ペダル

最終更新日:2023.9.17 ◆三ヶ島では最大面積のペダル「Pretzel」新発売(▲整備時に工具が使い辛い?)

2022.4.3 ★新商品:MKS「Seahorse」、一覧表にソート機能追加

2022.2.26 ★MKS補修パーツ販売サイト

2022.2.13 三ヶ島「Compact(Ezy●)」の新型は反射板が装着済みに変更
www.mkspedal.com/?q=ja/news/node/432

2022.2.12 (三ヶ島ペダルの価格改訂 2022年1月21日以降
www.mkspedal.com/?q=ja/news/node/434

2021.11.28 ●多くの自転車のペダルの玉当たりが調整されていない
2021.10.10 ★新商品:MKS SYLVAN GORDITO(シルバン ゴルディート)
2021.6.13 ◆三ヶ島ペダルの一覧(両面踏み可能な普通のペダルのみ) (10.10追加 SYLVAN GORDITO)
 〃 ★三ヶ島(MKS)「部品・補修パーツのみ」直接購入可能
 〃 ★国産品で約1000円(樹脂)ペダルの限定比較

2021.6.6 ★新商品:一般車にも最適な面広め三ヶ島ペダル「Panamax」【2021年8月頃発売】 
 〃 ●ペダルも「質」を見極めよう
2021.5.16 ●三ヶ島ペダルには補修部品あり
2020.5.24 ★ペダルリフレクターの重要な役割(色褪せた反射板の問題)
5.17 ●シマノが街乗り向けペダルを2020年8月中旬発売予定だが・・・[8.9:展開図URLを追加し微修正]
2019.3.31 ▲ペダルにオイル?
2018.8.12 ●やや大き目サイズの三ヶ島ペダル「GRAFIGHT-XX」進化版
2.4 ●微妙なペダル
2017.3.26 ●三ヶ島「3000/3000R」の公式製品紹介
2016.11.20 ●MKS(三ヶ島)によるペダルの脱着方法動画
9.18 ●【踏み面最大?】ergon PC2廃盤
4.10 ▼SYLVAN TOURING もしくは PRIME SYLVAN TOURINGの「BS特別色」
2015.10.25 ●自転車店の三ヶ島ペダル評価
10.22 微修正のみ
10.17 三ヶ島ペダル色々追加
9.22 三ヶ島サイト更新によりURL変更&追加、1/2軸色々、VPのペダル用後付リフレクター
6.14 折りたたみペダルの破損
5.30 諸々追加
4.25 三ヶ島ペダルの蓋キャップ、他修正
1.25 後方リフレクター未装着に関する罰則について、IC-LITEの回転感
2014.11.24 メンテナンスしやすいペダル
10.28 wellgoの着脱ペダルについて
10.25 微修正のみ
10.24 UP


■ペダル━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「リフレクター付のペダル」は後方からの確認用として
「動いている自転車として認識しやすく非常に目に付きやすい」ので有効

※夜間走行時には、都道府県条例で、後方から確認できる反射板の取り付け義務がある。
(赤点滅テールライトは小さすぎれば気づかず、暗すぎるものなら付けている意味がない、明るすぎれば迷惑)

一般用途では交換の優先順位としては低いかもしれないが、
グリップ(バーエンド)のように最もダメージを受けやすい部品のため手入れと交換も考えておきたい。

※1・・・夜間走行時には(尾灯を着けない場合)後方用のリフレクターは取り付け必須。
詳しくはリフレクター(反射板)のページで説明。

■後々のことを考えて購入すべき

動きが渋い場合などに分解しても小さいパーツ1個から補修パーツがある三ヶ島のものが多少高くなっても断然オススメ。
★メンテナンスをする場合、シルバンペダル系や実用車向けを除き、通常はキャップを一旦外すと再利用できなくなる。
三ヶ島ではちゃんと別売り補修部品としてキャップを1個から購入できるので大変有難い。
なるべくなら後々の修理のことを考えて選びたい。
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★三ヶ島(MKS)「部品・補修パーツのみ」直接購入可能

www.mkspedal.com/?q=ja/q-and-a/node/46
補修パーツはお近くの小売店でお求め頂く以外に、MKSから直接販売差し上げる事ができます。
こちらのMKS補修パーツ販売サイトよりお買い求めください。
★MKS補修パーツ販売サイト
mksreplacementparts.stores.jp/
販売には別途送料が掛かります。
納期を急がない/懇意にしている小売店がある場合には小売店でお求めになる事をお勧めします。
お求めの補修パーツが見当たらない場合には、お手数ですが下記お問合せページからのご注文をご参照ください。

部品はレターパックにてお送りします。

以外とショップの人でも把握していないケースが多い理由として、
▲「ペダルも使い捨て」という客層(地域)がメインであれば、理解できないのは仕方ないとして、
★「自転車とはメンテや調整をして使う乗り物」と分かってくれる客が多ければ絶対に選ぶべき。
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★三ヶ島は日本製「MADE IN JAPAN」(※極一部除く)

www.mkspedal.com/?q=ja/q-and-a/node/354
Q.原産地表示について
A.MKSペダルはすべて埼玉県所沢市の工場で品質と安全性にこだわって製造している
「MADE IN JAPAN」製品となっております。
※ただし、下記製品の部品のみ台湾メーカーでのOEMとなります。
●Compactボディ部品  組立・検査・梱包は日本で行っています。
●GAUSSボディ、芯棒部品  組立・検査・梱包は日本で行っています。

★ペダルリフレクターの重要な役割(色褪せた反射板の問題)

古いペダルの「グリスを新しく詰め直し→玉押し調整」で復活させる
という記事はたまに見かける一方で、
【リフレクター(反射板)】に着目している記事が少ないように思うのが残念。

★役割については、こちらの方が書かれているように
minkara.carview.co.jp/userid/493859/car/1826955/3721179/note.aspx
光軸が変化しつつ上下に動くオレンジの光はよく目立ちます。
「結構遠くからでもライトで照らすと"動いてる自転車の位置"が把握できる」

なので、【色褪せたリフレクターが交換できない場合】は、
もったいないと思っても「ペダルごと廃棄し新調する」という選択をオススメします。
(※重要な反射性能や耐候性の観点からもシール型での代用は考えないこと)

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★「道交法上[泥除け等に反射板や尾灯があれば]ペダルのリフレクターは装着義務なし」
の詳細も覚えておきたい。

【1】【道路交通法第63条の9の2】
elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335AC0000000105#611
2 自転車の運転者は、夜間(第五十二条第一項後段の場合を含む。)、
内閣府令で定める基準に適合する反射器材を備えていない自転車を運転してはならない。
ただし、第五十二条第一項前段の規定により尾灯をつけている場合は、この限りでない。
夜間走行時には「反射板」もしくは「尾灯」が必須。

【2】【道路交通法施行規則:第9条の4】
elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335M50000002060#237
第九条の四 法第六十三条の九第二項の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
一 自転車に備え付けられた場合において、夜間、後方百メートルの距離から
道路運送車両の保安基準(昭和二十六年運輸省令第六十七号)第三十二条第一項の基準に適合する
前照灯(第九条の十七において「前照灯」という。)で照射したときに、
その反射光を照射位置から容易に確認できるものであること。
二 反射光の色は、橙色又は赤色であること。

◆省略(●尾灯について:道路交通法施行令→各地方条例→東京都の場合「東京都道路交通規則」)
│(スポーツ自転車の場合は、ペダルに反射板を付けない代わりに、
│「リア(赤)ライトに光度の高いものを付けて補う」という人も少なくない。)

つまり【泥除けやシートステー部分に基準をクリアしている赤色のリフレクター】
(または【基準をクリアしている尾灯】が点いているのであれば)
【ペダルのリフレクターは不要】になる。

しかし、「どうしても付けない選択肢しかない」場合を除けば、
【他の車両やライトを持っている歩行者からの見えやすさ】から「積極的に付けることを強く推奨」。
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◆三ヶ島ペダルの一覧(両面踏み可能な普通のペダルのみ)

【縦、横、面積など、各データ比較】
 ★踏み面は一般用途の「両面」のみ
 ★リフレクター(反射板)は「装着済」または「取付可」のみ

前後の長さ、横の幅、踏み面の大きさ(縦×横の面積)を各掲載し、サイズ比較。
W:踏み面横幅 L:踏み面前後幅

▼面積降順(大→小)
大◆[9300~6500mm2]
品名 素材 W(横幅) L(前後幅) W×L(面積) ベアリング(B) 反射板 重さ 価格
(10%税込)
Pretzel 黒、銀 アルミ 94mm 114mm 10716mm2 ボールB 装着済 530g 7161円
LAMBDA 黒、銀 アルミ 78mm 119mm 9282mm2 ボールB 装着済 420g 5720円
LAMBDA
(Ezy Superior●)
黒、銀 アルミ 78mm 119mm 9282mm2 ボールB 装着済 487g 11220円
GAMMA 黒、銀 アルミ 78mm 118mm 9204mm2 ボールB 装着済 450g 7161円
GRAFIGHT-XX 黒、深緑、
白、青、赤
強化樹脂 102mm 87mm 8874mm2 ボールB 装着済 440g 4290円
Panamax PP樹脂/他 89mm 98mm 8722mm2 ボールB 装着済 378g 2530円
Panamax
(Ezy Superior●)
PP樹脂/他 89mm 98mm 8722mm2 ボールB 装着済 434g 7260円
SYLVAN GORDITO 黒、銀 アルミ 94mm 85mm 7990mm2 ボールB 可(別売) 430g 5720円
RMX 銀(塗装) アルミ 90mm 86mm 7740mm2 ボールB 装着済 384g 3740円
PB-390 PP樹脂 98mm 75mm 7350mm2 ボールB 装着済 377g 1100円
3000R スチール、ゴム 100mm 73mm 7300mm2 ボールB 装着済 722g 3960円
G-6000 PP樹脂 94mm 75mm 7050mm2 ボールB 装着済 386g 1540円
MT-FT PP樹脂 95mm 72mm 6840mm2 ボールB 装着済 259g 1540円
PB-370 PP樹脂 95mm 72mm 6840mm2 ボールB 装着済 330g 1100円
Seahorse 黒、銀 アルミ 92mm 72mm 6624mm2 ボールB 装着済 340g 4840円
中◆[6500~5900mm2]
品名 素材 W(横幅) L(前後幅) W×L(面積) ベアリング(B) 反射板 重さ 価格
(10%税込)
TOURING LITE 銀、黒 アルミ 93mm 69mm 6417mm2 高回転性能
ボールB
可(別売) 370g 6710円
ESPRIT チタン風(塗装) アルミ 94mm 68mm 6392mm2 ボールB 可(別売) 352g 4950円
ESPRIT
(Ezy Superior●)
チタン風(塗装) アルミ 94mm 68mm 6392mm2 ボールB 可(別売) 414g 11000円
IC-LITE 黒、銀 アルミ 93mm 67mm 6231mm2 ボールB 装着済 365g 3740円
UX-D(Ezy●) PP樹脂 90mm 69mm 6210mm2 ボールB 装着済 300g 5280円
MT-LITE 銀(側板[黒]) アルミ/
側板スチール
塗装
97mm 64mm 6208mm2 ボールB 可(別売) 439g 3850円
CT-LITE 黒、銀 アルミ 93mm 66mm 6138mm2 ボールB 可(別売) 343g 3520円
BM-7 銀/側板[銀,黒,銅,
金,青,赤]
アルミ 98mm 61mm 5978mm2 ボールB 可(別売) 366g 4730円(銀.黒)
5005円(他)
UB-LITE 銀/側板[銀,黒] アルミ 93mm 64mm 5952mm2 ボールB 可(別売) 314g 4730円
UB-LITE(Ezy●) 銀/側板[銀,黒] アルミ 93mm 64mm 5952mm2 ボールB 可(別売) 364g 9790円
TOURING LITE
Short
銀、黒 アルミ 86mm 69mm 5934mm2 高回転性能
ボールB
可(別売) 312g 6710円
TOURING LITE
(Ezy Superior●)
銀、黒 アルミ 86mm 69mm 5934mm2 高回転性能
ボールB
可(別売) 380g 11440円
SYLVAN TOURING 黒、銀 アルミ 94mm 63mm 5922mm2 ボールB 可(別売) 391g 4840円
SYLVAN TOURING
NEXT
黒、銀 アルミ 94mm 63mm 5922mm2 トリプル
シールドB
可(別売) 338g 8690円
SYLVAN TOURING
NEXT
(Ezy Superior●)
黒、銀 アルミ 94mm 63mm 5922mm2 トリプル
シールドB
可(別売) 390g 13090円
小◆[5500~4500mm2]
品名 素材 W(横幅) L(前後幅) W×L(面積) ベアリング(B) 反射板 重さ 価格
(10%税込)
PROMENADE 黒、チタン風(塗装) アルミ 85mm 64mm 5440mm2 ボールB 可(別売) 303g 4730円
PROMENADE(Ezy●) 黒、チタン風(塗装) アルミ 85mm 64mm 5440mm2 ボールB 可(別売) 351g 9460円
Compact 黒、グレー アルミ 75mm 67mm 5025mm2 シールドB 可(別売)
→新型は装着済
233g 10560円
Compact(Ezy●) 黒、グレー アルミ 75mm 67mm 5025mm2 シールドB 可(別売)
→新型は装着済
302g 13200円
SYLVAN STREAM 黒、銀 アルミ 79mm 61mm 4819mm2 ボールB 可(別売) 343g 4620円
SYLVAN SREAM NEXT 黒、銀 アルミ 79mm 61mm 4819mm2 トリプル
シールドB
可(別売) 318g 8690円
SYLVAN SREAM NEXT
(Ezy Superior●)
黒、銀 アルミ 79mm 61mm 4819mm2 トリプル
シールドB
可(別売) 373g 13090円
CYGMA アルミ 73mm 64mm 4672mm2 シールドB 可(別売) 240g 5060円
CYGMA(Ezy●) アルミ 73mm 64mm 4672mm2 シールドB 可(別売) 316g 9570円
●・・・着脱式ペダル

▲生産終了品
COMFORT-LITE 黒/シルバー アルミ-樹脂 95mm 72mm 6840mm2 ボールB 装着済 331g 2100円
XP PP樹脂 87mm 70mm 6090mm2 ボールB 装着済 283g 1320円
XP(Ezy●) PP樹脂 87mm 70mm 6090mm2 ボールB 装着済 330g 5200円

▼非掲載
※片面踏み、ビンディング、トゥクリップ必須(MT-E)他 ◆理由:一般公道走行用途としては微妙
※折りたたみペダル(FD-7、FD-5)◆理由:強度面での懸念
※リフレクター不可(ALLWAYS、GAUSS、3000S、RUNBER-X) ◆理由:一般用途としては不適
※本体色が白のみ(PB-50,PB-430) ◆理由:汚れやすい

★一般用途であれば、価格帯の安い樹脂ペダルもある「大」をオススメ。
【全て反射板付き】なので後付の必要なし。
(※反面、補修できないので、反射板の破損=ペダルごと買い替え前提)

▲「集合体恐怖症」の場合
▲LAMBDA/GAMMAは非推奨、△GRAFIGHT-XXも微妙。
 W:踏み面横幅 の最長「GRAFIGHT-XXの102mm」→ 2位「3000Rの100mm」へ
 L:踏み面前後幅の最長「LAMBDAの119mm」   → 2位「Panamaxの98mm」へ

※横幅は長いと車体を傾けたときに地面に擦りやすくなるので一長一短なこともあり、
総合的に「Panamax」をオススメ。


★国産品で約1000円(樹脂)ペダルの限定比較

 ◆全て反射板装着済み ●色は黒のみ ●素材はPP樹脂のみ ●全てボールベアリング式
品名 W(横幅) L(前後幅) W×L(面積) 重さ
PB-390 98mm 75mm 7350mm2 377g
G-6000 94mm 75mm 7050mm2 386g
PB-370 95mm 72mm 6840mm2 330g
MT-FT 95mm 72mm 6840mm2 259g

【1】PB-390
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/106
見た目は一般車向けではあるが、
▲ヤスリ目部分があるので「靴裏に優しくない」が、
★そのぶん「滑りにくい」のが特徴。
(※以前はグレーとホワイトもあったが、今は黒以外は生産終了のようだ)

【2】G-6000
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/104
MTB風の見た目。三ヶ島の樹脂ペダルの中では最も良いという評判もある。

【3】PB-370
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/105
390に近い、角ばっていない一般車向けペダル。
390とは対照的に「ヤスリ部分もなく、引っかかり部分が控えめ」なので、
▲雨天時には滑りやすくなってしまうのは仕方ないが、
★そのぶん「靴底には優しい」。

【4】MT-FT
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/99
軽量重視ペダルゆえに、▲「耐久性では劣る」と見ておきたい。
軸が短いのでペダル自体の安定性もイマイチ?


●多くの自転車のペダルの玉当たりが調整されていない

clicccar.com/2021/06/02/1087524/
と同時に、三ヶ島のG-6000の良さに気付いたという。

強めに締めているのは
「ガタが出て問題になるよりは強めにしておけば問題にならない」と
思って設定しているのであろう。

多くの一般車の場合、まず空気入れの習慣化と
適正空気圧判断のためにACA-2を取り付け、空気圧計付きポンプを購入し運用。
タイヤ交換時には米式チューブに交換というのが基本のオススメになるが・・・
三ヶ島の樹脂ペダルは「約1000円」からあるので、
「(クルーザー系など極一部の車種を除き)別の自転車を購入しても引き継ぎ可能」なので、
ペダルの交換をしてみるのも良いかもしれない。

もし新車購入前であれば、
店がペダルを取り付けていなければ「取り付ける前」のペダルの取り付けネジに、
予め固着防止のために、「アンチシーズコンパウンド」か、安く済ませるならグリスをネジに塗っておいて、
取り付けを依頼するのも良い選択。








▲ペダルにオイル?

blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/7cd1e5c93553a8c3f47c813df12e0fab
廉価なペダルですがここにもオイルを注しておくと
何時までも壊れずに使えます 
長期潤滑目的でオイル使用するのは理解できない。
何のために最初にグリスがあるのか分かっていれば
安易にオイルを注しておけばいいという考えには至らないはずだが・・・。
そして、一旦プラ製の蓋を開けてしまうと
水気が入り込みやすくなってしまう恐れも高いので、
2重の意味でおすすめできない。

100歩譲って「確かにチェーンオイルに潤滑性能はある」。
しかし、「毎週~毎月塗布する」というわけでもないのに、
何時までも壊れずに使えます 
と「ノーメンテナンス前提の整備」なのにこの処置は疑問。

面倒臭がらず、丁寧に分解・洗浄してグリスアップする気がないなら
国産MKSペダルで約1000円の安価な樹脂ペダルがあるので
「買い替える」というのが最も安全で確実。

●ペダルも「質」を見極めよう

clicccar.com/2021/06/02/1087524/
紹介されている「G-6000」の公式ページはこちら。
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/104

一応、三ヶ島だからといって、全てのペダルがスムーズというわけでもないとは思うが、
「補修パーツ完備」且つ「市販工具可能」で「調整しやすさ前提」で作られているからこそ
オススメしたい。

◆キャップ1個でも「三ヶ島から直接個人購入できる」というのもポイント。
店であれば補修用のキャップ在庫くらい備えて欲しいものだが・・・
客層的に、三ヶ島ペダルを扱うという価値と意味が分からないようでは
「補修キャップの在庫を持つ」という考え方そのものが理解できないかもしれない。

一方で、実際に持っていて分解してみたからこそ言えるが
wellgoの(確か5000円くらい?)ペダルで
▲「小判ワッシャーが使われておらず玉当たり調整できない」とか、
▲「ふにゃふにゃの樹脂ゴム椀が使われていて玉当たり調整が実質不可能」
という恐ろしい罠が待っている場合もあるので
正直2度と買わないと決めたのと、絶対に他人に薦めたくないと思った次第。

最初から調整できないシールドベアリングのペダルもあったが、
耐水性は良いのかもしれないが、動きは渋く使いたいとは思わなかった。
※「使っていて馴染む場合もある」かもしれないが、
大して高くもない部品を騙し騙し使っていても精神衛生上良くない。


●三ヶ島ペダルには補修部品あり

※例えば「キャップだけ」であれば切手払いで個人購入も可能。

「国内生産が活かせる特長」とも言えるが、イマイチ広報力が足りないか、
海外製ペダルを使っている完成車メーカーから
「ペダルを買い替えさせられないから問題」と忌み嫌われていて搭載されていないからか、
あまり知られている様子がない。
概ね市販工具を使って整備できるのもポイントが高い。(キャップ専用工具はあるが安価)

◆参考にシマノのペダル展開図(PD-EF202)を見てみると・・・
si.shimano.com/api/publish/storage/pdf/ja/ev/PD-EF202/EV-PD-EF202-4722.pdf
「ベアリング、シャフト、ナット、キャップ、リフレクター」
こちらも同様に補修パーツあり。
(※但し【シマノ製品の場合は整備に約5000円の専用工具が必要】)
さすがに「ボディだけは割れたら買い替えてください」ということで部品での扱いなし。

「三ヶ島は購入時から動きがスムーズ」というのもあるが、
「普通に使う限りでは」問題は起きやすいとは言えない。

「そもそも一般車用途のペダルで強負荷の用途なんて考えるわけがない」ので、
自転車プロレーサー気取り?で変に力を込めて使っていれば不具合が起きる可能性はあるが、
そんな用途であれば、しっかりお金を出して「NJS認定品」を買ってくださいということになってしまう。
www.mkspedal.com/?q=ja/product/term/15
それでも未来永劫使える製品なんてあるわけがないので、やはり「丁寧に扱う」ということが重要。

●商品の個体差での不具合を疑うのであれば、
不具合品かどうかの調査依頼を出せば、
メーカーとしても品質向上に反映できるので助かるはず。
しかし、単に「▲使い方の問題」であれば
「ちょっと通常では考えられない負荷ががかかっていた形跡がありますが、
一体どのような使い方をしていましたか?」と聞かれるだろう。

●そう考えると、安物自転車のBBは通常では考えられない調整で丁度良くなる例からして、
自転車フレームの精度だけでなく、取り付けるパーツも
その人の用途次第(例えば:"使い方が悪くて"壊す)では、
「あまり精度の良くないパーツを頻繁に交換するほうが相応しい場合がある」というべきか。

▼ついでに、ブレーキに急制動能力を求めるような人達にしてもだが、
まずパーツよりも先に、"使い方そのものを直す(改める)"という感覚が湧いてこないのが不思議。

●「ケンケン乗り(片足乗り)をする」→ 跨いでから乗る
●「ほぼ立ち漕ぎ」 → 立ち漕ぎしない
●「駐輪時に風で転倒することが多い」→ 倒れないように駐輪場の固定物に施錠して駐輪する
                   (固定物がなければ端に停める)
●「体重が相当重い」→ 立ち漕ぎは"絶対に"しない
 鍛えていて重いのでなければ、基本的には食生活を見直す(脂肪・糖分をほぼ無くす[ゼロシュガー製品も摂らない])}

パンク修理同様に「壊れた原因」を見つけ、
「原因を除去しなければ」また同じ原因で故障して困ってしまうと思うのだが・・・。


★三ヶ島ペダル一覧表

www.mkspedal.com/sites/default/files/media/2015/07/23/MKSPEDAL%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7%E8%A1%A8.pdf

●自転車店の三ヶ島ペダル評価

jitensyazamurai.com/db/archives/3113
補修部品の入手しやすさもアピールして欲しかった。
海外製品を輸入して売るだけの代理店とは違うというのは
「使い捨てない」使い方をする場合は非常に大きなメリットになる。

■ペダルの種類

https://web.archive.org/web/20160824220012/http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/pedal.html
トゥークリップやクリートペダルなどもあるが、
生活用途では何も考えずに「普通のやつ」が一番。
「焦って足が外れない」とか「折りたたみ式で破損する」とかそういうことを一切考える必要がない。
暗いときでも確認しやすい(されやすい)ペダルリフレクターも標準で付いているから尚更。

■折りたたみ式ペダルは破損しやすい

「リコール情報」(ペダルで検索)
www.jbtc.or.jp/current/html/menu_01_1.html
きちんと取り付ける前提で、軸がちゃんとある着脱式のほうがいいだろう。

●折りたたみペダル軸の破損

使い方もあるとして、三ヶ島ペダルでも黒の折りたたみペダルで不具合が出たこともあり、
一般的なペダルに比べて破損が多いイメージが強い。

■着脱ペダル

wellgoの着脱ペダルは、比較的安いので使いたくなるが、
実際取り付けて漕いでみると出っ張りの赤い部分が回転中に足に当たりやすいので微妙。
やはり三ヶ島を使うべき。

■ペダル軸の太さ

「自転車用のJISネジ規格」kikakurui.com/b0/B0225-1960-01.html
www.cb-asahi.co.jp/html/size-pedal.html
「BC9/16」と「BC1/2」がある
▼9/16インチ(じゅうろくぶんのきゅういんち)
一般車 実用車 MTB ダウンヒルバイク クロスバイク ロードレーサー 電動アシストサイクル 大人用三輪車 一輪車 etc
何も書いてなければ大抵は9/16と考えていいだろう。
▼1/2インチ(にぶんのいちいんち)
 このタイプのクランクを 「ワンピースクランク」 といいます。
 ビーチクルーザー、BMX etc に使われます。
 ※9/16サイズのBMX用クランクも増えてきております。
 理由は左右のクランクとBBの軸が一体で一つの棒だからです。そのため、このクランクは 「細い棒」 のようにも見えます。
BMXとビーチクルーザーと一部の子供車向けのメーカー部品には注意が必要。
三ヶ島やwellgoでは特記がなければ特に気にすることでもなさそう。


▼オススメ商品───────────────────────

▼蓋外しはスパナ・メガネレンチ等

■【滑りにくい】三ヶ島「3000R」約1500円
www.mkspedal.com/?q=product/node/111
アルミペダルだけでなく、重いけど強くて安心のゴムと鉄のペダルは実用車向けとして愛用されている安心感のあるペダル。
「アルミや樹脂製は滑って嫌なんだよなぁ」という人にオススメ。靴底にも優しい。
■但し、スチール軸なので表面の錆び対策は必要。
※一般的な軸(9/16)だけでなくビーチクルーザーなどへの1/2軸もあるので非常に助かる。

●ジョシスワゴンに取り付けた画像
sinsan.exblog.jp/16832581/
違和感は一切ない。質実剛健で素晴らしい。純正にしても良いくらいの組み合わせ。

●メンテナンスのしやすさ(3000Rではないが、実用車ペダルとして同様の形式)
shuuri.exblog.jp/23726059/
「重い」という最大の弱点を除けば、メンテナンスもしやすく靴に傷もつきにくいのでオススメ。

ameblo.jp/yokohamadragon/day-20110923.html
昔は実用車のタイヤサイズの多くが1-3/8だったのでハチサンペタルと呼ばれていたようだ。
(今は主に実用車のタイヤは1-1/2で若干太い)
ペダル自体の軸径は3/8ではなく9/16の一般的なサイズ。

●三ヶ島「3000/3000R」の公式製品紹介

www.mkspedal.com/?q=news/node/329
重量の値通り、手で持った感覚では他のアルミペダルと比較すると
ずっしりとした重みがあるのは弱点といえば弱点ながら
 ・ペダルキャップの再利用が容易なので気兼ねなく調整できる
(↑購入時の玉当たり調整は丁度良く特に必要なかった)
 ・キャップ外しに必要な工具は一般的なスパナやメガネレンチ等
 ・ベアリングやゴム部分の交換パーツが1個から個人でも取寄せ購入可能
 ・靴底に優しい
とメリットが多い。
鉄パーツが使われている表面には
クリア塗装orシルコンルブorグリス等で錆びよけ処理はしておいたほうが良いかもしれない。

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▼キャップは調整時に破損するので交換推奨(キャップだけの購入可)

■【アルミ製】三ヶ島「アイシーライト [IC-LITE]」 (黒)・(銀) 約2300円
www.mkspedal.com/?q=product/node/84
安定した強度と力の伝えやすさに回転の良さを加えたもの。反射板付きで夜間走行も問題なし。

誤:安い一般完成車の樹脂製のゴリゴリしたものと比べると雲泥の差?

正:むしろ反対で購入時には玉当たりは渋めに設定してある。
若干渋いくらいが正しいらしいのでそのまま使えばいいのだが、
ゴリゴリを減らして"コリコリ"回転まで追い込みたいなら、キャップを外しソケットレンチ等で分解して調整。
グリスはさすがにまともそうなものが充填されていたので、とりあえず購入時に追加は必要なさそう。
キャップは分解時に破損するので直接購入しておくこと。

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★専用工具を使ってキャップを外すことができるペダル

キャップを再利用できて再整備もしやすい、性能向上も図るのであれば↓

★「軽量級」で「専用工具でキャップ再利用可」

■「SYLVAN PEDALシリーズ一覧ページ」
www.mkspedal.com/?q=product/term/7

◆コンパクト「SYLVAN STREAM 約3800円」(W79 x L61)
www.mkspedal.com/?q=product/node/93
◆普通サイズ「SYLVAN TOURING 約4000円」(W94 x L63)
www.mkspedal.com/?q=product/node/92
+「リフレクター 360円+税」
www.mkspedal.com/?q=product/node/163
+「キャップスパナ 約330→450円+税」
www.mkspedal.com/?q=product/node/165

【専用工具】シルバンペダルキャップスパナ 108mm 28g 330→450円+税

www.mkspedal.com/?q=product/node/165
mkspedal.com/?q=news/node/235
【使い方】
shiokazestore.jugem.jp/?day=20150502

※シールドベアリングのため分解禁止:「SYLVAN TOURING NEXT」「SYLVAN STREAM NEXT」

●「COMPACT」
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/78
6mm六角レンチで分解できるが、これもシールドベアリングのためグリスアップ調整は恐らく出来ないはず。

▲湾曲したアーチ型「SYLVAN ROAD」「BM-7」

キャップスパナが使え、転倒時の保護力の恩恵を得られる反面、
アーチが外側があるため工具が使いにくいので整備面から見るとイマイチ。


【生産終了】(在庫限り)

www.mkspedal.com/?q=ja/product/term/25

(◆高精度「PRIME SYLVAN TOURING 約4500円」 (W94 x L63)
(www.mkspedal.com/?q=product/node/89)

【廃盤】▼SYLVAN TOURING もしくは PRIME SYLVAN TOURINGの「BS特別色」

●ブリヂストン「PD-SP2(F460004P)」 [ツーリングペダル BSCP]
[ピンクゴールド]
www.yodobashi.com/p/pd/100000001003057587/
[シャンパンゴールド]
www.yodobashi.com/p/pd/100000001003057586/
値段的にPRIMEだったとしても割高。余程この2色でなければならない理由でもなければ選ぶ理由も乏しい。

【生産終了】(在庫限り)▼蓋外しは普通のプラスドライバー

●90 約1300円 ★3000Rのようにリフレクター付で便利
www.mkspedal.com/?q=product/node/110
普通の+ネジなので、グリス追加のための蓋を外すだけなら専用工具も要らない。(内部の分解にはスパナ等が必要)
鉄製で錆が出やすいので適度な錆も色味とするのでなければ雨天後の手入れは欠かせない。


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■【踏み面最大?】エルゴンPC2 Lサイズ(105×140mm)「PDL10801」約6500円

www.ergon-bike.com/us/en/product/pc2
こちらは主に樹脂製でも滑りにくい加工が施されていて基本的には「足の大きい人向け」向けでもあった。

●【踏み面最大?】ergon PC2廃盤

www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00330240
2017年モデルとして新型が出るのかそれともこのまま消えるのか今のところ不明。
www.ergon-bike.com/en/index.html

ちなみに現在廃盤に伴いamazon.jpではプレミア価格で価格が2倍に高騰。
踏み面こそ大きくても2倍出してまで買う価値があるのかというとどうだろう。

同じ重いペダルというジャンルで見るなら、
一般客でもスモールパーツ単品が購入できる三ヶ島(MKS)のペダルから
実用車向けの踏み面がゴムのペダル「3000R」(722g 100×73mm)が重くても安心して使えるような。

安価な三ヶ島ペダルもあるにはある。
(pc2のようにノンスリップ加工でヤスリ状になっているので靴底がすり減るのを気にするなら微妙かもしれない)

●三ヶ島(MKS)「PB-390」約800円 377g 98×75mm

www.mkspedal.com/?q=product/node/106
色は黒・グレー・白の3色。通常は黒が無難。


◆三ヶ島では最大面積のペダル「Pretzel」新発売(▲整備時に工具が使い辛い?)

www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/452

★ブツブツのようなパターンではないので集合体恐怖症でも安心のデザイン。
★スパイクピンがあるのでほぼ滑らない
★リフレクター内蔵のため別途買う必要なし。

●キャップ部分は樹脂はめ込み式なので整備時に交換必須
●スパイクピンはスチール製のため、錆止め処理がなければ
グリスやアンチシーズコンパウンドを塗布しておきたい。

●スパイクピンのため靴底には少々ダメージが入りやすくなる。

▲最大の難点は、この形状では「分解整備時の調整に通常工具が使い辛い」のでは・・・?


★新商品:一般車にも最適な面広め三ヶ島ペダル「Panamax」【2021年8月頃発売】

www.mkspedal.com/?q=ja/news/node/423
「GRAFIGHT-XX」W102 × L87mm 440g が約5000円なので、こちらは約半額。

パナマ運河というよりは、
「パナソニック自転車の電動アシスト自転車」と関連付けしやすい気がする。

●デザイン
ゴテゴテ感なく洗練されていて良さそう。
エルゴンのグリップGP1(黒/グレー)とカラー配色で調和性が高い。
ergon-bike.jp/grips/gp1_ll.html
ペダルと一緒に購入して配色感をまとめてみるのもオススメ。

●サイズ L=踏み面前後幅が「98mm」で長い
さすがに廃盤品のエルゴンPC2 Lサイズ(105×140mm)と比べるのは無理があるが、
補修パーツの利便性も考慮し、国産品で「大きめサイズのペダルが欲しい」という人に最適。

●心配な点は
貼り付けられていると思われるグレーの「エラストマー製グリップシート」が剥がれてくる可能性。
砂利などを除去して再接着できればいいが、
市販の接着剤で過酷な状況に適したものがあるのか分からないので、
三ヶ島に工賃を支払って再貼り付けしてもらえるかどうかは要確認。
送料や使用距離や劣化状態を考慮し、素直に買い替えすべきかどうかは
実際に剥がれてから考えるしかない。

※屋外駐輪ではない場合は、さほど気にせず、
転倒なしで、適宜グリスアップや調整をすればなければ軽く十年は使えそう。

◆「Panamax」
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/421
W89 × L98(※サイズ表記:W=踏み面横幅、L=踏み面前後幅)
重量 378g
価格(10%税込) 2530円 お手頃価格。

◆「Panamax Ezy Superior」
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/422
何かと使い道のある「着脱ペダル版」もあり。
重量 434g
価格(10%税込) 7260円

上記2種ともに「◆リフレクター装着済」なので、視認性も確保。
汚れていて反射機能が発揮されないようなことがないように
時々乾いたタオルなどで反射材部分は空拭きしておきたい。


●やや大き目サイズの三ヶ島ペダル「GRAFIGHT-XX」進化版

www.mkspedal.com/?q=ja/news/node/370
www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/369
(440g W102 × L87mm)
価格(税抜) ブラック 4500円 1/2インチ芯 4850円)
廃盤になって新作がリリースされないergon PC2ほどの大きさはないが、それに近い代用品として。
樹脂系ペダルとしては価格がそれなりにするが、
グラスファイバープラスチックボディにより、耐久性の高いペダルを実現。
ラビリンス構造ダストシール採用により、優れた防水性・防塵性。
カップ&コーンベアリングにより高回転かつ高耐久で、メンテナンスも可能。
当然のようにプラキャップは補修品が用意されているはずなので、
三ヶ島ならではの「メンテナンスや整備ができる」というのも大きな特徴。
※補修品は他社使い捨て品との差別化としてアピール要素になるが広報不足は否めない。

www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=&pid=5756
リンエイでも扱いあり。【黒・白・赤・青】

比較参考:実用車向けの踏み面がゴムのペダル「3000R」(722g 100×73mm)

●リンエイでも扱いがあるのでネットショップでの購入もしやすい
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=&pid=5756
↑こちらが通常軸のサイズ
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=&pid=5757
↑この1/2軸が使われているケースは一部のクルーザー等で稀。購入時には間違えないように要注意。

★新商品:MKS SYLVAN GORDITO(シルバン ゴルディート)

www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/428
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0&SYOCODE=00654340
■サイズ:W94×L85 (※W=踏み面横幅、L=踏み面前後幅)
430 g
5500円税込
側板とそれを固定するM4ボタンネジは、万が一の破損に備えて補修パーツのご用意があります。
[ニュース]
www.mkspedal.com/?q=ja/news/node/429



▼他、踏み面が大きそうなペダルの代用品いろいろ(補修部品の有無は考慮しない場合)

●VENO トランス ペダル 約9500円 422g 110.5×75mm
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0&SYOCODE=00629602

●BBB BPD-26 EASYTREK ペダル 約1700円 415g 100×75mm
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0&SYOCODE=00340195

●GIZA VP-571 ペダル PDL14000 約800円 280g/ペア 100×94mm
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0&SYOCODE=00625745
品質がどうなのか分からない安い海外品よりは国産の三ヶ島(MKS)「PB-390」をオススメしておく。

■ペダル用リフレクター───────────────────────

一般車用として最初から付いているので気にすることでもないかもしれないが、
クロスバイクなどでは
リフレクターは(後付もできないペダルはなるべく使わず)見た目を気にせずに必ずつけたほうがいい。

●三ヶ島にて360円で販売
www.mkspedal.com/?q=product/node/163
「取り付け用リフレクター4個セット、ナット・ワッシャー付き」

●wellgo 600円+税 109-39201 オレンジJAN:4510676390184 ネジ取付式
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=&pid=457

●VP Bolt-onRef ペダルリフレクター(ペダル用反射板) ボルトタイプ 固定ナット付属 4ヶ入り 約400円
「CBあさひ」にて扱い。

▼交換・メンテナンス───────────────────────

■ねじの方向

bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=857
右や左では混乱しかねないので、直感として
【左 右 と も に】
「漕いで進む方向は締まる」「その反対に回せば緩む」

■ペダル装着時の注意点

 ・取り外し時・・・(ペダルの取り付け部分に[フレーム側ではない])ラスペネ等を吹いて一晩寝かせる。ペダルレンチを使う。
 ・斜めに取り付けられている場合はネジ穴を切りなおしてもらうか、クランクアームごとの交換になる。
 ・左右の刻印を必ず確認する。
 ・取り付け時・・・固着防止のため、ネジ山に「シマノ プレミアムグリス」などのグリスを付ける。
 ・■重要■8割程度は「工具を使わずに」ねじ山に嵌っているか確認しながら慎重に手で締める
 ↑(安物ではたまに刻印違いもある)
  • 残りはペダルレンチでブレーキを握りながら本締め。
 ・最後にマイナスドライバーなどでバリ取りを忘れずにする。

●MKS(三ヶ島)によるペダルの脱着方法動画

www.mkspedal.com/?q=news/node/318
外すときは動画のようにスムーズに外せるとは限らないので注意が必要。
特に「ペダルを取り付ける際にグリスや焼き付き防止剤を塗布せず固着している場合」や
「斜めにねじ込まれている場合」は相当苦労することになる。
付ける場合は
【1】脱脂・洗浄
【2】グリス塗布
【3】最初は手で締め込む
【4】最後だけペダルレンチを使う
※回転方向は左右ともに「ペダルを漕いで進む方向には締まる、後ろは緩む」で覚えると簡単。

▼三ヶ島ペダルの蓋キャップ

キャップは1個から個人でも安く購入できるので
基本は虫ゴム感覚で点検時には使い捨てのほうが早い。
グリスアップ頻度を上げて簡単で確実にする目的なら
同じ三ヶ島でも実用車向けのゴムペダル「3000R」にしたほうがいいような。

▼メンテナンス

www.mkspedal.com/?q=news/node/237
ペダル方面の異音について。実はペダル以外にも様々な原因が考えられる。
簡単な増し締めで済んだり、BBのリテーナーが破壊されて暴れている状態など・・・、
走行不能になる前に改善しておきたい。

三ヶ島でも回転のスムーズさについては自分で分解調整する方法もあるが多少手間がかかる。
安物ペダルではグリスがオマケ程度の状態なことに分解してから初めて気づく。
球押しキャップがゴム製だったりして調整自体も困難だったりするが
どうせ一般人は弄らないからどうでもいいという考えなんだろう。


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▼1/2軸のペダル

サイトリニューアルにより他にも色々あることが判明。
mkspedal.com/?q=news/node/10

●SYLVAN ROAD
www.mkspedal.com/?q=product/node/90
●SYLVAN TRACK
www.mkspedal.com/?q=product/node/91
●SYLVAN TOURING
www.mkspedal.com/?q=product/node/92
●SYLVAN STREAM 
www.mkspedal.com/?q=product/node/93
●BM-7
www.mkspedal.com/?q=product/node/94
●FD-5(折りたたみペタル)
www.mkspedal.com/?q=product/node/101
●PB370
www.mkspedal.com/?q=product/node/105
●90
www.mkspedal.com/?q=product/node/110
●3000R
www.mkspedal.com/?q=product/node/111
●3000S
www.mkspedal.com/?q=product/node/112
●G-6000
www.mkspedal.com/?q=product/node/104
●幼児用ペタル(N-17) ※2012年製造中止。ただし若干の在庫あり。

●BM-7
2012年頃~1/2軸も存在→www.bonz-bros.com/blog/?p=4137

2015年現在も販売している店があるが・・・
superstore.screaminwheels.com/?mode=cate&cbid=1069077&csid=0

teruringyo.cart.fc2.com/?ca=140
他の店では1/2軸は在庫なしになっているので限定生産時の在庫があるだけもしれない。

www.mkspedal.com/?q=product/node/94
2015.9.22確認→普通に1/2軸販売(定価+350円)



■サイクルデザイン(ライトウェイ)
「クルーザー」
www.riteway-jp.com/pa/cd/570807.html
実用車ペダル風デザイン。



●微妙なペダル

blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/54f2fb99631705fd4b40d779172d564b
回転具合を見ると酷いゴリゴリです いままでにここまで固いペダルを触った事が有りません

左右とも分解しましたが 玉押しとロックナットの間に
舌が付いたワッシャーが入っていません これは駄目でしょ・・

玉押しとロックナットの両方に工具が使えない時は
舌付きか D 型のワッシャーは必要です それが無いと玉当りの調整が出来ません
たぶんwellgo製品。パッケージをギザプロダクツ(マルイ扱い)にしているだけだろう。
wellgoペダルの種類は多いので小判穴(D型)ワッシャー付きのものもあるかもしれないが、
安くても補修部品の供給はなかったはずなのでおすすめはしない。
一般車向けとして三ヶ島でも1000円以下の良いペダルはあるので
わざわざwellgoを買う必要性は低いのではないだろうか。



●シマノが街乗り向けペダルを2020年8月中旬発売予定だが・・・

過去には「PD-GR500」「廃盤:PD-MX80」など、リフレクター別売りはともかく、
街乗り自転車には不釣り合いなデザインなので掲載見送りしていたが今回は一応掲載。
軸径は9/16で問題なし。デザインもそれほど派手派手しい感じでもないので及第点。
ペダルキャップの外しやすい箇所も良いので期待。

■PD-EF205(黒、銀、赤、青、金)
bike.shimano.com/ja-JP/product/component/shimano/PD-EF205.html
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0&SYOCODE=00648656
約5000円
約612g(ペア)

■PD-EF202(黒、銀、赤、青、金)
bike.shimano.com/ja-JP/product/component/shimano/PD-EF202.html
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00648655
約4000円
約512g(ペア)

▲しかし、デメリットとして・・・
si.shimano.com/#/ja/DM/MBPD002
si.shimano.com/#/ja/EV/PD-EF205
si.shimano.com/#/ja/iEV/PD-EF205
●「リフレクター別売り・・・「SM-PD69」(左用:YL8S98040、右用:YL8S98030)(たぶん約1000円)
それはまだいいとして、
調整に「TL-PD300(Y40098010)」という「専用工具の指定」があるというのはどうにも・・・。

set.shimano.co.jp/bc_catalog/bg/#target/page_no=148
参考までに同様の「TL-PD33」や「TL-PD63」で5488円+税というなかなかの強気設定。
※一応、自作工具の例はあっても制作工程を見ると気軽に挑戦できる様子でもない・・・。
blog.livedoor.jp/muii/archives/3158864.html

構造的にソケットレンチのような汎用工具での代用は不可能のようなので、
202や205でも恐らく同様に「仕方なく工具ビジネスに屈服する」か、
「調整が必要になった時点でペダルごと廃棄」どちらかを選択するしかなさそうだ。

他にも、「肝心のサイズが書いていない」のも困るが、多色展開の必要もあったのかどうか。
黒だけ生産のスケールメリットで2000円弱程度まで下げれば、
廉価品として人気が出たかもしれない・・・と思ったが、
リフレクターも別売りで工具も必要となるとやっぱり微妙。

個人的には今後買いたいとは思わないが、街乗りユーザーであれば
調整自体は汎用工具で可能な安価なVPやwellgoのほうがマシという人のほうが多そう。
(しかしキャップ損傷で補修品が通常入手不可能で、酷いものでは玉受けがゴムだったりするのが問題でもある)

結局、リフレクター付きペダルや、汎用工具も使え、
補修パーツも個人で安価に購入できる三ヶ島への印象が更に良くなった格好。
●ちょうどタイミング良く汎用工具を使って整備できるペダルの記事
blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/ac8084fcef71f8257a7dcab6e9c27b4c
三ヶ島のキャップ外し工具は「450円+税」。

しかしシマノは街乗りユーザー向けで儲けるのが目的であれば、
安物(粗悪)自転車に使わてしまうボスフリー関連の値段を
期ごとにジワジワと上げてカセットスプロケ(ハブ)への移行を誘導するほうが
手っ取り早いと思うが、価格上昇に耐えきれず他社品へ移られてしまい、
結果として他社製品の精度が上がりシェアを奪われることを恐れているのだろうか。
最終更新:2023年09月17日 11:57