パンク修理剤(予防剤)関連

最終更新日:2018.8.19 ●緑の液体がブレーキ面も阻害、●惨劇
7.29 ●パッチ貼り修理の限界
7.1 ●100均のパンク修理剤でも同じく空気圧不足からのパンクは防げない
5.27 ●空気圧不足はパンク防止剤で予防できない
4.15 ●使えそうな条件を挙げても・・・
4.8▼2年間の説明をしない理由の推測
4.1 ●バルブコア(ムシ/プランジャー)の腐食
 〃 ●自転車に液剤を詰めて売るという商売方法
3.25 ●性能保証2年間
3.18 ●パンク修理剤は一時しのぎ
3.11 ●ユッチンソン(ハッチンソン)のFast air[ファーストエア]
1.14 ●原因の切り分けと対策、考え方の転換
2017.12.3 ●溶けるプランジャー(バルブ芯)
11.26 ●通常修理が可能ではない予防剤
10.29 ●パンク修理剤で詰まったムシ(プランジャー)
10.22 ●"飛散"な光景
9.16 ●シーラント(デメリットの説明) 、●スライムの被害でニップル腐食
8.20 ●パンク修理剤で詰まったバルブ
7.23 ●「バルブ腐食は定期的にメンテナンスすれば防げるから問題はない」という
 スライム販売側の考え方と修理料金請求についての疑問
7.9 ●虫ゴムへのダメージ
6.11 ●パンク予防剤では予防できない、●迷惑なもの
6.4 ●バルブ軸付近の損傷、●パンク防止剤=バルブコア(ムシ部分)を腐食させる液体
5.21 ●液体を除去しても残る繊維
5.7 ●スライムが原因で繊維状のものが詰まって空気が入らない?
4.23 ●空気圧不足とパンク修理剤
4.16 ●商品説明、●スライム(パンク防止・修理剤)に対する考え
3.12 ●「スライム本体は産廃に該当する」とのこと
3.5 ●「6mmまでのパンク穴を塞ぐことができます」
1.22 ●スライム(パンク防止・修理剤)被害低減プロジェクト
2016.12.25 ●スライム販売元との交渉の顛末
10.9 ●スライムによるムシ(プランジャー)の腐食(微修正)
9.18 ●後から手間もお金もかかるスライム
9.11●パンク修理剤による侵食、●「パンク修理可能」?
7.31 ●スライムによる被害
5.15 ●スライムの効果?
5.8 ●スライムについての注意喚起
5.1 ●パンク防止剤・修理剤のようなものを使うよりも
4.24 パンク修理関連からページ分割、●「パンク予防剤注入タイヤ」
4.10 ●「もしかしたら穴塞げるかも剤」(パンク修理剤関連)
 〃 ●パンクを疑う前に、●吹き出すグリーン(▲パンク予防剤・防止剤・修理剤・ストッパー関連)
3.13 ●修理剤を詰めると・・・

メンテナンス・パーツ交換★チューブの違い(英・米・仏・他)に詰め込み過ぎて分かりづらいのでページ分け

■パンク修理剤(予防剤)関連━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▲パンク予防剤・パンク防止剤・パンク修理剤・パンクストッパー関連


最初に書いておくべき内容としてパンク予防剤・防止剤・修理剤・ストッパーは使わないほうがいい。

●パンク防止剤・修理剤のようなものを使うよりも

英式チューブであれば、米式チューブに変更し、
「2週間おきに、最低限の条件としてバック広げ工具を使わない、自転車の米式チューブが理解できるまともな自転車店」に
定期的に通って空気充填のついでに点検もしてもらうほうが、
立ち往生して後で困るという事態になりにくいので総合的に得になる。

●スライム(パンク防止・修理剤)被害低減プロジェクト

www.anocora.com/cyclemainte/slime/index.html
被害者を減らすための注意喚起を促すサイト。
しかしながら、なかなか実際に買うような客には届きにくいとは思う。
店に張り込んで直接注意するようなことをすれば防げるとしても、普通に業務妨害だろう。
影響力の強い関係者が口を揃えて被害の実態について紹介し続ければ
効果が高そうでも、「目の前にある問題ということでいえば」
一時不停止の危険性すら無視しているような現状で
実際にそうなるようなことがあるとも思えず。

気付いた人や賛同した店を少しづつでも繋ぎ、草の根運動として続けるより他にはない。

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●緑の液体がブレーキ面も阻害

kamikawa-cycle.com/blog/7137
で、被害を大きくしているのが緑色のパンク防止剤。
このようなパンク(というかバースト)の場合、パンク防止剤は
全く役に立たないどころか、液体がブレーキ面に飛散し、後処理が大変。

自転車メーカー側が
「液体がブレーキに付着し、効きが落ちる事がありますので使用しないで下さい」
と説明書にでも記載すればいいんですけどね。
接地面云々の意味不明な英式バルブでの空気圧測定方法などを書いている取説に
どれほどの期待できるのだろうかという気もするが・・・。

大半は「勉強代を支払って気付く」だけで
口コミや自分で事前に下調べで被害を回避できるケースはあまり多くないのだろうと思う。

●惨劇

ameblo.jp/ring5199/entry-12395760264.html
漏れ止または、パンク修理剤なんて言ってますが
正確には漏れをゆっくりする効果が有ればいい方で
止まっている例はまだ出会っていません
消費者庁は「空気圧不足でのパンクは防げない液体」として改名させたほうがいいのでは。

以前、新車購入数週間のお客様の自転車で車体全体が緑まみれになっているのが有りました
購入して一度も乗っていないとの事でしたが
チューブが噛んでいて裂けたようです
チューブ噛み込みの初期整備不良に飛散の嫌がらせという酷い所業。
精神的な被害も含めて慰謝料まで請求したくなるような事例。

もはや「不遇をもたらすジョーク商品」としか思えないような内容。

●パッチ貼り修理の限界

ameblo.jp/ring5199/entry-12390695307.html
漏れ止め剤が入っていると数件ですが、再発します
溶剤が強いのか?理由はわかりません
液剤がなければ(パッチを貼りつかせない粗悪な安物チューブでなければ)
普通にパッチ貼り修理が可能だったものが、チューブ交換コースになる。

ただ、断られたお客さんは購入店に言って直せないと言われたとおっしゃるみたいです
「液剤を注入していて通常パンク修理可能」と銘打っておいて修理できないとすれば問題。
※但し、使用期限内で定期的に適切な点検整備もしていることが前提

しかし、「パンク防止剤を慢性的な空気圧不足が原因のパンクも防ぐと勝手に勘違いし、
チューブがボロボロに削れて弱っている場合」は
液剤の有無に関わらず、一部の漏れを一時的に防いだところで、
結局後からまた別の箇所に穴が空く可能性が高いので「チューブ交換」するしかない。


●100均のパンク修理剤でも同じく空気圧不足からのパンクは防げない

star.ap.teacup.com/flatout/2064.html
スライムに限らず、チューブ自体が限界なのに液剤で直せるわけがない。
パンク修理剤(防止剤)は万能品ではないということを知って欲しい。

●空気圧不足はパンク防止剤で予防できない

www.instagram.com/p/BjRnH40lVFB/
パンク防止剤が入っているためパンク修理が出来ず交換になってしまいました。
空気が少ない状態で乗っておられたため傷が沢山あり
そこからの空気もれでタイヤの内側は緑の液でぐちゃぐちゃでした、
出来れば次回は防止剤を注入しないようにしてくださいね
「ユーザーが勝手に勘違いして」空気圧不足からのパンクにも有効だと思い込んでいるケースは
少なくないのだろう。
パンク防止剤が入っていれば空気の抜けがなくなるような便利アイテムであるはずもない。

空気圧不足への対策は【(300kpa基準の一般車であれば)少なくとも毎月1回必ず入れるという習慣化が必須】
300kpaを判断するためにタイヤの硬さや個人差のある握力に左右されない米式化も忘れずに。
(↑エアチェックアダプターや米式チューブ。約600円から購入できる空気圧計やガソリンスタンドの空気圧計で確認)
※空気圧計で判断できるなら毎月1回でもいいが、2週間おきくらいに米式に理解のある自転車店の人に確認してもらうと確実。


●使えそうな条件を挙げても・・・

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-9cb8.html
【通勤や通学などで自転車に乗られている】
目的地までの到着時間が決められている条件で自転車を乗られている方。
点検や日常的に空気圧管理していたとしても
「漏れ出さない範囲での穴を大きさになる確率が不確定である以上」
そもそも遅刻を防ぐためという目的に対して必ずしも合致しないのではと思う。

「到着時間だけ」に特化するのであれば
ノーパンクタイヤのほうが合っている気はする。
無論、こちらもデメリットが多いことはノーパンクタイヤについてのページに列挙している通り。
工場や廃棄物の屑が道路に日常的に散らばっているとか
著しく地域のモラルが低いなどの特殊環境を除けば使うメリットは低い。


▼2年間の説明をしない理由の推測

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-5040.html
 ・2年経ったら、どうすれば良いの?
 ・2年以内にパンクしたら、どんな補償が有るの?
 ・なぜ2年なの?
このような、問いを避けるためにも、2年間の性能保証の言葉がない方が都合が良いのではと思っています。
実際2年以内に「毎月必ず定期点検」に出していて2.8mm未満の穴でパンクしたら
個別の案件として適切な対応をする可能性は高そうだとして、
「空気の量はこまめにチェックしておいてください ※当店の前を・・・」という部分で
異常が出る前に店に来てもらうことで、間接的に効果がなくならないように促しているとしても、
2年後の洗浄後の詰め替え?やチューブ交換についての説明はないようなので困りそう。
(大抵の他店修理の場合:緑発見→即チューブ廃棄→交換が多そうなのと、
わざわざ詰め替えするようなレアケースが存在するのかどうか)

何の説明も有りませんから、スライムパンク防止剤を入れたお客様は、パンク防止性能が永遠に続くと思ってしまうことが多いと思います。
そもそもパンクの原因の多くが「無習慣」(と適正空気圧の把握不足)ということ自体を知らない人が多そう。
実際は「2.8mm未満の小さい穴は防げる(かもしれない)」という効果であって、
「無習慣」に対しては「無意味に近い」と理解できない客相手に薦めて
結果的に修理時に非常に煩わしい状態を作り迷惑をかけることがあっても我関せずでいいのだろうか。


●バルブコア(ムシ/プランジャー)の腐食

star.ap.teacup.com/flatout/1983.html
結局ただの厄介者でしかありませんでした。こういうものをお客さまに黙って施工する、とても残念でなりません。
せめて「スライムというものを入れておきました、こんな時に便利です、でも3年すると中で固まり始めます」などの
注意事項をお客さまに説明してください。
A店で自転車をお買い上げになるときは「スライム入れないでください!」と言ってからお買い上げください。
www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1548942105155226&id=715163051866473
必ず半年~最低でも1年おきにムシ/虫ゴム交換をしていれば防げるとして、
定期点検の習慣の無さに対してどう気付いてもらうかという。
「現状(300kpa基準の一般車であれば)月1回空気を入れる必要がある」ということすら知らない人が
8割を超えるのではないかと思うほど。それをどうやって改善するのかという難しい課題に直面する。

曖昧な基準でなんとなくでいいからと済ませてきた空気圧に対する考え方の甘さから、
「見て分からないから」習慣化もされずに、こうしたトラブルを引き起こす原因と考える。
それでも、実店舗であれば「売りっぱなしで終わりではなく、まともにサポートする気があるなら」
案内を出せばカバーできるが、「放っておいたほうが儲かる」という理由から
積極的に案内をしている親切な店が多い気はしない。

点検という意味ではTSマークもあるが・・・

▼TSマーク
prestigebike.hamazo.tv/e7920248.html
もし、TSマークシールを自転車に貼るだけで、このカードを発行しない店がありましたら、
業務怠慢か、点検を適当にやってシールを貼るだけのお仕事で完了している可能性があります。
1台1台丁寧に診て点検表にしっかりと記入する場合は良いとしても、
TS点検といいつつ「目視してちょっと動かしただけ」でシールを貼って済ませるような
ロクでもない店もあると思われるので注意しておきたい。
(安物自転車については当wiki別ページに延々と書いてあるので割愛)→【安物自転車とは
自転車整備士やBAAと同じようなもので、
TSマークの発行が出来なくても、丁寧に診る店であればTSマークは不要。
(既に別の保険に加入している場合も不要)


●自転車に液剤を詰めて売るという商売方法

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-b80f.html
(販売マニュアルでどの程度の説明事項が必須になっているのかどうか定かではないが)
店単位以上に店員(教育)の差も少なからずあるとはいえ、
それなりの数量を販売することが目的になってくると、
必然的に(そんなことくらい分かるだろうという思い込みや)説明に割く時間がない
(もちろん客側の都合や他の作業が連続で多数抱えている場合など)ということも考えられる。

しかし「自転車は定期的なメンテナンスが必要な乗り物」ということを含めて、
(早期トラブルを起こして店側に余計なクレームの種を抱えるようなことをしたくないのであれば尚更)
日常的にできる空気入れの使い方やサドルの高さ調整や適切な注油方法、
「何か異音がするようになったらすぐに店に来れれば簡単な調整で済むこともある」といった
内容を理解してもらうための方策を「(単なる無料奉仕ではない次に繋げるための)販売サービス」として
提供してもらえるのかどうかでも店を選んで欲しいと思える。

分かりやすい値段や品揃えだけではなく
技術やサポート力に加え「(セールストークという名の)上っ面ではない中身のある説得材料と話術」こそ、
本当に自転車店に必要なものだと思う。
とはいえ「たかが自転車」で値段で選ぶような消費者に気付いてもらうために尽力する店が一体どれほどあるのだろう。
少なくとも「新車販売が前提」でメーカーや店が成立するような現状では変わるのは難しいことだけは確か。



●性能保証2年間

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-2452.html
「定期点検のために店を訪問する」もしくは「出張点検を依頼する」という人の割合が多ければ
不具合が出る前に除去して再充填しない(注入材を余程信頼しているなら再充填?)ということも出来、
販売側の商売感覚で考えると、バルブ腐食前に定期的に店に訪問してもらい(虫ゴム&プランジャー(ムシ)を交換)、
2年後にわざわざ改めて工賃を支払ってまで除去+再充填してくれる客がいれば「儲かる」ため、表示しない手はないと考えるが、
実際はパンクが防ぎきれなかったことで修理に向かう人のほうが多いはずなので
事前の対処というのは難しそう。

それでもメーカー側で表示がある項目で「永年使い続けることを推奨していない」と見れば、
商品特性上で表示の必要性がないとは言い切れないのもある。

ただ、身も蓋もないことをいうなら、表示されることで「2年後保証切れるなら要らない」という選択肢も増えるとして、
そもそも「無頓着な人」が「まるで空気入れの習慣化を補うことができるような感覚」で使っていれば
「表示があっても恐らくほとんどの人が覚えていない」と考えると、
結局のところ根本的な対処法としては、「口コミも含めた情報」から知ってもらうより他にはない気もする。
そして、そのための「能動的に知りたくなる動機付け」が重要ということになる。


●パンク修理剤は一時しのぎ

star.ap.teacup.com/flatout/1966.html
穴をふさぐところ以外に残ってしまった時(実際にはうまく穴をふさいでいませんでしたが)、
写真のようにチューブ内部で張り付いてしまうことがあるみたいです。
修理剤を詰めておけば自然治癒してくれるような機能などあるはずもなく。


●ユッチンソン(ハッチンソン)のFast air[ファーストエア]

woresite.jp/2012/07/20/060643.html
チューブラーでの実験。針穴は塞いだが3mm穴は防げず。
「必ず針状のものだけが刺さる確証があるなら」意味はあるのかもしれない。
(適正な空気圧管理をしていても)大きめの刺さりもので穴が空くことを考えるなら使う意味はあまりない。

●原因の切り分けと対策、考え方の転換

blogs.yahoo.co.jp/zitensyaya/48208778.html
パンク予防剤とパンクに強いタイヤの組み合わせで起きたトラブル
パンクの原因は空気圧不足による、チューブの擦り切れでした。

これだけの厚いゴムの層があれば、異物はなかなか貫通しません。
ですが、パンクの原因の7割は空気圧不足によるものなのです。

しかも、タイヤが固いため空気圧不足を感じにくく、
空気圧不足でチューブとタイヤに隙間がうまれ、すれたり、
かたよったりしてチューブが痛み、最悪な状態で持ち込まれるとケースが殆どです。

【1】[原因]タイヤの厚みで空気圧不足が分かりにくい → [結果]パンクをした
→[対策](300kpa基準)月1回の空気入れの習慣化&米式化で適正な空気圧の判断

【2】[原因]パンク予防剤が役に立たなかった → [結果]空気漏れを防げなかった
→[対策]パンク予防剤は使わない

こうして対策を個別に考えると「空気圧不足」と「空気漏れ」は予防剤と直接繋がっているだろうかという疑問。

これだけの厚いゴムの層があれば、異物はなかなか貫通しません。
ですが、パンクの原因の7割は空気圧不足によるものなのです。
「異物の貫通を防ぐ」ことに対しての効果が期待できるのは
工事現場近くや道路掃除が行き届いていないような場所を走る場合であって、
そもそも根本的に
「空気圧不足」への対策として「厚みのあるタイヤ」と「パンク予防剤」を使えば防げるだろうという考え方が間違っている。

しかし、それを理解してもらうのは
「知識や経験ではなく、(不相応な)道具だけに頼ればどうにかなる」と思い込ませるようにしている現状では
相当険しい道のり。
まずは、”まともな自転車とは”どういう状態で、それを維持するためにはどうすればいいのか
ということを知ることから。

今回タイヤとチューブを新品に交換したとしても
【1】の対策を怠れば・・・
『習慣付けをする気が全くないので身につかない』→空気圧不足により気付いたらパンクしていた
『英式チューブなので適正な空気圧が分からない』(→適正より少ないことで段差でパンクした)など
結局またパンクは繰り返すことになる。

誤った感覚を是正するためには道具に限らず、
やはり「身につく教育」への注力は欠かせないと改めて考えさせられる。


●溶けるプランジャー(バルブ芯)

kamikawa-cycle.com/blog/5517
毎年チューブを交換して、その度に「パンク防止剤」を新しく入れるんでしたら
まだいいのですが、普通はパンクしなかったらあえて交換なんかしませんよね。

そうすると、早ければ2年程でバルブが腐食し、パンクします。
パンク防止剤が原因でパンクします。
定期的に自分でメンテナンスをするか「店に点検を依頼する」ということを怠れば不具合が出ることは必然。
半年おきにプランジャーだけ交換すれば良いような気もしたが・・・
やはり空気圧調整の点で英式自体に問題があるので、パンク修理剤(防止剤)が使われている場合は
チューブごと米式に交換することを薦める。

●通常修理が可能ではない予防剤

nagisavox.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
タイヤサイドの劣化具合から見て、小さい刺さりパンクは防いでいた"かも"しれないが、
最終的な修理の手間が増える以上、こういうものに頼るべきではないと考える。

「最初からパンク予防できる素晴らしいものが注入されている」ような幻想の末路がこの惨状。

●パンク修理剤で詰まったムシ(プランジャー)

star.ap.teacup.com/flatout/1846.html
(※一応補足しておくと、黒いゴムの部分が捲れているのは見えるようにしているだけで
使っていてこうなるケースは考えにくい)

パンク修理剤を使って修理したつもりでも、
空気の通り穴を詰まらせて後から空気が入らないようになってしまう。

こういう簡易修理剤を使ってしまったら、
「液体を洗い出す手間を考えると」チューブ交換になる可能性が高い。
横着をせずに丁寧にパンク修理(パッチ張り)をするほうが後々のことを考えると得。

●"飛散"な光景

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-c7d3.html
【パンク修理剤・防止剤を使う】
初期段階:▲穴をふさぐとは限らない
→修理時:▲チューブがまともでも液体が染み出てパッチを剥がすので液体を除去またはチューブごと交換の必要あり
 →放置すれば:▲空気抜け状態で使っていればチューブがボロボロになるだけでなく、▲やがてバルブの腐食を引き起こす
  →最終的に:▲タイヤにも亀裂が入り交換が必要になるだけでなく、▲液体がタイヤの外まで飛び散る

【パンク修理剤・防止剤を使わない】
初期段階:▲穴はふさがない
→修理時:★チューブがまともでパッチ・ゴムのりが劣化しておらず、処理方法に不手際がなければ普通に貼りつく
 →放置すれば:▲空気抜け状態で使っていればチューブがボロボロになる
  →最終的に:▲タイヤにも亀裂が入り交換が必要になる

通常は一般車で(米式化後に(基本)300kpa入れて)1週間もせずに空気が抜ける段階でパンクを予想し
パッチ貼り修理をするだけ。

※タイヤの走行面のタイヤチューブが無くなってもなお修理せずに
 リム(車輪の金属の輪っか自体)が擦り切れるまで走行するような普通では考えられない状態は想定しない

はっきり言えば「異常としか思えない感覚が正常としてまかり通る感覚」に疑問を持たずにはいられない。
それでも有力な識者が声を挙げず消費者が無知な限りは儲けるカラクリとして続くのだろう。


●シーラント(デメリットの説明)

jitensyazamurai.com/db/archives/7633
こうしたデメリットの説明を受けて、それでも「どうしても使いたい」という人は
使えばいいのではないだろうか。
(個人的には一時的な応急処置として草を詰める方法を知っておくとか、
自転車をそのまま積めるタクシー会社を把握しておくとか、
ロードサービス付きの保険にお金をかけたほうが有用に思えるが・・・)

●スライムの被害でニップル腐食

blog.goo.ne.jp/charinko_2008/e/353f90f56a46f0121f6b3e8cbbcbdf81
こういう場合でもスライム充填販売側は「定期的なメンテナンスに来てなかったことが悪い」とか
「パンクに対しての絶対的な効能を信じているほうがおかしい」ということになるのだろう。

●パンク修理剤で詰まったバルブ

star.ap.teacup.com/flatout/1778.html
スライムではなく「百均のパンク修理剤」の話。
ちなみにこのような修理剤はあくまでも応急処置剤です。
パンクの修理が完了しているわけではありませんので、必ずちゃんとしたパンク修理をしてもらってくださいね。
内部に詰まった液剤を取り除いてからパッチ貼りをしないと、このままでは空気を入れようがない。
こういうものを安易に使うよりは、
(乗って行けば車輪の他の部分まで壊れるので)横着をせずに押して歩くか、出張修理を呼ぶか、
自転車を積載できるタクシーを呼ぶか、自転車保険のロードサービスで自転車店まで運んでもらう方法で対処するほうが結局は楽。

●虫ゴムへのダメージ

star.ap.teacup.com/flatout/1740.html
空気の入る部分に集中劣化!
確かに飴ゴムは耐久性が低いかもしれませんが、それ以上に緑の攻撃が強かった現れです。
飴色や黒色どちらにしろ虫ゴム式自体が耐久性に問題があるとしか思えないのに、
それ以上に劣化促進させる物を詰めて販売するような方法をとっていて
元々の車体の販売店は何も思わないのだろうか。
「無知な消費者が悪い」?

●パンク予防剤で予防できないパンク

blogs.yahoo.co.jp/zitensyaya/47987655.html
はっきり言ってしまえば「無駄」でしかない。
奇跡的に防げたとしても類似品ではよく見るバルブの腐食を進行させるといったオマケつき。
最初から注入されているような車種は当然避けることを薦める。

●迷惑なもの

prestigebike.hamazo.tv/e7482919.html
ハッキリ言って、この液でパンクが防げることは、ほぼほぼ、ほとんど、ありません。
かえって、善良な自転車店にとっても、お客様にとっても非常に迷惑な話です。

この液体が、パンクした穴から出てくるので、チューブがヌルヌル、パンク修理のパッチが貼れません。
粘着力が非常に弱くなります。
なので、この液体をしっかりと拭き取らなければなりません。
余分な仕事をさせる、グリーンの液体。非常に迷惑な話です。だいじなことなので、2回言いました(笑)

しかも、それだけではありません。金属製のバルブを溶かします(画像右)どんだけ迷惑やねん!(3回目)


●バルブ軸付近の損傷

star.ap.teacup.com/flatout/1701.html
この場合はバルブベース剥離ではないので空気圧不足が原因で
チューブがズレてリム穴に引っかかって斜めに力が加わったことで起こったようにも見える。

しかし、最初から使われているような車種や、購入時に充填するようなことは薦めない。
決して「空気入れを怠けるための手段として有効なものではない」ということを理解して欲しい。

●パンク防止剤=バルブコア(ムシ部分)を腐食させる液体

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12277222980.html
使用期間については書いていないが、これが使われていない場合、
例え屋外雨ざらし駐輪でもこのような腐食が起こるとは考えにくいため、やはりこの液体が原因と見るのが自然か。


●液体を除去しても残る繊維

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-f54a.html
液体を除去することでバルブ腐食は防げるとしても
繊維状のものを切開せずに取り除くために掃除機で吸い込もうとしても
(すぐにチューブ内の空気が先に吸い込まれて潰れるので)取り除くのは難しそうに思える。
上手く誘導してバルブ口からピンセットで取り除くことができるとしてもその手間を考えると全く割に合わない作業。
(放っておいてもチューブ内で転がるだけなので特に問題ないかもしれないが・・・)

工賃を考えるとチューブ交換のほうが安くても
「使えるものはなるべく使いたいという信念」から交換には消極的のようだ。
しかし、逆に捻くれた考え方では「パンク修理扱いにしたほうが工賃そのものは多くなるので利益は増す」という
「パンク修理で稼ぐ」という方法の1つという見方もできる。
但し、廃液にしてもチューブ交換でも、どちらにしろ「諸々の廃棄費用」は発生するので
厳密に言えば工賃がそのまま直接的な利益になるというわけでもないだろう。

一方、単に客が工賃も聞かずに、店側も料金提示と詳しい説明をせず、
「(費用がかかりそうなイメージのある)チューブ交換ではなく、
(安そうなイメージのある)パンク修理でお願いします」と依頼してきたのであれば
それに応えてパンク修理扱いにするのも頷ける。

道義的には客に直接作業している様子を見せることで、
「こういうものを使えばこれだけ手間がかかる大変な作業を要するんですよ」
と記憶させやすい効果を狙えるという側面もある。

●スライムが原因で繊維状のものが詰まって空気が入らない?

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-e081.html
販売推進側に無知は罪なんでしょうかと聞いてみたくもなる。
「基本的には注入材は使わずに空気を入れる習慣を身に付ければいいが、それに気づかないほうが悪い」
「2年で保証切れになるのを知らないのが悪い」
「デメリットを知らないのが悪い」
気付いた人だけ損をせずに済む・・・と。

※2年経過している時点で「保証切れ」と見れば、
(施行されてしまった店で)パンク修理の値段でチューブ交換には応じてもらえなさそう。

それにしても
基本的なサイズで1080円出せば米式チューブを買えることを考えると・・・
後輪を外すところまでは同じ工賃がかかって
「チューブを取り出し洗浄する作業(時間)」
(後々廃液を処理するために必要な移動時間などの手間)

「新品チューブに交換する費用」を比べると
やはり「色々なリスクを減らす意味でもチューブ交換のみで対応が確実」に思える。

値段設定は個々の店にもよるのは当然なので、
チューブ費用がかからないという理由でサービス価格にしていれば
少しでも安いほうを選ぶ客であれば洗浄を選ぶのだろう。

しかし、若干高くなったとしても「空気入れの習慣化を身につけるため動機づけ」と
「こういったものを使うと後で高くつく」という意味での「授業料」として払ったほうが
身を切ったぶん記憶に残りやすい気はする。




●商品説明

【お店で受取り専用】 スライムパンク防止剤の注入 自転車一台分(前後タイヤ) [※単体での受注不可][CBA-1]
対応バルブ:英式バルブ、米式バルブ
とはあるが・・・

直径2.8mm程度までの突き刺しパンクに対応。
(空気圧不足が原因でチューブが弱っているような状態ではない場合)
2.8mm以内で突き刺しパンクが防げなかった場合は
パンク修理の値段でチューブ交換に応じてもらえるのだろうか?

スライムで対応できないパンクの場合は、水洗いを行い、水分を拭き取ることで、
通常通りのパンク修理が可能です。
水分を拭き取れば「通常パンク修理可能」とあっても
完全にふき取ることができるような気がしないが・・・若干残っていても問題ないという判断なのだろう。
そうして処理したとしても、パッチが剥がれてきた場合の補償は修理を行った店での対応?

十分な効果を発揮させるために、通常のタイヤと同様に定期的な空気圧チェックをお願いします。
適正な空気圧を曖昧な感覚ではなく判断するには英式では不十分だが、
米式チューブに交換するような人であれば、
最低でも月1で空気を入れる必要があることを把握し、
「実行できるとすれば」こういったものは不要に思える。

●スライム(パンク防止・修理剤)に対する考え

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-dd72.html
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-ce17.html
▼パンク原因が違う
まず、懐疑的で神経質な人は注入前に下調べをして「断る」のは当然として、
【認識のズレ】が根本的な問題に思える。
無頓着なユーザーがパンクに陥る多数の原因が「空気圧不足」と思われるが、
「パンク=刺さりものが原因だ」と思っているのではないだろうか。
空気圧不足が原因であると思っているなら
そもそも英式バルブで「曖昧な空気圧」を肯定するような傾向は強くないはず。

いや、「習慣の無さ」がバルブ形式とは直接関係はないとしても、
原因の切り分けが判別できていないであろう対象に
「便利なもの」として薦めること自体が妙というか。
金儲けが悪いとは言わないが、手段と方法が逆になっているような方向性には疑問。

▼詳細の説明の有無と販売奨励
2年経過後に内容物の入れ替えは現実的とは思わないので、
チューブを新調しなければならないはずだが、通常のチューブ使用時に比べて
結果的に割高になるとして、販売時にそこまでの説明をしているとすれば
販売奨励はしないはずと考えると・・・。

▼売るのは人間
チェーン店でも本部の考え方はどうあれ、店員によっては全く違う対応を見せる場合も考えられるので
一律に否定したくはないというのはある。

自分も含め、商品自体を否定ということではなく「販売姿勢」についての
考え方を述べると言う意味での「批判」だとしても、
結局は「理解できる人」からは同意されても、
副次的に修理依頼を得て生活の糧にしていることを感謝している人達や
大手信仰の人達にしてみれば
「噛みついているだけ」にしか見えないかもしれない構図というのも切ない話だ。
(個人店でも問題がないとは言わないとは言わないが、
 少なくとも同様の商品を積極的に提案するケースは少ないのではないだろうか)

▼優しさと放任主義
「2.8mm以内でパンクが防げなかった場合」
「2年以内でもバルブ腐食が起こった場合」
(ユーザーの自転車の使用状況・管理状態に問題がないことが明確という前提で)
「他店での修理時にチューブ交換しか受けてもらえなかった場合の差額の補償」
こういった内容については実際の被害者が声を上げなければ変わらない。

だが、「そういうものだろう」で納得してしまう
企業に優しい「物分かりの良い客」に支えられている限りは変革は期待薄だろう。

防止剤修理剤に限ったことでもないが、
パンクを防ぐという名目で小細工を施してパンク修理で稼ぐような意味合いが強い方法よりも、
健全に「店に定期的に訪問させる」ために「適格な手段」を採ることが
真にユーザーのためになるはずだが、それがこうしたものを販売する側には欠落しているという印象が拭えない。
無頓着なユーザーを放置しパンク修理で稼ぐのではなく、
「パンク防止剤ではない方法でパンク防止を広めることで、
結果的に業界全体を活性化させる」とは微塵も考えつかないのだろうかと。

●空気圧不足とパンク修理剤

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-c676.html
「基本的に空気を入れなければならない頻度」や「適正空気圧」も把握してない場合、
チューブ自体がタイヤ内で削れて薄くなれば防ぎきれるわけでもない。

異物パンク全てが絶対に防げないわけではないかもしれないが
スライムかどうかということに大差があるとも思えない。

知らなかったのであればこれを機会に「習慣化」を身に付けられれば
こうした液体に頼る必要もなくなる。
仮に「(忘れっぽいという言い訳も含め)全く改める気がない」のであれば
(修理剤・防止剤を詰めなかったとしても)同じようなことを繰り返すだけ。


●「スライム本体は産廃に該当する」とのこと

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-48dd.html
個人なら下水に流すことは好ましくないことでも規制対象外としても、
事業者の場合は産業廃棄物に該当するスライムの中身は産廃業者に処理を依頼するしかないようだ。
(古新聞やボロ布に染みこませたとしても、恐らく産業廃棄物)
売る側は得で、購入者は奇跡的に穴をふさぐかもしれない効果に期待したところで、
後で修理や処理の際には面倒ばかり増やすことになるという厄介者。

▼「販売店に廃液処理を頼んでも断られることがあれば、
(客側に個別に)産廃業者での処理費用として実費ぶんの割増工賃を頂戴する」
といった親切心から手間も費用もかかる処理を手伝うより、
やはり現実的には潔く「(実際にかかる処理費も一応提案しつつ)
チューブ交換のみ対応」が最良なんだろうか。
(廃チューブにするとして、中身にその液体がないチューブだけならまだしも、
詰まったままの液体の処理は別にしなくていいのだろうかという疑問もあるが・・・)

▼パッチ貼りを客から無理強いされる場合
「店から注意喚起を確かに聞きました。今後パッチが剥がれても修理者の責任とはしません」と
一筆書かせるというのも何か違う気もするし、「聞いてないし覚えてない」で結局面倒ごとは消えなさそう。

「チューブ交換なんて高いから嫌だ」「処理費をとるなんて横暴だ」という人は、
購入者自身で
「購入店他で、内部にあっても通常パンク修理可能」と言い張る店で
パンク修理(パッチ貼り)を頼むのも自由。
但し、
後で何度も(何度も)パッチ剥がれでパンク再発してしまうような状況に陥った場合の対応を
どうするのかは考えておいたほうが良いかもしれない。

しかし、そんなやりとりをすることを楽しみにするような趣味でもなければ、
基本的には「空気を入れる習慣づけ」さえ身につけば、
ほとんど不要な精神的・身体的活動容量に違いない。

そういう観点から見れば、
ある意味「一般人のクレーマー育成教材」から、
「修理店の接客術向上のための道具」&「メーカー(輸入代理店)にとっては無視対応の糧」
としては便利なのだろうか。


●「6mmまでのパンク穴を塞ぐことができます」

エバーズ SC-60 スーパーシーラント パンク予防剤 60ml
www.worldcycle.co.jp/item/eve-l-sc-60.html
あらかじめタイヤに入れておくことで、6mmまでのパンク穴を塞ぐことができます。
液剤硬化しないので予防補修効果は約3年。
説明文では明言しているが、実際に6mm以内で塞げず漏れたことを証明できたなら
販売代理店(メーカー)は補償してくれるのだろうか。

●スライム販売元との交渉の顛末

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f484.html
使用者の責任として「1年ごとの定期的な点検で”バルブ腐食は”回避できる」ということで
「バルブ腐食のみ」防げるとしても、
自衛策をとるという意味では、
「スライムを注入しない」「注入されている車種を購入しなければ、こういった事態そのものを避けられる」
として回避することの啓蒙活動をすすめるしかないということでしかないような。
知らずに被害を受けた場合であれば、交渉次第ながら対応してもらえないこともないようなので
実店舗で購入した場合は直接交渉するしかない。
(ネットで本体購入した場合に本体ごと送ることになれば送料や梱包で困ったとしても
それは安さを選んだことの代償として自業自得としか言えない)
 ・消費者生活センターへの問い合わせ
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-4651.html
 ・公益通報
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-8ae2.html
しかしながら、例えパッケージに注意書きが追加されて、店舗で使う場合に念入りに説明をされるようになったとしても、
そもそも(ノーパンクタイヤやエアハブではなく)自転車のタイヤに空気を入れなくても構わないと思っている層に
こういう商品が支持されているように思えるだけに、あまり腐食被害そのものが減るような気はしない。
この商品に限ったことでもないが、怪しいと思ったら買う前に情報を知ろうと調べる「賢い消費者」になるしかない。

●スライム「製品の性能は2年間保証されています」

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-6471.html
シュレーダーバルブ(米式)での使用はできないような表記でも、
プレスタ(仏式)に斜線が入っている時点で既に何だかよくわからないジョーク商品に思える。
 ・タイヤトレッド最高3mmまでの穴を即座に封鎖
封鎖できなかった場合は、「謳っている性能がなかった」ということで
2年以内であればスライム充填前の状態に戻してもらえると見て良いのだろうか。
洗浄で除去しきれるような気もしないのでチューブ交換?

2年後に内部洗浄をして綺麗を流し切って新たに詰めなおすことが果たして可能なのかどうかという興味もある。
バルブコアを溶かすことについての注意書きのようなものも一切なし。
「リスク」についての注意書きがないというのはどうなんだろうかと。

▼スライム以外の注入材
しかし、今回というかほぼスライムに関することが表沙汰になるのは、最初から注入されているケースがあるとか
特に説明もなく?注入するようなケースもあるらしく、その際に使われるのがこのグリーンの液体ということのようだが、
こうした「チューブ内への注入材」に関しては、スライムに限ったものでもなく、
パッチで有名なマルニでも存在しているので一概にスライムに限ったことでもないような気はする。

チューブレス関連に関しては頻繁に手入れすることが前提のスポーツ自転車向けで、
「どうなるのか分かる人向け」なので別に構わないが、
マルニは企業イメージ的に言えば(HOZANのバック拡げと並ぶくらいの問題作として)廃盤にしてしまったほうが良いような。

●パナレーサー「パンクストッパー」
商品そのものは一覧にはない
panaracer.co.jp/products/manual.html
↓(「サイクル用品」のタブを選択→「パンクストッパー液」として、取説だけは残っている)
panaracer.co.jp/products/pdf/manual_cycle_11.pdf
www.naturum.co.jp/item/item.asp?item=670882&refer=
この商品は只今、 お取り扱いしておりません。
キャプテンスタッグやサギサカでも扱いがあったようだが恐らく廃盤。

●マルニ扱い
www.maruni-ind.co.jp/products/bicycle/bicycle_other/
瞬間パンク修理剤 Y-606
パンク防止剤 Y-601
www.maruni-ind.co.jp/products/bicycle/bicycle_sport_cycle/
クイックショット K-600

●ユニコ扱い
www.unico-jp.com/new_item/tool/5526/
UNICO(ユニコ) BARBIERI 瞬間パンク修理剤リパラ75

●トライスポーツ扱い
パンク用シーラント(米式・仏式のみ)
www.trisports.jp/?q=catalog/node/8001
Rubena リキッド 150ml
www.trisports.jp/?q=catalog/node/5383

▼チューブレスレディ等なので英式や一般車には無関係ながら・・・注入材としてはIRCやシマノにも存在する
●IRC扱い
チューブレスレディタイヤ用シーラント(60mL/500mL)
www.irc-tire.com/ja/bc/products/others/sealant/

●シマノ扱い
シマノ SM-WHSL ホイールシーラント 300ml シーリングテープチューブレスシステム専用
www.worldcycle.co.jp/item/89679.html
シマノWH-MT66、WH-MT68などの「シーリングテープチューブレスシステム」対応ホイールで、
チューブレスタイヤを使用可能にするシーラント

●アクションスポーツ扱い
No Tubes
actionsports.co.jp/notube.php

他にも
EFFETO-MARIPOSA CaffeLatex
www.worldcycle.co.jp/item/efe-j-caffelate60.html


●スライムによるムシ(プランジャー)の腐食

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-7610.html
やっぱり長期間充填して使うようなものでもないものを気軽に充填すべきではないと思える。
しかし、その客の選択とすれば外から言うことでもないのかもしれないが
お客さまとスライムを抜くご相談もしたのですが、自転車を使われるのが
あと3年ぐらいとのことでスライム抜きまでは行いませんでした。
「3年」という期間に対する感覚の違いに驚かされる。
個人的には3年どころか、今後1ヶ月以上でも使うつもりがあるなら問答無用で
「故障の種になるものを放置できないので交換してください」と言いたくなる。

●後から手間もお金もかかるスライム

star.ap.teacup.com/flatout/1473.html
このタイヤはすでにチューブがダメになり抜かれていたんですが、
話しよるとバルブの根元で取れてしまったとのことでした。緑の仕業です。
タイヤの中もホイールにも緑がこびりついていたため、今回ばかりは洗浄代をいただきチューブの取替をしました。

●パンク修理剤による侵食

kamikawa-cycle.com/blog/3812
保管状態や湿度にもよるとしても、得られるかどうかすら怪しいメリットに比べて
デメリットが大きすぎる気がしてならない。

●「パンク修理可能」?

blogs.yahoo.co.jp/zitensyaya/47679599.html
「極小さい貫通物で」「運が良ければ」パンクが「一時的に」収まることが「あるかもしれない」程度の代物としか思えない。
パンク修理できるとしても、漏れださないように中身を全て絞り出してからパッチを貼るという作業そのものにかかる
工賃を上乗せされても当然だろうと。
だったらチューブ交換のほうが安いし早いということになって、パンク修理ではなく半強制的にチューブ交換になってしまう。
頼んで後から封入するだけでなく、最初から入っている車種もあるようで、

もし「パンクしにくくて安心ですよ」というセールストークを繰り広げていたとしても
売った後では証拠もないし、ユーザーの使い方と運が悪かっただけと責任逃れをするだけなんだろう。
結局のところ、ユーザー自身で
主なパンク原因の「空気入れの無習慣」を、これだけでどうにかなると思い込んでいることを改めてもらうしかない。
そして、
そのための方策を店からも提案するほうが遥かに有意義なことに
こうしたものを売っている店が気付くのはいつの日か。


●スライムによる被害

star.ap.teacup.com/flatout/1427.html
悪魔のシールです。それもタイヤに滲んできてる(≧◇≦)
少しばっかり食い止めるもんだから、どんどん悪い方向へ症状が進んでいってしまいます。
最近はオプションではなくどうも最初から注入されているようです。
そのうえ説明もない。ほかの自転車と違う点については販売店に説明責任があると思うのですが、いかがでしょう。
「消費者のためと見せかけて実は稼ぐ手段」として「パンク予防剤・修理剤」を入れているとしか思えない現状。
やはり「こういうものが入っている自転車を選ばない」ように消費者が賢くなるしかないのだろうか。

●スライムについての注意喚起

kobelalpedhuez.blogspot.jp/2015/04/blog-post_23.html
スライムは『百害あって一利なし』です。
これはある種詐欺に近い商品だと感じます。
なぜなら・・・
①スライムを注入していても、パンクするときはするからです!
②パンク防止ではなく、一時的に走行不能になるのを抑えてくれるだけ。
③これを注入することによって、ゴムの劣化が進みやすい(それ以上にヤバイかも・・・)
④タイヤ重量が増す事になるので、自転車の重量も増し、乗り味も重く感じるようになる。
⑤タイヤが回転すると、中でジェル状のスライムが遠心力を作る為、非常に走行バランスが悪い。
⑥パンク修理の際、ゴムパッチの接着を邪魔する。後日剥がれる恐れがある。
⑦バルブ付近で凝固すると空気が入らなくなる事がある。
⑧結果、他の自転車屋さんでパンク修理を断られるどころか、空気入れさえ断られる場合もある。
そんなものを高いオプション代を払って、自転車とセットで購入するなんて・・・
僕はよその自転車屋を悪く言うのは嫌ですが、このスライムを当然のように販売するシステムは許せません。
正直嫌々売っているスタッフさんも多いと耳にします。

●スライムの効果?

ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-12157693657.html
チューブにも悪さをします。
ご存じのように、チューブはゴム製です。
このゴムにパンク防止剤の成分が悪さをします。
チューブが劣化する原因になるんですよ~~
もうひとつ! チューブが重くなるので、
走ると、フラフラしちゃいます。
ろくな事がありません!!!!!!
こんなグッズなんで売るのかね?
まあ、買わない事です。

●「パンク予防剤注入タイヤ」

blogs.yahoo.co.jp/zitensyaya/47498085.html

▼「※通常パンク修理可能」と書いているが、

パッチが剥がれず維持されるケースがあるのだろうか・・・?
販売メーカー側としては可能と判断しているからこそこういう書き方をしているとは思うが、
実際に大丈夫なケースの割合というのはどのくらいなんだろうかという興味がある。
明らかに効果が低いとすれば、
いわゆる景品表示法の「優良誤認」に該当するはずだが、問題ないのだろうか。

▼バルブの腐食

それに、パンク修理以外にも
英式で注入されている場合、虫ゴムは劣化しても「バルブの腐食」は
こういうものが入っていなければ簡単には起きないはず。

▼無駄な重さ

空気しか入れていないチューブに比べて余計なものがあるので「少なからず漕ぎも重くなる」

●スライム唯一の利点

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-9260.html
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-c48a.html
「パンク箇所が分かりやすい」これだけ。
何回もパンク修理したが結局微小な穴がどこなのか分からない破棄予定のチューブに
注入して空気圧を上げて確かめた上で捨てるという使い方ができなくもない。
溶けたバルブコアはパナ製でも3年で使用中止せよということなので当然といえば当然か。

▲パンク「予防剤」入り

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-f2ea.html
予防剤があっても普通にパンクはする上、
虫ゴムを交換しようとすれば内部から空気と共に噴出する緑の液体。
ほっといてもプランシャーを腐食させかねないし、虫ゴムも溶かしかねない。
「通常パンク修理可能」とはあるが、
注意書きシールも剥がして貼っていなければ清掃のため料金割増の上、チューブ交換とする店が多いだろう。
しかし、購入者の優先順位として
購入時の値段が安いことや店の雰囲気が買いやすいことが最重要であれば、
結果的にチューブ交換になったところで、
多少修理料金が増えたところで「仕方がない」で受け入れるしかないのだから
店にとっては「後から利益を増やしてくれる客」でしかない。

▲パンク(修理剤)防止剤・ストッパーは(大抵の場合)使えないと考えるべき

panaracer.co.jp/products/pdf/manual_cycle_11.pdf
www.maruni-ind.co.jp/data/products/00000144-1.pdf
直径1mm程度の傷穴を対象とする修理剤です。
本当に1mm程度かどうか、超能力でもなければ実際に確認することもなく見抜けるとは到底思えない。
そのパンクの種類が運よく収まる大きさなのかどうか確認もせずに、
修理剤だけ使えば済むという誤解の温床になる。

チューブレスのシーラント感覚なのだろうか。
一般車向けとしては、パンク前提でスライム充填推進ではなく、
パンクしにくい走行路や空気圧管理など、啓蒙すべき内容があるだろうと。

「小さな穴のみ塞ぐ」としても、大きな穴が空けばなかなか悲惨な光景が待っている。
「パンク修理できる」とあるが、実際に修理をしている店の評判を見ると散々なものである。

▲パッチが使えなくなる恐れあり。
bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=210
▲パッチをはがす液体。
blogs.yahoo.co.jp/zitensyaya/46516136.html
▲修理不可能でチューブ交換。
bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=829
▲大穴パンクの場合意味を成さない。
zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-ec07.html
最も丁寧に解説されている。大穴から液体が漏れ出せばその処理ぶんの工賃上乗せも十分考えられる。
▲あいかわらずの液まき散らし剤
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-35db.html
▲パンク防止剤で溶けた虫ゴム
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-3e0b.html#trackback
▲パンク修理箇所からパンク防止剤が漏れる
ameblo.jp/ring5199/entry-12027814526.html
もはや「チューブ交換推進剤」とでもいうべきか。
▲スライム入り修理の煩わしさ
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/slime-8342.html
▲バルブコアの腐食、スライムの飛び散り
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-cb7b.html
▲バルブ根本を侵食するパンク修理剤
ameblo.jp/ring5199/entry-12049963315.html
もう工賃表にでも明確に
「パンク修理時にチューブ内にパンク修理剤系の液体が入っている場合は、
パッチ剥がれなどのパンク再発を防ぐためチューブ交換での対応しか受け付けません。
また、通常のチューブ交換に加算し清掃作業が必要になるため「割増工賃」を頂きます」
とでも書いて被害者を少しづつでも減らす必要がありそうだ。

繰り返しになるが、パンクしにくくするには
「1にも2にも適正な空気圧を保つこと」「英式バルブを過信しない」
1日数km、荷物と体重で70kg未満の一般車で充填してから1週間以内に減るようであれば
それは「スローパンク状態」または「チューブの質が悪いか古い等で劣化」しているので
「タイヤ・チューブ・リムテープ」をなるべく「セットで質のいいものに交換」。
(スポークニップルやリムにバリが無いこともチェック、
 粗悪品であればチューブに触れる部分に鋭利な箇所が残っていることも)

■デメリットの説明について

zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-ec07.html
ちなみに防止剤をいれた方は、デメリットの事は聞いていないという方が大多数です。
積極的に充填する店・店員にしてみれば「売れればいい」というのはさすがに言わないとしても、
「聞かれなかったから答えなかった」
「100%使えない物というわけでない」という言い訳でもしそう。
あとは単に知識不足で「知らなかった」というのが考えられるが、それで済む話だろうか。
もしデメリットを聞いても「問題ないですよ」と言われたら
「もし通常パンク修理できなかった場合、または無理やり塞いで同じ場所から空気抜けが再発した場合は、
店もしくは店員の責任としてパンク修理の値段でチューブ交換に応じてもらいますが問題ないですよね?」
とでも言えば
「極小さい場合の穴のみ一時的に塞ぐこともできるものなので心配でしたら充填しないでいいです」
と苦々しい表情で返答されるくらいだろうか。
なぜ、
「パンク防止には空気圧の管理が重要ですので、月1の目視点検がてら空気を入れに来てください。」
「また補修箇所によっては大抵工賃が発生しますが、調整や簡単な拭き掃除にも応じます。」
「無料か有料かは当店購入車かどうかや、内容次第ですので作業前に必ず確認しますし、確認してください。」
という案内が出来ないのか理解に苦しむ。
不具合を出しやすくしてその不信感を利益に還元することだけに尽力せずに
そもそもクレームを極力減らす方向に尽力するような仕組みを作るとそんなに儲からないんだろうか。

●吹き出すグリーン

star.ap.teacup.com/flatout/1298.html
今後の被害者を減らす意味でも
チューブ交換以外にも掃除の費用は負担してもらったほうが良いと思う。
吹き出すに至った原因は定かではないが、
購入した店に対応を求めたところで「使い方の問題ですね」で済ませるのだろうか。

●チューブの中で固まったスライム

star.ap.teacup.com/flatout/1142.html
空気が入らなくなった原因。即チューブ交換。
パッチ貼りの手間もなく交換すればいいので工賃も稼ぐことが出来て非常に店には優しい。

●溶けたバルブ

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-eacc.html
つまり「最も多い空気圧不足でのパンクを保護するような効果はない」ということ。
説明を受けていても物覚えが極端に悪く「都合のいい部分しか聞いていない」のであれば
それは只の自業自得、または修理剤があたかも「あらゆるパンクを防ぐ」と思い込ませるような
説明しか出来ない店で完成車を購入すべきではない。

●パンク修理剤の影響

kamikawa-cycle.com/blog/1712
右のプランジャー2個がパンク修理剤の影響で腐食?溶けた?と思われる状態です。
虫ゴムも1つはブヨブヨ、もう1つはバルブ口に固着して出てきませんでした。

●パンク修理剤がパンクの原因

kamikawa-cycle.com/blog/1716
笑えない冗談のような話。
専用器具が必要でも空気圧が測れるシュワルベ英式バルブの性能が台無し。

●「パンク修理剤の効果実験」

star.ap.teacup.com/flatout/922.html
うーん、やっぱり意味があるのだろうかこの液体。
この場合に使われている商品がパナのものとは限らないが・・・。
panaracer.co.jp/products/pdf/manual_cycle_11.pdf
直径2.5mm未満の貫通穴には効果があるようだが、上の実験では
「接地面」「画鋲で貫通した穴(恐らく1mm未満)」で漏れが発生。
注意書きにあるもので考えられるのは
「チューブの劣化?」
「3年以上使用した?」
「実験用では空気圧を高めにした?」くらいだろうか。
そもそも5気圧以上で使うなとあっても、
英式バルブ用なので空気圧を知るには、シュワルベの英式チューブとシュワルベの専用計測器、
またはパナのエアチェックアダプターで米式化するしかないわけで。
(スーパーバルブでは空気圧を測れないものとする)
そうした空気圧を測るほどの管理ができているならこういうものは使わないだろうという。
株主も投資ファンドに変わったことを契機に、いい加減廃盤にしてもいいのでは・・・。
ノーパンクタイヤもだが、目先の言葉の響きだけで効果や結果を知ろうともしない素人相手に
売りつけることが、個人評価から業界全体の評価を下げかけないとは考えたことはないのだろうか。
ホーザンのバック広げ工具といい、大手が扱うべき商品ではないように思う。

一方で、よく分からない新興メーカーの安物自転車に標準で注入しているぶんには
(例えエアチェックアダプターの米式化で空気圧管理が出来ていたとしても)
元々のタイヤやチューブの質が低ければ屋外野ざらし保管で半年持つかどうかさえ疑問だが、
(購入店ではない自転車店で愚痴や文句を浴びせられてクレームになっても無視するのであれば)
本体買い替えやチューブ交換の販促効果として効果的とはいえるだろう。

●修理剤を詰めると・・・

cs-shinwa.sblo.jp/article/174426955.html
結局損をするという話。
タイヤも劣化しやすいものであれば、チューブ内にもトラブルの元と合わせて
「稼ぐ手段として」販売店は利用しやすい。
「目先の安さだけ」を求めるということは
結果的にどのような結末を迎えるかということを十分に考慮しておく必要がある。
本来は1台1台を(納車前の分解グリスアップなど)丁寧に組み上げなければならないというマニュアルと
それが出来る人材となる技術者を育成すべきだと思えるが、
「量」を「販売する」という業態を捨てることになるので
そもそも矛盾していることになるため出来るはずもなく。
量販が量販依存ゆえに出来ないとしても、万が一そういう方針転換があれば
その時は個人店が本当の危機を迎えそうだ。

●「もしかしたら穴塞げるかも剤」

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12148040423.html
仮に塞げたとしても「パンクの原因」を取り除かないと意味がない
タイヤに異物が刺さったままだと新たな穴を開けてしまいます
「異物だけ」を溶かす不思議な液体であるはずもなく。
出先で小パンクをした時に応急的な効果は期待出来るかも?
ですが、遅かれ早かれ修理は必要になってきます。
穴の大きさを確認していない状態で
一時的に塞がるだけの「小パンク」かどうかは「賭け」。
いや、そもそも1日経過したときに空気が抜けるようなスローパンクではなく
明らかにパンク状態となっている状態に使用すること自体
「9割以上負け確定の賭け」でしかないような。

いつまでも通常料金で修理すると被害者は絶えないので、
手間賃や今後少しでも防ぐ意味でも、これが詰め込まれている自転車の場合
直接客が購入した店に「パンク修理できるはずがチューブ交換が必要になった」として
「差額を請求」してもいいんじゃないかとすら思う。

▼パンク防止剤を推進するよりもすべきこと

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-6696.html
パンク防止剤を売るのも結構ですが、
自転車販売時に「空気入れはお持ちですか?月一回空気を補充して頂くと、パンクも減りますし、
修理費を考えると空気入れを買われた方がお得ですよ」と進めて頂ければ、
売り上げ増にもつながって、お客様も気持ちよく自転車に居って頂ける思うのですが、是非ご検討ください。

とにかく「習慣付けさせる」ことが必要。
自転車のタイヤには空気入れなければならないという「感覚」が身についていない以上はどうにもならない。
「自転車にとっての食料のようなもの」で、足りなければまともに走れないという覚え方でもいい。

空気圧管理を身に付けさせるためには、完成車にも英式(虫ゴム)バルブを減らし
エアチェックアダプター(+色判別できるキャップ付)や米式チューブを増やし、
同時に「空気圧計付きのポンプの販売を当たり前」にしたほうがいいと思う。
しかし、販売メーカー側としても英式チューブを慣例にしていることも問題に思える。
厚みのあるチューブが少ないというのであればWOリムをやめてHEリムにするか、
チューブメーカーに依頼するなどして商品化すべきに思える。
いつまでも旧世代の遺物を残し続ける意味はないだろうと。

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●「バルブ腐食は定期的にメンテナンスすれば防げるから問題はない」というスライム販売側の考え方と

修理料金請求についての疑問
anocora.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-fef3.html
 ・「取説表記や販売時の説明は検討する」とはあるが、デメリットとしての説明をする気はなさそうな印象
 ・タイヤ・チューブなどは品質保証対象外だが「個別に対応することもある」ようだ

 ・液体を抜かずにパッチをそのまま貼ってしまうと
 剥がれやすく貼りつきにくいといった問題については
(液体を手間をかけて除去後に貼り付けているため)指摘していないが
「町の自転車屋さんではスライム入りのチューブはパッチ貼り不能といってチューブを交換されるケースが有ります
で一応触れてはいる。

そもそも定期的にメンテナンスするなら、スライム自体が必要なケースが「稀」と言ってしまえば早いのと、
正直言って3mm以下の穴でも防げるのかどうかすら怪しいものを推進する理由がよくわからないが、
これを喜んで使いたがるユーザー層が、まともに空気入れの使い方すら知らないようなユーザーのほうが多いと仮定して、
「勝手に勘違いして「空気を入れなくてもいいんだ」と曲解しただけの事」として
無知を利用するような便利な方法ともとれる「デメリットの非説明」は、
結果的に店全体に対する悪評まで募らせてしまうように思えるが、
その危機感が何ら無いとすれば残念。

「パンクの原因とは、刺さりものが原因な場合は割合としては少ない」
「”定期的な空気充填での空気圧の維持”ができてないことが問題」にも関わらず、
「こんな基本的なことにすら気付かず、空気を入れることも定期的なメンテナンスも習慣化できていないような使い方が悪い」として
説明不足で放置し続けることが業界のためになるのだろうかという疑問。


ただ、説明を怠っていることについての問題がないわけでもないが、
「半年や1年以上であれば」経年劣化が生じる消耗品まで保証するわけにもいかないことも分かるし、
使い方や保管状況など具体的な期限を定めるわけにもいかないので
修理店から販売側に料金を請求するのは筋違いに思える。

改めて販売側の言い分を要約すれば
今回の件は「原因:スライムについての説明不足」→「結果:バルブの腐食が起こった」
としても
バルブ部分の確認も含めた「定期的なメンテナンス」を行っていれば、
腐食以前に「虫ゴム部分の劣化の段階で交換」という手段をとらなかった
ユーザー側の責任もあるのではということになる。

説明不足ということで言えば、
例えば個人的に問題があると思っている「英式バルブ(虫ゴム)」が原因でパンクが起こったとして、
「原因:英式バルブ(虫ゴム)」→「結果:適正な空気圧が判断できずにパンク」
「手で押して確認していたが、タイヤが固く、握力もないので硬めになるまでいれたつもりだったが空気量が不十分だった」
とすれば、
これをメーカー側に損害請求できるのかどうかということになる。

裁判を起こしたところで、スライムと同じように
「英式バルブ(虫ゴム)のデメリットの説明不足は否めないが、
販売店で定期的に確認するなどの対策が存在する以上、メーカーに責があるとまでは言えない」
という判決が出るのは目に見えている。

「スライム」にしても「英式バルブ(虫ゴム)の構造上の問題と正確な空気圧判断の矛盾」も似たようなもの。
これでも構わないとする感覚が蔓延していることは、いい加減に取り除かなければならない。
 ●「スライムに頼らずに定期的に空気を入れる」
 ●「英式に頼らずに米式変換して正確な空気圧を判断する」
(※シュワルベの英式バルブコアは専用計測器前提なので不便、MPプランジャーでは不十分、エアハブは割高とする)

結論としては
「スライムの存在価値そのものが疑問で、説明不足に問題はあると言わざるを得ないが、
一方で、ユーザーの無頓着・
(1年ではなく最低でも3か月おきくらいで定期的に店を訪問する等も含め)無習慣も
問題の一端としか思えないので、
「販売側は是が非でも修理店またはユーザー側からの料金請求に応じるべき」とすれば
さすがに虫が良すぎるのでは」という。

「無頓着なユーザー」に配慮してバルブ腐食を起こさせたくないと言うのであれば、
無償で出張点検・確認をすることで防ぐことは可能。
「修理になる前に修理しないで済む方法」をとればそのユーザーは非常に助かるだろう。

しかし、「修理が減ると困るなら」英式バルブのように構造上の問題を黙っているほうが
当然店としては利益になるはずなので、これは店の考え方次第。

※「無頓着なユーザー」・・・例えデメリットの説明を受けても、すぐに定期的なメンテナンスの必要性を忘れて放置する人
 パンク修理時に「空気を入れておいてくださいね」という内容を詳しく丁寧に解説されても
 またその後同じようなパンクを繰り返すのが典型的なこのタイプ

店もメーカーも改善する余地はある。
一方でユーザーも「メーカーか販売店が費用を負担すべきだ」とだけ言わず、
定期的なメンテナンスの必要性も重要だということを自覚して欲しいというのはある。



●対策としては・・・
個人的には「修理前提ではなく」溶接などを行うような過剰な改造を含まない程度の
販売~修理以前のメンテナンス業を「積極的に」行う業態があってもいいようには思う。
※TSマーク更新で1年おきではなく、日常的な「チェーン注油や空気入れやねじ締めなどの調整」も含む
日常的な整備を含むメンテナンスを前提

●自転車はメンテナンスが重要
jitensyazamurai.com/db/archives/7488
「正しくメンテナンスされている自転車の良さ」は
「不良整備車ユーザー」には気付かれにくいのだろうか。
「たかだか自転車ごときにそんな小まめな整備なんて不要だろう」と思い込んでいる人のほうが
圧倒的に多い気がする。

新車の段階でも自転車未満のようなものを使っていれば「大切に使う意味なんてない」というのも
当然と思うだけに、ある意味仕方がないと割り切るしかないのかもしれないが・・・。