BB(ハンガー)

最終更新日:2017.7.30 ●一般車向けTANGE製のカートリッジBB(LN-3922C-LCB)(127mm)
1.22 ●BBの粗悪具合
2016.7.3 ●BBと値段の差
6.26 ●安物自転車のBB
19 ●BBのガタとは→ブリヂストンとパナのカートリッジBB車種
6.12 ●BS車種のカートリッジBB
3.6 ●ハンガー椀の修正「HOZAN「ハンガータップ(C-402)」と店選び
〃 (情報提供)一般車BBシェル幅は「68mm」と「70mm」がある
1.31 ●BBのガタ、▼ストロングライト JP400
2015.11.29 ▼特殊な右椀用工具を自作
11.22 ◆一般車のロックリングの緩み
9.22 四角軸:アルミ椀のTOKEN(東商会):シマノ互換のみ掲載(5種)
9.6 工具や手順など
8.30 シマノ廉価品:BB-UN100
7.25 一般車BBの問題
7.20 BB用の工具
6.13 敷島の一般車用カセットBB
2014.12.28 微修正
10.28 微修正のみ
10.20 UP


■BB[ボトムブラケット](ハンガー)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●難儀な部品
規格の多様性でも固着時の取り外しでもとにかく面倒な部品。
できることならあまり整備したくない部分でもあるが、早めにグリスアップはしておきたい。

●専用工具

★形状をよくみて必要な工具を選定する。

▼BB交換の前にクランクを外すには

シマノ「TL-FC10」コッタレスクランク抜き工具&モンキーレンチなど

▼シマノ「四角軸BB」と「TANGE LN-3922C」などに使う工具

シマノ「TL-UN74-S」アダプター戻し工具
他にも32mm幅のモンキーレンチやスパナなど

◆主に一般車向けのワン外し用→「C-207 BBツール」

www.hozan.co.jp/cycle/catalog/C207.html
◆「C-135 全ケースロックリングツール」の使い方
ameblo.jp/cycle-plus/entry-11915433450.html
(C-207と共通のガイドの使い方解説もある)

▼特殊な右椀用工具を自作

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/bb-6b47.html
右ワンは、やはり、パークツールの工具では力が掛かりきらず回りません。
SUPER Bのカニ目レンチに、延長パイプを掛けたら、こうなりました。
ピンが曲がってもう使えません。ピンを抜いて、4mmのねじを通し、延長パイプをかましてやっと回りました。

画像のものはこれ「SPA-1 / 2 ピンスパナ 税込価格 1,587円」
www.hozan.co.jp/parktool/catalog/SPA1_2.html

これでも恐らく無理
www.hozan.co.jp/parktool/catalog/SPA6C.html
「SPA-6 アジャスタブルピンスパナ 税込価格 2,980円」

これのピンを4mmねじに交換すればよさそう。
store.shopping.yahoo.co.jp/straight-toolcompany/22-740.html
(STRAIGHT/ストレート)「カニ目レンチ 22-740」
[ピンサイズ] φ2.8mm
[ピン間隔] 10~55mm
[全長] 155mm
[重量] 80g
約500円

穴に細めのタガネを使って緩む方向に叩いて少しづつ動かすという方法もある。

■BB交換手順など

yamyamyambass.seesaa.net/article/132288391.html
椀外しは店に頼んだほうが早い。工具を揃えるよりも安く確実。
「BB固着」や「右椀外し」で検索すれば悪戦苦闘している様子が分かる。

◆一般車のロックリングの緩み

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12096278728.html
固すぎればいいというものでもないが、緩むのも問題。
大手メーカーで仕様変更すべき点でも放置しているようだ。
ボスフリーや英式チューブも然りだろう。

●カップ&コーンとカートリッジ

一般車用としては「安価なカップ&コーン」が使われることが多い。
非常にシビアな調整を要するが、決まれば「軸・碗・ベアリング(球)」が
一体型の「カートリッジBB」よりもスムーズに回転する。
基本的に安い一般車ではもれなく「BB部分へのグリスがあからさまに少ない」ケースが横行しているようで、
異音や不具合が起こる率が高い。

●新車購入時に手入れ

碗にガタがくる前に固着しやすいこともあり
金を払ってでもそれなりの値段(3万以上)の一般車大手の自転車を購入するときには
注文時に「BB(ハンガー)部分のグリスアップを依頼」すべき。
「納車前整備で最初からBBのグリスアップしてますよー」という話なら
その店は素晴らしく良い店。(バック広げを使っていなければ)

●BBの粗悪具合

www.jbpi.or.jp/statistics/internal-monthly-report/?action=multidatabase_action_main_filedownload&download_flag=1&upload_id=1435&metadata_id=110
修理で感じていることですが、中国製造の自転車に付いているB・Bの粗悪具合には本当に頭を悩めます。
高校生男子が乗るとすぐガタが発生、工具を受けつけない精度の低さ、
グリスが入ってない等々、何とかならないものでしょうか。
(中国製造の自転車というのはほぼ全てなので、この場合は安物自転車のことを指していると思われる)
1つの答えとしては「カートリッジBBへの移行」という方向へ向かっているものの、
納車前の整備で「BB椀を外せるかどうか」も調べたほうがいいような。
大抵はガタがでないようにという親切心の裏に
「BB交換するなら買い替えさせろ」という思惑から鬼締めされているはず。

▼グリスアップを依頼する前に

「安い自転車のBBは碗のネジが壊れていたりすることもあるので触りたくない」という店もあるらしい。
しかし、そんな自転車に数千円出して整備するような人は少ないだろう。
一般車には基本的に全て最初から「カートリッジBB」を使うべきだと思うのだが
固着しても片方が外れればなんとか整備できるようにしているつもりなのかもしれない。
碗が虫食い状態でガタガタになっていれば外すしかないと思うが・・・。

●4大固着しやすい部分の1つ

ステム・BB・シートポスト・ペダル
これらに適切にグリスが塗布されているかどうかも自転車屋のレベルを測る目安の1つ。
一旦固着すると外すのは相当に困難を極める。

●基本的には別の規格に交換せずに補修する方法で考えたい

オクタリンクやISIS、ホローテックなどに交換するならクランクごと交換になるが・・・、
そこまでの改造が果たして必要かどうか疑問。
サカモトテクノのJIS70mm用BBもあるが、必ず付くという保証もない。
その際に交換するとしても補修するとしても固着していれば非常に厄介。
面を平らに慣らすフェイシングやねじを切りなおすタッピングは工具が高価なので工賃も高い。
面取りが本当に必要かどうかは賛否が分かれる。
低品質のフレーム工場で余程塗膜が不必要に段差があるとか厚いとかでもなければ不要にも思える。
ねじ溝は歪みがなければ手持ちのBB碗を数百回ほど
力をかけない程度に細かく締め緩みを手早く繰り返せばそのうちきれいにネジ溝ができる。

「BB図解」www.geocities.jp/jitensha_tanken/bottom_bracket.html
「BB互換」www.trisports.jp/?q=news/node/6819
「BB解説」www.cb-asahi.co.jp/html/size-bb.html
(なぜか一般車のJIS70mmについては触れず)
「BB色々」dt6110.web.fc2.com/parts/chainline02.html
とにかく多種多様
もっと厳格に規格統一できないものか・・・


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一般車用「JIS70mm」
(チェーンケース取付金具ぶんの厚みに対応)
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サカモトテクノ(TANGE) LN-3922C
シェル幅(JIS)70mm×軸長127mm 約1800円
シェル幅(JIS)70mm×軸長122mm 約1800円
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
互換性については四角軸で同じ長さでも軸径や軸長が異なる場合もあり、基本的に「現物あわせ」。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
他メーカーでもJIS70mmカートリッジBBはありそうだが
クランク軸との兼ね合いもあるのか一切表には出てこない。

◆敷島「一般車用カセットハンガーセット」JIS70mm 軸長127mm 参考価格1600円(税込)

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12036129239.html
絶対黒塗装がいいということでもなければ、サカモトテクノTANGEのほうが良いような。

●一般車向けTANGE製のカートリッジBB(LN-3922C-LCB)(127mm)

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12296055300.html
サイズは「BBシェル幅:70mm・軸長:127mm」
ここで紹介されているのは127mmだが、軸長122mmも存在する。
取寄せは基本的にサカモトテクノの車種扱いのある店(扱いが無くても問屋経由で取寄せ出来る場合もある)
で「パーツだけの取寄せが可能な店」から購入可能。
※取寄せだけの注文は受け付けないという店もあるので注意。

※こちらで購入することも可能
www.katayama-cycle.com/426_1674.html


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一般車用「JIS68mm」
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detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1078022315
「ママチャリ救助隊」というお店をされている方の書き込みのようです。
ママチャリのハンガー芯は基本的に8種類あります。
シェル幅68ミリ(3)と70ミリ(5)
それにギヤ側の軸長がS37.5ミリ、T39ミリ、U40.5ミリ、R42ミリ
3S、3T、3U、3R、5S、5T、5U、5Rの8種類です。
3Sならシェル幅68ミリでギヤ側の軸長が37.5ミリとなります。
3Rならシェル幅70ミリでギヤ側の軸長が37.5ミリとなります。
左側1の軸長はすべて35ミリです。
上記以外ではベルトドライブ用オクターハンガー用があります。
傷んだハンガー芯に3S、3T、3U、3R、5S、5T、5U、5Rの
いずれかの刻印があると思います。
それを元に後は現物合わせです。^^;)
特に中国製に自転車の場合は、
右のハンガーワンのタップの切り込みが深い?^^;)
為シェル幅70ミリの5が入っていても68ミリの3がぴったりはまったりします。
当然その場合はギヤ側の軸長がずれてチェーンラインが狂います。
ハンガー芯をS、T、U、Rで合わすか、
リヤハブのオーバーロックナットで調整するかは個々に判断をします。
情報提供頂きました。修理経験があり見比べてみたからこそ分かる内容のようです。
世界的にもせめて四角軸のねじ式だけでも規格統一したほうが混乱を起こさずに済みそうに思えるが、
フレーム形状の自由度や完成車メーカーの都合で時期的に入手しやすいかどうかといった判断で
決められているのだろうか。

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スポーツ系のJIS68mmBBなど
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■四角軸タイプのボトムブラケット

▼シマノ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
EはBB共締めFD用型番 Kはチェーンケース対応(シティサイクルに採用される金属や樹脂のフルカバー)
金属碗■BB-UN55  約1500円                      シェル幅:68, 70, 73mm 軸長:107~127mm UN54の後継
68 107, 110, 113, 115, 118, 122.5, 127
70 107, 110, 113, 115, 118, 122.5
73 107, 110, 113, 118, 122.5
※68,73=BSA(JIS)70=ITALIAN(ねじ方向の違い)
プラ碗■BB-UN26  約1500円 タイプ:ノーマル、Eタイプ、Kタイプ シェル幅:68, 70, 73mm 軸長:110~123mm
プラ碗■BB-UN26-B 約1500円 タイプ:ノーマル、Eタイプ、Kタイプ シェル幅:68mm      軸長:115~127.5mm
[■BB-UN25 (ダブル・トリプル用)] 約1300円

シマノBBでは68mmや73mmだったり
(たがが2mmということではなくて削らなければ取付できないこともある)
ネジの向きが違うイタリアン70mmがあるので注意。
68mmに削るか、
チェーンケースを残す場合は
73mmにスペーサーを挟んで使う方法も一応ある。
BB

▼シマノ BB-UN100 スクエア(角軸) 約900円 
 ・椀が両側樹脂でBB-UN26以下の廉価グレード
cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/newpro2016/for_mtb/tourney-fc.html
www.chari-o.com/goods/ebbun100b23x.html
※LL123とD-NLではLL123のほうが若干長いらしいが大差なしらしい。
■チェーンケース対応とあっても、
一般車のJIS70mmのシェル幅の自転車にそのまま取り付けはできない。
基本的にMTB向け機材との組み合わせ用に販売しているだけだからしょうがない。
──シェル幅68mm───────────────
●ノーマル
軸長 122.5mm(LL123)シェル幅 68mmEBBUN100B23X
軸長 122.5mm(D-NL) シマノパートNo:EBBUN100B22X
●チェーンケース対応
軸長 122.5mm(LL123) シェル幅 68mm(BC1.37) EBBUN100KB23X
軸長 122.5mm(D-NL) シェル幅 68mm(BC1.37) EBBUN100KB22X
──シェル幅73mm───────────────
●ノーマル
軸長 122.5mm(LL123) シマノパートNo:EBBUN100C23X

▼TANGE(日本/台湾)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※丹下精機:タンゲセイキ 代理店はマルイ、東京サンエス(掲載は7922のみ)
■LN7922 約4000円 クロモリ 中空 BBU0150 ●軸長/シェル幅:107/68m、110/68mm、113/68mm、118/68mm、122.5/68mm
 ・アルミ ボディ ・シールドベアリング ・クロモリ 中空アクスル ・233g(110mm)
■LN3922 約2800円 クロモリ BBU0140 ●軸長/シェル幅:110/68mm、113/68mm、118/68mm、122.5/68mm、127/68mm
 ・スチール ボディ ・シールドベアリング ・クロモリ アクスル ・320g(110mm)
[全て68mm]
BBU01400 110mm
BBU01401 113mm
BBU01402 118mm
BBU01403 122.5mm
BBU01404 127mm
(■LN9100 ・・・ チタンボディだが日本未発売のようだ)
(■LN3912、■LN-2012 ・・・  完成車に組み込む安いパーツ?)
www.tangeseiki.com/tangeseiki_news/bottom-bracket.php?page=1&class=4a

▼スギノテクノ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■CBB-AL  約6500円 ハンガー幅:68mm(BSA), 70mm(ITA) 軸長:103, 110, 113, 119 mm(ITA:110mm)
www.suginoltd.co.jp/japan/product_bb_cbbalALL_japan.htm (アルミボディ・軸クロモリ・カップは軽合金)
■CBB-F (たぶん鉄)   約3500円 ハンガー幅:68mm(BSA) 軸長:103, 110, 113, 119 mm (BB-7420)

▼ストロングライト━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ストロングライト JP400
www.trisports.jp/?q=catalog/term/290
107/110/113 JIS/ITA 税別4000円
www.worldcycle.co.jp/item/stl-k-jp400.html
↓実売は約2400円。型番から恐らくアキコーポレーション扱い。
68-107mm (CS-SL-001)
68-110mm (CS-SL-002)

▼TOKEN(東商会)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
www.eastwood.co.jp/lineup/token/bottombracket_isis_drive_square.html
 ●シマノ互換のみ掲載
 ●椀(カップ)の材質は5種全て「アルミ」で共通
 ●ボディー材質は「アルミ:TK838HAL」を除き全て「カーボン」

■TK866TBT

税抜価格 ¥11,000
BBシェル 68mm BSA1.37"×24T
アクスルタイプ JISスクエア(シマノ互換)
アクスル長 103、107.5、110.5、113.5、116、118、122.5、127.5mm
アクスル材質 クロモリ
カップ材質 アルミニウム
ボディー材質 カーボン
ベアリング ティラミックベアリング
平均重量 200g (103mm)

■TK868CT

税抜価格 ¥12,500
BBシェル 68mm BSA1.37"×24T
アクスルタイプ JISスクエア(シマノ互換)
アクスル長 103、107.5、110.5、113.5、116、118、122.5、127.5mm
アクスル材質 チタン
カップ材質 アルミニウム
ボディー材質 カーボン
ベアリング シールドベアリング
平均重量 155g (103mm)

■TK868TBT

税抜価格 ¥16,500
BBシェル 68mm BSA1.37"×24T
70mm ITA36mm×24T(※アクスル長は110.5mmのみ)
アクスルタイプ JISスクエア(シマノ互換)
アクスル長 103、107.5、110.5、113.5、116、118、122.5、127.5mm
アクスル材質 チタン
カップ材質 アルミニウム
ボディー材質 カーボン
ベアリング ティラミックベアリング
平均重量 150g (103mm)

■TK838HAL

税抜価格 ¥3,500
BBシェル 68mm BSA1.37"×24T
アクスルタイプ JISスクエア(シマノ互換)
アクスル長 103、107.5、110.5、113.5、116、118、122.5、127.5mm
アクスル材質 クロモリ
カップ材質 アルミニウム
ボディー材質 アルミニウム
ベアリング スタンダードベアリング
平均重量 214g (103mm)

■TK866CM

税抜価格 ¥4,000
BBシェル 68mm BSA1.37"×24T
アクスルタイプ JISスクエア(シマノ互換)
アクスル長 103、107.5、110.5、113.5、116、118、122.5、127.5mm
アクスル材質 クロモリ
カップ材質 アルミニウム
ボディー材質 カーボン
ベアリング スタンダードベアリング
平均重量 205g (103g)
載せてみたものの、カーボンが使用されているのでトルク管理が気になる上に
BB変更での効果はあまり大きいとはいえないだけに、基本シマノBB-UN55やタンゲLN3922までを使えば十分で、
高価な品こそが正義という信念があるなら別だが、
効果が如実に出るタイヤ回りやブレーキ関連へ優先的に予算を回したほうがいいように思う。



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▼一般車のBB部分を問題視する

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/baa-17b5.html
ガタつきの直接原因は過剰に転倒を繰り返したり、倒れた上に荷重がかかることでリテーナーが破損することとしても、
根本的な原因はカップ&コーンで最初からグリスを極少量のみしか使わず、過剰なトルクで締め付けていることにもあるだろう。
そういう状態でしか出荷できないようであれば基本的にはカップ&コーンは廃止すべきのように思える。
単に「外れなければいい」として簡単に交換しにくくしているのは
「メンテナンス放棄」している利用者が多いからこその対処法としても、そういうコスト削減方法が適正とは思えない。
一般車でカートリッジBBを採用する車種も少しづつ増えてきてはいるようだがまだ少ない。
しかしカートリッジBBにすれば全て解決なのかというと、やはりそれだけが最善とは言えない。
「適正トルクで組み付け」且つ「定期的にメンテナンスを依頼すること」の重要性を蔑ろにしていることが問題。

(非BAAの安物一般車でねじ部分が歪んでいるのは問題外。
後で歪ませたと思われかねないので購入するその場でグリスアップ依頼をして分解するしかないが、
その対処ができないような店では一体どうするのか。「安いということはそういうこと」と理解しているならいいのだが。)

●BBのガタ

takesno.com/archives/2492
よくある異音の原因の1つであり、自転車を安易に廃棄させる要因の1つでもある。
大抵こういう修理画像で見るのは球を保持している(リテーナー)部分が
ボロボロになっている様子しか見ない。
「自転車でこんなの(リテーナー)あっても壊れるだけだから球だけにしてるよ」という店もあるが、
転動体(球)があるペダルやハブには最初からリテーナーは存在しないことが多い。
カップ&コーンのBBにリテーナーは本当に必要なんだろうかと思う。
個人的には「英式バルブ」や「ボスフリー」のような
「破損を促進する部品」ではないのかという疑いもある。
下記リンクにあるように自動車では一般的でも、
過小グリスと駐輪場での転倒が日常茶飯事の自転車にとっては酷な環境。
最初からBB内にグリスが山盛りになっていれば改善できる話なのかもしれないが
「新車販売が前提でしかない商売」であれば手を入れるはずもなく、
かとってシールドベアリングにすればコストが上がるからか使いたがらない。

www.jp.nsk.com/services/basicknowledge/introduction.html
保持器・・・リテーナー
転動体・・・金属製の小さい球体

●BS車種のカートリッジBB

キャスロング デラックス チェーン・S型モデル
d.hatena.ne.jp/nestam0405/20151101/p1
実物確認で「カートリッジBB」とある。
www.bscycle.co.jp/products/brands/caslong/DS73P62016/index.html
しかし、メーカーページには一切記載なし。
理由を考えたときに
「壊れても交換しやすい」ということを知られてしまうと買い替え需要を削ぐという意味で、
あまり「言いたくない」「知ってもらいたくない」部分だからだろうか。

●BBのガタとは→ブリヂストンとパナのカートリッジBB車種

d.hatena.ne.jp/nestam0405/20160606/
d.hatena.ne.jp/nestam0405/20160607/
BSはエブリッジのH・C・L・U型と、アルミーユとユービツーは
(販売店向け)BS月報によれば「カートリッジBB」とのこと。
(パナはジャンボリーとカラーズ等)

価格の安さとBB破損に期待するのを待つよりも
「組み付け時の手間の削減」を優先した結果なのかもしれない。

部品単価は大量生産で安くなるスケールメリットにも影響されるとして、
いっそ幼児・子供車まで「全車種カートリッジBB」ということにすればいいようにも思うが
クランク勘合部分の細かい違いなどで統一というわけにもいかないのだろうか。

既存車でも問題がなさそうであれば交換してしまうのも手だが
補償的にもメーカー設定外の部品を付けたがる店は少ないだろうし、
分解して付かなくても工賃は発生するので自分用か車種が同じでもなければリスクが高すぎるか。

●安物自転車のBB

prestigebike.hamazo.tv/e6880683.html
ある程度乗っていたら、中のベアリングが消耗して、そんなことも起こるのですが、
安い自転車は、かなり、ド早い段階で起こります。安い!ということはそういう事なんです。
外観も安い作りですが、見えないパーツも安い作りなんですよ~。
ということで、ペダル、クランク回りを外して、今回は安心のカートリッジBBに交換しました。
この場合はカートリッジBBに交換で対処したとあるが、
カップ&コーンタイプであれば
納車前の整備でBB部分のグリスアップをすれば大幅に改善するため、自転車購入店を選ぶ基準の1つにもできる。
それが(例え別途整備料金を払ったとしても)出来ない店で買うということは
「使い捨て」「売りっぱなし」を推奨する店ということは覚えておきたい。

●BBと値段の差

yama105011.exblog.jp/24413219/
ペダルを踏んで回す車体の軸にねじ込んである部品なのですが、最近の安価な自転車はこの部分がすぐに弛んで壊れてしまいます。
新車でもあらかじめ滑らかな回転で壊れにくシールドBBが付いた物が売っています。
写真は営業に使っている自転車です。シールドBBに換えて2年目ですが弛みもなく壊れずに絶好調です。