電動アシスト2

最終更新日:2018.12.23 ●引き続きバッテリーの欠品
11.25 ●バッテリーが品薄状態、●BS「イルミオ」の画像あり紹介記事
11.18 ●高齢者でも電アシやシニアカーに乗ると危険なケース,●高齢者と電動アシスト自転車について考える、他
11.11 ●サイクルモード2018で各社e-bikeの展示、●「日本e-BIKE協会」の設立
11.4 ●欧州と日本仕様のe-bikeの違いから見るスポーツ電アシの今後の展望の雑感
10.28 ●ノーメンテはハイコスト(無頓着は金がかかる)、●電アシのリスク、●ギュットミニのリム割れ再び
10.21 ●「シンプル機能に特化」パナソニック「SW」発売

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現在、問題点や特徴的な車種などを中心に掲載
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一覧表は更新停止中
何もしなくても売れる電アシの販促活動を手助けする必要性を感じないのと、
「必ずしも電アシが用途的に相応しいわけではない」という理由から。
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●引き続きバッテリーの欠品

prestigebike.hamazo.tv/e8286986.html
さて、その電動自転車の命ともいうべきバッテリーが、ただ今、各メーカー欠品が続いています。
こちらも先ほど、発注しましたら、在庫ゼロで納期予定は未定・・・って、困るんですけど!
パナソニックのバッテリーも、1か月ほど前に発注していましたが、
やっと返事が来たと思ったら、来年1月中旬に出荷予定ですって。遅っ!

●バッテリーが品薄状態

cs-shinwa.sblo.jp/article/185001007.html
現在、メーカーによるバッテリーの在庫が大変少なくなっており
一か月以上お待ちいただいている状況が続いております。

詳しい話は分かりませんが、メーカーによると
内部に使用されている材料の枯渇(?)が原因との事で
これからバッテリー交換が増える時期に向かって
更に品薄状態が続く可能性が予想されます。
電アシの大きな弱点の1つであるバッテリーを使用するリスクの1つ。
単に一時的なものであれば心配することもないが、
もし今後も安定供給が出来ないとなれば、電アシ販売への大きな影響は避けられない。

予備のためとしてストックを抱えていても経年劣化が起こるので
買っておいて何年間も寝かせておけばいいというものでもない。

対照的にバッテリーを使わないママチャリではその心配は要らない。
そう考えると、万が一極端な品薄が続きバッテリー価格が過剰に上がれば
必然的に「一般車の復権」という可能性もあるのだろうか。

そのときこそ、雑多な店でもメーカーも
「ギア切り替えを使いこなし、サドルとハンドルの高さを調整し、適正な空気圧を維持する」など、
きちんと整備整備した本当の自転車の実力を知らせる機会になるのかもしれない。


●高齢者でも電アシやシニアカーに乗ると危険なケース

blogs.yahoo.co.jp/bsjdw917/16068332.html
 ・自動車・バイク・自転車の運転が身体的に難しい。
 ・病気で半身不随で一部手足が不自由。
 ・自力歩行が困難。
 ・乗降に介助が必要。
この様な人にはシニアカーや電動自転車は難しい。
シニアカーや電動自転車などは健康な人でもそれ自体に慣れるのに最低半月以上はかかる。
その為上に上げた事を加味すれば到底購入は無理が在る。
その為に原因はシニアカーや電動自転車その物の問題ではなく運転者や家族の問題ではないのか。
そして責任の一端は対面販売する業者にも在る、売れれば誰にでも売る姿勢が事故を誘発させている事も否めない。
例え低速であっても、危険性がある場合は無理をして乗れば
他の人にも被害が出るような事故に繋がりかねないので諦めてもらうしかない。

店が責任を負わないとしても「買いたいのだから売るだけ」では
済まないこともあるということを念頭に入れておく必要がある。

●高齢者と電動アシスト自転車について考える

blogs.yahoo.co.jp/bsjdw917/16072735.html
私は以前にも掲載したが販売時に用途などを聞く際に家族の承諾や身体の衰えが無いか観察をする。
電動自転車の使用に支障が在るのではと思われる方には家族の承諾を直接頂く事を告げる事も在る。
そして販売後の使用状況や修理時の自転車の状況を観察して親しい間であれば、
その場で使用を止める事を勧める事も在る、それが出来ない人には家族の提言する事もある。
この様に回りの人達が見守る事が大事ではないだろうか。
www.asahi.com/articles/ASLBH30NKLBHOIPE002.html
8月12日、愛知県春日井市の信号のない十字路交差点で、自転車とタンクローリーが出合い頭に衝突する事故
で93歳の高齢者の乗る自転車側の死亡。現場は自転車側に一時停止の標識があった。
妻には「電動アシスト自転車について「重い」「乗り降りの回数を減らしたい」と漏らしていた」とある。
停止中に重さがずしりと腕にかかったり、倒してしまって起こせなくなったりするのを恐れていたという。
なるべく停車しないように乗っていて、一時停止の所を突っ切ってしまったのではないか――。妻はそう考えている。

愛知県内では今年、アシスト自転車の死亡事故が9件相次ぎ、いずれも高齢者が亡くなっている(11月14日現在)。
愛知県警の幹部は「今まで自転車をあきらめていた高齢者層が、電動アシスト自転車なら乗れるようになっている」とみる。
もともと一時停止の認識が甘く、機敏な反応ができない高齢者が
「自分の操舵技術を超えた速度が常用になってしまっていただけ」と言い切るのは簡単で、
この記事だけを見て「高齢者の電アシは事故多発で危ない」などと思い込むのも問題があるが、
それでも、電アシに乗ることが本当に正しかったのかどうか。

比較的軽量な電アシといえども20kgは超え、しかも筋力の維持の目的であれば
むしろ電アシは「筋力トレーニングを阻害するもの」という認識が必要。

もし電アシを購入させなかった場合、外出の回数が減ることで
事故には遭わなかったとしても、今度は心を病んで認知症が進行してしまうという可能性もある。

「でも、電アシに乗せるのは不安があるので自転車そのものを悪として購入を禁止すべき?」
そうは思わない。高齢者向けの自転車は電アシが全てではない。

具体的にどのような自転車の選択肢があるのか。

手頃な一般車ならアルミーユのような元々比較的軽量な車種の
リアキャリアを外し、後輪のギア歯を1サイズ(2T)大きくしてギア比を軽くするとか、
10万円以上出せるのであれば、完全オーダーメンドでフルクロモリの一般車を
様々な軽量パーツを盛り込んで制作するなどの方法もある。

▼軽量な一般車の具体的なメリットいろいろ
 ・急坂で押し歩くにしても軽量な車種であれば、さほど苦痛にならず足の筋肉を使うことができる。
 ・倒れてくるとしても軽量であればさほど心配する必要がない。
 ・もちろん自転車が倒れてから起こすとしても楽。
 ・バッテリー充電する必要がない。
 ・パーツのカスタムや整備の必要性そのものを「趣味」とすれば頭の運動にもなる。
 整備の一環としての「適正な空気圧の維持」も軽快な走行には不可欠。サドルの高さも同様。

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このように「他の適切な用途の自転車」という選択肢があるにも関わらず、
販売好調などの理由で「電アシ一辺倒」な広報活動のせいで
消費者にまともに思考する機会を与えようとしないことを心底危惧している。

「売れているものだけが正しい」そんな世界をまず疑うべき。
「高齢者と電アシについて」皆の知識と経験をもって考えて欲しい。

「その電アシの便利さは本当に必要?」

と問いたい。





●BS「イルミオ」の画像あり紹介記事

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12421038713.html
ロックリング付きの配色やグリップやチェーンケースのデザインまで凝っているのは良い。
前ブレーキがスマートコントロールブレーキではないこともポイントが高い。
カラータイヤは残念だが日本製であれば製造はIRCかパナレーサーのどちらかだろうか。
「ベルトドライブ・くるぴた・前輪駆動」は個人的には不要。
ミニバスケットは不要であれば六角レンチを使って外せそう。
ハンドル形状が気に入らなければ(ヘッドが特殊サイズでなければ)ハンドルごと交換するのもあり。



●ヤマハ「PAS Crew Disney edition」
global.yamaha-motor.com/jp/news/2018/1115/pas-crew.html
デザイン重視の車種なのでこれといった性能での注目点なし。
唯一書いておくとすれば、タイヤサイズが24×2.00(ETRTO:507)なので、タイヤを交換するなら
シュワルベ「ビッグアップル24×2.00」が最適。
駐輪機のレールに収まらない場合は、同じくシュワルベの「マラソン24×1.75」をお薦め。
持ち込み可能の店に、当然ながら工賃を別途支払うことで依頼したとしても
(パーツ持ち込みの客に対しては工賃を過剰に割増するような酷い店でなければ)
その店で純正品を取寄せて取り付けてもらうより安く済むのではないだろうか。

●同じくETRTO:507の24×1.75ではPAS CITY-Vもある
global.yamaha-motor.com/jp/news/2018/0807/pas.html
アメサイドタイヤという残念仕様なので、
購入時にシュワルベ「マラソン」に交換してしまうのもあり。

そして、タイヤ交換するなら利便性を考慮してチューブを米式に交換しておきたい。


●「日本e-BIKE協会」の設立

cyclist.sanspo.com/436698
「自動車の担う部分を自転車に置き換えられれば環境にも優しい」という考え方のようだが・・・

当面取り組むべき課題として、①e-BIKEを体験する機会の創出②e-BIKEレースの企画③e-BIKE関連企業のネットワーク構築
━価格面の問題
根本的に「マイナースポーツにしては入門資金がかかりすぎる」という問題をどう見るのかという。
同じ個人スポーツでいえば、各地の市民マラソン大会がそれなりに盛況に見えるのも、
安物で揃えれば全身1万円でもあれば参加できるという手軽さも受けているはず。

━整備の問題
(通販購入で困ったことになるのは自業自得なので考慮しないとして)
「ディスクブレーキの整備すらまともに出来ないような店」での不具合は
ノルマ的に扱える店自体が相当限られるはずなので、これは要らぬ心配なのかもしれない。
これは同時に「普及するためのハードルが非常に高い」という証明でもある。

━アシスト制限上昇の画策?
「e-BIKEはチャンス。自転車が電化したことで色々な通信もできるようになった。
速度が上げられるようになれば、より自由に動けるモビリティとしてクルマの仲間として認識されやすくなる。
日本は自動車と自転車の親和性があまり高くないので、e-BIKE協会はその関係を構築していく好機になると思う」との見方を提示。
まともな交通教育が十分ではなく
日本では特に「自動車の普及に伴って歩道に自転車が追いやられた結果、
車両という認識があまりにも乏しい現状」を差し置いて、
電アシのアシスト上限を上げられるようになればいいというのは、はっきり言って正気の沙汰とは思えない。

逆に「普及することで車道を自転車が走行すれば安全」というのは
渋滞の原因になりかねないことや、狭い道路も少なくないことを無視した無責任でしかなく、
危険性についても「必然的に速度が上がれば注意するだろう」というところに期待しているとして・・・、
ヘルメット着用と保険を掲げていれば、事故者数が実数で増えても「まあこのくらい許容範囲の範疇でしょう」で済ませるつもりなのだろうか。

『なんで自転車でそんなに急ぐのか。歩道を行けばいい。いままで通りで何が悪い』という反対意見があるが、
その考え方がそもそもだめ。e-BIKEを普及させることには様々な意味があるが、
まず今後のエコ社会ではe-BIKEの重要性を考えざるを得ない」と指摘。
ベタに「そのエコは(商業主義先導の)エゴではないのだうか」という言葉を贈りたい。
主導する思惑に疑問を持たなくなるほうが恐ろしい。

●エコという観点だけで見れば
単に自動車を減らすという目的であれば
免許などが必要でも電動オートバイを代替手段にすれば十分。

公道走行する電アシで考える場合
「急坂や強風が多い地域なので生活の足として便利」
「子育てに子乗せ電アシが必要」
という方向性では理解できるが、その延長線上にアシスト制限の上昇が画策できるようになるのは、
少なくとも(実現可能性があまりにも低い免許制度などがなくても)
信号を守るように「適切に一時停止できることが当たり前」にでもならないと、
現状の有様を本当に見ている立場であればとても言えないはずだが・・・。

ギアの適切な切り替え、適正な空気圧の維持、定期的なメンテナンス、サドルやハンドルの高さ調整などが
十分であれば、そもそも電アシである必要性すらない場合もある。

某商品のように「(新しいように見える)機材に頼ればなんとかなる」ではなく、まずはこういう他力本願を捨て
「今あるもので何ができるのか」から、自転車への見方を変化させる必要性に駈られる。

●サイクルモード2018で各社e-bikeの展示

kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1152564.html
一般的には「スポーツ電アシ(=スポーツ型電動アシスト自転車)」と称するほうが分かりやすいのだろうか。
果たしてこの中で今後「何年」「何社」継続できるのだろう。

全体的には電アシの販売が好調として需要を作り出したい思惑があったとしても、
生活の足としての電アシ購入層に「時間的にも経済的にも」余裕があると考えるのは難しく、
一時期ブームを作り出した漫画のような競技志向で提案しようにも
主だった大会のようなものは見受けられないので、これも厳しい。

個人的には、普及阻害要因であれば色々な方向性から浮かぶ一方で、
やはり前向きな展望が見えてこない。

各メーカーは一体どのような長期計画で事業の継続を試みるつもりなのだろう。
「メインとなる海外販売のついでに展示しているに過ぎなかった」という結末で
終わらなければいいが・・・。

地デジ移行後の「3Dテレビ」のような、
多数の消費者にとっては「(全く興味がないこともないが)さほど必要ではないもの」
という烙印を押されないための具体的な対策があるのだろうか。

それよりも、最も心配な点は
ディスクブレーキなどの整備が既存の販売店で十分行われず、事故を頻発させるような事態だけは避けて欲しいが、
皮肉なことに販売台数が伸びなければさほど問題にはならないということになるのだろう。


●欧州と日本仕様のe-bikeの違いから見るスポーツ電アシの今後の展望の雑感

kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnreview/1146922.html
一言で言えば、差は確かにあるが「本当にアシストが必要な急坂ではあまり変わらない」。

それよりも、アシストモードの的確な操作で1日中使うプロ。
対照的に素人は常に強モードでバッテリー消費するという使い方の問題に興味が湧いた。

値段的に自転車にあまり興味がない人が簡単に手を出せるものでもないので
要らぬ心配かもしれないが、「元々変速すらまともに切り替えて使えないような不器用な人」は、
使い方を改めることができなければ「スポーツ電アシを買う意味があまりない」という見方もできる。

世間一般での自転車の代名詞となってしまった「ママチャリ」の影響から自転車自体の低価格・低品質の印象と、
ただでさえ電アシは(多くの場合見た目の野暮ったさもあって)生活用の自転車という見方が強く
レジャーとしての自転車利用がまだまだ程遠い現実と
スポーツ自転車ユーザー自体が多いとは言えない中で、時速25kmでアシストがなくなるため
「高速維持をするような走行時には(余程の向かい風でもなければ)車体が重くなるだけの無駄」で
登坂でもスポーツで過度に楽をするために電アシという考え方が根本的に理解できないだろうというのもあって
日本市場での先行きはあまり明るいとは思えない。

好機になるかもしれない場面を想定すると
電アシ部門のスポーツ競技会が流行る可能性に賭けることくらいに思えるが、これも現実的に考えにくい。

各社投入が続いてはいるが、
今後数年で「日本市場でスポーツ電アシを展開するには早かった」という結論から、ほとんど消えると予想する。

スポーツ車ユーザーにとっては油圧ディスクブレーキやスルーアクスルが標準化され、
今後はリアハブが13速化に向けてロードでもリアOLD135mmになるかどうかへの行方のほうが気になるところだろう。
ロードとMTBでは走行用途が異なるため、同じになることはなさそう。
(ロードは135mm互換もあるが142mmへ、MTBは148mmという方向らしい)
規格のアレコレ(●スルーアクスルの項目)


●ノーメンテはハイコスト(無頓着は金がかかる)

cs-shinwa.sblo.jp/article/184787505.html
電アシの場合、使用部品数も多く電装部品も含まれるので当然高額。
駆動体の破壊+チェーン+スプロケット一式で軽く5万近い金額になります
たかが油、されど油。
機械であるという認識がない方は壊してしまった後に圧し掛かってくる金額に途方に暮れる事でしょう。

今まで安い自転車をとっかえひっかえしていた方は1万円で買ったものに5,000円もかけるなら
新しく買えばいいじゃないかという頭がありますが
10万円で買ったものに5万円の修理が嫌で新車に10万円払いますか?
面倒だからと放っておけば1度にかかる金額が増える。

一方で、(技術も接客も信頼に値する店で)月1か月2で小まめに定期点検や整備に訪問していれば
大金がかからずに済む。
周囲にロクでもない店しかないのでうんざりしている人は、自分から徹底的に調べて適切な整備を行うことを薦める。

▼油なら何をどれだけ使ってもいいわけではない

━種類について
しかし、注油を誤解してしまうと「▲556かけとけば錆もとれるし動きもスムーズ」ということになるが、
揮発性の高い556を、持続的な潤滑が必要な駆動部に使うことは間違いであり、絶対に避けたほうがいい。
呉製品がどうしてもいいなら、ちゃんと「自転車専用品」がある。
www.kure.com/speed/
販路によっては扱いがないというケースもあるので、こういうときこそネット通販を利用して購入するのが便利。

個人的なオススメとしてはワコーズチェーンルブのようなチェーンオイルが理想だが
黄色いボトルに入っているような安いものも556を買えるようなホームセンターであれば1点はあるだろう。
それもなければ安いミシン油のほうが数倍マシ。

「▲グリスのほうが長持ちするだろう」とチェーンにグリスをつけるのも間違い。
当然、食用油も不適当。

━チェーンオイルの適切な量とは
油切れを防ごうと大量にベタベタ塗布するのは間違い。
プレート表面はむしろ、ほとんどべたつきが残らない程度までふき取るのが正解。
量ではなく「(雨天後には毎回など)頻度」が大切。

━清掃も適切に行うと走りがスムーズになる
汚れの上にチェーンオイルを塗布しても、ギア歯の削れは抑制できても、駆動抵抗は増した状態のままなので効果は薄れる。
汚れの状態に応じてチェーンを外すなどして適切にクリーニングを行ってから注油することを薦める。
※こういうときにフルカバーのママチャリでは作業がしにくいので、
整備前提であれば着脱がしやすい「ハーフカバー」やピストル型ケースのほうが便利。

━チェーン自体もこだわって欲しい
既に錆びていれば錆取りではなく、素直に交換を薦める。
その際、汚れが黒色のチェーンでは分かりにくいので、正直あまりお薦めしない。
錆防止チェーンは動きが渋くなるのでこれもイマイチだが電アシではこれしか選択肢がないケースもある。
ニッケルメッキ(銀メッキ色)のチェーンを錆びさせないように使うのが一番。

●電アシのリスク

www.instagram.com/p/BpOw6vRF_Yk/?taken-by=inuihitoshi
電動自転車の電気系統の修理は一つ交換してもなおらない場合もあり
次から次に部品を交換しなければならない時もあり、非常に怖いです、
楽できる反面、電気装置が組み込まれていることは自覚して
「なるべく壊したくないなら」ギアがあれば適切に切り替えるとか、
爪先でスイッチを押さないような「作法」を守る必要がある。

●ギュットミニのリム割れ再び

●パナソニック「ギュットミニ」のリム割れ
kamikawa-cycle.com/blog/7359
【1】小径車の特徴
【2】電アシなので
【3】アルミリムの特徴
【4】使い方の問題
【4】の背景として、性格だけでなく「世代の問題」や「社会全体の生活環境的な問題」で
荒っぽい使い方にならざるを得ないようになっている
とするのはさすがに強引か。

kamikawa-cycle.com/blog/7498
営業さんに「リム交換って多い?ウチだけ?」と聞いたら最近増えてきたそうです。
アルミリム・小径の特徴や、電アシ個別の使い方の問題ではないとすれば・・・

【5】製造工程で意図的にアルミの規定量を減らしている?
パナ側でリスクを負ってまでケチれば、結果どのようになるのかはわかっているはずなのでないとして、
完成車メーカー側が監査しないと誤魔化すという手口の可能性もあるのだろうか。

【6】ブレーキシューの過度の摩耗によって金属部分でリム削り
www.instagram.com/p/BpROy4llxNH/?taken-by=inuihitoshi
このようなブレーキシュー自体の摩耗が原因であれば触れているはずなのでこの可能性はなさそう。
しかし、購入後に定期点検に行かなければ起こる不具合は自業自得でしかないが、
定期点検に行ってもロクにブレーキ調整もしないような店しかなければ
自分で気付かなければどうしようもない。

いや、「リム面の削れが両面均等に減っていない」という状態を見ると
【7】販売店で納車前の調整が不完全
というのが最も可能性としては高いかもしれない。



●「シンプル機能に特化」パナソニック「SW」発売

cycle.panasonic.jp/products/elsw/#pointTabs4
待望の簡易機能型の電アシ。今後の[国産]電アシの基幹品を担うと思われる車種。
「整備や操作が楽」ということを売りに、同車種の26HE(559)や700C(29er)への展開にも期待したいが
見た目にこだわってバッテリー位置を変更すれば、今度は交換汎用性がなくなるのが難しいところか。

価格訴求力もあるので、電アシの導入に後ろ向きな店でも1台は置いておくと良いかもしれない。

小径なので26インチ(590)ママチャリしか乗ったことがなければ若干慣れは必要になるが、
一般多数の生活用の街乗り特化の電アシはこれで十分というかベストかもしれない。
カゴだけでなく後輪用の錠前すらオプション扱いで価格を下げ、
標準価格で(アフターケアもままならないような)低品質の電アシにも対抗。
価格よりも主に機構を増やす方向性で前輪駆動びいきのBS陣営が焦って追随するかどうか今後に注目。

電源スイッチのON/OFFだけということで「高齢者」に非常に使い勝手が良く、
シンプルながら子乗せ(※後ろ1人だけ[前は不可])にも対応しているという
カスタマイズ性の広さがある。
そのぶん初期装備が少ないため、購入前に「必要なオプション品」を
用途に応じて相談しつつ決めておくことを薦める。

●シンプルスイッチ
操作は「電源のON/OFFだけ」で「アシストモードはオートだけ」。
その後のスイッチ操作は一切不要なので機械操作が極端に苦手な人でもOK。

(電池残量はハンドル側の簡易的な3つの目盛りか、バッテリー本体の5つの目盛りで確認)
※ハンドル側もしくはバッテリー側で1つの目盛りになったら充電

(※スイッチカバーはシリコンカバーを発売している各メーカーが
早急に発売すると思われるのでそれに期待しつつ、爪の先でボタンを押さないこと)
そろそろメーカー純正オプションで最初からスイッチカバーも用意すればと思うが、
パネル部分が壊れにくくなると困る?

●81000円(税込)(75000円[税別])
オプションなしとはいえ、この価格は頑張っていると言える。
しかも国産品で国内メーカー発のため【補修面でも安心】で、3年間の盗難補償もある。

※少なくとも今後同価格帯の国産ではない電アシを買うメリットはほぼ無いと断言する。
これ以下の価格帯も含めると、それらは「修理が断られやすい点」も込みで使いにくい。
万が一壊れたら即買い替えるような使い方をする人がいたとしても、
組立や安心感も含めると、やはりそれらは微妙と言わざるを得ない。

●オプション品いろいろ
▼スタンド
両立スタンド2000円(税抜)は、フレームなどの形状を考慮して純正品の同時購入を薦めるとして、
▼カゴ
前カゴは自分で取り付けできるならOGK等の樹脂カゴをネット購入することを薦める。
むやみに純正を薦める気はない。
▼錠前
「▲ワイヤー錠1本だけでは安心とは言えない」ので、
リアキャリアを
→付けないなら「錠前(シートステー取り付け専用)」
→付けるなら「錠前(リヤキャリヤ専用)」も同時に購入推奨。
www.yodobashi.com/product/100000001002786070/
(パナソニック PANASONIC SAJ079B [ディンプルキー採用後輪サークル錠 ブラック])
↑タイヤの太さ的にこのような汎用品が取り付けられるかどうか分からないので専用品を薦める。
▼バッテリーは大容量型へのスペックアップ可能
標準は「8Ah」だが「12Ah」や「16Ah」も可。
毎日往復で20km程度使うのであれば、ストックやスペア用にもなるので容量アップも視野に入れる。

●重量21.6kg
軽量型のビビ・LSは「内装3段・両立スタンド」で「カゴ(カゴステー)・リアキャリア【込み】」21.6kg
対するSWは「変速なし・1本スタンド」で「カゴ・リアキャリア【なし】」21.6kg
両立スタンドで前カゴを付けても変速なしなので結構軽く収まるほう。
(但し、チャイルドシートやリアキャリアまで付けると25kgは超えてくるはずなので
それなりの重さにはなりそうだが・・・。)

●色「黒、グレー、ベージュ系」
世代や性別や年齢を問わない設定にしているのもコンセプトとして正解。
白よりグレーのほうが汚れが目立ちにくい。
しかしシルバー色はあまりにもベタすぎて敬遠したのだろうか。

●変速なし
アシストがオートモードで補助してくれるので気にする必要がない。
元々変速を切り替えて使う気がないような人が多い気がするので、この選択も正しい。
後ろ子乗せにも対応可能な軸の強さが必要ということで
(3流ハブメーカーには任せているはずがないと思いたいが)シマノ製かどうかは気になる。

●シートチューブに絞りがない
地味なポイントだが、絞りを作ってシートポスト部分を細くコストダウンしていないので、
そのぶん強固ということになる。もちろん忘れず丁寧に固着予防は施しておきたいところ。

●ブレーキ
前輪キャリパーブレーキは恐らくダブルピボットのキャリパーブレーキ。
後輪はローラーブレーキ(いつものBR-IM31Rの放熱版有り?)。
整備性を上げるなら
インナーケーブルクイックリリース型のBR-C3000R~強化ブレーキのBR-C6000Rへ交換。
その際には最大限の効力を引き出すシマノのブレーキレバーBL-C6010の同時購入もお忘れなく。

●タイヤ
「ETRTO:406」なので交換用タイヤの種類は多い。
側面も耐久性の劣る白やアメ色ではなく普通に黒なので安心。
前輪:20×1.75 HE
後輪:20×2.125 HE
但し、後輪のタイヤ幅が「レール式の駐輪機の種類によっては微妙に収まらない可能性がある」点は注意が必要。
(その場合1.75程度へのサイズダウンが必要。サイズダウンでアシスト制限は超えないので問題なし)

●空気圧
取説(cycle.panasonic.jp/manual/search.asp)より。
標準空気圧は280kpaで、やや低め設定のようだ。
Jコンセプトのような数値を見るだけで不安になるような高圧設定(550~685kpa)ではないので安心。
体重50kg以下の人は280kpaよりも若干下げて、70kgくらいであればよくある300kpaが目安だろうか。
(取説には書いていないがエアチェックアダプターを取り付けるか、米式チューブ前提)
※MPプランジャーやシュワルベの英式バルブコア等の説明は省略


以下、正直あまりケチをつけるところがないが、今後にも期待しているので
他車種にも当てはまるものを探し出して細かいクレーム。

▲英式バルブ
毎度お馴染みの悪しき規格。エアチェックアダプターで米式チューブまでのつなぎにする。

▲ハンドルロック(くるピタ)
独自の強固な外付け式であれば、整備性の高さと同時に、
壊れても修理しやすいことをメリットを掲げることができるはずだがそうしない理由は、
(ステムは交換が容易なので問題ないとして)ダウンチューブの損傷を懸念しているということなのだろうか。

一般車向けではないが、海外にはこのような外付けストッパーも存在するようだ。
steerstopper.com/purchase-online/


▲[取説]注油箇所
全てを読み尽くしたわけではないが取説の解説に難あり。
「防犯登録は法律で義務化されている」とあるが、罰則はないので実質的に努力義務でしかないのは
解釈だけなのでいいとして・・・、
それより、キー穴に自転車用の油を注油するように案内があるが、これは大丈夫なのだろうか。
「鍵穴専用品」を薦めないと、
普通の自転車油を注してしまうと塵や埃で動作不良引き起こすことになりかねないと思うのだが。

逆にシートポストには×になっているが、
(オイルではない)アンチシーズコンパウンドやグリスを"薄く"塗っておかないと錆で固着して大変なことになる。
(取り付け前のペダルの取り付け軸、ステム、BBのネジ山にも同様の処理が望ましい)

▲ライトが専用品
電アシのライトでも明るさは確保できていると思うが、交換汎用性がないのは微妙。
ブロックダイナモやバッテリーライトを増設するような方法でしか対処しにくい。
自転車ライトの重要性に気付く人が多ければ、LEDチップの更新と共に
毎年のように優れた拡散配光や色温度の新機種が投入されるのかもしれないが
無灯火か、買ったときのまま重くて暗い豆電球のブロックダイナモか、
同じく買ったときのまま優れているとはいえないような配光のオートライトか、
値段重視で直線配光や暗すぎて役に立たないバッテリーライトくらいで現状では高すぎるハードル。

電アシでも様々なものが付け替えできるような仕組みにして
「ライトもカスタマイズできるように」重要な課題としての余地がある。
※都市部であれば上方カット重視の配光、山間部用には幅広く拡散配光、
他にも1ボタンでハイ/ローの切り替え可能にするとか、
高価格帯の製品であれば前方センサーで光軸の自動制御とか、
まだまだいくらでも改良できるし、安全性の意味でもその価値が十分にある。

▲シートポストが抜け止めなので交換が困難
径も不明。
おそらく上が貫通しているシートポストと思われるが、
塵が入り込みやすいから蓋のある2ボルト式に交換したくても困難。
詳しく見れば外せないことはないと思うが、防犯上交換しないなら
ゴムシートを削って蓋だけ自作するか何か適当なキャップを探すしかない。
(スイッチのシリコンカバーのメーカーからシートポストキャップも出してくれれば楽だが、
被せるだけの簡単な構造のキャップで十分なので探せばすぐに見つかりそうではある。
単に熱収縮チューブの片側を圧着してからつければいいだけ・・・?)