電動アシスト2

最終更新日:2023.12.17 ●変速機を使わない=ギア周りの早期不調を招く

2023.11.19 ●パナソニックサイクル2023展示会レポ

2023.9.3●VanMoofが英国E-モビリティ企業Lavoieに無事買収される
 〃 ●再び非純正バッテリーの爆発

2023.8.13 ●オランダ「VanMoof」が破産により30万円の事前入金が消える?

2023.8.6 ●電アシ購入までに5年の熟慮と購入後の問題(マンション駐輪機にタイヤが嵌らない)

2023.7.2 ●[米国]バッテリー発火事故多発により充電施設の設置へ

2023.6.18 ●通販型安物系車種のリスク
2023.6.4 ▲「非純正の」バッテリーが路上で爆発
2023.4.2 ●自転車とスマホ連動サービス ホンダが「スマチャリ」開始でも・・・

2022.11.13 ●パナソニック電アシ展示会レポ(◆「押し歩き機能」は必要?)
2022.9.18 ●[量販店購入]店頭控えが抜かれていない書類、◆足回りの全交換で快適に
2022.7.3 ●適切に注油せず電動アシスト自転車を使い続けると・・・
2022.6.19 ●[静岡]電動アシストの出会い頭事故での死亡者6人は全て高齢者&海外製のアシスト車
2022.5.1 ◆(406他)小径車の売上が量販系で好調
2022.4.10 ●[リコール][ヤマハ・BS他]2016年~2018年に製造されたバッテリーの一部を無償交換
2022.4.3 ●チェーンのメンテ不足で最終的にモーター交換等で「7万円」必要になることも
2022.3.20 ●電動アシストで変速を一番重いギアのまま切り替えずに使うとガタが出やすくなる
2022.2.13 ●ヤマハ電アシの評価?
2022.2.6 ●[リコール]折りたたみモデル電動アシスト自転車「オフタイム」のハンドルポスト交換のお知らせ

2021.12.26 ▲折りたたみ安物電アシ等のリスク
2021.12.19 ●年間単位での電動アシスト自転車のレンタル費用を実際に計算してみると・・・
2021.12.12 ▲災害用として電動アシスト車の必然性があるのかどうか
2021.11.21 ●バッテリー盗難、安物電アシへの懸念、●自転車の試乗コース40m(ヨドバシ実店舗)
2021.10.10 ◆パナソニック電アシ「ビビ・SL」前カゴ・両立スタンド・リアキャリア付きで「19.9kg」
2021.10.3 ◆パナソニック「グリッター」の改良点、▲6.5万円のドンキの電アシ

2021.9.26 ●電アシ事故が10年で倍増
2021.9.19 ◆用途的に電動アシスト機能が本当に必要かどうか考えよう
2021.8.22 ★「"購入前に"修理対応できるかどうかを確認してから」実店舗での購入をオススメ

2021.6.27 ●専用設計品の罠:シャフトドライブの電動アシスト自転車
2021.5.23 ●パナの電動アシスト自転車に新機能として「押し歩き時のアシスト」搭載というが・・・
2021.1.31 ●ヤマハのバッテリーリコール(供給先のBS・丸石も含む)

電動アシスト関連(カテゴリ別)


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現在、問題点や特徴的な車種などを中心に掲載
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一覧表は更新停止中
何もしなくても売れる電アシの販促活動を手助けする必要性を感じないのと、
「必ずしも電アシが用途的に相応しいわけではない」という理由から。
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◆用途的に電動アシスト機能が本当に必要か考えよう

●「坂が長い・多い」
●「いつも向かい風が強い」
●「前後に子供乗せ」
●「業務での荷物運び用途」
●「勤務外での体力消耗を出来るだけ抑えたい」

「どうしても電動アシストでなければならない必然的な理由があれば」
【金銭的な負担が増しても】購入し運用するだけの意味も価値もある。

※【金銭的な負担の増大】
世間での風潮として、電動アシストは、「便利さだけ」が独り歩きしているような状態で、
購入時に基本的に10万円以上必要というだけでなく、
変速を切り替えずに重いまま常にパワーで負荷をかけ続けたり、
ローメンテが当たり前のようなことをすれば、確実に修理費用も増大することが、あまり知られていない。

そして・・・、
◆「体力づくりに電動アシスト[e-bike含む]は最も不釣り合いな用途」。
「脚の回転運動にはなっても、負荷がほぼないので実質的には"ほぼ運動にならない"」
手軽さで言えば、「まともなウォーキング用のシューズ(約1.5万円以上)」だけ買って歩いたほうがマシ。

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※電動アシストに頼る前に
◆【一般車(ママチャリ)の正しい扱い方を理解・実行できていますか?】

【変速機を使っていますか】?
【タイヤの適正空気圧を知っていますか(維持できていますか)】?
【チェーンの適正状態を理解していますか(維持できていますか)】?
【前後ハブのグリス状態は適正ですか】?
【ブレーキシューがタイヤ側面に当たっていませんか】?
【ブレーキワイヤーの状態は適正ですか】?

適正状態を維持できていて、変速機を正しく使えば、
「本来電動アシストを購入する必要がない人達」は確実にいる。

特に、高齢者は、電動アシスト車に比べると比較的値段も安く、
「風や駐輪場で倒れても起こしやすい」こともあり、
アルミーユ、アルミーユ[ミニ]のような「軽量な一般車」のほうが
「実際の用途としては扱いやすい」というケースも少なくないはず。

運動目的であれば、わざわざ電動アシストやe-bikeを使うよりも、
元々進みにくい「1万円の変速なしママチャリ」か「内装3段~の最も重い変速状態のまま」
「ステンレスリム」+「12番スポーク36本」+「約1kgの耐パンクタイヤ」+「(分厚いが重い)ストロングチューブ」
を付けて「正真正銘の"鉄下駄"感」で「負荷をかけたトレーニング」を思う存分堪能すれば良いのではないだろうか。

「本体購入が"比較的良い車種"でも5万円程度で済む」
【バッテリー充電不要で盗難に怯えることもない】
【電装部品の劣化や故障の費用で悩むこともない】
更に、
「故障時の修理費用でも、電動アシストのモーター完全交換ほどの高額にはならない」。

「フレームが貧弱で部品精度も劣悪なママチャリだけが自転車ではない」のだが、
どうにも、メーカーも雑多な店でも、
何故か電動アシストか予算ばかり念頭に置いて」まともに教えようとする気もなければ、
消費者側も知ろうとしない。

恐らく「1週間、実売で約5万円以上の価格帯の、整備も調整も"完璧な自転車"に乗せて、
次に「ロクに整備していない安物自転車」に乗り続けてもらえば、
(余程の鈍感を極めた人を除き)
後車には、いくら値段が安くても使い続けることに拒否感を憶えるはず。

「カタログや実車を見たり跨っただけ」「説明しただけ」で「本物の自転車の実力」なんて分かるわけがない。

タイヤ交換の必然性にしても、
「適正空気圧を維持すれば、どれほど快適で長期耐久度合いに違いが出るのか」実感していないから
安易にケチろうとする人が居るのではないだろうか。

「百聞は一見に如かず」の先には、「百聞百見は一経験に如かず」がある。

●変速機を使わない=ギア周りの早期不調を招く

twitter.com/ASAHICYCLE/status/1735872585295122627
正しく使えば同じ距離でも長く壊れずに使えるものを、
一瞬の楽を積み重ね大きな出費を厭わない人達。

しかし、そもそも
「▲教えてもらう機会がない」「▲取説の変速機の使用方法が間違い」
どうやって正しく使えるのかという話でもある。

ヘルメット着用の"前に"
「★予測運転」や「★正しいブレーキ操作のタイミング」を徹底的に教え実行させることのほうが
遥かに事故ゼロのためには重要なように、
電アシも長く安定して出来るだけ出費を抑えて使用し続けるには
特に「減速時、停止時、再発進に備えて"★最も軽い段数"を使いこなすこと」
教え込む必要があるはずなのだが・・・

「盗難防止のための施錠すらしない」人達がいたり、
適正な空気圧管理を阻害する英式バルブ(虫ゴム式)さえ
「問題なし」という非常識な理不尽がまかりとおっているようでは
交通安全も含めて、正常化など実現不可能に近いというべきか。

変速から車種を考えると
「変速機を1回も使ったことがない」「使いこなす見込みも皆無」であれば
「変速なしの電アシ」を買いましょう。
要らないものがあっても壊れる可能性が増えたり
車重が増し、修理時も費用が嵩むなど、ユーザーにしてみれば旨味よりもマイナス面のほうが増える。

「内装5段」の批判はあっても
「電動アシストで変速なしの車種が少ないこと」に触れないのは
やはり「さっさと壊してくれないと困る」ので、都合が悪いのだろう。

雑多な自転車店にしてみれば、
値段安めなので名目上の売り上げが下がり、「故障も減ってしまう」ので煙たがられる存在になるが、
むしろその考え方を尊重し、(そんな店では雑整備も当たり前なことが予想できるため)
一般消費者としては「避けるべき店」として利用させてもらえば良い。

せいぜい片道最大でも10km程度であれば、そこまで変速機が必要な用途が多いとは思えない。
アシストの自動制御に頼り時速20km程度まで出れば十分。
子供乗せのような用途でもなければ、ハブシェルをそこまで気にするほどでもないように思う。
変速なしと内装3段で車軸そのものに強度の差があるほどの違いがあるのだろうか?

★「"購入前に"修理対応できるかどうかを確認してから」実店舗での購入をオススメ

つまり、「e-bikeの宣伝記事に乗せられて"通販で"買ってしまうと、修理可能店探しで困ることになる」

パナソニック・ヤマハ・ブリヂストンを薦める最大の理由は
"生活用途の"電動アシストとしての「技術データの蓄積・流通ルートの確保」など、圧倒的に有利な点。
デザイン重視だったり、安さで新興メーカーや量販品に飛びつくと
「後で困る可能性が高い」からこそ、
自転車だけでも部品の集合体なのに、
そのうえ"電装部品"という規格も壁がある車種なのだから、
長く使うことを考えると、3大メーカーを選ぶことが安心。
(BSの場合はスマートコントロールブレーキ車種だけは避けることを薦めるが・・・)

★「工賃が違う場合がある」も結構重要。

当然、「似たような不具合であっても」症状によりけりで価格は一定ではないとはいえ、
「大まかなメニュー工賃表」がある店が極端に珍しいわけでもないので、
予め、例えばタイヤ・チューブの交換時で、"同じサイズで同じ銘柄の"タイヤとチューブと仮定した場合や、
「電動部品の交換時のパーツを"含まない"純粋な工賃」は、
「こちらのお店で購入した場合と、他店購入持ち込みの場合では、どのくらい工賃に差がありますか?」
と確認しておくのが良いかもしれない。

もっと言えば、量販や安売り販売ではその業態上、概ね不可能な
「ハブやBBなど各所のグリスアップ、錆び除け、細かいネジ締め確認などの初期整備」を
きっちりと行っているのかどうかを確認しておくことが大切。

●「自転車を壊すか壊さないか」は扱い方次第

cs-shinwa.sblo.jp/article/186829729.html
特にタイヤに空気を入れない方は世の中の8割近くいるというブリヂストンのデータの通り
電動アシスト自転車でパンクする方のほとんどが空気を入れてない方です。

電動アシスト自転車の場合、電気で走れてしまう為
空気が抜けていても気づかない事が多く
つまり元々「"タイヤの厚みなど無関係で"空気を入れない人が圧倒的に多い」と言えるが、
なぜか「パンクにしくいタイヤ」のときは「厚みがあるから気づきにくい」という論調になっている記事が
散見されるのが不思議。
「空気を入れるという習慣の無さ」に製品固有の問題が先に来るとは思えない。

(接地面の距離やタイヤを触って空気圧量を判断するという問題のある案内を鵜呑みにしていなければ)
ノーマルタイヤで「習慣化が身についていれば」タイヤに違いがあっても
「習慣付けそのもの」が消えることは考えにくい。

やはりそこには「適正量を判断する基準」として「空気圧計」で判断するように促さない業界に問題がある。
ポンプの付属数値計でも基本的に「米式・仏式」であれば単独で計測も可能。
そのときに「英式の虫ゴムが原因で数値計で分かりにくくさせている」ことを周知徹底させる必要もある。
(英式でもシュワルベ英式バルブコアかGプランジャーであれば一応参考にはなる)
(シュワルベの英式チューブ、シュワルベの英式バルブコアのみ専用空気圧計「エアマックスプロ」で空気圧量を適切に計測可能)

「問題点をすり替えている店もある印象なので十分に気を付けたい」という前置きはともかく・・

「安い自転車だからすぐにパンクする」
というような考えでとっかえひっかえ乗っていた方が
子供が出来て電動アシスト自転車に乗ると
大体こういう感じの壊し方をして
何度も何度もタイヤ交換という羽目になります。
安い自転車のときに学習・理解しておけば、「(本来必要ではなかったはずの)お金」がかかることもない。
【1】期間などメンテの習慣付けを理解・実行する
【2】適正空気圧量の判断は「各種空気圧計の数値」(※虫ゴムを廃し、エアチェックアダプターを推奨)
【3】実行を「継続する」
そのためには、
「興味を持って聞く気があるかどうか」と
「商品知識があり説明を面倒に思わない店員」の両方が絶対に不可欠。

空気を入れない人、油をささない人
異音が出ているのに放置して乗っている人
違和感があるのに放置している人
そういう人の自転車が壊れるのです。
油であれば、安物を使うとしても「ミシン油」ならまだマシだが、
揮発性のある556や、身近で済まそうとしてサラダ油を使ったり、全面ベタベタにすることで
「壊してしまう」ケースもあるので、
分からないとか自分で手間をかけたくないなら
「定期的に店に訪問し"きっちりとお金を払って"頼む」ということが重要。

「自転車のメンテなんてイチイチ覚えたくない」という感覚を変える気がないのであれば、
壊れる度に数千円~数万円の修理費用、場合によっては早期買い替えが必要になったとしても、それは仕方がない。

「他人が事故に遭おうが起こそうがどうでもいい」という店が多数のようで、
自転車での「優先的に守らなければならない道交法について」書いているような記事を見たことがないが、
事故にしても「事故に遭わない(起こさない)ための自転車の扱い(走り)方」として
徐行や一時停止を駆使する【予測運転】が身についていなければ困るのは自分自身。
この場合「お金の問題だけでは済まない可能性」もある。

●チェーンのメンテ不足で最終的にモーター交換等で「7万円」必要になることも

cs-shinwa.sblo.jp/article/189436411.html
チェーンへの注油だけでなく、
▲「空気圧管理」が不十分 & ▲「変速が常に重い状態」という
「最悪の組み合わせ」により
「無駄に漕ぎが重い状態」を強引にアシストしているような状態であれば、早期劣化しやすくなり、破損しやすくなる。

そして、どれだけ丁寧に教えてもらっても
「継続的にメンテが実行できなければ」無意味。


◆足回りの全交換で快適に

cs-shinwa.sblo.jp/article/189814893.html
車体によって金額は若干違いますが
パーツ代だけで5,000円~7,000円程かかります。
工賃を入れたら1万円弱になってくると思うので
そんなに安い修理ではないのは事実ですが
5年くらい乗った時点でやっておくと
その後の5年も気持ちよく載れるのでオススメです。

約1万円で快適になるなら
電動アシスト自転車は最低でも10万円近い価格なので交換しない手はないが
「バッテリーの状態次第」なところはある。

そう考えると、軽量な一般車の電装部品はハブダイナモくらいなので、
そのぶん安く済む「こともある」と、覚えておきたい。

※当然、屋外雨ざらし保管や、元々扱いが悪ければ、チューブ破損・タイヤ損傷に止まらず
「BBガタ・前後ハブガタ・スポーク折れ・チェーン錆び・スプロケ摩耗・各所固着」のような
「最悪な詰め合わせ」ともなれば全壊なので、買い替え推奨となる。

追加●足回り交換で快適に(内装車種)
cs-shinwa.sblo.jp/article/189832906.html


●通販型安物系車種のリスク

違法な電動アシスト自転車を販売し、初摘発されていた「THE NeO」(京都)が破産手続き開始
news.yahoo.co.jp/articles/78df820b49db31793f033e30eaf3d24f1e3eabfd
2012年(平成24年)12月に設立した電動自転車小売業者。
「京の洛スク」の店舗名で自転車小売りを展開し、
自社で企画デザインしたオリジナル電動自転車の販売を主力に、国内メーカー品の仕入れ販売も行っていた。
クロスバイクタイプやママチャリタイプ、子供乗せタイプなど
各種バリエーションを取り扱い、インターネット通販を通じた販売が大半を占めていた。

しかし、2023年1月16日、
当社が取り扱っていた「SEAGULL(シーガル)26」「releve(ルルベ)」の2車種が、
道路交通法で定められた基準の動力を超える電動アシスト自転車であったにもかかわらず
基準適合品のように表示販売していたとして、不正競争防止法違反(誤認惹起)の容疑で、
当社および代表が書類送検された。
この事件をきっかけとして信用不安が高まり売り上げが急減、資金繰りが悪化していた。
過年度から借入金負担が重く債務超過に陥っていたほか、先行きの見通しも立たないことから、
今回の措置となった。

コストも増して生産スケジュールも不安定な自転車生産からの輸入、
国内は電力値上げのような事務費までも値上がりしている状況では厳しかったか。

もし、これまでアシスト力に問題ない車種しか扱っていなかったのに
今回は管理が不十分で基準越えになってしまっていたとすれば同情できる余地はあるものの、
今後の補修パーツのサポート対応も思うと、やはり「ド定番」の3社に限ると言いたいが、
製造終了後のパーツ供給年数も考えると、あくまで「安心しやすい」というところか。

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そして、補修品の取り寄せなどのハードルの高さもあって、
実店舗に修理を出すときに高確率で断れられやすいネット販売の電アシ自体に否定的。

汎用パーツで構成されている一般車でさえも定期メンテナンスを思うと
余程のことがなければネットで自転車本体を買うこと自体に
個人的にはメリットが見いだせない。
一方で、大抵は目先の安さで通販に飛びついてしまう人が多いとは思うが、
問題のある実店舗も全く珍しくないことが、通販に客が流れている原因の1つとも考える。

●[米国]バッテリー発火事故多発により充電施設の設置へ

news.yahoo.co.jp/articles/8c32be8e62e8c7841f7cf2913dd7e8504013fcdf
米・ニューヨーク市 約35億円かけて電動自転車の充電施設設置へ 相次ぐ発火事故受け
勝手に社外バッテリー使ってしまった結果の事故もあるとは思うが、
結局、雑だったり無茶苦茶な扱われ方を想定するなら
フルにしてもアシストにしても「電動の」自転車を流通させることは、
製造時のコストや廃棄費用も考えれば、本来積極的に販売するような物ではないのではと。

●再び非純正バッテリーの爆発

news.yahoo.co.jp/articles/aefd04f48c58898769823d1dc6a89c67ff8bdb93
六本木ヒルズ近くが“騒然” “ウーバー自転車”バッテリー発火

警察に対し、自転車の持ち主であるウーバーイーツの配達員は、
「バッテリーはネットで買ったものです」と話したという。

荷台のバッグに入っていたバッテリーは、純正品ではなかったという。

「不特定時限発火装置」のような代物を野放しで流通できてしまう怖さ。
これも有象無象のフル電動同様に
「非純正バッテリーの輸入自体の規制」を早期に導入すべきでは?
殻割入れ替え業者も当然規制で。


▲「非純正の」バッテリーが路上で爆発

news.yahoo.co.jp/articles/dd5c5eaec06a8d90060bfbefb6ddb412f3081983
自転車の持ち主の女性:
自転車に乗っていたら煙が出てきて、歩道に自転車を止めたところバッテリーが爆発した。
バッテリーはメーカー純正のものでなく、通販で買った中国製の物。

どうやら「純正バッテリーが搭載されている車種は無関係」のようだ。
「非純正バッテリー」を使うことの危険性。
爆発物にもなるということは別の用途として使われる可能性も考慮すれば尚更
責任の所在を明らかにする意味でも「輸入規制の対象」に含め、これから今後はEV車の普及も見据え
自転車もオートバイも「非純正バッテリーと組み合わせて使用すること自体、
法的な罰則を定める必要もある」と考える。

しかし、中国製かどうかよりも「日本の安全基準をクリアしているのか」か重要。

これはモバイルバッテリーの話
sakidori.co/article/438928
モバイルバッテリーは電気用品安全法の規制対象であり、
適合している製品は「PSEマーク」を表示する義務があります。
2019年2月1日からPSEマークのない製品は製造・輸入・販売が禁止されている

adachioffice.com/blog/電動アシスト自転車の輸入と電気用品安全法pse/
リチウムイオンバッテリーを輸入して販売するには
経済産業省に電気用品の輸入事業届出をして、技術基準に適合していることの確認が必要です。

ここまで派手な爆発現場で別にも大きな被害が出かねない状況だけに
詳細の追加情報は間違いなく出るので、暫く静観しておきたいが・・・
実際の扱われ方や野ざらしならざるを得ない過酷な環境に耐え得ることが
どれほど大変なことなのかということ。

それにしても、バッテリー盗難のリスクや、
大手ですらバッテリーリコールの話が何度もあるという事実、
それらがなくても電装系の不具合の可能性、避けて通れないバッテリーの劣化も受け止めて
やはり「絶対にどうしても電動アシスト自転車でなければならない状況」でもない限り、
「一般車をタイヤ交換や米式チューブ換装し徹底的な空気圧管理」などで、
「現実的に扱いやすい軽めの一般車とその管理運用方法」の周知が急務なのではと思う。

「特に適正空気圧の管理」、手頃なポンプや空気圧計も買うとして、
5000円程度で「ストレスが軽減される」というのに、
最初に予定をカレンダーに記入してくださいのような「具体的な」習慣化すら
広めようとする動きがないことが情けない。



●パナソニックサイクル2023展示会レポ

cs-shinwa.sblo.jp/article/190656167.html
要点は
2023年12月発売予定
cycle.panasonic.com/products/fss/
◆ビビ・S・18(約14万円)の
「リアキャリア取付不可」
 ・ターゲット層が40代の女性
40代女性で後ろカゴが一般的かといえば・・・なので妥当。

マンションのエレベーターに入るサイズということで
全長を1,490mmに抑えることにより
一般的なエレベーターの対角線長1,638mmに収まるよう設計
そして、このコンセプトに収めるには「リアキャリアは不要」と判断したのでしょう。
これは特に何も違和感なし。
降ろさないとすぐに乗れないというデメリットはあるにしても
バッテリー盗難対策だけなく、劣化抑制という意味でも室内保管は有利。

それよりも「▲タイヤ側面が黒ではない」というのがどうにも…
まあ「初期装備タイヤなんて試供品」と思えば即交換してしまえばいいですが。
18×1.75HEなので…
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/66.html#355
●「廉価」パナレーサー「パセラ」18×1.50(37-355)
●「走行性」シュワルベ 「マラソンレーサー」18×1.50(40-355)
●「耐久性」シュワルベ 「マラソン」18×1.65(44-355)
選べる素晴らしさ。選択肢の少ない451(20WO)や22インチ全般ではこうはいかない。

但し・・・▲「クッション重視」シュワルベ「ビッグアップル」18×2.00 50-355
これは収まるかどうか以前に型式認定を逸脱する恐れがあるので不可。

◆購入時に「実質ほぼ無意味」の液剤を薦めるよりも、「空気入れ習慣」がある客には
米式チューブ化と同時にこういうタイヤ変更で話を進めたほうが余程良い効果があるのだが・・・、
業界上げてまずその空気入れの習慣付けをテキトーに軽々しく扱っているのだから無理な話か。


◆ビビ・SL・20(cycle.panasonic.com/products/fsl20/)
に「ハンドルロックとL字スタンド無し」への懸念
くるぴたは一発二錠のような壊れ方をしないとしても、
「壊れる可能性は少しでも減らしたい人もいる」という「ニーズをきっちり汲み取り」
パナ的には「コスト削減」もできてwin-winな車種に仕上がっていることに何の不満もない。
業界最軽量を掲げることが必要な車種に何故わざわざ重くなるような部品を取り付ける意味が…?
そう考えると内装3段も不要で変速なしにすべきでは?と思うが
多少の軽量化よりも手っ取り早く「SWからハンドルロックを無くしてくれたほうが」助かる。

そして両方とも「第一目標とされる最軽量を阻害する装備品」のため
深く意味を考える必要などなく
【それらの機能が必要であれば"非軽量の"車種を買ってください】というだけのような。
1kg以上重く約3000円高い「だけ」の
「ビビ・L・20・押し歩き」の押し歩き機能を使わなければ事足りる。
cycle.panasonic.com/products/flw03/

スタンドに至っては必要なら追加購入して換すれば簡単に済みそうですが
フレーム構造で取付不可なんでしょうか?
「追加機能が必要ならパーツ交換」これこそ車検のない自転車の醍醐味。
数千円程度の追加費用が不満であれば電アシなんて最初から買わないはず。

なんでもかんでも「同じような機能搭載すること」が是なはずがない。
そうした「生活自転車かくあるべし」の末路が
偏屈な「英式バルブ崇拝」から空気圧管理を疎かにさせる一因となっているわけで。

逆に「とにかく同じような物」に走る問題としては
現状パナのシェアは高くても、デザイン力で劣るために
振興メーカーに食われている側面がないともいえない。

cs-shinwa.sblo.jp/article/190656256.html
●ティモ・MX  ETRTO:590(26WO)
 ・DX:内装5段に対し「MX:内装3段」に簡略化。
ギア比が適正なら5段でもいいがそれよりも
「修理時のハブ(またはホイール一式)の値段」のほうが大問題。

 ・DX:タイヤ1-3/8(約37幅)に対し「MX:1-1/2(約40幅)」
タイヤ幅を増やすならステップクルーズのように559(26HE)使う方法もあるが
修理の簡便さを重視したのだろう。

 ・適正身長 139cm~
サドルを下げて出来るだけ長く乗れるように設定しているのだろう。

しかし低身長から向けであるなら
敢えてクッション性向上させた意味は無いようにも思うが・・・
10kg超え積載の荷重も込みというよりは
「ロングモードでの走行可能距離の延伸」が目的でもあるのだろうか。










●電アシ購入までに5年の熟慮と購入後の問題(マンション駐輪機にタイヤが嵌らない)

nordot.app/1054720427489280014?c=516798125649773665
頭の中で「この電動自転車を買った場合、この日乗るだろうか?
というのを毎日考えるんです」と想像していることを説明。
「電動自転車のお金がいくらだから割ると2年で元が取れると悩んで、
5年目でやっと買いました」と笑顔で報告した。

フル電動原付ではない「電動アシスト」の話。
年単位で悩んだ上で購入したのであれば確かに必要な物と言える。

自転車に関しては既に知識に触れる機会がある芸人のようなので
電アシの必然性があるのだろう。
ameblo.jp/sienne04/theme-10100659757.html

しかし、購入後に思わぬハプニングが起こった。
「マンションの自転車のタイヤをはめるところにはまらなかった」といい
「管理人さんに言って、横に停めさせてもらってるんですけど、
正規の場所に停められなくて」と複雑な表情を見せた。

これに関しては「406(20インチHE)」や「559(26インチHE)」であれば、
「タイヤの太さを少し細くすれば大丈夫ですよ」と教えてあげたい。
※406なら「47-406(20×1.75,1.85,1.95)」以下
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/63.html

もし「ファットバイク」並の「極太タイヤ」であればそれはさすがに無理。
「▲22インチのようなロクに他の選択肢がない特殊サイズ」の場合、
ブレーキアーチも考慮の上でリム径変更可能かどうか・・・出来なければ諦めるしかない。

www.tbsradio.jp/articles/70260/
電動アシスト自転車を新たに手に入れられて街乗りを楽しんでいるそうです。
一口に電動アシスト自転車といってもスポーティーなものやお洒落なものなどがありますが、
川村さんがチョイスしたのは後者。決して安いものではないので、少しずつお小遣いを貯めて、
熟考に熟考を重ね、「この駅ならここに停められる」などのイメージトレーニングを
実に5年に渡って行った上で決めたそうです。

そんな慎重派の川村さんですが1つだけ落とし穴が…。
なんと購入後、自転車とマンション駐輪場のラックのサイズが合わないことが判明。
「管理人さんに話を通してどうにか横に停めていまずが、
みなさんも買うときは細部を隈なくチェックしてくださいね」と川村さん。

しかしながら、
もちろん、子供乗せだったり、急坂の地域であれば欠かせないのは分かるが、
やはり「バッテリーの充填の手間や劣化や盗難リスク」まで考えると
大衆に支持されるのは正直よく分からない。

「一般車では不十分」と思わせている原因に、
変速の使い方・適正な空気圧管理・注油など、
「適切な運用方法」が全く周知できていないことにあるように思えてならない。
「軽量な自転車は競技自転車しかない」のような「大きな誤解」も間違いなくある。
ライトウェイのパスチャーまで特化せずとも、
「プルエイム」「アルメイト」程度であっても、
そこらの雑管理の安物自転車よりは、整備も徹底すれば断然楽という感想になるだろう。



●VanMoofが英国E-モビリティ企業Lavoieに無事買収される

news.yahoo.co.jp/articles/7c86e84386fd1806c49ef9a1f182063e593c62be
破産によって存続が危ぶまれていたオランダのE-BikeブランドVanMoofが、
英のマクラーレン・アプライド傘下にて
主に電動スクーターなどを手掛けるE-モビリティ企業Lavoieによって買収されると発表された。

一方で、本体に使用されている部品のほとんどが自社設計であることなどから、
修理やサポート体制が多大なコストととしてのしかかり、
同時にユーザーからはその体制の不備が多く指摘されてきた。

BSの一発二錠も似たようなところもあったが
スマートコントロールブレーキに関しては
「ダブルピボットのキャリパブレーキに置き換えられる」というのが大きな違いか。

電動ユニットが高額なことは
「電動アシストを購入できるユーザー」向けということで、
割高になったとしてもそれはやむを得ないし、
変速や適性空気圧など「正しい使い方を教えてもらう機会がない」ことは
「業界の悪しき慣例」として「自衛し、自ら気付き」
余程取説を隅々まで読み込んで且つ丁寧に調べる以外にはない。

そうして2022年ごろから経営危機が囁かれたのち、
今年7月に破産したというニュースが発表された。

発表後、自社設計ゆえに修理が他社のサイクルショップで行えない点や、
自転車のロックなどを行う連携アプリのアップデートが止まってしまう可能性など、
E-Bikeブランドならではの問題点も露呈した。

一般車ではない特殊な事情もあって尚更コストが嵩んだことが予想できる。
シマノの上位の電動コンポもサポート切れになれば困りそうに思うが…
あくまで「高級にならざるを得ない競技機材」なので、
金銭に余裕がない趣味ユーザー層に関しては最初から眼中になどないのだろう。

●オランダ「VanMoof」が破産により30万円の事前入金が消える?

nordot.app/1062905188994827081?c=516798125649773665
2009年創業でそれなりに続いてきていても破産は突然に訪れる。

2021/09/14 05:21:42 Company
VanMoof社が1億2,800万ドルを資金調達。
www.vanmoof.com/news/ja-JP/202580-vanmoof-1-2-800
この資金調達も計画倒産の前準備だったのだろうか。

www.cyclorider.com/archives/76162
前払い金や払い戻し請求については、破産管理人が認識しており、
破産手続きに関連するこれらの請求に対する具体的な手続きを設定しています。
詳細は、販売手続きが完了次第公表されます。

一応は夜逃げ状態というわけではなさそうには思う。
ーーー
それにしても、論外のクラウドファンディングでの新興企業の電アシに限らず、
「ヤマハ・BS・パナの3大メーカーでも」バッテリーの互換性が切れた時点で
「使えない機構が残るだけの重めの自転車になる」という意識が
購入ユーザー達は果たしてどこまで考えているのだろうか甚だ疑問。

汎用の補修パーツが使用可能で、
(余程使い方が酷くない、海風が直撃するような地域でもなければ)
フレームが無事な限りは、何十年でも使える「一般車」の有用性が
あまりにも軽視されているように思えて仕方ない。

そもそも「◆タイヤ(チューブ)の厳密な空気圧管理」や、
「◆正しい変速の使い方」を全く理解・実行しようともせず
電アシに興味が向くこと自体が「歪な感覚」に思える。

まず「自転車乗り換えよう」ではなく、空気圧管理を徹底し、変速を使いこなす方法を習得した上で
「◆タイヤを軽いのに交換してみよう」から始めるべきだろうに…。
(※重さの原因にもなるスーパーチューブであれば、少しは軽くなるノーマルチューブへ)




●自転車とスマホ連動サービス ホンダが「スマチャリ」開始でも・・・

news.yahoo.co.jp/articles/72d3115492be5a4e319af60216713e89f5fe5e36
まず価格が22万円の時点で普及するわけがない。

現在の国産のパナソニックSWの価格約9万円との比較で、
普及目的で考えれば、
「安物ママチャリ約2万円」に「工賃込みで上限7万円程度」が限界。
価格2倍でも無理だろうに3倍では話にならない。

「ワイズロード扱い」で、スポーツ自転車につけることが目的としても、
互換性云々を気にすると電動アシストに興味あればe-bike買うほうが確実なわけで
やっぱり売れる気はしない。

しかもどうやら「電動化ユニット自体は中国メーカー製」で、ホンダの製造ではないらしい。
以前企画から電動アシストも販売していたが撤退したのもあって今更再開もできないが、
依然として電動アシストが好調だから
「開発コストかけずに何か一噛みできれば」みたいなノリで始めた結果というところか・・・。

それでも新しく始めることは「ある程度」評価されるべきなのかもしれないが、
自転車に関してはまず「空気圧管理から始まる各種メンテ意識の低さ」への対策として
根本的な改革を行わないことには裾野が広がるわけがないのだが
どうにもこの最重要な観点が欠落して
「実際には金がかかる新規のノーパンクタイヤ」や「怪しいクランク」といった
「何か新し"そうに見える"モノを出せば食いつくだろう」という
素人騙しの安直な考え方には疑問しかない。



●パナソニック電アシ展示会レポ

cs-shinwa.sblo.jp/article/189920467.html

こうして率直な意見が見られるのは消費者側としても助かる。
「テキトーに客が欲しそうな自転車を見繕って売りつければそれでいい」
で済ませている店では絶対に見ることはない記事。

既にお伝えしている通り、各メーカー円安等の煽りを受けて
大幅な値上がりをしてしまっているのですが
その中においても、今年もパナソニック社は
順調に電動アシスト自転車が普及しているらしく
パナソニック製品の国内のシェア率は50%近いそうです。

ただ、これに関してはそこまで驚きがないのが個人的な感想。
何故なら製品クオリティやサポート面の高さ等
販売する側の見解として、お店として
パナソニックの電動アシスト自転車を売る理由が
しっかりありますし、それがそのまま
売れる理由に直結していると感じるからです。

★「製品クオリティやサポート面の高さ」
「客相の質=会社の質」と言っても過言ではないだけに消費者側でも理解できる。
半不良品のような珍妙品を取り付けてないことも高評価。
但し、いい加減「サドルロックとハンドルロック」は希望者のみにして欲しいとは思う。

(各種リコールの影響もあってか)BS値上げに比べると
値上げ幅が小さいので、パナは引き続き堅調と見られる。

★カルパワードライブユニット「約1kg軽量化」の搭載車種拡大


◆「押し歩き機能」は必要?
サイクルショップ シンワは坂の下にあるお店であり
小金井市の南半分、坂の事情を最も知っているお店ですが
ハッキリ言って必要ありません。
何故なら、殆どの方が坂を上る為に電動アシスト自転車を購入しており
押して歩く必要がないからです。笑
使うとしても、かなり限定的で地下駐輪所などで使うかな?くらいですし
それならば尚更軽いビビ・SLをお薦めしたいですね。

というより、この機能が「本当に必要な高齢者」は
「覚えられない可能性大」というのが無駄機能と思う理由。

なにしろ「自転車の空気入れの方法や頻度」も「変速機の使い方」も
「知らない人が普通に居る」のだから、新しい機能付けましたと言われて
「使いこなせる人は一体何%」なんだろうと。

だから「ハンドルロックもサドルロックも
"本当に必要な人だけ"の後付機能に特化してもらいたい」と書き続ける。

メーカー側としても、(在庫整理終われば)「値上げも抑えられる」。
※後付機能は各5000円になってでも「実際に頻繁に使う人なら」付けるでしょう。

「機能は極限までシンプルで修理しやすく、故障可能性箇所が減って値段は抑えられる」ので、
店も客も嬉しいはず。

●バッテリー容量低下
今まで多すぎただけのような気もするのと、
世界的需要で高騰の懸念もあるので抑え気味にしているのはしょうがないとしか。

そもそも「バッテリー残量気にしたり、充電も買い替えも面倒」という人は
電アシではなく、「軽量な一般自転車」が最適解。

タイヤ等を軽量化したり、米式化で厳密な空気圧管理したりするだけでも"全然"違う。
もちろん、変速を正しく使いこなすのは当たり前。

余程の急坂が長くて「どうしても電アシじゃないと不便」であれば
デメリットがあっても電アシを選択する理由にはなるが・・・、
通常はそこまで多くの人がわざわざ電アシを選ぶ必要はないと思っている。
「高齢者の運動」という意味でも。

▼その2
cs-shinwa.sblo.jp/article/189920537.html


●[量販店購入]店頭控えが抜かれていない書類

cs-shinwa.sblo.jp/article/189814860.html
そしてお客様の方に渡す時に
必ず複写で店頭控えも持っておく必要がある
メーカー保証書の書類は未記入のまま。
つまり店頭に控えを保管すらしていないという事です。

幸いこの方は何もなかったので問題なく乗り終えましたが
実際の所不具合は2割くらいの確率であります。
そして基本的に購入店でしか無料で対応が出来ない為
持って行けない場所で買ったりしてしまうと
実費で全てを行う羽目になります。

これが量販店で買うというリスクです。

「ポイントが付くから得!」「値段が安いから得!」
と思っていたら、
こうした「落とし穴」が待ち構えている。

※当然、個人店でも悪辣店は普通に存在するが、
「基本的には薄利多売が目的ではない」販売業態なので、
「比較的マシ」の傾向が強い。(中古専門は論外)

●適切に注油せず電動アシスト自転車を使い続けると・・・

cs-shinwa.sblo.jp/article/189628359.html
大がかりな修理となり費用も高くなる。

※但し「注油する」を勘違いして、全体を油や556でベトベトにしてしまうのは当然NG。
だから「適切な注油」が必要。
「必要な箇所に、必要な"量と状態"を判断できることが必須」

─説明に関しては・・・
ネットや量販店で買って点検や整備について説明されないケースのほうが多いとしても、
個人店で買って、「説明を受けていても馬耳東風で聞き流して」いたり、
「その場だけ真剣に聞いていても1週間で完全に忘れているケース」というのも
全く珍しいとは思わない。

だからこそ、「自分では出来ない・分からない・忘れっぽい」なら、
「ちゃんと整備できる店」に、
「壊れる前に」最低でも「"有料で"毎月一回の全体点検と簡易整備の依頼」をすることが大切
なのだが、そうする意味があるという考え方に至るためには
結局のところ「自転車を車両と認識し、適正な整備が必要な"乗り物"」という「概念を持つこと」が不可欠。

そしてそれが最終的な「各種パーツの耐久性の差」から「節約」に繋がる。


●電動アシストで変速を一番重いギアのまま切り替えずに使うとガタが出やすくなる

cs-shinwa.sblo.jp/article/189403513.html
この辺りはメーカーからも説明が出ていますし
お店でも販売時にしっかりと伝えないといけない部分ですが
まあ、お察しの通り殆どのお店ではそれをしておらず
当然ながらネットで買ったなんていう場合は
それ以外の説明も全くしてないでしょうから
買った人はしっかりと壊してきます。
当然と言えば当然で、何しろ「伝えない」=「お金になるから」に他ならないが、
「店員:説明力がない問題」
「客側:どれだけ噛み砕いて丁寧に伝えても理解できない人達」
「長々と説明されること自体が好まれない」
「1回説明しただけでは記憶に残りにくい」というのもある。

一方で、お金になる「効果の低いモノ」を売りつけることには欠かさない傾向。(極細のワイヤーロック等)
但し「まともなメーカーの空気圧計付きの空気入れ」だけは買うべき。

特に自転車はネットで買った人ほど壊してきます。
もしネットで買う際に「注意書き」が封入されていても、
メールに「注意文」があったとしても、大半の人達は一切見ることはないだろうから、
結局は「幼少期からの基礎的な"反復"学習」がなければ無理な気がする。

本来は、子供車のときからギアを適切に切り替え、ハンドルとサドルの高さを適切に調整し、
(米式化済みで)適正空気圧を維持し、適正にチェーン注油を施するという
長く快適に使い続けるための「普通のこと」が浸透していなければならないのだが・・・。

「結果的に壊してくれることでしかお金を稼げない」と思い込んでいる業界体質が改善しない限りは、
この問題は、「自助努力」でしか解決できない。

●[静岡]電動アシストの出会い頭事故での死亡者6人は全て高齢者&海外製のアシスト車

news.yahoo.co.jp/articles/d20742e6a77f294769a9ce24695aff47db1276ac
普及に伴い、交通事故も急激に増加している。
県警交通企画課によると、県内の19年の電動アシスト自転車による交通事故の死傷者数は104人。
同年までの数年間は微増で推移していたが、20年に170人、21年は261人と跳ね上がった。
自転車事故全体の死傷者数が17年比で約3割減少している中、急増ぶりはひときわ目を引く。

電動アシスト自転車の事故では、急加速で速度が出たまま交差点に進入し、
出合い頭事故を起こす例が多い。21年の死者は6人(前年比5人増)で、いずれも高齢者。
坂道や交差点で補助機能や速度を制御できず、事故に遭ったとみられる。

県警は交通安全のキャッチフレーズ「しずおか・自転車事故防止3つの柱+1(プラスワン)」の中で、
高齢者に対して電動アシスト自転車の特性を理解するよう求めている。

乗り始めの急加速に注意し、誤発進防止のため停止中はペダルに足を置かず、
ブレーキをかけたままにするよう呼びかけ。

モーターやバッテリーにより一般自転車より10キロ前後重くなるモデルが多く、
低速時にはバランスを失いやすいため注意が必要という

一過性の街頭指導ではなく、マンションアパート単位・町内会単位や
戸別訪問などで「定期/継続的な安全指導」が求められる。

それ以前に「発進時に急発進にならないように、変速があれば"軽くしておく"」という常識すら
理解できないような人に購入を薦めること自体が間違いに思えて仕方ないのもある。

そもそも「電動アシスト自転車が筋力維持の阻害要因」になっていること、
「転倒時に持ち上げる筋力があるかどうか」など、
総合的に考えて、アルミーユのような「軽量一般車」のほうが、
「バッテリー充電しなくていい」「比較的車体が軽いので持ち上げやすい」ことから、
実際には使い勝手が良いということも間違いなく多いはずだが、
何故だか、メーカーや店で「電アシに乗れば楽できる」ようなことだけ教え、
消費者側も電アシが「夢の乗り物」のような感覚で、
デメリットを見ようともしていない傾向があるように思う。

それはまるで「ヘルメット着用すれば"事故が防げる"」ような誤った感覚のようなもの。
(当然、実際には被害軽減"可能性がある"だけで、全ての交通法規を遵守するような催眠効果は存在しない)

●海外製の電動アシストは・・・

海外から電動アシスト自転車を個人輸入することも可能だが、日本の基準に適合しない自転車の場合、
公道を走るために運転免許やナンバープレートなどが必要な原付とみなされることもある。
県警交通企画課の担当者は「性能を確認しないで利用すると、知らずに道交法違反を犯す恐れもある」と警告する。

電動キックボード同様に「基本的に"個人法人問わず"輸入を全面規制」
且つ「個別車種ごとに検定費用を払って型式認定基準をクリアしたものだけが流通可能」とすべき。
これは輸入販売業者を野放しにしている行政や通販サイト側の責任とも言える。

包丁理論のように「扱う側の問題」というより、
(私有地走行目的で使用しているユーザーの実数を把握しているわけではないが)
ナンバープレート等を取得し原付として適法で公道走行に使用している人達よりも、
違法な方法で使用している者達の割合のほうが高いと思われるため、
「存在そのものが限りなく違法に違い車両」と見なされるからこそ規制は必要。

「狭い道路など日本国内に適していない」からこそ、最高時速の規制を定めているわけで、
「国内の建物を全て移設し、道路を全て拡張するなどの対策など出来るわけがない」時点で、
コスト面などから日本基準に適合できない車両しか用意できないのであれば、
それは日本市場への参入には適していないため、撤退してもらうのが最善の策と考える。


◆(406他)小径車の売上が量販系で好調

bike-news.jp/post/253646
電動アシスト自転車が過去5年間で最高販売台数を記録
85年以上にわたり、テータ消費者と市場のインサイトを提供してきた
GfK Japan(ジーエフケーマーケティングサービスジャパン)株式会社が、
電動アシスト自転車の2021年度販売動向を発表。
今回対象となったのは、
全国のGMS(総合スーパー・ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア)、
ホームセンターおよび家電量販店です。
つまり「CBあさひ他の自転車チェーン店や、個人店は無関係の集計」となる。

ミニサイクル(タイヤサイズ20インチ以下の自転車)は台数前年比25%増で、
シティ車(ホーム車よりもデザインを優先させた自転車)は同38%増と二桁成長を見せ、
結果、ミニサイクルは構成比10%、シティ車は同8%と、それぞれ2%ポイント増加しています。

●【タイヤサイズ20インチ以下】大手3社の車種
※U型フレーム・子乗せ車・折りたたみ車を除く
【406】パナ「EZ」
【406】パナ「SW」
【406】パナ「グリッター」
【406】パナ「ベロスター・ミニ」
【406】パナ「Jコンセプト」
【451】PAS CITY-X 20型〈PA20CX〉▲451
【451】リアルストリームミニ(RS2C31)▲451

BSヤマハは難あり規格▲451且つ2車種のみとなるため、実質「パナ」一択の様相。

●以前から薦めている「SW」もその一端を担う。
「★一切変速しなくていいので分かりやすい (副次的メリット:★壊れにくい)」
「★元値も手頃なのに国産品で安心感あり」

※2022年4月現在では扱いなし:イオン特別モデル「SW」は2020まで
(イオンバイク縮小傾向もあって継続困難と判断されたのだろうか?)

●「SW」ビックカメラで両立スタンド装着版が2022年4月現在でも存在。
www.biccamera.com/bc/item/9774258/
(※個人的には自転車本体をネット購入することは薦めません)
(イオン版とは異なり、リアキャリアは別売り)

「変速無し車種」には、是非とも頑張って欲しい。

量販系であれば尚更、「故障箇所を減らす意味」と「今後の価格上昇を抑える意味」でも、
今後は「くるぴた(ハンドルロック)」「サドルガードマン」のない「廉価版」への仕様変更への期待が高まる。

将来的には「タイヤ・チューブも別売り」いう売り方も、絶対にない話とは思えない。
(運搬時のリムには棒ウレタンを巻き付けて結束バンドで固定)
→値段重視であれば「安いタイヤ」「英式チューブ」。
→耐久性&分かりやすく空気圧管理をしたい人は「高くても良いタイヤ」「米式チューブ」。
店の客層に応じて「補修タイヤの在庫をそのまま使える」という形。

そうすれば、(406の場合)即「IRC 足楽」か「シュワルベ ビックアップル」か「シュワルベ マラソン」に
「米式チューブ」を取り付けられて、標準搭載の安タイヤ&英式チューブが無駄にならなくて済む。





▲災害用として電動アシスト車の必然性があるのかどうか

trafficnews.jp/post/113219
 ・バッテリー充電する手間がある
 ・災害時に充電できるか不明(非充電では無駄に車体が重くなるだけ)
 ・充電するとしても災害時での電アシ充電の優先度は低い
 ・そもそも大規模災害時に自転車が使える道の状態か不明
つまり「電アシである必然性がない」。

大規模災害に緊急参集が必要なのは内閣府だけではありません。
そもそも自費購入の通勤用自転車を使う。
あるいは公費購入する場合も、がれきを走破でき、
いざという時の空気抜けにも備えられるノーパンクタイヤを装着したアシストなし自転車という選択も。
大きな工場などでの導入例もあります。

まさにこの通り。
「乗り心地が悪い」とか「疲れやすい」などと言える状況ではないことから、
「災害対応」であれば「アシストなし」「ノーパンクタイヤ」こそ最適。

単に「走ればいい」のだから、安物ノーパンクタイヤ自転車を購入し保管しておけばいいだけ。
買い替えるとしても電アシよりは運用が楽で費用も抑えられる。


●ヤマハ電アシの評価?

cs-shinwa.sblo.jp/article/189321745.html
ローラーブレーキグリス注入口の正面をフレームエンドが遮っている構造の問題。

▲フレーム製造担当とされるBS側の解決方法としては(シマノの専用工具縛りのような発想で)
100均レベルの樹脂製品を専用ノズル(GN-ROL B620104)として約4000円で販売していたが、
市販品としては既に廃盤。業販では今でも売っているのだろうか?
www.yodobashi.com/product/100000001002919821/
ブリヂストン BRIDGESTONE GN-ROL B620104 [ローラーブレーキ用 グリースノズル]

◆専用ノズルを使うまでもなく【ホース付きのシリンジに移して使えばいいだけでは・・・?】
www.amazon.co.jp/dp/B00N8M6PQU/
と、気付いた店では、わざわざ車輪を外すこともなくグリス注入しているものと思われる。
(ローラーブレーキ本体のグリス穴のキャップの着脱は多少面倒であっても不可能とは思えない)

●前ブレーキに関しては、BS品のスマートコントロールブレーキとは決別しているものの、
フレーム製造委託としては、ヤマハが独自で行っているわけではなく、
BSの関連工場への委託という形ではないのだろうか?
果たして、肝心の「設計」に関して、どこまでヤマハ側の意向が反映されているのか
実際のところは分からない。

◆ネジが多いのは、多くのズボラな人達はノーメンテ使用前提というだけでなく、
「子供乗せにも使われる」ということで、荷重25kg程度で歩道の段差を想定すると、
過剰装備になっていたとしても仕方がないような。

◆チェーンカバーの構造にしても、とにかく外れにくくしておくことと、
「チェーンオイルやスプレーは少しづつ1コマづつ噴いてください」ということかもしれない。

◆むしろ「BS/ヤマハの電動アシスト自転車を購入できる家計状況」であれば、
工賃が高くなるように設定されていても、支払い能力があるからこそ、時間と手間がかかっても、
その対価として「(正当な)御代金を頂いてください」という「小売店向けのサービス精神」という見方もできる。
※当然、バック拡げ工具を使用するような愚策での時短ではなく、
ホース付きシリンジ使用のような「真っ当な時短」ができるように情報収集や、使いやすい道具の選定・技術の研鑽は不可欠。

◆そもそも、バッテリー消耗が不可避で、タイヤ自体も高めという時点で、
購入前にランニングコストもしっかりと計上できていなければならない。

使い捨て安物自転車とは真逆の考え方で
「10万円以上の高い自転車買ったんだから、今後はお金はかからない」という感覚で、
電動アシスト自転車を買ってしまう人が居るとすれば、それは「誤った不幸な選択」としかいいようがない。

「自転車は買ってからが本当のスタート」で、使用状況に応じて様々な費用が必要になる【乗り物】。

●一般車でも、適正な空気圧管理から、
変速や管理方法の扱い方を正しく習得の上で、消耗品の度合いを考慮しつつ適宜交換し
あとは「体力でカバーする」ことは可能。

●一方で、根本的に「メンテや修理の費用」を理解することが難しい場合、
「メンテをしたくない」=「店にメンテ依頼する費用と手間をかけるくらいなら、何もせずに使い捨てたほうがいい」
「使い捨てすることが得」と思い込んでいるような人であれば、「安物ママチャリ」が相応しい乗り物となる。

●[リコール][ヤマハ・BS他]2016年~2018年に製造されたバッテリーの一部を無償交換

www.yamaha-motor.co.jp/recall/pas/2022-04-05/
【無償修理】2016~2018年に製造された一部のPASバッテリー(X0T型及びX0U型)無償交換のお知らせ
2016年8月から2018年12月までに製造された電動アシスト自転車「PAS」用バッテリー
(X0T型及びX0U型)の一部製品(以下対象製品)について、
バッテリー内部劣化等により、バッテリー内部より発火する可能性があることが判明した為、
無償交換を実施します。
【対象車種は2017~2021年】または【2016年8月以降に販売した補修用バッテリー】
対象製品は、2017~2021年モデルの一部の電動アシスト自転車「PAS」の
新車時に装着されていたバッテリーに含まれている可能性があります。
また、2016年8月以降に販売した補修用バッテリーに含まれている可能性があります。

PASリチウムイオンバッテリー
X0T 12.3Ah 製造期間:2016/ 8/ 9~2018/12/29
X0U 15.4Ah 製造期間:2016/11/10~2017/12/19

2016年にバッテリー交換した人か、2017年以降に購入の人には
「あなたの電動アシスト自転車のバッテリーが新品になるかもしれないチャンス」
というべきかもしれない。

ブリヂストンサイクル電動アシスト自転車及び
LOIUS GARNEAU(ルイガノ)電動アシスト自転車をご愛用のお客様へ
2016年~2018年に製造された一部の電動アシスト自転車バッテリー(C301及びC400※)
無償交換実施のお知らせ
www.bscycle.co.jp/info/2022/10537
BSの37種類+CBあさひ扱いのルイガノ3種類が対象。

しかし、ヘタり気味のバッテリーを新品に交換できて得する人達もいる一方で、
「リコール前にバッテリー交換してしまった人は大損したまま」というのが・・・。

バッテリーの盗難というネガティブな話題だけでなく、
バッテリーを早期交換すること自体も損をするとなれば、
やはり電動アシストそのものをあまり積極的に薦めたいとは思えない。

※一般車でも、NAKANO印で実際はMODUS製のシングルハブの不具合問題もあったが、
www.recall-plus.jp/info/30027
「点検。現象が発生するものは車輪交換」だったことと、
金額的にも高額な修理にはならないだけに大きな差がある。


●[リコール]折りたたみモデル電動アシスト自転車「オフタイム」のハンドルポスト交換のお知らせ

panasonic.co.jp/ls/pct/info/073a/
パナソニック サイクルテック株式会社は、2020年12月から2021年5月に製造した
折りたたみモデル電動アシスト自転車 「オフタイム」において、製造上の不具合により、
ハンドルを支えるハンドルポスト(※1)のパイプの固定強度が低下し、走行中にガタつきが発生、
最終的にパイプと折りたたみヒンジ部(※2)を固定する回り止めピンが抜けることで
ハンドルポストが意図しない回転をし、転倒に至る可能性があると判断したため、
事故防止のためハンドルポストの無料交換を行います。
ハンドルポスト部に、変形やガタつき等異常を感じられた際には、直ちに、
ご使用を中止するようにお願いいたします。

news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-220203X827.html
対象は国内向けに2020年12月~21年5月に製造した2037台。購入店などで交換修理に対応する。
対象製品では、ハンドルポストが回転したことによる転倒で1人がけがをしたほか、修理の依頼が計26件あった。
製作委託をする外部の協力会社が、納入仕様に定められていない技法でハンドルポストを製造したためという。
自転車本体への固定強度が低下して運転中にぐらつき、運転者の転倒につながる可能性があると分かった。

「ユーザー側の使い方に問題がありそうな状態であれば」個別の案件で密かに処理することもあるとして、
このように「一定数確認しているからこそリコールする」のが普通の対応。

【製作委託をする外部の協力会社が、納入仕様に定められていない技法でハンドルポストを製造したため】
という理由だけ見ると、これが自社の国内製造であれば"少しは"マシだったかもしれないが、
国内でも食品の産地偽装の横行を考えると過信は禁物。
リスクは▲折りたたみ安物電アシに限った話ではない。

しかし、結局のところ・・・
(折りたたみではない安物自転車でもステムが折れた例や
10万円以上するようなスポーツ自転車のステムでも
ボルトの締め方や精度が原因の不具合が発生していなくはないが)
やはり有名メーカーかどうかという以前に、
構造的に「折りたたみ自転車」という物を選ぶことを薦めない。

▲折りたたみ安物電アシ等のリスク

www.moneypost.jp/861797
「最近人気の折りたたみ式タイプの電動アシスト自転車で事故が多くなっています。
ネット通販で購入し、自分で組み立てるタイプの自転車で車体が真っ二つになる事故がありました。
フレームをつなぐ部分の溶接に問題があり、
何度も折りたたむことで疲労破断を起こして亀裂が大きくなり、
最終的にフレームが外れたと考えられます。

そもそも折りたたみ自転車は普通の自転車に比べてパーツを溶接する部分が多いため、
それだけ弱点が増えます。

また、フレームやパーツの問題以外にもバッテリーの充電中に発火したケースも報告されています。
いずれも国産の大手メーカーの製品より、
ネット通販などで購入した安価な製品のほうが事故発生率は高いと言えます」

コロナ禍もあり、ネット通販が普及して輸入品の安価な電動アシスト自転車が出回るようになったが、
場合によっては大きな事故に発展する可能性もある。
また、事故を起こした時に補償をどこに求めればいいのかも曖昧になりがちだという。

「消費生活センターの窓口に相談すると、
販売事業者と消費者の間に立って処理のあっせんをしてくれます。
ただし、販売業者が海外に事業所を構えている場合、
返品や補償に応じてもらえない可能性もあります。
街の自転車屋などでしっかりと点検された製品を購入するほうが心配は少ないでしょう」

▲使われている個々のパーツの問題
▲折りたたみ構造そのもの
▲フレーム自体の強度の問題(企画の時点で最初から)
▲元々の使い方が荒いユーザーの問題

など、何処に原因があるのかを検証する必要もあるが、
とりあえず「コストを抑えて安価に販売できるということは」
「それに比例して不具合が起きる確率も高くなる」と覚えておきたい。

●バッテリー盗難、安物電アシへの懸念

cs-shinwa.sblo.jp/article/189143657.html
しかし、実際のところ「盗品とは知らず購入した人の保護」があるだけに、
根本的には一時期のマスクのように「登録自体を禁止」するように要請し、
サイト側で自主規制でもしない限り、
「常に持ち運ぶ」か「頑丈な錠前で」自衛か、
そもそも「電アシを(買わない)使わない」という選択になる。

電動自転車はバッテリーのランニングコストだけでも
3万円は平気でかかるような贅沢な乗り物ですから
最初にケチっている人は、乗らない方がいいです。
これはとても厳しい言い方ですが、事実です。

しかし、盗難対策として量販感覚で極細ワイヤー(しかも3桁ダイヤルロック)はどうかと・・・。
cs-shinwa.sblo.jp/article/189148079.html

さすがに「まともな電アシを買える人達向けの内容であれば」尚更、最低限U字錠を薦めて欲しい。

◆シリコンカバー採用U型ロック:3080円(税込)
cycle.panasonic.com/accessories/key/saj080/

●自転車の試乗コース40m(ヨドバシ実店舗)

www.bcnretail.com/market/detail/20211119_254046.html
ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロン店に新設された、全長約40mの自転車試乗コースでは、
人気の電動アシスト自転車に試乗することができ、乗り心地を直に試すことができる。
ヨドバシ自体は便利でも、「試乗」という意味でいえば、
こうした綺麗な舗装路面を走っているだけでは不十分。

※もちろん、子供乗せで前後砂袋を乗せて試乗、
乗せ降ろしの注意点レクチャーなど、
練習しておくことが間違いなく必要なケースはある。

電動アシストであれば、パワーをオンにしておけば
大なり小なりアシストしてくれるので楽なことは分かっても、
「実際の生活環境」及び、肝心の「耐久性」については
「屋外であればカバーをかける」「適正空気圧管理」「清掃や注油」
「走り方」「パワーモードの適切な選択」など、
走行"以外"の要素があまりにも重要な要素として大きい。

それらをじっくり時間をかけて1人1人に説明できるような
販売構造になっていることは「個人店でもなかなか難しく」
「量販であれば尚更」十分なアフターケアが行えるとは思えないだけに、
「ただ試乗すればいいだけ」とは言えないのが難しい。

また自転車整備士の資格を持つ専門販売員が、最適な自転車選びをサポートしてくれる。
※具体的なヨドバシというわけでもなく、
一般的に「自転車整備士の資格があれば自転車の全てに詳しい」という「わけではない」ので要注意。
シマノコンポの名称を知らないくらいは序の口で、ETRTOさえも理解できていない店員も珍しくない

また、扱いのある全てのメーカーの全てのパーツ構成など分かるわけもなく、
客側の周辺の道路環境、駐輪/保管状態、自転車の扱い方から判断して
適切な車種を紹介できる店員はそれほど多くないように思う。

とはいえ、利益重視のPBを薦めてくるのはあるかもしれないが、
液剤注入が基本説明に含まれていなさそうなことは評価すべきかもしれない。

※ヨドバシでも「通販で」自転車本体購入は薦めない。

●電アシ事故が10年で倍増

news.yahoo.co.jp/articles/08bfea532e12f1efbf3470ee0bad7e9aa0746701
交通事故総合分析センターによると、電動アシスト自転車が絡む事故は令和2年に2642件発生し、
平成22年の1163件から2・2倍に増加。
自転車事故全体はこの10年間で半数以下になっており、
電動アシスト自転車の事故が占める割合は0・8%から4%へと5倍に膨らんでいる。

◆注意点として、
「販売台数が増え利用者が増大し」「高齢者」の利用が増えれば、必然的に事故の割合は高まるので、
一概に電動アシストだけの問題と考えてしまうのは軽率ではあるが・・・
「子供乗せ」の場合「▲(前後子供2人込みで)100kg近い重さ」「▲常に時間に追われている」も含め・・・、
「▲重さを制しきれない華奢な人」
「▲加速しやすいアシスト車に対して判断力の乏しいユーザー」
「▲まともにメンテしておらず、制動機能が不十分」(※某SCのようなブレーキ固有の問題もある)
「▲車種の特性を理解していない」
「▲変速もアシスト力も常に"強"」
「▲そもそもどのように走るのが安全か教育や講習が義務付けられていない」
この時点で
「安全走行できないのは当たり前では?」

警察も子育て世代や高齢者からの反発を恐れてか、
「歩道での徐行違反」などに、まともに警告カードすら発している様子がない。
それどころか、自転車の場合、交差点での「一時不停止」すらまともに注意しているとは言えない

更に「売ることだけ」に執着しているようなメーカーや業者が蔓延しているようでは無理もない。

何故多くの人達は「現状の異常さ」に気付けないのだろう。
「自分には関係のないこと」を思っていても、事故は突然起こる。
事故が起こってから気付いても遅い。

▲中古電アシ→安物通販電アシ:やっぱり「安かろう悪かろう」

▲状態見極めもできないのに「中古で電アシを買ってしまう」

▲自分で組み立てもできないのに「通販で自転車本体を買ってしまう」

実店舗に整備依頼で結果割高に。
【最初から"まともに事前整備している自転車店の実店舗で"最安値から探していれば】
「無駄金を使う」ことも、「不満を抱えつつ屑自転車と付き合い続ける」こともなかった。
これを勉強代として理解していればいいが、
懲りずにまた安物を買ってしまうようなことがあれば救いようがない。

パナ/BS/ヤマハは無駄に高いわけではなく、
安物車は「初期整備」「パーツ自体の質」ともに、
「安く仕立て上げているツケがきやすい」ということ。
(しかしBSはスマートコントロールブレーキの問題があるので微妙)

無論実店舗であっても
「技術がロクにないのに諸々の値段が高い」とか「まともな説明もせず傲慢な態度」といった
「酷すぎる店」も「全く珍しくない」ので注意が必要。(体感では"半数以上"がそういう店)

つまりは「何事にも見極めが必要」だが、
まともに製品の見極めができて整備できる技術のある人と、
僻地や殿様商売の自転車店しかない場合を除き、
余程の事情がない限りは
「通販で自転車本体を買うと後々損する」
「目先の安さに飛びつけば後悔する」と肝に銘じておきたい。


◆パナソニック電アシ「ビビ・SL」前カゴ・両立スタンド・リアキャリア付きで「19.9kg」

cycle.panasonic.com/products/fsl/
カゴなし・片側スタンド・リアキャリアなしであれば既に20kg以下はあったが、
新開発のドライブユニットにより「フル装備で19.9kg」。

但し、タイヤサイズは540(24×1-3/8)のみ。
無論、ステム(ハンドル)やシートポストの高さである程度調整はできるとしても、170cm以上のような人にはあまり向いていない。

タイヤそのものは全黒で納得。(そもそも生活用途で側面が飴色や白色のタイヤをつけるメリットはほぼ皆無)
交換用は(1mmでもタイヤの太さが狂えば違法になるかもしれないという厳格な人を除き)
純正をつける必要はないのと、電アシで軽量タイヤを付ける意味もないので、
同サイズ「IRC:足楽 24×1-3/8」「パナレーサー:e-ライド 24×1-3/8」の2択。
(理解力の低い店を"利用しない"前提で)利便性重視の米式チューブやコットンリムテープへの別途交換もオススメ。

これの「406(20インチHE)版」且つ「変速なし」版で、オシャレなデザインなものが出れば、
(子供乗せは不可ではあるが)都市部の若年層も取り込みつつ、高齢者向けに相当メリットがあるはず。
(要するにJコンセプトかSWのフル装備+新型ドライブユニット搭載)
(※Jコンセプト2にするのであれば、まず高圧タイヤを止めて標準300kpaタイヤへの変更が不可欠)
今後に期待。

◆パナソニック「グリッター」の改良点

blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/524e9bc09eeec8bfd1a5a427a5a12d14
片側スタンド → 両立スタンド
横幅カゴ → 縦型カゴ
※カゴカバー →元々付属していたかどうかわからないが付属。

見かけだけのスペックやコスト削減のために片側スタンドや
実際の使用シーンでは困る「幅がワイドなカゴ」を
実用面で考えて改良しているのはさすがというべきか。

元々タイヤが「406の20×1.95」で後で困る「451の20×1-3/8」ではないのも良いが、
ここまで改良したのであれば、「タイヤは標準で全黒」にしてもらいたいのはある。
一般用途で「アメサイドタイヤだからこの車種がいい」という人よりも、
少しでもタイヤの耐久性は高いほうが喜ばれるのだから。

あとは、標準装備に限らず、特別店のみの期間限定サービスで販促効果がありそうなキャンペーンに出来ると思うのは
「スイッチカバー」と、地域限定でバッテリー盗難防止用に「U字錠」の付属。

▲6.5万円のドンキの電アシ

response.jp/article/2021/09/27/349808.html
高性能ローラーブレーキ
バンドブレーキと比較して音鳴りしにくく
雨天時でも(グリス状態が適正で長い下り坂ではない場合)有効という意味で
「高性能」が相応しい文言なのだろうか。

※当然ハイパーローラーブレーキでもなければ、恐らく放熱板すらない"普通の"BR-IM31-Rと思われる。

走り出しが軽くなる外装6段変速ギア
※「ちゃんとギア変速が使いこなせる人であれば」という注釈を忘れている。
※「ノーメンテ前提であれば」外装変速はトラブルが起きる可能性が「内装変速・変速無し」と比べて高くなる。

 ・折りたたみ自転車を折りたたんで使う人の割合について
 ・ドンキでにまともに納車前の整備ができる店員が存在するのだろうかという疑問
 ・他店で修理拒否される可能性(ドンキと直接取引がないため部品の入手問題など)
 ・バッテリーなどの補修部品がいつまで購入できるのだろうか

自転車がパーツの集合体の"車両"という認識があれば、とりあえず売れば(買えば)いいとは思わないはず。

メリットは「ドンキでの店舗購入で(後々)ドンキに直接言いやすい」という一点のみ。

●6万円台のドンキ電アシの優良コスパ・・・? 2020.11.29

www.donki.com/j-kakaku/recommend/62.php
www.bcnretail.com/news/detail/20201123_200836.html
ドン・キホーテは、プライベートブランド「情熱価格」の新商品
「電動アシスト自転車 EVA PLUS(エヴァプラス)」を、
11月20日に全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)で販売開始した。税別価格は5万9800円。
(1)そもそもドンキに(整備士の資格云々は別として)
ペダル取り付けとハンドル角度調整するだけという意味ではない、
自転車の"整備"が出来る店員が確保できているのだろうか?
(納車前であれば"全体の"不具合チェック、各種グリスアップなど)

そして、まともに修理が出来なければ、必然的に雑多な自転車店に持ち込まれてしまうはず。
フル電アシではないので、対応する店がなくもないのかもしれないが、
安物自転車に伴って「客質まで低下」し、
【その対応に苦慮しかねないリスク】から、断られる可能性は高そう。

更に、他店購入からの持ち込みとなれば、工賃などの割引が受けられず、
電装パーツなど専用補修パーツ取寄せでの融通面でも困ることに。

(2)▲外装6段ということは紛れもなく構造的に軸が強いとは言えないボスフリー
なのに
リアキャリアは自転車用チャイルドシートの取り付けに対応
子供乗せ可能を謳うという・・・。
単に「両立スタンドとリアキャリアがあれば子供せ座席付けられる」という
単純な話でもないことは
「子供乗せ"専用車種"」のフレーム形状を見れば分かること。

バルブ形式は英式のようだが、もし米式バルブ(チューブ)だったとしても
値段の安さ目当てで買うような人達には、店頭で説明したところで馬耳東風で
空気圧計でまともに空気圧管理するとは思えないので無駄装備だろう。

バッテリーも大手メーカーと比べ長期使用に耐えられるのかどうか疑問だが、
この手の車種でありがちな
一部「アシスト上限を(少しだけ)超えてました」とかいうオチで消えるのだろうか。
(BAAに「お布施」しているぶんその点はクリアしていると思いたいが・・・)

(3)BAAマーク?
これが付いていたところで、どれほどの意味があるのだろうと。
そもそも、まともな自転車を維持するためには
「購入時だけではく、継続的にランニングコスト(維持費)が発生する」ことを
常識的に理解できるのであれば、目先の安さだけで購入しないのが当たり前。

自転車はビニール傘のような使い捨てではなく「命を預ける"乗り物"」という概念があれば、
「自転車の形をしているだけ」では済まないと覚えておきたい。

不具合があれば直接言えるぶん、実質売りっぱなし前提のネット通販専用車種よりはマシだが、
「しっかりと先のことまで見据えるのであれば」とても優良とは言えない。

半年~1年くらい完全ノーメンテで使い捨てで使ってみたい人にはいいのかもしれないが、
少なくとも子供乗せにすることは薦めない。

●年間単位での電動アシスト自転車のレンタル費用を実際に計算してみると・・・

cycloop.jp/keiyaku-flow
※部品交換が必要な場合は別途部品代が必要

◆最初に、タイヤチューブ交換などの修理費用は「利用者の負担」なので、
出来るだけパンクしないようにACA-2を取り付けて
毎月1回以上の空気圧管理は徹底しておきたい。

▼もっとも安いプランで借りられる「パナソニックのSW」で比較
一般利用で月換算1990円(税込)~とあるが
この値段は「3年間単位での契約」のため「1990×36ヶ月」
=71640円(税込)+初期費用3520円=75160円

※初期費用:事務手数料(必須)一律 3520円
cycloop.jp/subscription/price

●通常購入する場合は83380円(税込)
cycle.panasonic.com/products/elsw/

なので3年間利用で、83380-75160=「8220円」安いだけ。
更に「受取・返却の配送費用を含んでいない」ので、その手間も換算すると、
正直そこまで安くもないような。

※ネット購入と比較する場合
差額がほぼないどころか、むしろポイント換算まですれば、
ネット購入のほうが安くなるものの、
通常走行以外とは関係なくても「丁寧な初期整備の無さ」を考えると
「むしろ後で修理費が高くなる可能性がある」ため、総合的に安いとは言い切れない。

※1年契約2347円×12ヶ月=28164円を毎年更新で3年使えば84492円で定価を超える。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼前後子乗せでフルに使う場合は1歳~6歳+※小学校就学前まで「5年間」
3年契約:月額3850円(税込)×36ヶ月=13万6800円+初期費用3520円
2年契約:月額4125円(税込)×36ヶ月=14万8500円+初期費用3520円?
5年間で28万5300円+初期費用が必要。

▼通常購入:172000+24200=19万6200円
ギュット・クルーム・DX 172000円(税込)
cycle.panasonic.com/products/elfd/
プレミアムリヤチャイルドシート(後用)24200円(税込)
cycle.panasonic.com/accessories/childseat/ncd453s/

◆結論:計算したら買ったほうが安いことに気付いてしまった。
個人的には「年間契約」ではなく、
「時々使う人用」のために、
会員費:月額500円(以下)+「1日~1週間レンタル料金」のほうが利便性が高いのではと思ったが、
当然、いつ借りられるか分からないレンタルだけでは厳しいので、
「試乗車を兼ねて」「資本力のある量販が」貸し出すのが向いているサービスと考える。

●他に気になったのは・・・
cycloop.jp/intention-of-cycloop
事業ビジョン 電動アシスト自転車の中古流通市場を構築する

通常の汎用部品だけで構成されている自転車と違い、
電動アシスト自転車の場合
最終的には「バッテリーや電装部品の供給が途絶えた時点で
飾りや小道具か、トレーニング器具として使う用途を除けば廃棄するしかない」わけで・・・。

終了バッテリーを独自で生産継続は不可能としか思えないので考えないとして、
まさかの「殻割で中身のセル交換」は考えたくないところ。
各完成車メーカー側としても、
推奨するわけがない分解による不具合や問題が続出しかねないのは避けたいはず。


●パナの電動アシスト自転車に新機能として「押し歩き時のアシスト」搭載というが・・・

www.watch.impress.co.jp/docs/news/1326/176/
1:「電源をオンにしたまま」
2:サドル下のレバーを上げつつ
3:サドルを上げる
4:手元の「押し歩きボタン」を【押し続ける】
5:自転車を押し歩く
6:(サドルを戻す)

高齢者で購入しても大丈夫かどうかを判断する基準は
「スマホを普段から使っていて、電話をかけられるなどが出来るかどうか」。

もし全く分からない・出来ないのであれば、
残念ながら押し歩き機能が必要だったとしても、
まず「覚えられない」と諦めたほうがいい。

高齢者に限らず、変速の使い方すらまともに浸透していない現状で、
「サドルを上げる」「押し続ける」という「たったそれだけのこと」であっても、
当事者にしてみれば「新たな操作方法を習得するのは相当難しい」というのは
ありえない話ではない。

最も車重のある「子供乗せ電アシ」では、
「後輪の施錠をしたまま動かしてスポークを折る」ような人もいることから、
誤作動を引き起こすようなことになってしまうような気がする。

唯一活用できそうな車種としては、「業務用の電アシ」しかないように思うが、
管理者次第では雑な状態のまま使われてしまうことを考えると微妙か。

BSの場合、スマートコントロールブレーキ搭載車や前輪駆動車であれば薦めないが、
子供車のレベナ、一般車のアルミーユやステップクルーズ(26HE/700C)は薦めているように、
パナ製品でも、何でも薦めるということはしない。

「油圧ディスクブレーキが整備できる店が近くにないのにe-bikeを買って後悔する」
ようなことになって欲しくないのと同じ。

「機能を使いこなせる人」にとっては便利でも、
「機能を使いこなせない人」も必ず居るので、
欲しい機能であったとしても、「適材適所」で、
場合によっては購入の選択肢から除外してもらうことも必要。


個人的には「自転車に詳しくない人達のためには、とにかく機能はシンプルであるべき」というポリシーから、
「変速機能なし」「1ボタンしかない」SWから、
ハンドルロック機能を除去し「更に壊れにくく値段も抑えた形」を切望する。
(非電アシの通常車種のように、"修理しやすさ重視"でオートライトかブロックダイナモを選択できると尚良い)


●ヤマハのバッテリーリコール(供給先のBS・丸石も含む)

【無償修理】2012~2013年の一部のモデル用PASバッテリー無償交換のお知らせ
2011年12月から2013年12月に製造した一部の電動アシスト自転車「PAS」用および
交換用バッテリー(以下、対象製品)の無償交換を実施いたします。
対象製品をご使用中のお客様は、下記1,2,3をご確認いただいた上で、
下記4のお問い合わせ窓口までご連絡ください。
交換対象の方々はバッテリーが新品になる反面、
既にリコール対象のバッテリーを交換してしまった人は数万円丸損という。
結局、便利な反面どうしてもバッテリー交換費用から電装機器やモーターまで
問題を避けては通れないので、あまり積極的には電動アシスト自転車を薦めたくないのはある。

子供乗せや余程の急坂地域で已む無く必要性に駆られる場合を除けば、
大抵の場合「適正空気圧の管理」と「それなりに軽いタイヤ」と「変速機」を正しく使い、
「チェーンへ適切な注油/清掃/張り調整」が行き届いていれば、
「電動アシスト機能自体が不要」と言える。

●[YAMAHA]【リコール】ソフトウェアのミスで24km/hを僅かに超える速度までアシストされる不具合

www.yamaha-motor.co.jp/recall/pas/2020-02-03/
対象製品につきましては、ドライブユニットのソフトウェア不具合が原因で
「※1.特定の操作」をするとメーターが「※3.アシストオフモード」を表示しているにもかかわらず、
アシストをしてしまうことが確認されています。
また、その状態においては24km/hでモーターアシストが停止すべきところ、
24km/hを僅かに超える速度まで若干のモーターアシスト作動が続いてしまうことにより法令に抵触することが確認されています。
一応最初の国内電アシメーカーとしての誇りにかけて是正しなければならない
という意気込みというか責任感を持っているのは分かるが、
「24km/hを"僅かに"超える速度まで"若干の"モーターアシスト作動が続いてしまう」という箇所を見る限り
「僅か」「若干の」ということはせいぜい27km/hくらいで頭打ち?

量販車種でアシスト制限を超えるものが指摘されていたケースも見かけたが・・・、
問題がないとは言えないものの、
何となく表向き細かい法令違反を声高に訴えかけても空々しく思える理由として

【1】「同じタイヤサイズでも」
型式認定を僅かに超えるようなサイズになってしまうタイヤに
交換されてしまっているということも無い話でもない。
純正品以外は明らかに1サイズ下にしなければ問題になるかもしれないとすれば如何なものかと。

【2】フル電動自転車が実質まともに販売規制が敷かれず野放し状態
そんな有様なので、実際のところまともに問題視するような人が多いとも思えず。
和歌山市のような歩道走行まで目指すような異常な地域まで出る始末。

【蛇足】違反でいうなら「徐行や一時停止の無視は?」
各種重大な事故に繋がり命を落とす直接的な原因になるにも関わらず、
自転車での「徐行や一時停止を日常的に"当たり前のように"無視しているユーザーが圧倒的に多く」
まともに改善されているとも思えないが、社会問題扱いされている兆しは全く見えてこない。


●専用設計品の罠:シャフトドライブの電動アシスト自転車(Honbike)

クラウドファンディング系の物は、
基本「買った後のことは考えない人向け」と考えておきたいのと、
買った後に調整や整備が常識的に必要な"乗り物"を扱うこと自体どうだろうかと。

そもそも「シャフトドライブは折れたり曲がれば即終了」で、
摩耗して交換が必要になったときにも、上記のようなリスクと
更に専用品ということで「部品価格自体が安くない可能性」もある。

更に言えば、ディスクブレーキは汎用品としても、
ママチャリしか扱っていない街の自転車屋では
整備もパーツ交換もできないリスクがある。

「整備も調整も考えない」「使い捨て」であれば、
見栄を張るために買ってみるのも良いのだろう。
個人的には、もっと他のことにお金を使うほうが遥かに有意義に思える。

●特殊な五角ナットを使うTSINOVAの電アシ

五角ナットという規格により、工具を借りるまで辿りついて最終的に引き渡すまでに1ヶ月?

www.tsinova.jp/details
型式認定は受けているので「電動アシスト自転車」。

ナンバープレートなどなしで公道走行不可の
実質原付の違法なフル電動(自転車もどき)ではない

●日本総代理店は「株式会社Eバッテリー」
www.e-battery.co.jp/bike/index.html
株式会社E-バッテリーはTSINOVA社の日本総販売代理店です。

●困ったときは「取説」
www.tsinova.jp/details
後輪取り付けナットを取り外す場合は、取り外し専用工具を使用しますので、
必ず販売店にお問い合わせください。
書いてある内容が正しいとは限らないこともあるが、
むしろ取説すら公開していないような車種は買うべきではないと言える。

しかし五角ナットなどという特殊物が使われているとは思わないだろうから、
いざ取り外そうとして初めて気付くパターンは多そう。

この車種を販売している店でなければ
「工具を借りないと後輪外しが必要な整備ができない」ということで
他店では整備依頼しても「断られるリスク」があることは間違いない。

●公式の車種紹介の動画
www.youtube.com/watch?v=3W9VzR5c_8E
気になったのは、動画の最後のほうで
公道かどうかは分からない場所(日本ではなさそう)とはいえ、
ヘッドホン着用走行や並走をしていたところか。
※日本でも並走は「並走可の標識がある」とか「私有地」なら何ら問題なし。
ヘッドホン着用走行もオープンエア型で
「交通に関する音などが"聞こえる状態"」であれば違反ではないとはいえ、
条文を理解できない困った人達を警戒したほうがいいと進言すべきかもしれないが、
企業側で問題ないとリリースしているのだから個人で心配すべきことでもないのだろう。

●特徴いろいろ
特徴として406(20インチHE)でタイヤの汎用性はあるが、カラータイヤは個人的には不要。
406だけでは不十分にも思えるがタイヤの太さ(呼び)径まで気にする人が稀という判断か。
しかし購入時点で配合や妙なケミカルが付着していたりすれば、
劣化が早いところまで考慮すると、
購入時の初期装備タイヤは、足楽やカスタムタフ級のタイヤでもなければ
即交換しておきたくなるので、気にするのは無駄かもしれない。

細かいところでは「シートポストは31.6径」なのでこちらも困らない。
ブレーキ自体は前後Vブレーキなので、ワイヤー周りを全シマノに、
ブレーキシューをBBBの青白にでも交換すれば問題なさそう。
(「調整や使い方」が熟知できている前提)
チューブは「米式」のようなので(まともに空気圧管理する気があるなら)有益。

パナソニックとテスラの共同開発のバッテリーから
アプリで車体の位置情報まで分かる機能まであるが・・・、
多機能且つ「14kg」と軽いぶん長期使用での耐久性は大丈夫なのかは気になる。
ベルトドライブなども含め専用品が多そうなので
五角ナット工具が必要な箇所以外にも
故障すれば代理店は儲かりそうな車種には見える。

人に薦められるか聞かれれば、工具の利便性も含めて微妙。
それでもやはり「米式チューブ」は評価したい。


●[海外]オーダーメイドフレームの電アシ

octane.jp/articles/detail/3612
www.cycles-alex-singer.fr/velo-electrique/caracteristiques.html
前後泥除け付きで重さは14.7kg
ローラブレーキは使わず前後キャリパーブレーキ。
バッテリーはダウンチューブ取り付け型。
バッテリーの重さは1.7kg、充電時間は3.5時間、出力250W
値段は日本円で基本41万円と(各種パーツや取り付け料金の?)+16万円で
合計57万円ほど必要のようだ。
アシスト上限的に時速25kmで0になっていなければならない日本ではそのまま使えるというわけでもなさそうだが、
海外(フランス)の老舗にはこのような車種もあるという紹介。


●内装3段のリテーナー破損

bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=976
これも変速をまともに使いこなさず「壊している」ケース。
変速を切り替えて使う気がないなら、その必要がない車種を使うことを薦める。
どうしても電アシの前後子乗せが必要であれば、
使い方をしっかりと習得し、継続することが損をしないために必要。


●パナ電アシのチェーンのコスト削減???

blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/19924429.html
「薄刃チェーンは厚歯チェーンよりも早期劣化する」というのは分かるが、
比較として載せている防錆チェーンは
「動きが渋くなる」という欠点を知らないはずがないと思うが、
その点をどう思うのだろう。

そもそも「早期劣化を抑える使い方が出来ているかどうか」不明。
荷物の重さ、乗車人数、体重も不明。

上記にある通り変速を常時「(重いがパワーがある)3」を使っていれば、
それを改善する気がないなら効果は薄い。

次に、チェーンの汚れ度合いからして
「チェーン掃除」がまともにできていないのは明白。

それを棚上げにして「チェーンが薄刃だから悪い」というのは何か違うような。
あとは毎日使うような場合「駆動系は特に年数ではなく距離を考慮するのが基本」
というのもあるので『わずか2年』にも違和感。

◆「変速は[漕ぎ出しは1]など切り替えて適切に使わないと色々不具合出やすくなりますよ」
◆「無闇に556などは使わずに、適正なチェーン掃除とオイル塗布ができていなければ
付着している砂利でギア歯が削れますよ」「特に雨天後には要注意です」
という案内が先に思える。

更に言えば「頻繁に使うのであれば尚更、生活の足としての利便性向上のためにも」
もし「面倒」と思うのであれば、
「定期的なチェーン掃除&塗布」を商材として案内すれば双方が得をするのに勿体ない。

▼どうしてもチェーンを変えることに意義があると思うのであれば、
IZUMIやKMCのチェーンに別途約2500円(長さ的に2本必要であれば2本分)払ってでも
交換すればと思うが、結局使い方を改めないようであれば、さほど変わらないだろう。

●メーカーへの提言としては・・・
(適正値が異常な元々のタイヤの標準設定空気圧が高すぎるケースとは違い)
この場合(講師育成や講座開設などを見据えた)
【「常識的な"使い方・乗り方"」を習得できる機会を増やして欲しい】と言うべきだろうと思う。

●電動アシストの全体補修状況への感想や雑感など

www.youtube.com/watch?v=Z9cNqdB6gmM
子供を乗せるのに普通の13番スポークだったり、
既存の自転車と同じ設計思想で(店に儲けさせるために)あれば
ポキポキ折れるのは今後も変わらないだろうという感想。

しかしながら、そもそも適正な空気圧管理を阻害する
英式バルブ(虫ゴム)の問題すら放置しているような店だらけなので、
習慣化以前の問題にも思える。
「基準を知らない・頻度が分からない・空気圧つきポンプがない」
その上、ユーザー自身の誤った使い方として
「対応年齢を超えて使っていたり、チャイルドシートの耐荷重を超えていれば」
スポークがそれに耐えられず折れるのは当たり前ともいえる。

●IRC「シティコンフォート CITY COMFORT耐摩耗(86型)」
きちんと空気圧などを管理するごとが前提で、子供を乗せないのであれば
コメント欄にもあるような
CSTのC-1985が4.5bar対応で460g
のような比較的軽量な反面、
耐久性面で劣るかもしれないタイヤのレビューをしたほうがよさそうに思う。

ホームセンター扱いのタイヤに注意喚起を促すも・・・
同販路でもパナレーサー「スーパーハード折りたたみ」のようなタイヤが
あることまでは把握していないのだろうか。
いや、むしろその粗悪と呼ばれている安物タイヤを、素人管理や空論ではなく
「熟練整備士が実際に適切な空気圧管理をしてもどの時点で割れてくるか」を
試すというのも十分面白そうな企画になりそうに思う。

●シートポストを高級品にしたわりに、
クイックタイプにしているのはよく分からない。
家族や他人と共用するつもりもなく、ポジションを出したのであれば
むしろ「中強度の緩み止めをつけてボルト止め」にしたほうが良いのでは?

●ブレーキ本体
BR-IM31-Rのままでクイック型の3000や6000に交換しなかったのは
作業を手早くできるのと、6000ほどのブレーキ力は求めていないというところか。
前ブレーキも既存のキャリパーから変更しなかったようなので、
それほど見た目にも機能にもこだわるつもりもなかったのだろう。

●ブレーキレバー
BL-C6000かBL-C6010か定かではないが・・・
BR-IM31にはBL-C6000がそのまま適合すると思うのだが。
手持ちの6010を有効利用するために加工せざるをえなかったのだろうか。
単に前ブレーキ用だけ改造(調整)?

●選定や改造への疑問
ハンドルロックの撤去やガタのあるヘッドパーツ組み換えは妥当として・・・、
子供車のときにも思ったが、パーツ選択基準がイマイチ分からないものがある。
便利や必要だろうと思われるパーツには交換せず、交換するまでもない部分には
(技術披露目的で?)妙に改造を施しているような側面も見受けられる。

◆整備は理論通りにすればいいわけでもない

レバー比改造で「握ればきっちり止まれる」違いを示しているような印象だが、
この場合は自分用だろうから何も問題がないとしても、
整備側の理論が、別の自転車のユーザーにとっては
「必ずしも安全な状態になるとは限らない」ことを把握していると
「自己満足で整備すればいいわけでもない」と言える。

クランクの長さにしても低身長の人だっているわけで、
自分基準で「高身長向けの長さが妥当」と決めつけるのは早計。

特に「生活向け自転車」の場合、
「ママチャリ」と呼称される特徴からして、
買い物に使うメインターゲット層の主婦や高齢者などを考えれば
パーツ選定が偏るのは自然。

自身が語っていたスポーツ自転車向けの新商品への感想で
「レバー形状への不満」のように、
「その人の使い方に合った、なるべく違和感の少ない方法で整備すること」
安全のためには必要。
(当然"道交法に違反しない範疇"で、調整で収まる範囲で十分な制動力を確保できている前提)

マニュアルや理論そのものを否定するつもりはないが、
それだけに捉われてしまうと、逆に危険な状態を作り出してしまう恐れもある。

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●クランク部分について

www.youtube.com/watch?v=XOsBM1OoOhU?t=1141
「剛性があがると走行性能が向上する」として、
そもそも、多数の人達は[不適切なサドル下げ]や
[英式虫ゴム規格の被害も一因の不適切な空気圧]によって、
「元々基本的な使い方すら出来ていない」ため、
そこまで踏み込んで使うような使い方をしないので
「クランク剛性を上げる意味がある人は稀」という。

もちろん、適切な空気圧から各種グリスアップやネジ締めも
スポークテンションも、きっちり調整していて、
更に性能向上が必要だと分かるような人であれば、
「じゃあもう今度はクランク剛性上げましょう」という
提案まで進むのが妥当としても、
現実的には「かなり特殊で珍しいケース」としか・・・。

だからこそ、剛性よりも「柔らかい」ことで
「壊れにくい」ことを重視しているのも
一般的な用途でば「正解」となる。

関連◆剛性の適正でいえば顕著な例としては
ツーピボットキャリパーブレーキを1万円台の安物自転車につけると
「柔らかい前フォークがその強い制動力に耐えかねて」
「事故を起こしていないのに徐々に歪んでくる」という例もあるように思う。
だからこそシングルピボットの安いペラペラの鉄ブレーキが選択されているのも、
単にパーツが安いというだけでなく
「各々が耐えうる範囲内での調和を保つため」という意味でもあるのだろう。
──────────────────────────────────


例えば、整備ではないが
「手信号」を使うと安定走行に支障を来すような人は「使わないほうがいい」のは当たり前。
「手信号もまともに使えないなら乗るべきではない」と言う人がいるとしても
"その常識"が世間一般の使っている人自体が稀という"非常識"に通用するわけもなく。
更に踏み込んで言えば、自動車やオートバイ側にハンドサインが通じている「つもり」でいても、
実際には「相手がハンドサインを忘れていて」全く通じていなければ事故を招きかねないので
どちらにしても「使わないほうが良い」ということになる。
それではと最終的に「自転車用の方向指示器」を取り付けてみたとしても、
「そもそも自転車の存在を認識していない」という恐れも十分に考えられるので、
結局は「必ずしも有効とは言えない」とすれば、
「信号があれば信号を待つ」「信号がなければ完全に車列が途切れるまで待つ」のが最適解となる。

サドルの高さにしても、「効率や疲れにくさで高めであるほうがいい」としても、
どうしても不安感から「上げてしまうと使えなくなる」という人もいる。

単に「正常な状態に慣れてくれ」ではなく、どうしても慣れないような人もいる。

個人的には米式化を推奨しているが、「どうしても米式バルブ口への空気入れに慣れない」とか
「近隣には米式を忌み嫌う店しかないので空気入れを頼むのも無理」な人であれば
英式のまま運用するとしてもGプランジャーやシュワルベの英式バルブコアを推奨するように、

「適材適所」という意味での「接客至上主義」であるべきだと思っているので、
(電話口での第一声の挨拶すらまともに出来ないような非常識な店は論外だが)
「業界を挙げて接客の重要性を認識して欲しい」とは思うものの、
単に上辺のお世辞だけが得意な店を称賛する気などは最初から全くない。

道交法然りで「全ての道交法を遵守すべきだ!」という建前は分かるが、
現実論としてそのような教育が可能かどうかという点や、
仮に法的に老若男女に免許制を敷いたところで
多数の利用者には不便になり、一部の輩は
警ら隊員自体がそれほど多いわけでもないから
制定後も何ら変わりなく違反を続けるだけという光景しか見えないとすれば、
「何を優先することか最も安全か」という方向で考えることが重要になる。

▼電動アシストへの雑感部分について
youtu.be/Z9cNqdB6gmM?t=1650
「せっかく運動するチャンスを何で奪うのかねって思うけどね(笑)
電動アシスト自転車で正しい運用ってのは
子育て世代が前後に子供乗っけて運用するぶんには正しいと思うんだよ
(略)
(「運送関係もありだよね」)
楽をしたいがために電動アシストを使うとかさ
年寄りが楽だから乗るとかさあれは間違ってると思うけどね
年寄りなんてそれこそ今やることがないんだから
せめて自転車漕いで運動しろよって思うけどさ
あとはさ、おっさん連中も乗るなよ(笑)電動アシストなんて
(「スポーツ系でのスタートアップはアリだな」)
せっかく運動するチャンスをなんでみすみす金と時間を使って潰すんだよ
エコじゃねーしよ
電動アシストなんてのはさ作る段階でエコじゃねーし
運用しているときもエコじゃねーし
廃棄するときにもエコじゃねーんだよ
エコに思いっきり反するんだよ
電動アシストはエコだエコだとか宣伝してたりするけどさ
どこがエコなんだよ。エコじゃねーよ
エコじゃなくて環境破壊です電動アシストなんてのは
ただ単に普通の自転車にも乗ればいいんだよ
きちんと整備して乗んなさいよ
それが正しいやり方ですね
化石燃料消費やらCO2排出でいえば
「火力発電所のほうが遥かに問題」というのはあるとして、
自家用車を使う必要のない人までも
自動車を使う意味があるのかということに対して
「どうせ楽に通勤したいなら電動アシスト自転車で安く便利に使いましょう」
という比較であって、
廃棄時どうこうまで考えてのエコを謳っているつもりは
販売側もないと思うのだが・・・。
某液剤然りで"消費者側が勝手に勘違いしている"というケースはあるかもしれないので、
"読解力のない人でも誤解されにくいような表現"ではあるべきかもしれないが・・・)

「廃棄時エコではないですがー坂を楽に登れます!」
「電装部分の修理になれば結構お金かかりますがー通勤通学時に疲れにくいです!」
全く間違っていないが、何だろうか違和感しかない。
突き詰めればお笑いコントのような売り文句にまでなってしまう。

単に中年の健康維持のためであれば
「まともに整備されている一般車に乗ったほうがいいですよ」という意味で同意するが、
子育て世代に限らず「通勤・通学で無駄に体力を消費したくない」という声に
応える意味での生活用電アシは間違っていないように思う。

「若いなら運動する機会を奪うことはよくない」という考え方があっても
その体力を「他のことに使いたい」という用途まで潰すのは違う気はする。

高齢者であれば、健康維持のためというより、ブレーキを握る力はあっても
「杖の代わりとして利用せざるを得ないような人もいる」ので、
その人達の足を奪うことは正しいのかということになる。

むしろ「スポーツ自転車の電アシこそ邪道」ではないのだろうか。
既に自転車の地位が確立しているような海外では
「スポーツレジャー」として一定数の支持があるとしても、
日本国内では全体としてそれを活用できているとは到底言えない交通状況で
「とりあえず海外戦略でのついでに売ってみよう」に乗る必要もないだろうという。
(レジャーではなく生活の足としてのシェアサイクルは完全に別物)

また、それらの車種に油圧ディスクブレーキが必要かどうかという点でも
整備がまともにできる店が確保できる人だけが使えばいいのであって、
それを雑多な店でも扱いのある店であれば整備には支障がないような感覚で
安易に売り捌く感覚には断固反対の立場。

▼本当に用途に見合っているのかどうかに尽きる
「とにかく電動アシスト自転車が一番!非電動は終わり!」という
視野狭窄的な一辺倒な考えには
確かに当方としても否定的な立場ではあるものの・・・、

それは「まともに整備されている一般車の本当の実力を知らない人達」に
「機会を設けて知ってもらいたい」という気持ちはあっても、
「電アシ=堕落の象徴」のような構図では捉えていない。

結局のところ、ほぼ平坦路で風も強いわけでもない地域で
絶対に電動アシストでなければならない必然性がないのに
「電アシに乗れば全てが解決」のような夢を見て購入してしまい、
一般車と同じような感覚のままロクに整備もせず"壊し"、
「後から(一般車と比べて)整備費が嵩むようなことを知って後悔する」ような人達には
少しでも気付いてもらえるように、注意喚起を続けなければならないとは思う。

●粗悪チューブは金食い虫

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12527012747.html
別名「パッチ修理困難チューブ」とでも呼べばいいのだろうか。
まぁ、補修パッチのノリが悪い悪い(>_<)
色々と試行錯誤してみましたが、わざわざ修理にお持ちいただいて
不安の残る状態でお返しするのも、こちらの信用問題にもなる訳でして
なので、最近は説明しご了承を経た上で「チューブ交換」をさせていただいております。
「ほとんどパッチ修理出来なくしてチューブ交換・・・」さてどこかで。

「国内メーカーでない電動自転車」ですね
手元のスロットを捻ると走っちゃうタイプの最近多いアレです
運転免許とナンバーを取得をし、ウィンカー等の整備をしないと
公道を走っちゃダメな代物なんですよ、本来はね。
主にネット販売されていますが、未だに平気で売られているのが謎ですね
フル電動はいい加減「広大な土地を持つ工場や私有地を持つ法人限定」に
販売規制を敷いたほうが良いのではと思うが・・・。
あと、最近多いのが「割とお手頃価格で購入出来る20インチ小径車」
やはり「安物買いの銭失い」
「安いという裏にあるリスクを理解できない人にとっては"勉強代"でしかない。」

●10年保証のバッテリーとはいうが・・・

cs-shinwa.sblo.jp/article/186548297.html
こちらは丸石サイクルではないのですが
カーボンバッテリーを搭載したという新しい電動自転車だそうです。

最大の魅力は10年保証という長寿命バッテリー。
10年以内にバッテリー切れした場合は無料交換だそうです。
凄いですね・・

www.makuake.com/project/laboratry6_bike_assist/
これか・・・
個人経営も含めて新興メーカーであればよく考えるのは、
「輸入代理店やバッテリーメーカーが跡形もなく消滅(この場合は10年以内に)」という
笑えない状況に陥った場合はどうするのだろう。

単に整備だけの話であれば、事情を話せば他店でも
(何があってもユーザー責任で)対応してもらえるとは思うが、
パーツそのものを入手できない場合はどうしようもないとすれば
「高額自転車でも使い捨てするしかない」と考えると
リスクが高いと思ってしまう。

「パナ・ヤマハが採用」というのであれば検討の余地ありだが
現状喜び勇んで飛びつくようなものでもない。

そしてもう1つ。
実際のホイールサイズは不明だが少なくとも16インチのような大きさには見えない。

●超小径車のリスク

www.kokusen.go.jp/news/data/n-20101118_1.html
実際使うと小さな段差で大変な目に遭うということになりかねないが、
「慣れ」で済ませられるならそれでいいのだろう。
個人的には遠慮したい。

大人では16インチWOのブロンプトンが下限。
12~14インチ等は子供用。
8インチのような超小径は
日常用途では手押し車やベビーカーに使うのが限度かと。

●「3つの保証があるから良い」?

www.bcnretail.com/news/detail/20190830_134300.html
「49800円で安い!保証もある!お得!」
果たしてそうだろうか?

買うのは自由だが、修理時にどうなるのかを考えて買うような人が多いのかどうか。
そしてそのことを店でしっかりと伝えているのかどうか。

通販購入は論外で実店舗購入であればまだマシとはいえ・・・
保証対応になるような故障が起きた場合、
自転車店でもない量販店に自転車整備士並の技術がある店員がいるのかどうかという疑問。
メーカー送りになるとしたらその間の代車は提供してもらえるのかどうというのも不明。

他にも軽微な(パンクなど)実際に修理が必要なときになって
(地域によっては)何か所も断られ途方に暮れ、
初めて「後のことを考えてメーカー車か、せめて自転車専門の量販店で買えばよかった」と後悔するのだろう。

★「安さには理由がある」
その安さがどこにあるのか、単に大量仕入れで安くなっているのか、諸々のパーツが低クオリティか、
そして「購入後の整備はどこでするのか」しっかりと見極める必要がある。

面倒なことを考えたくない「安さが正義」と信じるのであれば、
とにかく機能を徹底的に少なくした「変速なしのママチャリ」を
何度も買い直すのが一番手っ取り早い。


●続:充電2分で150km走行可能な「水素」燃料電池自転車

www.gizmodo.jp/2019/08/pragma-industries-alpha-hydrogen-cell-ebike.html
Pragma industriesのサイトによりますと、搭載モーターはBrose 36Vで、出力は250Wまで、
そして最高速度は時速25kmまでを電気アシストをするとのこと。
日本でも少しだけ調整すれば公道走行可能な性能というのはメリットだろう。
「交通事情を完全無視してでもアシスト上限を上げればいい」わけがないので真っ当なスペック。

燃料電池技術は150WのPEM燃料電池(固体高分子形燃料電池)で、
エネルギーの橋渡しとして150Whリチウムイオン電池が使われている、ともあります。

燃料電池を使うメリットはほかに、普通の電動アシスト自転車は低温時に機能が低下することがあるものの、
これならあらゆる気象条件で変わらぬパフォーマンスを発揮するのだそうです。
既存のリチウムイオン電池も使われているのであれば
結局は受け渡しができなければ意味がないのではとは思うが、
日本の全国"多箇所"多人数"の「実使用5年間のデータ」がないことには評価はできない。
(屋外野ざらしや屋内ガレージ保管の差や地域の気温湿度差や扱いや整備状況の差でも
どの程度影響が出るのかという実際のデータ)
机上の空論で理論値だけを掲げると「燃費偽装」のようなことになりかねない。

バッテリーの耐久性そのものも気になるが致命的な問題は・・・

▲値段
internetcom.jp/204323/pragma-industries-launch-hydrogen-powered-bicycle
2018年2月の記事で99万円。
目標価格が47万円ほどとあるので、実環境下でのサンプルデータ以前に
普及するには最低でも10年以上はかかるように思う。

生活用自転車として普及させるには更にその半額以下の
「実売で20万未満」が絶対に必須。

2分で充電可能というのはメリットはあるが
生活用自転車に50万や100万というのは
駐輪場での雑な扱いで壊れやすいことも考慮すると、
あまりにも現実離れした価格。


●[大阪]バッテリー盗難で逮捕

news.goo.ne.jp/article/ktv_news/region/ktv_news-a30d363fd4c14bf4ac026445ca02af68.html
バッテリーは自転車の鍵がなければ外せない構造になっていました。
以前と異なり施錠はされていたようだが、盗難に遭ったようだ。

被害が多発するような地域では
どれだけ面倒でも、バッテリーだけは毎回外して持ち運び
室内保管するのが最大の防御策になるが・・・

今度は車体全体へのカバーか、
専用のバッテリーカバーを取り付けず
防雨対策を怠れば、それが原因で故障ということにもなる、

便利な反面、市場の拡大によって盗難リスクも伴うようになってしまったことで
「ユーザーによるバッテリー盗難・防雨対策が必要」という
扱い方も常識的に求められるというのも皮肉な話。

●適切なチェーン注油を疎かにすれば代償は高くつく

cs-shinwa.sblo.jp/article/186247654.html
自転車というもの自体がメンテナンスをしなければ
ボロボロに壊れていくものだという認識を持たず
安い自転車を数年で壊しては買い、また壊しては買いで
安いと思っていても実は莫大なお金をつぎ込んでいる
という方は相当数いますが
その乗り方を電動自転車でやった場合
修理にしても買い替えにしても
全ての支払額が一桁増えるので絶対にお薦めは出来ません
10万円の自転車を3-4年で捨てますか?
修理に3万も4万もかけられますか?

特に致命傷になるのはチェーンで
チェーンに油をささずに乗ると、足回りがおかしくなります。
これは一般車でも同じですが
電動自転車の場合恐ろしいのはモーターを壊す場合があります。
モーターが壊れたら基本的には全損です(5-7万かかります)
世の中には「電アシだろうが壊れたら買い替えればいい」という
お金持ちが案外多いのかもしれない。
「10万円の乗り物を丁寧に使うのは非常識で、
 使い捨てすることが常識」という。

「ノーメンテ主義は損をする」と実感するためにしても、なかなかの授業料。
「電アシさえ買えば便利!」とだけメリットばかり注目して
「電装部品があること」「バッテリー等でコストが嵩むこと」を知らずに買えば必ず後悔する。

壊れた(=壊した)としても「メンテなんてどうでもいい!」の結果なので諦めてもらうしかない。
一般車の段階で「メンテが必要な乗り物」と気付いていれば損することもなかっただろう。

一部パーツの「メンテナンスフリー」という悪魔の囁きに耳を貸してしまうと
「そういう謳い文句で客を釣ろうとしている店やメーカー」の思う壺。
「勘違いを刷り込ませようとしている」側面のほうが強いので
安易に信用してはいけない。

何も気にせず乗ってしまう人に限って
それまで安い自転車を壊しては乗り換えてきた傾向があります。
(実際リサーチするとそういう方が殆どでした)
高額修理がかかって(その店で購入していない無関係な)店員に
怒りの矛先を向けられるとすれば迷惑な話。

実際は「扱い方を知らない」のであれはその「機会のなさ」が問題で、
「全く説明していなかった」ような店であれば店にも問題があるが、

自業自得なのは「メンテを施しつつ扱う気がない」というユーザー。
「聞いていても忘れた」としても、定期的にメンテをする
意味と価値を理解していない以上は
「壊れても全然かまわない」と言っているようなものなので
高額修理費がかかってから後悔しても後の祭り。


念のため補足・・・
【1】錆びて動きが渋くなっている場合は「即交換」
注油では一時しのぎにしかならないのではっきり言って「無駄」です。

【2】伸びている場合も交換
チェーンチェッカーは安いので買っておいても損はない。

【3】汚れがあれば外してアルミ箱などにいれて丸ごと汚れを落としてから注油しなければ効果半減
あまりにも汚れが酷ければ交換したほうが早い。

【4】「556」や「サラダ油」では代用にはならない
むしろ「他の部分を更に悪化させる原因」になりかねないので絶対にしないこと。

【5】「チェーン専用品」のスプレータイプで殺虫剤のように一気に噴射しないこと
(油がかかってはいけない部分にまで飛ぶと非常に危険)
プレートの間のローラーに注油できていればいいので1コマづつ丁寧に使う。
液ダレするほど塗布する意味はないので「拭き取り」も重要。

【6】日頃の手入れが肝心!
雨天後には水分を軽く拭き取って水置換性能のあるチェーンオイル(ワコーズなど)で注油すること


●[東京]電アシのバッテリー窃盗容疑で逮捕

www.saga-s.co.jp/articles/-/374130
古物商の男ら2人が共謀し約80件ものバッテリーを盗んでいた。

これも電アシのリスクの1つと言いたいところだが・・・
www.oricon.co.jp/article/797987/
主にターゲットにしたのは、自宅に鍵がついた状態で止めてあった電動自転車だった。
「鍵をかけていなかったから」というだけのようだ。

しかし、バッテリーのないそれほど高額ではない一般車であれば、
内装5段・7段・8段・11段ハブが使われているケースは稀なので
GPSなど他に高価なものを付けていなければ、
盗まれる価値があるほどの個別パーツは存在しない。

こういうケースに備えて
バッテリーの製造番号を控えておく必要があるかもしれない。
もし盗まれたら同型バッテリー出品者を警戒したほうがよさそう。

●サドルの高さを適正にすると楽になる

街中でもテレビ等でも、ママチャリに乗っている人を見ると、
適正なサドルの高さになっていることのほうが珍しい気がする。
(大抵「膝が斜め上」を向いているのですぐに分かる)

「力が入れにくい」=「余分な力が必要」=「無駄に体力を消耗し損をする」のだが、
子供の頃から「成長に伴ってサドルを上げると楽」と教えてもらわないまま
大人になってしまうと「足付が悪いと怖い」という感覚が染みついてしまって
なかなか上げようとも思わないのだろう。

但し、交通安全視点から「ロクに一時停止を守る気がないような輩達」には、
サドルを下げていることで「速度抑制効果」もあると言える。
それゆえ、適正ポジションを推奨することで
楽に速度を出されるようになると困るという難しい問題でもある。

そもそも電アシに限らず
「適切な変速ギアの使い方」すら知らずに使っているような人達に
「どうすれば得か」を説くこと自体が無謀な挑戦なのかもしれない。


●子乗せ電アシで気を付けたいこと

「アルミのリム」「親+子供2人」「長い下り坂」「購入1年後」「ブレーキシュー未交換」は
特にメンテが必要。

なぜ小径車+子乗せ電アシは点検頻度を上げる必要があるかといえば
【1】「小径車=同じ距離を進む(止まる)としてもそれまでに車輪の回転数が多い」
【2】「子乗せ」=「子供も車体自体も重い」
【3】「電動」=「アシストによって回転力を上げている」

※逆にいえば【29er】で【1人乗車(体重50kg以下)】で【非電動アシスト】で
尚且つ【リムブレーキ用のリムでもディスクブレーキ】であれば
「適切な使い方ができる限りは」余程の経年劣化や衝撃を受けなければ、
リム自体の摩耗ダメージはほぼないので「極めて割れにくい」と言える。
そして
「変速や常用速度」・・・重いギアで過度に速度を出していないかどうか
「ブレーキの使い方」・・・急ブレーキ多用=「全く危険予測ができていない」
この2点も忘れずに注意しておきたい。

単に「点検して交換すればいいや」ではなく、
「どうすれば安全か」と
「破損や交換頻度自体も下げられるので、"結果的に節約"になる」
適切な使い方を是非とも習得することをお薦めする。

しかし、幼児車の自転車の乗り方講座は多くても
「子乗せ電アシの正しい乗り方講座」を受講できる機会が少ないのが問題。
(残念なことに「そんなものに需要はない」と思い込んでいる店が多すぎるのだろう)

tomoe.life/4823
こうした停止時の乗り降りの注意点に限らず、
「バッテリーの減りを防ぐ効果もある」
「正しい変速の使い方」や「どのような状況を予測してブレーキを使うべきなのか」まで
店で(商材扱いとして)わざわざ丁寧に教えてくれることは無いのではないだろうか。

無知な利用者などによくある
「使い方に問題があるにも関わらず、製品のせいにする」ようなことは避けたい。

※そういう意味では、スマートコントロールブレーキでも、
(構造的な問題を無視するのであれば)
「頻繁に」ブレーキシューやブレーキ本体を交換すれば多少はマシなんだろう。

今までのママチャリ感覚で「壊れてから考えればいい」考えて、
大事故を起こしてからどれだけ後悔しても遅い。

●デザインに特化した電アシ

www.makuake.com/project/aventulife/
▼良い点は2点だけ。
1.バッテリー内蔵で野暮ったいデザインではなくなることは良い。

Q.空気の入れ方はどうしたらいいですか?
A.基本的に自転車向け空気入れで対応できる「米式バルブ」となっております。
万一の場合、ガソリンスタンド等でも空気を入れられるタイプとなっております。
2.空気圧を把握にしくくしている悪しき慣習の英式(虫ゴム)ではないのは素晴らしい。

しかし、英式チューブを米式チューブに変更する場合、(自分で出来ないなら)店が納車前整備のときに
こちらから持ち込みや部品代などを支払って米式チューブへ依頼交換すればいいだけでもある。

 ・「3年間の盗難補償付き」とあるが詳しい内容は不明

Q.タイヤサイズを教えてください。
A.タイヤサイズは20インチです。
今時406か451か分からない書き方。
406なら交換汎用性が高いのでマシだが700C等に比べると不安定感は否めない。


▲以下デメリット

▲折りたたみ自転車
最大の問題は
「構造的に弱くなる折りたたみの必然性が全く見いだせない」
実質的には「あったほうが得なように見せかける機構」でしかない。
折りたたんで使うことが目的であれば
ブロンプトンのような折りたたみ性能に特化した車種を選ぶべきだろう。

▲6段変速
現代の安物自転車の象徴とされる「外装6段のボスフリー」が使われていると思われる。
「構造的に軸が弱い」ということを認識していれば絶対に使わないであろう部品。
開発元がカセットハブ自体を知らないか、供給元に提供できない理由でもあるのだろうか。

■18.3kg
Q.充電が無くなったら自転車は止まりますか?
A.充電容量がゼロになった場合、アシストがなくなり通常の自転車として走ることができます。
車体重量が約18kgのためアシストが切れてもいわゆるママチャリとほぼ同じ重さです。
※電池切れとなった場合、通常よりも若干ペダルが重く感じられる可能性があります。
本体18.3kgはそれほど軽いというほどもなく、少なくとも簡単に持ち運ぶことができる重さはではない。

▲ディスクブレーキ
日常的な用途としての街乗りに「ディスクブレーキ」である意味も(駐輪場での雑な扱いを考慮すれば)あるとは言えない。
「生活自転車は競技向け自転車とは根本的な理念が全く異なる」ということを理解しているのだろうか。

▲故障時の対応
更に問題として、故障時に補修を受け付けてくれる店を探す手間を販売側が引き受けてくれるのかということや、
そもそも補修パーツを継続的に提供する気があるのかどうかといったリスクも考える必要がある。
アフターフォローについて
基本メンテナンスは弊社代理店がアフターフォローを行います。
果たしてどこまで面倒を見てくれるのか。

結局のところ「自転車は使い捨てではなく、補修や整備をしながら使い続ける乗り物」という観点からすれば
デザイン重視としても、
大手メーカー(パナ・ヤマハ・BS)、「700Cまたは559(26HE)」、外装変速であればカセットハブの7速以上、
非折りたたみで「キャリパーかVかローラーブレーキ」であれば歓迎する。

ついでに・・・
▲謎の画像
速度が分からないので何とも言えないが
hayabusa.io/makuake/upload/project/5907/detail_5907_1551016344.jpg
道交法26条の車間距離保持義務違反の疑いのあるような画像を貼っているのも微妙。
第二十六条 車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、
その直前の車両等が急に停止したときにおいても
これに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。
個人的には晴天時でも時速20キロ以上であれば余裕を持って最低10メートルは他車と離れておきたい。

●パナ「ベロスターミニ」は希少な7速カセットスプロケ

cycle.panasonic.jp/products/elvsmini/#pointTabs2
12-28Tなので「CS-HG200-7」
bike.shimano.com/ja-JP/product/component/tourney/CS-HG200-7.html
bike.shimano.com/ja-JP/product/component/tourney-tz500/CS-HG200-7.html

ハブは、ブログ記事の画像から判断すると「FH-IM20」だろうか。
thecycle.exblog.jp/29735636/

(ちなみに、ミニベロのBSのマークローザM7はFH-IM20(28H)を使用)
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/greenlabel/markrosa/

しかし安物自転車の7速ボスフリーと混同されかねないので
8速にして欲しかった気もするが「FH-IM70」はM10軸や軸長が短めなことよりも、
コスト的に厳しく過剰スペックとの判断だろう。

「だったらローラーブレーキではなく下位グレードのディスクブレーキにすればいい」
と言えないのは、実使用上「乱雑な駐輪場」を考慮すると難しいというのが実情か。

(例えば、クイックリリース軸の車種をナット留めにせず生活用の自転車として使ってしまうと
駐輪時に別の自転車と当たって固定が緩むというケースも考えられるように、
ディスクブレーキの「歪み」が生じる可能性がある)

こういう点が主にスポーツ競技用ではない生活用自転車の難しいところなのだろう。

●パナ自らシェアリングサービスの実証実験

kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1167450.html
パナソニック、IoT電動アシスト自転車のシェアリングサービス実証実験を年内に開始
パナソニック サイクルテックは、スマートロックを搭載した
IoT電動アシスト自転車スポーツモデルを開発したことを発表。
2019年度上期中に、IoT電動アシスト自転車を活用したシェアリングサービスの実証実験を、国内数カ所で開始する。
今まではパナ電アシが使われているコミュニティサイクルは「単に車両提供していただけ」だったものが、
今度は「メーカー自身が提供する」ということで、
整備が疎かな車両だらけということになればメーカーの評判にも関わってくることにもなるので
300kpa標準であれば毎月、700kpa標準であれば毎週の空気入れや
各所の整備が行き届いたものが提供できるかどうかというところが気になる。


●電アシの防錆チェーンで起こる不具合

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12433373225.html
摩耗したスプロケット(歯車)に、新しいチェーンが噛み合わないという可能性も考慮し、
今までは出来るだけ固まったチェーンを1コマずつ揉み解す作業を行ってきましたが、
せっかくスムーズになったチェーンも数ヶ月後には・・・・・・

またしても、固まってしまうのです
メーカーに文句言って、新しいチェーンを送ってもらっても
同じ「KMCチェーン」が来るので、不安要素は残り続けます
なので、もう最近は・・・・・・
  • 他社の新しいチェーンに交換してしまいます!
心配していた摩耗したスプロケットとの相性も
今のところは、問題はありません

ただ、摩耗具合によってはバキバキ音がするケースもあります。
正直、一種の賭けのようなものですよ・・・・・・m(__)m

今まで、安易に交換しなかったのは「スプロケットとの相性」もですが、
お客様の立場になってなるべく費用をかけずに等もありました。

でも、再発の可能性を残したままお返ししても
結局、「元の木阿弥」では逆にご迷惑をかけしてしまう汗
との理由で、最近は新しいチェーンに交換する方法をとっています
何卒ご了承下さいませ。
単に【定期的に店に訪問してチェーン掃除→オイル塗布の整備をすることで回避できる】としても、
その重要性が理解できないユーザーにとっては「何回言っても無駄」となるのだろう。

完成車メーカー曰くKMCのメーカー向けの防錆チェーン自体の質が落ちたわけではないということのようだが、
国産の防錆ではないIZUMIチェーンに交換しているのは妥当な判断に思える。

反対に「純正品だけが絶対正義と思っているような店」では
「表向きには(製品不具合での事故があれば全てをメーカーの責任に出来るという魂胆からも?)
消耗品であっても完成車メーカーの提供品を信じて」非純正パーツを取り付けることを拒否するとか、
何度不具合が起こっても「仕様です」という便利な言葉で処理する光景が目に浮かぶ。


●引き続きバッテリーの欠品

prestigebike.hamazo.tv/e8286986.html
さて、その電動自転車の命ともいうべきバッテリーが、ただ今、各メーカー欠品が続いています。
こちらも先ほど、発注しましたら、在庫ゼロで納期予定は未定・・・って、困るんですけど!
パナソニックのバッテリーも、1か月ほど前に発注していましたが、
やっと返事が来たと思ったら、来年1月中旬に出荷予定ですって。遅っ!

●バッテリーが品薄状態

cs-shinwa.sblo.jp/article/185001007.html
現在、メーカーによるバッテリーの在庫が大変少なくなっており
一か月以上お待ちいただいている状況が続いております。

詳しい話は分かりませんが、メーカーによると
内部に使用されている材料の枯渇(?)が原因との事で
これからバッテリー交換が増える時期に向かって
更に品薄状態が続く可能性が予想されます。
電アシの大きな弱点の1つであるバッテリーを使用するリスクの1つ。
単に一時的なものであれば心配することもないが、
もし今後も安定供給が出来ないとなれば、電アシ販売への大きな影響は避けられない。

予備のためとしてストックを抱えていても経年劣化が起こるので
買っておいて何年間も寝かせておけばいいというものでもない。

対照的にバッテリーを使わないママチャリではその心配は要らない。
そう考えると、万が一極端な品薄が続きバッテリー価格が過剰に上がれば
必然的に「一般車の復権」という可能性もあるのだろうか。

そのときこそ、雑多な店でもメーカーも
「ギア切り替えを使いこなし、サドルとハンドルの高さを調整し、適正な空気圧を維持する」など、
きちんと整備整備した本当の自転車の実力を知らせる機会になるのかもしれない。


●BS「イルミオ」の画像あり紹介記事

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12421038713.html
ロックリング付きのグリップ配色やチェーンケースのデザインまで凝っているのは良い。
前ブレーキがスマートコントロールブレーキではないこともポイントが高い。
カラータイヤは残念だが日本製であれば製造はIRCかパナレーサーのどちらかだろうか。
「ベルトドライブ・くるぴた・前輪駆動」は個人的には不要。
ミニバスケットは不要であれば六角レンチを使って外せそう。
ハンドル形状が気に入らなければ(ヘッドが特殊サイズでなければ)ハンドルごと交換するのもあり。



●ヤマハ「PAS Crew Disney edition」
global.yamaha-motor.com/jp/news/2018/1115/pas-crew.html
デザイン重視の車種なのでこれといった性能での注目点なし。
唯一書いておくとすれば、タイヤサイズが24×2.00(ETRTO:507)なので、タイヤを交換するなら
シュワルベ「ビッグアップル24×2.00」が最適。
駐輪機のレールに収まらない場合は、同じくシュワルベの「マラソン24×1.75」をお薦め。
持ち込み可能の店に、当然ながら工賃を別途支払うことで依頼したとしても
(パーツ持ち込みの客に対しては工賃を過剰に割増するような酷い店でなければ)
その店で純正品を取寄せて取り付けてもらうより安く済むのではないだろうか。

●同じくETRTO:507の24×1.75ではPAS CITY-Vもある
global.yamaha-motor.com/jp/news/2018/0807/pas.html
アメサイドタイヤという残念仕様なので、
購入時にシュワルベ「マラソン」に交換してしまうのもあり。

そして、タイヤ交換するなら利便性を考慮してチューブを米式に交換しておきたい。


●ノーメンテはハイコスト(無頓着は金がかかる)

cs-shinwa.sblo.jp/article/184787505.html
電アシの場合、使用部品数も多く電装部品も含まれるので当然高額。
駆動体の破壊+チェーン+スプロケット一式で軽く5万近い金額になります
たかが油、されど油。
機械であるという認識がない方は壊してしまった後に圧し掛かってくる金額に途方に暮れる事でしょう。

今まで安い自転車をとっかえひっかえしていた方は1万円で買ったものに5,000円もかけるなら
新しく買えばいいじゃないかという頭がありますが
10万円で買ったものに5万円の修理が嫌で新車に10万円払いますか?
面倒だからと放っておけば1度にかかる金額が増える。

一方で、(技術も接客も信頼に値する店で)月1か月2で小まめに定期点検や整備に訪問していれば
大金がかからずに済む。
周囲にロクでもない店しかないのでうんざりしている人は、自分から徹底的に調べて適切な整備を行うことを薦める。

▼油なら何をどれだけ使ってもいいわけではない

━種類について
しかし、注油を誤解してしまうと「▲556かけとけば錆もとれるし動きもスムーズ」ということになるが、
揮発性の高い556を、持続的な潤滑が必要な駆動部に使うことは間違いであり、絶対に避けたほうがいい。
呉製品がどうしてもいいなら、ちゃんと「自転車専用品」がある。
www.kure.com/speed/
販路によっては扱いがないというケースもあるので、こういうときこそネット通販を利用して購入するのが便利。

個人的なオススメとしてはワコーズチェーンルブのようなチェーンオイルが理想だが
黄色いボトルに入っているような安いものも556を買えるようなホームセンターであれば1点はあるだろう。
それもなければ安いミシン油のほうが数倍マシ。

「▲グリスのほうが長持ちするだろう」とチェーンにグリスをつけるのも間違い。
当然、食用油も不適当。

━チェーンオイルの適切な量とは
油切れを防ごうと大量にベタベタ塗布するのは間違い。
プレート表面はむしろ、ほとんどべたつきが残らない程度までふき取るのが正解。
量ではなく「(雨天後には毎回など)頻度」が大切。

━清掃も適切に行うと走りがスムーズになる
汚れの上にチェーンオイルを塗布しても、ギア歯の削れは抑制できても、駆動抵抗は増した状態のままなので効果は薄れる。
汚れの状態に応じてチェーンを外すなどして適切にクリーニングを行ってから注油することを薦める。
※こういうときにフルカバーのママチャリでは作業がしにくいので、
整備前提であれば着脱がしやすい「ハーフカバー」やピストル型ケースのほうが便利。

━チェーン自体もこだわって欲しい
既に錆びていれば錆取りではなく、素直に交換を薦める。
その際、汚れが黒色のチェーンでは分かりにくいので、正直あまりお薦めしない。
錆防止チェーンは動きが渋くなるのでこれもイマイチだが電アシではこれしか選択肢がないケースもある。
ニッケルメッキ(銀メッキ色)のチェーンを錆びさせないように使うのが一番。

●電アシのリスク

www.instagram.com/p/BpOw6vRF_Yk/?taken-by=inuihitoshi
電動自転車の電気系統の修理は一つ交換してもなおらない場合もあり
次から次に部品を交換しなければならない時もあり、非常に怖いです、
楽できる反面、電気装置が組み込まれていることは自覚して
「なるべく壊したくないなら」ギアがあれば適切に切り替えるとか、
爪先でスイッチを押さないような「作法」を守る必要がある。

●小径子供乗せ電アシのリム割れ

【1】小径車の特徴
【2】電アシなので
【3】アルミリムの特徴
【4】使い方の問題
【4】の背景として、性格だけでなく「世代の問題」や「社会全体の生活環境的な問題」で
荒っぽい使い方にならざるを得ないようになっている
とするのはさすがに強引か。

アルミリム・小径の特徴や、電アシ個別の使い方の問題ではないとすれば・・・

【5】製造工程で意図的にアルミの規定量を減らしている?
パナ側でリスクを負ってまでケチれば、結果どのようになるのかはわかっているはずなのでないとして、
完成車メーカー側が監査しないと誤魔化すという手口の可能性もあるのだろうか。

【6】ブレーキシューの過度の摩耗によって金属部分でリム削り
www.instagram.com/p/BpROy4llxNH/?taken-by=inuihitoshi
このようなブレーキシュー自体の摩耗が原因であれば触れているはずなのでこの可能性はなさそう。
しかし、購入後に定期点検に行かなければ起こる不具合は自業自得でしかないが、
定期点検に行ってもロクにブレーキ調整もしないような店しかなければ
自分で気付かなければどうしようもない。

いや、「リム面の削れが両面均等に減っていない」という状態を見ると
【7】販売店で納車前の調整が不完全
というのが最も可能性としては高いかもしれない。



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最終更新:2023年12月17日 00:51