ブレーキワイヤーに取り付けて使うものから、
最近では減速センサー付きのものまで登場。

● サイコン(速度計など)

一般車系統であっても取り付けると案外楽しい。自転車への興味の湧きやすさにも期待ができる。
とりあえずCATEYEの有線式の安いもので構わないので取り付けてみることをオススメする。
但し、駐輪時には取り外しを忘れないこと。

●チェーンオイル・グリスなど

基本的に556をチェーンに使うべきではない。
高いと思ってもワコーズのチェーンオイルを適切な量を丁寧に使いきちんと表面はふき取ることをすすめる。
(チェーンの洗浄剤なども同社製品をオススメ)
ハブなどのグリスアップは基本店に任せたほうが早い。
シートポスト・ペダル取り付け部分・BB・ステムの焼き付き防止のための対策も重要。