ノーパンクタイヤについて

最終更新日:2017.7.16 ●お勧めできない
6.4 ●パナソニックでノーパンクタイヤを使わない理由、●BSのエアフリータイヤの乗り心地?
4.23 ●ブリヂストンによる空気充填が不要な自転車用タイヤ
3.5 ●エバーチューブのデファクトスタイルが倒産
2016.10.23 ●パンク「しない」タイヤ
9.11 ●グリップ能力が低くなる
9.4 ●修理に3週間
6.12 ●パンクしにくいタイヤのパンクの原因は「空気を入れていないこと」
5.22 ●「復興支援事業の一環としてノーパンクタイヤの自転車を寄贈」
5.1●ノーパンク加工やノーパンク自転車を買うことにお金をかけるなら
 〃 ●パンクしにくいタイヤの空気圧の分かりにくさ 
4.24 ★タイヤ解説より移動
4.17 ●パンクしないタイヤの現実
3.27 ●ノーパンクタイヤの劣化
2015.12.20 ●ノーパンクタイヤで割れたリム
12.5 ●ノーパンクタイヤ「エバーチューブ」の追加情報
11.15 ノーパンクタイヤ関連情報
2.8 ノーパンクタイヤの販売店雑感リンク追加

■ノーパンクタイヤについて━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼パンクの煩わしさから開放されるとしても、その代償は大きい。

手押し車(猫車)感覚なのだろうか。
「デメリットが多いため普段使いには不利だが、 限定的用途では使えないこともない 」という認識でいいかと。

●お勧めできない

star.ap.teacup.com/flatout/1742.html
実際乗り心地もあまりよくないですね、変形しないから。
どうしてもパンクしたくない、という人向きです。お勧めはしません。
空気を入れるチューブに交換しようとしても作業を断る店も少なくない気がする。
災害時や余程の悪路でもなければ、習慣化が身につけば不便な物でしかない。

●パナソニックでノーパンクタイヤを使わない理由

cycle.panasonic.jp/faq/answer.asp?PA-0002#age
Q パンクしないタイヤを採用した自転車はありますか。
A パナソニックではパンクしないタイヤは採用しておりません。
パンクしないタイヤのほとんどは、一般的に重く、
クッション性がノーマルタイヤより低いため乗り心地や操縦安定性を考慮し採用していません。

また、ご購入後パンクしないタイヤに交換された場合、車輪や車体の疲労が大きくなり
破損の可能性が高くなります。そのような場合は製品保証の適用外となります。

(画像)
パンクしないタイヤを使用して亀裂の入ったリム


●グリップ能力が低くなる

star.ap.teacup.com/flatout/1466.html
このノーパンクタイヤ、基本的にお勧めは致しません。
空気入りチューブは曲がるときなどにタイヤが変形することでグリップするんですが、
このうどんはその変形量が少ないためグリップしにくいので滑りやすいようです。
訳あってパンクできない方のみ取付させていただいています。

●パンク「しない」タイヤ

prestigebike.hamazo.tv/e7090678.html
スーパー量販店で販売しているパンクしないタイヤを交換するのは、結構、かなり、すごく手間取ります。
次もパンクしないタイヤに交換してもらおうと思ったら、およそ、交換に3週間はかかることを覚悟しておいてください。
この時点で通勤通学用自転車としては失格でしょうね。

なので、お急ぎなら、もう、普通のチューブ入りタイヤに交換するしか方法はありません。
てか、普通のチューブ入りタイヤの方がよっぽど快適に乗れます。

そのゴムが1本になっているパンクしないタイヤを外すときは、上画像の通り、糸鋸で切るしかありません。
そして下画像の通り、ヘラで、力を込めて外していきます。
中身が詰まっているので交換はタイヤレバーで押し上げて簡単にというわけにはいかない。
「買ったあとのことを考えて買おう」 というのはこういうところにもある。
関連として
通販専用の安物自転車を購入する場合の保証面ではない部分の注意点としての
●「簡単に交換できない部品」や「補修用パーツが用意されていない特殊な規格」
●「錆びやすい壊れやすい部品」や「ゴムの質が低いタイヤ」
●「薄利多売による作業効率のため整備を疎かにするしかないような店」
といった弱点に、購入している人達は気付けば良いのだが・・・・。

●修理に3週間

prestigebike.hamazo.tv/e7017605.html
パンクしないタイヤ。1年半ほどの使用で、このように山がなくなりました~。驚愕の減り具合。これでは安全上よろしくありません。
ということで、買った量販店にタイヤ交換をお願いしたところ、な、な、なんと!出来上がるまで、3週間かかると言われたそうです。
毎日、通勤通学で使っている自転車を、たかがタイヤ交換だけで、平気で「3週間かかります!」と答える神経にびっくりです(笑)
摩耗度合いについてはタイヤの質だけではなく
「走行距離、走行路の状態、ブレーキのかけかた、乗車人の体重や荷物の量、保管場所と状態」にもよるので
1年半が早いとか遅いというものではないことを前置きした上で・・・、
「修理に3週間」というのは何をどうすればそうなるのか。
梱包してメーカーに送って返送を待つという修理しかできないとしてその往復で余裕を持たせるとして3週間?
船便で海外発送でもするのだろうか。
購入時にこうして「修理時のことを考えない」と、結局後々面倒なことになるだけにも関わらず
「目先の売り文句」に目がくらむ人がいるから困る人が増えることになる。
折りたたみ自転車にしてもそうだが「一見便利に見えて本当に便利なのか」を
「たかが自転車」と適当な感覚で見ていると損をするのは購入者自身。

●「復興支援事業の一環としてノーパンクタイヤの自転車を寄贈」

cyclepress.co.jp/report/20160517_04/
道路のあちこちが陥没し、がれきが散乱していることからパンクの心配のないチャクルを寄贈
まさしくこういったケースでは
「日常的な快適性よりも、緊急時の実用性が優先されなければならないので」適した使い方となる。

●ノーパンク加工やノーパンク自転車を買うことにお金をかけるなら

1:車体選択 → 分厚いチューブも選択できる559(26インチHE)タイヤの自転車を購入
2:チューブ → 車体を注文するときに「米式チューブの厚みあるもの(ハッチンソン CV656881など)」に変更依頼
3:タイヤ  → 前後ともタイヤを「シュワルベのマラソンプラス26×1.75」に変更依頼

★そして購入後に最も大事なことは適正な空気圧や性能を維持するために
「2週間くらいを目安に、最低限の条件としてバック広げ工具を使わない、
自転車の米式チューブが常識的に理解できるまともな自転車に通う」のがベスト。
(車体の購入時にタイヤとチューブを指定する意味が全く理解されない店は避ける)
(周辺地域片道30分くらいまでの範囲で探してもロクでもない店しかないような地域であれば、
自分で十分に理解した上で整備を行う)


パンクしにくいタイヤとは似て非なるもの

(パンクしにくいタイヤは中に空気を入れて使う普通のチューブを使っている)

▼パンクしにくいタイヤ

これについてはパンク修理剤への評価のように「直ちに使用をやめるべき」という感覚にはならない。
「2週間に1度空気を入れてください」とメーカーがわざわざ見える位置にシールを貼っていても
無視して空気を入れなくてパンクさせているのは、
タイヤの質以前の話で、使う側の意識の問題に思えて仕方がない。
「パンクしにくいタイヤ=空気を入れをサボってもいい」と勝手に曲解され
責任を押し付けられるのはメーカーもいい迷惑だろう。

そもそも「パンクしにくいタイヤなので空気を入れなくてもいい」なんてどこにも書いていない。

自転車は「空気を入れない」「チェーンにチェーンオイルは付けない」ものとして認識させ続けることを
どうにかして意識矯正してもらう。

まずはメンテナンス・パーツ交換のページにある「●空気圧不足と無習慣対策」にあるように
フロアポンプの有無と、空気を入れるという日付管理を手帳や通知機能で設定し、実効できるかどうか。

 1:キャップゲージ付のエアチェックアダプターを付けて「確認することを習慣として、自身で空気圧管理させる」
 2:デメリットを過剰で執拗に説明した上で(故障時に面倒でも)パンク"は"しないノーパンクタイヤ
 3:タイヤの空気入れに定期的に通ってもらうように日時予約をさせる
店は「客が自分で管理する気が無い」ということが明確であれば2か3を選択させるべきだろう。
1年間パンク修理無料にしてパンク修理そのものを習慣づけてもしょうがないような。
店によっては自店購入者のみ1年サービスで無料で請け負うようなパンク修理に時間と手間を費やすくらいなら
タイヤに空気を入れることやメンテナンスをさせるというような啓蒙活動を行って欲しい。

「自転車のタイヤに空気を入れるという常識」を
「何度説明しても理解実行できない」のは、店で保証するだけ無駄に思える。
「どんなタイヤや握力でも規定空気圧を英式の虫ゴム仕様でも判断できないのは異常」
といったような無茶な話ではなく、複雑な歩道走行ルールでもない。

客が自分で空気圧管理する気もなく、2,3すら選びたくないということであれば
「その選択しかないのであれば、残念ですがパンクするのは仕様です」としか言いようがない。

タイヤ自体を貶すのであれば、重さがあるゴム"厚"ではなく
「ゴム"質"そのものが耐久性に振った重いIRCの国産タイヤと比べても劣化が早く、良いとはいえない」
ということであれば「値段安いだけにゴム質そのものが低いと見るべきか」というのは考えなくもないが。

●パンクしにくいタイヤの空気圧の分かりにくさ

blog.goo.ne.jp/b-ripea1/e/9e37739929e7ae8e1c089341feec7028
パンクしにくいという言葉を、パンクしないというふうに思ってしまい、
空気圧の確認(空気入れ)を、怠ってしまうことです。
(中略)
分厚いタイヤは、指で押してもあまり凹まなく、空気の入り具合が分かりにくいので、注意が必要です。
更に「空気圧管理がしにくい英式(虫ゴム)」であれば、「破損しやすさを推進」しているという見方もできる。
米式変換(エアチェックアダプター)や、米式チューブにしてから、ポンプや単独の空気圧測定器を使うことでの確認が有効な対策。
(特殊な方法としてシュワルベの英式バルブ+専用計測器もあるにはある)

●パンクしにくいタイヤのパンクの原因は「空気を入れていないこと」

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12167641057.html



ゼロパンクタイヤ(e-チューブと同等)
www.hachisuka.co.jp/zeropunk.html

e-core
www.hachisuka.co.jp/ecore.html

★ノーパンクタイヤ解説

shuuri.exblog.jp/16003211/
リムやスポークにダメージが蓄積される。修理を面倒がられる。
距離にもよるが、空気充填チューブのタイヤより重く、衝撃も拾いやすいので疲れやすい。
「e-コアの中身」
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/-1-c58c.html
中に充填する素材が何であれ、空気(気体)ではない場合
中の充填物が路面の衝撃を直接リムに伝えることは絶対に避けられないことは構造を見れば分かること。
そうしてスポーク・リムにダメージが蓄積して歪みが出やすくても補修するのがまた面倒なことになる。
また、タイヤ外周部が重くなることにより、走行感が重く疲れやすい状態になる。
  • 空気圧によるクッション性の欠落
  • リム・スポーク部へのダメージ増
  • タイヤの重量増による走行快適性の減衰
有効活用できるケースとしては、
ガラス片などが散乱する災害時用の自転車に備えておくくらいで、
日常使用では空気の充填やパンクリスクというメリットよりもデメリットのほうが際立つ。

「走行感など」
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/-2-3353.html
評価も微妙。

「他者によるテスト」
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/e--aaf6.html
やっぱり微妙。
リムダメージは短期間なので分からないが、「クッション性のなさ」「疲労」があることが改めて証明された形。

ノーパンクタイヤ(その2)「リペアムゲルタイプ」
www3.ocn.ne.jp/~masstech/gel.htm

www.masstech.jp/gel.htm
例外なくタイヤの重量は増加します。
約2kgの重量増となります。持ち上げようとするとその分重く感じます
重量増加のため、自転車そのものには空気タイヤのときよりも負荷がかかります。
限定的な使える用途としては
「工場内移動用自転車」
特に金属を扱う工場などでは、切粉(きりこ)がタイヤに刺さって、しょっちゅうパンクしてしまう
「災害時移動用自転車」路面は落下物等で荒れていることが多く、
常にパンク修理キットを必要とするような状況のため、パンクレスタイヤが求められています。
だけ。
パンク魔に関しては長時間駐輪をしないとか、マンションアパートの駐輪場を使わない。
10kg程度の軽い自転車なら勿論室内保管。
「エレベータの使用可否はトラブルになることもあるようなので必ず確認」
近距離使用なら「折りたたみ+専用バッグ+室内保管」、
通学などで10km程度の距離に使う重い自転車なら、近所で人の出入りが制限された借りられる場所を探すしかない。

◆IRCで電動アシストに業務用として「試用」
blogs.yahoo.co.jp/zitensyaya/46682871.html
上にもあるように特殊用途としては十分に役割があるので全く使い道が無いというものでもない。
金属掘削工場や災害用途では無類の能力を発揮するのは間違いない。
しかしやはり「重さ」だけではない日常使いとしての不便さから市販はされないのではないかと。

◆ノーパンクタイヤのデメリット

ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11949508085.html


●ノーパンクタイヤで割れたリム

miyacycle.exblog.jp/7841739
其の一 ごつごつして乗り心地が悪い
其の二 タイヤが重い為ペダリングが重く感じる
其の三 ウレタン(発泡スチロール)のものは劣化するとパンクしているタイヤと同じ
其の四 劣化したものを交換するとチューブを入れ替えるより高くなってしまう
其の五 振動を吸収しない為スポーク折れや、ベアリングへの過度の負担、フレームなどに亀裂が生じる
6は暇になるというより、結局店としては修理に手間がかかり、客としてはお金がかかるだけのような。

▲ホースinタイヤ

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12092615539.html
これも有る意味ノーパンクタイヤ・・・というべきか。
www.asahicycle.co.jp/product/protectia/
(アサヒサイクルのe-チューブを真似て自作で作ったつもりなのだろう)
耐衝撃吸収性能が不十分で乗りにくいだけに思える。
こうしてチューブに空気を入れる手間やパンク修理を拒否する代わりに
日常的な使いやすさを犠牲にしていても、タイヤ摩耗時の交換時に費用がかかっても、
本人が満足しているならそれで良いのだろう。

▼(アサヒサイクル等で使われている)e-コアの取り付け

www.youtube.com/watch?v=Fqmwlp74F0E
取り付けにマイナスドライバー・・・。
リムに少々傷がついてもお構いなしといったところか。

●エバーチューブ

「デファクトスタイル」という個人1人で経営する会社から開発されているもの。
2016年3月頃を目指し開発中とのこと。

「がっちりマンデー(★公式配信サイト)」#56411月8日(日)放送分11月15日(日)07:29配信終了
tver.jp/episode/09464007/
番組内で紹介されていたデータを基に
タイヤサイズは分からなかったが、最も普及している一般車26インチWO(590)で具体的に比較してみる。

タイヤとチューブ2本で約1.5kgということだったので
米式チューブ2本を「シュワルベ12-AV」1本約140gx2=280g
(1500g-280g=1320g/2本=660g)
1本660gのタイヤに近いのはサイクルシード650g。
つまり、空気圧管理されている「シュワルベ米式チューブ」+「一般車向けの最上級タイヤ」の組み合わせ。
エバーチューブの2本の重さは約2.1kgということなので
「前後で600gの重量増」ということになる。
重いタイヤでもIRCのCITY POPS 耐パンクで875gなので更に重い約1kgのタイヤを付けて、
その上チューブ式に比べて「エアクッションも低く」「タイヤ変形率も大きく」「取り付けに手間もかかる」
「開発費もあるので恐らく値段も高くなる」とすれば
ホイール回りでも外周部ほどその重さの影響度が高いと考えると、結局は「厳しい」と言わざるを得ない。
工場回りや道路の清掃頻度が低く、金属屑が特に多い道を通るしかない場合で、
使用距離も2,3kmまでと短ければメリットがあるかもしれないが・・・。
相当限られた用途でのみの活用方法と考えるべきだろう。
そして、耐久性も考慮し重さとのバランス調整をしているということなので
「軽量化をすれば耐久力が劣る」以前に「耐久年数や距離」が何km程度なのかというデータも欲しい。
一般車26WOサイズであればJIS規定では5000kmだが、値段がいくらかにもよるが
半分の距離も無理のような状態であればどうなんだろうと。

▼値段

チューブは1本約1000円、タイヤは2本で約4000円(英式チューブもセットだが補修時の予備用として不使用)
チューブは2本なので合計6000円(工賃別)
エバーチューブの値段自体はまだ分からないが
参考までにタンナスの26インチWOは1本650gで値段は約7300円×2本で約15000円
www.whizz-jp.com/tannus/#lineUp

一般的には突き刺さされパンク自体よりも、空気圧不足が原因で起こるパンクのケースが7割程度と考えると
値段を倍かけても付ける意味があるのではないかという気がするのもわからなくもないが・・・。

エバーチューブは繊維状のため丸ごとゴム型よりはましとはいえ、
それでも乗り心地を多少犠牲にしてまで使うメリットがあるのかどうか。
まだデータのない値段と耐久性次第かもしれない。

(追加情報)
www.tv-asahi.co.jp/m-show/topics/showup/20151203/5864
価格:1500円(予定)
※2016年春の発売予定
タイヤ専門店 タイヤウォール千葉店
値段は1台分(前後)で約1500円ということなので思ったより良心的な価格設定に驚いた。
耐久性面が気がかりではあるが、
それでもIRCの重い耐パンクタイヤよりも重いことは確かで、
空気以外の固体が入っているので通常のタイヤ使用より乗り心地は悪くなるだろう。

その後

●エバーチューブのデファクトスタイルが倒産

www.fukeiki.com/2017/02/defacto-style-evartube.html
ホームセンター系車種との提携でも出来ていれば少しは普及できたのかもしれないが、
単独では販路の点で厳しかったか。

●ノーパンクタイヤの劣化

blogs.yahoo.co.jp/zitensyaya/47462042.html
内部劣化していて気づいて直すにしても、
結局「外周部にウェイトを付けている以上漕ぎが重い」というのはどうしようもなく。
メリットが全くないとは言わないが、少なくとも掘削屑だらけとか余程の酷道でもなければ使う価値は低いはずなのだが・・・。
また、スポーツ車でノーパンクタイヤであれば、もはや何がしたいのか分からない。
「漕ぎが軽くて楽」なことを重視したからこそ「スポーツ車」ではないのだろうか。
見た目が高級っぽく見えて中身は鈍重で本当に本人は満足しているのだろうか。
やはり鉄下駄的な筋力トレーニングの一環としか思えない。
▼ノーパンクタイヤは(通常の環境での使用が)本当に便利なのかという疑問。
そもそも何故ノーパンクタイヤが素晴らしいものと考えられてしまうのかを考える。
(商売でもないのにパンク修理したくてしょうがないという人を除いて)「パンクは嫌だ」というのは分かる。
◆パンクの原因で一番多いのは
年何回もパンクするのは何も愉快犯や不運で起こるよりも
むしろ、「自転車に空気を入れる必要なんてない」と思い込んでいること自体が大問題。
◆安物買いの銭失い
他には「安物自転車であれば、それを選んでしまったが故に、
車輪周りの個々のパーツ(タイヤ・チューブ・リム・リムテープ・スポーク・ニップル)」が
劣化しやすいか、元々壊れているからこそ引き起こされているとは微塵も考えられないのだろうか。
「安くて品質の良いもの」が当たり前のように存在していると思えるとすれば、ある意味で幸せな思考力かもしれない。
◆習慣化されていないのは何が原因なのか
一方で、そのパンクを防ぐために空気を入れることを極端に嫌うのは何故か。
「店の説明不足?」「メーカーのアナウンス不足?」「親や公的教育不足?」
「納得し実行できるだけの聞く耳と思考力を持たないユーザー?」
◆防ぐ努力より日常的な不便が便利?
そして、「とにかくパンクさえしなければそれでいい」として(ギア比どうこうの問題ではなく)
「日常的な漕ぎの重さ」をまるで苦でもないかのように使い、
「ママチャリは重くてしんどいもの」という勝手な思い込みで使い続け、
やがて愛着も持たれることもなく遅かれ早かれ廃棄物と化すことになるのだろう。
◆結局は単純な話
「自転車は(一般車の場合)10日~2週間に1回くらいの頻度で空気を入れる乗り物」という感覚と、
「まともな品質とまともな店」の意味をしっかりと納得して選ぶだけで
パンクは極端に減らせることになるということを知って欲しい。

●パンクしないタイヤの現実

prestigebike.hamazo.tv/e6044510.html
先日、点検したパンクしないタイヤ装着自転車、
ここまで傷むか~!というほど悲惨な自転車でした。1年前に買ったそうです。
で、結局は普通のタイヤに交換とリムの修理をすることになったんですが、
これがブリヂストンやパナソニックの自転車を買っていたら、
1年で無駄にお金を使うこともなかっただろうにと気の毒になりました。
チラシを見たら、30000円以上する自転車なんですよね~。
この品質で?と善良な自転車店はひっくり返りそうな驚愕のロークォリティ。
個人的に最低限の値段の目安として3万円や4万円からをオススメしているが、
こうしたタイヤが付けられているような車種を(普段使いが目的であれば)薦めるつもりは全くない。

prestigebike.hamazo.tv/c532719.html
一応客のフリして聞き出したのですが
このノーパンクタイヤ交換には2~3週間 預かりで工場に車輪送るそうです
企業の長期重なると余裕で1ヶ月乗れなくなると言う ワナ付き
1本5千円~ 代替え車両貸し出しもなく ようは買換えろってことになるそうです。
スポーク折れたらタイヤ切るしかなくてまた費用発生
「確かに”パンクは”しない」しかし
「様々なデメリットを伝えるつもりはなく」、
売っておいて1年後にトラブルが発生しても
「仕様ですからしょうがないですね」で済ませるとすれば
消費者軽視にも程があるように思える。
工場等で場所的にどうしても仕方がないので分かって買うならともかく、
説明することも説明されることも拒絶した販売方法であれば
そうならざるを得ないとしても残念で仕方がない。
積極的にそういったものを売りたがる前に
「説明する」「定期的に訪問させる」「理解させる」ことを奨励すれば
必ず店の不利益になるとも思えない。
少なくとも余計なイザコザを避けられるだけでも十分なメリット。
そして、単なる「余計なお世話」と言わせないように
快適性などの実感を得られるように丁寧に伝え、
誤ったニーズを是正することが店の役割の1つではないだろうか。

●ブリヂストンによる空気充填が不要な自転車用タイヤ

cyclist.sanspo.com/328814
www.itmedia.co.jp/business/articles/1704/17/news105.html
ブリヂストンとブリヂストンサイクルは4月17日、空気が不要な自転車用タイヤを開発したと発表した。
2019年の実用化を目指す。
 ・エアフリーコンセプト
www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2013112101.html

cyclist.sanspo.com/1012
2012/02/17発表当時の記事

「漕ぎの重さがどの程度になるのか」
「衝撃吸収力は空気を入れる通常のタイヤと比べてどの程度悪くなるのか」
そして樹脂そのものは進化していると仮定しても「耐久性」が気になる。

「価格が現行品と同じ程度かどうか」
補修はスポークに該当する部分が折れても一体化されているようなので「ホイールごと交換」になるのだろう。
この時点で安価に修理しながら使う目的ではなくなる。

「補修が容易かどうか」
ホイール単価も通常のリム・スポークで構成されているホイールよりも
(仮に原材料費としては安いとしても開発費を考慮すれば販売価格としては)高く設定すると予想され、
受け入れられにくいのではないだろうか。

「店舗やイベント等での装飾品用途」としては活用できるかもしれないが、
日常的に使う用途としては不向きに思える。

独自規格で目新しく見えるような商品を示すことでユーザー層の拡大を図るという目的があるとしても、
結局のところ「プラスチックのホイール」と同じような末路を辿る予感がする。
middle-edge.jp/articles/co00K



●BSのエアフリータイヤの乗り心地?

clicccar.com/2017/05/21/474445/
前後のたわみ方が違い、乗り心地はやや硬め。2019年に商品化される予定。ちなみに2万㎞持つそうです。
空気を入れるタイヤとは違い荷物や体重で空気圧を変化させるようなこともできないように見える。

短時間の試乗且つ路面状態が極めて綺麗な場所で
(当然メーカー寄りの甘い評価になるしかないにも関わらず)「硬め」という感想ということは、
路面状態がそれほどよくない路面で実走行すればクッション性能の低さに落胆しそうに思えて仕方がない。

clicccar.com/2017/05/23/474299/
タイヤの構造は、中心に近い黒い部分が従来のホイールにあたり、
赤い部分が従来型タイヤの空気の役割を担う特殊形状のスポーク、もっとも外周の黒い部分がトレッド面ということになります。
トレッド部分は交換できるようになっているとは思うが、
特殊な専用工具を強制的に買わせることになるのだろうか。

赤い部分のスポークの角度を変えることで乗り心地などが簡単に変更できること、
色を自由に選べることなどが特徴となりますが、
なんと言っても大きなメリットはパンクすることがなく、
空気圧の管理が不要でメンテナンスフリーとなることです。
とてもスポークの角度が調整で変更できるようには見えないが変更可能?
角度が違うものをオプションとして用意できるとか、
車種によって変更できるという意味であればさほど便利とは思わない。
子乗せの交換できるクッションですら在庫できないと店が困っている声もある中で、
わざわざ場所をとるニッチなものを喜んで在庫するような店が多いはずもなく。

乗り心地は決して空気圧が高いような感じではなく、適度な柔らかさを持っているところがいいです。
全体的には転がり抵抗が低くて、乗り心地もいいという感じです。
ただし、トレッド面が薄いのでコーナリングするとグリップが急激に落ちることがありました。
試作段階ということで今後大きく変更される可能性もあるが、
コーナリングが不安定って・・・実使用以前の問題では。

▼交換コストと取寄せ日数
新車に付いていても開発費回収分の費用が上乗せで高いとか、修理費も高くなるとか、
綺麗なコースではなくガタガタな路面で、(トレッド面のゴム部分だけは交換するとして)
実使用上少なくとも3年や5年使える耐久性があるのかどうかも気になる。

具体的に、ホイールごと交換になった場合の費用が
(電アシの前輪駆動ではない)普通の一般車向けハブダイナモのホイールで約5000円~1万円程度、
タイヤが2000円~5000円(※激安タイヤは交換価値なしとして除外)
チューブが約1000円
これらと同額かそれ以下であれば費用面ではクリアできるとして、
タイヤの代わりにこの専用ホイール専用の路面に接地するゴム部分は摩耗で交換が必須と思われるが
BSの補修パーツは物によってネットでもそう簡単に購入できないだけに
取寄せに必要な日数が最低でも1週間以上必要とすれば相当困ることになりそう。

一般車前提で考えているとすればネガティブな感想しか湧いてこないが
本当に活路を見出せるつもりなんだろうか。

▼やっぱり何か感覚にズレがある
それにしても、形状的に扇風機メーカーが右も左も分からないまま無謀にも新規参入したというのならまだしも、
(自転車タイヤは名義のみで一切自前では作っていないようだが)
自動車タイヤでは一定の評価があるようなメーカーが投入すべき商品なんだろうか。
キワモノ商品を開発投入するくらいなら
(1本5000円~のタイヤと2000円以上の米・仏チューブのみだったとしても)
国内自社生産で自転車のタイヤ・チューブをリリースしてくれるほうが
安定供給・性能向上を保証できるなら数倍意味があるように思える。

ノーパンクタイヤで空気を入れるというメンテから解放されるということをアピールして
利益を得ることに奔走するよりも、元々仏式ではないスポーツ系車種から米式チューブの割合を増やして
「空気圧を管理するということ」「習慣化を身に付けること」の意義を訴えかける必要があるとは
考えないのだろうか。