ローラーブレーキ

最終更新日:2018.8.12 ●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅?
7.29 ●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など
5.27 ●ローラーブレーキの効きが悪い?
5.20 ●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」
3.11 ●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱板の有無(BR-IM31R)
3.4 ●【前輪用】新製品「BR-C6060-F、BR-C6050-F」
2017.10.22 ブレーキからページ分け
9.24 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」

■ローラーブレーキ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


最初からローラーブレーキが付いているハブでなければ取り付けられない。

どうしてもというなら、ハブやホイールなど交換すれば取り付けられるが、
フレームエンド幅や軸径に互換性があり対応していなければ取り付けは困難。
意味がよく分からなければバンド/サーボ系→ローラーブレーキというのはやめたほうがいい。

音鳴りがするようになったときには専用グリスの充填が(少量)必要。
バンド・サーボブレーキは本体ごとの交換が必要だが、
ローラーブレーキの場合、基本的にはブレーキ本体ごと交換する必要はない。
グリスの注入を忘れなければ耐磨耗性でサーボより優れる。

●ローラーブレーキの効きが悪い?

(1)誤ってグリスを充填しすぎてしまうと効き難くなる

(2)元々の標準的なBR-IM31Rは(当然JIS基準はクリアしていても)「ブレーキ力重視」ではなく「コスト重視」
まずは「ハイパータイプのローラーブレーキ」に交換してみることを薦める。
(但し、シマノ製品とはいえ、[最初からハイパーローラーブレーキが初期搭載されているような珍しい車種は別として]
ブリヂストン等のメーカー経由ではなく、
スポーツ車関連の製品も取り扱う「シマノセールス(シマノ直結の問屋)」との直接取引がない店からの取寄せは恐らく難しい)

他には

(3)安物の(芯は鉄でも)樹脂のブレーキレバーで力が逃げている
(ハイパーローラーブレーキに交換するなら専用のブレーキレバーに交換。
 ブレーキケーブル/ワイヤーもシマノ専用品を使うと良い)

(4)適切なワイヤー調整が出来ていない(見かけだけの完成車は真の完成車ではない)

(5)過重状態で速度を出して余程の急坂を下れば止まりにくいのは当たり前
など

▼重要な点として
根本的に「キーキー音がするバンドブレーキ」とは制動具合が異なる。
同じ感覚で使うと違和感があるようだが慣れるしかない。
後輪ローラーブレーキ(標準的なBR-IM31R)とは
基本的に「急制動」が目的ではなく「減速が主な役割」。

効き難いというのであれば「走行方法を改める」というのも大事。
 ・雨天時に晴天時と同じように速度を出すだろうか?
 ・積雪で路面状態が悪いのに晴天時と同じような走行をするだろうか?
「速度を出し過ぎない」
「交差点や歩行者がいれば早めに減速」

調整してもハイパータイプに交換しても物足りないというのであれば、
バンドブレーキの車種を買い戻すか、
どうしても急制動したくて仕方ないのでれば
「前後Vブレーキ車種」を買うべきに思えるが、
使い方を理解せずパニックブレーキで大怪我を負うとしてもそれは自己責任。


●ローラーブレーキの短所
[BR-IM31-R,BR-IM35-RF]
www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/RollerBrake/SI_IM31E/SI-IM31E-001-JPN_v1_m56577569830753883.pdf

si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001

[BR-IM45~81-R]
www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/SI_8G80C/SI-8G80C-001-JPN_t_v1_m56577569830765412.pdf

si.shimano.com/pdfs/si/SI-8G80C-001-JPN.pdf
インターMブレーキは、従来のバンドブレーキと異なり、
ドラム内部にグリスが封入されているため、タイヤ回転がわずか重たくなっています。(とくに冬期)
メリットが多い一方で、ハブダイナモ同様に抵抗感が少しあるということ。
走行抵抗感を少しでも減らしたいのであればサーボブレーキ、
雨天時にもサーボより安定した効きを優先する場合と長期間使いたいのであればローラーブレーキ系
(グリス封入なのでこの場合メタルリンクブレーキもこちら側)という使い分け。



★【交換検討の前に確認】

●後ブレーキの種類が分からなければ「一般車の後ろブレーキの種類」で確認
www.sorei.net/cn25/cn32/pg212.html
kazamakase.exblog.jp/10331848
(●ローラーブレーキは側面の上のほうに「高温注意」の黄色シールや「SHIMANO INTER【M】と記載)
(ブリヂストンの放熱フィン付きのものはBRIDGESHONE INTER【M】と「SHIMANO BR-IM31-R」を併記)
asibinaa.com/?p=703

【(一般車向け)簡易整備チャート】

▲効きにくいローラーブレーキ → ★ワイヤー調整 or ★「ハイパータイプのローラーブレーキ」

▲うるさいローラーブレーキ →★必ず専用グリスを「適量(約5g程度)」充填


●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱版の有無(BR-IM31R)

blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/4d656cef360b425d105070b1aa81a728
むしろ放熱板ありが「標準仕様」であるべきだと思っているので、
廉価車の「(放熱板なしには一切触れず)ローラーブレーキ」を特長として
挙げるメーカーは何か違う気もする。
購入時に組み替え前提になると工賃割増を躊躇する人も少なくないだろうし、
効果の違いを理解できるほどであれば、
インナーケーブルクイックリリース型のローラーブレーキに組み替える気もする。


●後輪のハブブレーキ「音鳴き反対」か「走行性重視」か

(ローラーブレーキ・メタルリンクブレーキ vs バンド・サーボ系)
star.ap.teacup.com/flatout/1503.html
直接ブログ記事内では言及はないが、
サーボブレーキでもローラーブレーキのようにグリスを充填して使うブレーキとして
「メタルリンクブレーキ」が存在する。
そして、同じグリスを充填するという特徴としては、ローラーブレーキとメタルリンクブレーキは親戚。
「グリスが適量ある状態では」音鳴りしにくいというのが利点。
但し、若干の走行抵抗性が増してしまうということでいえば劣る。
「気付かないレベル」でしかないとすれば、
ハイパータイプへの換装も可能になるので、ローラーブレーキのハブに組み換えてしまうのも良い。
※メタルリンクブレーキの場合は上位機種がまだ存在しないのでブレーキ力は「そこそこ」。
バンド・サーボ系は
サーボは音鳴りはしにくいが絶対に出ないということでもない。
解消するためには「基本的にブレーキごと交換」という手段をとらざるを得ない。
一方で、グリスは充填していないので走行抵抗になるようなことはない。
一長一短があって迷いどころではあるが、
バンド・サーボ系は徐々に数を減らしている傾向は強い。

▼互換性のないブレーキ種別の変更

バンド/サーボ/メタルリンクブレーキ→ローラーブレーキへの変更、
後輪のハブブレーキ(バンド/サーボ/メタルリンク/ローラーブレーキ)→後輪もキャリパーブレーキ
に交換するのは泥除け取り付け部分に手を加え、強化することで取り付けられるようだが、
加工改造が必要な作業になるため、あまり勧められない。
どうしても後輪もキャリパーがよければ完成車乗り換えを検討すべき。

◆ブレーキ力を最大限発揮させるならタイヤも交換

ブレーキが効きにくいというのは単に調整不足やワイヤー伸びやブレーキ自体の性能だけでなく、
「タイヤ劣化」でグリップ力が低下していることも考えられる。
最適な性能を維持するためには走行距離が少なければ3年を目安に交換するのが良いだろう。
(BSの中級マイティロードや上級のロングライフを想定。下級のタフロードではそれ以下、
激安タイヤ、状態の悪い中古では1ヶ月以内に交換になることも珍しくはない)
距離で換算するなら5000km程度が目安。
電動アシストや業務用自転車で荷物重量があればそれより早めに交換すべき。
(20インチ[406・451]のような小径車では2年よりも早い段階で交換)


▼交換・修理する手段

交換方法が分かる人はパーツを各自購入し組み換えになるが、
分からなければ実店舗の自転車店でパーツを取寄せてもらい交換してもらう。
基本は「部品代+送料+工賃」だが、送料なしなど各店の方針で異なる。
工具を揃え、作業の手間を考えると、信頼できる店で交換してもらうほうが早い。
但し、店選びで失敗してしまうとバック広げ工具を使われてしまう可能性もあるので慎重に選ぶ。
値段だけで決めずに技術力で決めることが望ましい。

▼自己責任で挑戦する場合
不器用と雑さに自信があるなら推奨できないと前置きした上で、
前輪キャリパーブレーキ交換はさほど難しくもない。
後輪(内装)の交換手順は以下のサイトを参考にホイールを外して交換。
www.geocities.jp/taka_laboratory_2/20100306-R-tire/20100306-R-tire.html



※放熱板が大きいほど坂道で効きにくくならない。
※IM80,81,86はハイパータイプ(ブレーキ力が強い)
─────────────
▼前輪用(あまり見かけることはない)
     [BR-IM31-F] 約2000円 放熱板なし 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0
     [BR-IM35-FF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0
 ▼インナーケーブルクイックリリース
  [BR-IM45-F] ------------ 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1
  [BR-IM55-F] ------------ 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0
  [BR-IM80-F] 約4000円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5
  [BR-IM81-F] 約4000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5
  [BR-IM86-F] 約6000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 ディスクブレーキマウント対応
─────────────
▼後輪用 (よく使われている)
     [BR-IM31-R] ------------- (放熱板なし) 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 激安車に搭載されているらしい
     [BR-IM31-R] 約2000円 放熱板90mm 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 BSなどの一般軽快車に多い
     [BR-IM35-RF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0 一般車ナットB.C.3/8が1種(M10:2種)
 ▼インナーケーブルクイックリリース
【廃盤?】[BR-IM45-R] 約3000円 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1
【廃盤?】[BR-IM55-R] 約4000円 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0
 ([BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3 )
【廃盤】[BR-IM80-R] 約4300円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5 一般車用ナットB.C.3/8が2種(M10:1種)
  [BR-IM81-R] 約5500円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 2014-2015再販したが…既に終了?
─────────────

▼[BR-IM81-R] 
ABRIM81RC=「BC3/8軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属)
ABRIM81RD=「M10軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属)

si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-BR-IM81-R-3283A.pdf
「フレームエンドの厚みによって固定できなければ厚みがある8.2mmに変更可」

──────────────────────────
──────────────────────────
「2014.12.28現在」
BR-IM81-Rだけでなく、BR-IM80-Rも購入できないようだ。
一般車の「BR-IM31-R」から「BR-IM45-R」「BR-IM55-R」に交換する意味は・・・なくはないが微妙。
いつ購入できるかどうかはシマノの生産計画次第。
81と80に関しては見つけたら確保しておくほうが良さそう。
81はミヤタが、80はヤマハが補修用として部品確保しているとは思うが、
カスタム用に提供される可能性は低い。
※故障したとすれば原因確認のため店から送付を求められる可能性もある。
──────────────────────────

●「BR-IM80-R」の画像
ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html
こちらでは4600円(税込)で取り寄せ可能のようだが入荷日未定な様子。

上級一般車クラスにはこのブレーキを標準搭載してもらいたいところでも、
「ブレーキ本体の重量増」というのはともかく、
「効きすぎで(タイヤが早く摩耗するので)困る」とかいう人もいるのだろうか。
──────────────────────────
●2.15追記
BR-IM81-Rは「5月中旬」購入可能
BR-IM80-Rは「終了」(残りは完成車メーカー補修用、卸問屋、小売販売店の流通在庫のみ)

▼一時期掲載から白紙になり、旧品の継続状態だったが、段階的な入れ替えにでもなるのだろうか?

   [BR-C3000-F]放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1
   [BR-C3010-F]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2
   [BR-C6000-F]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6
   [BR-C6010-F]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6

   [BR-C3000-R]放熱板122mm 放熱性 1 ブレーキ力1.1 [BR-IM45-R]後継?
   [BR-C3010-R]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2 [BR-IM55-R]後継?
   [BR-C6000-R]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6 [BR-IM80-R]後継?
   [BR-C6010-R]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 [BR-IM81-R]後継?
   [BR-C6060] 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 ディスクブレーキ対応
※放熱性:[BR-C3000]を基準値1とする場合
──────────────────────────
●なぜか限定?復活
[BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3
終了していたが、EUで大量発注でもあったのだろうか。
放熱版がフレームに干渉するとか、
ハブ付近がどうしても黒じゃないと困るとかということでもなければ
店によっては安めの値段で買えるのはメリットとしても、
81を買うならわざわざ70を選ぶ必要もないのでは・・・?
──────────────────────────
2015.8.23現在「BR-IM70-R」「BR-IM81-R」は購入できる店あり。
急ぎでブレーキ強化するのであれば「BR-IM81-R」、来年まで待てるなら「BR-IM80-R後継のBR-C6000-R」他。

「BR-C3000-R」「BR-C3010-R」「BR-C6000-R」はシマノに展開図の掲載だけで
(「BR-C6010-R」「BR-C6060」は展開図もない状態)
まだ単品販売は開始されていないようだ。
◆[BR-IM80-R] は[終了]
勝手な予想では早ければ海外では秋くらいから販売で、国内で購入できるのは2016年4月以降くらいだろうか。

★NEXUSシリーズ(2016年以降モデル)

cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/newpro2016/for_comfort/nexus.html
新規投入が楽しみではあるが、日本の一般車では高級とされる自転車でも搭載するのは稀になるのだろう。
最低でも「BR-C3000-R」を標準搭載するだけで交換時の手間が
インナーケーブルクイックリリースによって多少楽になるということよりも、
一般車に対しては「性能」より「安さ」を絶対視する消費者が多いから仕方がない。
推定使用距離が2,3kmで坂もないというところであればBR-IM31-Rの放熱板なしでもいいとして、
実際は店でもっと用途に応じて様々なブレーキに交換すべきだと思うが、ブレーキ種類の変更を提案どころか
ハイパータイプのローラーブレーキの存在自体を全く知らないということのほうが多そうな印象。

2015.9.27 新型ローラーブレーキの販売開始を確認(但し、BR-C6010、BR-C6060は確認できず)
【前用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前用のローラーブレーキを採用している完成車メーカーは少ない。
代表的な車種としてはBlessのビーチクルーザー(MAHILOW 3i、MAHILOW SPECIAL、SHO 3i)。
※買い間違えてもナットのみ購入できるが、分からないなら確認すること。(実測またはメーカー問い合わせ)
ABRC3000FB Nexus BR-C3000 3.5mmナット付属(M9) 約4300円
ABRC3010FA Nexus BR-C3010 4mmナット付属(M10) 約4300円
ABRC3010FB Nexus BR-C3010 3.5mmナット付属(M9) 約4300円
ABRC6000FA Nexus BR-C6000 4mmナット付属(M10) 約5000円
ABRC6000FB Nexus BR-C6000 3.5mmナット付属(M9) 約5000円
▼ナット単品
M9×3.5mm → Y22V05020
M10×4mm → Y22T05000
【後用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※通常の一般車軸はBC3/8(←量販店のスポーツ車風でもBC3/8)、本来のスポーツ車軸はM10
買い間違えてもワッシャーのみ購入できるが、分からないなら確認すること。
ABRC3000RA Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約3700円
ABRC3000RB Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約3700円
ABRC3010RA Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約4000円
ABRC3010RB Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約4000円
ABRC6000RA Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約5000円
ABRC6000RB Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約5000円
▼ワッシャー単品
BC3/8:7.2mm → Y8JK98010
BC3/8:8.2mm → Y8JK98020
BC3/8:9.7mm → Y8JK98030
M10:8.2mm → Y8JK98040

●付け替え思案

BR-IM31-R標準ブレーキよりも制動力は若干増すくらいで十分だが、
タイヤ・チューブ交換時に楽なインナーケーブルクイックリリースが必要であれば「BR-C3000」、
道中に長い坂道を下るのであれば「BR-C3010」、
下りの坂道にも強く、制動力も欲しいのであれば放熱板も大きくなるが「BR-C6000」。
(制動力だけ高くて放熱板は小さい軽量なものというのは耐久性的に無理な話だろう)
 ※最適な効果を発揮させるためにも「ブレーキレバーBL-C6010」の同時購入もお忘れなく。

▼新型ローラーブレーキに最適なブレーキレバー

■「BL-C6010」約1300円(左右別売り)
左のみ:銀 [ABLC6010RLS] 右のみ:銀 [ABLC6010RRS]
左のみ:黒 [ABLC6010RLL] 右のみ:黒 [ABLC6010RRL]
 ※市販のママチャリ向けキャップ一体型ケーブルとはキャップ径が異なるので、
 シマノ純正のアウターケーブルとインナーワイヤーとケーブルキャップも合わせて揃えておいたほうがいいだろう。
 他にもシマノローラーブレーキクイックリリース型専用のワイヤーの長さ調整ツールなども必要であれば買い揃える。
(インナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021)

使い方の参考記事→「TL-CJ40 内装ハブ用調整工具」カセットジョイント型ハブのインナーワイヤー長さ決め道具」
ameblo.jp/cycle-plus/entry-11564515396.html
(シマノ SG-3R75は127mm)

(2017.2.19追記)●ローラーブレーキの現行品
BR-C6010 は2014-2015のVer012には載っていたが、その後消滅。
2015.9.27頃にはC3000、C3010、C6000は発売されたが
C6010、C6060の大型放熱版の新型の発売はなくなり、BR-IM81が継続という形になったが、それも廃盤。
▼ブレーキレバーは
「BR-IM31、BR-IM35、BR-IM81、BR-IM86」→「BL-C6000」「BL-IM65」など
「BR-C3000、BR-C3010、BR-C6000」→「BL-C6010」が最適

BR-IM35-RF(後ろ用)も廃盤のようだ
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00615150
「用途に応じて変更する」ということが当たり前であれば、
長い坂道で使うような地域では本来「組み換え推奨」となるべきだったパーツだが、
完成車として組み込まれたパーツの変更を望まないメーカーや店にとっては
どうでもいいパーツでしかなかったのだろう。

BR-IM81も廃盤で今のところ後継品もなさそうなので、
2016年2月現行品でローラーブレーキ最大の放熱版で最大の制動力を得たいのであれば、
ブレーキ本体「BR-C6000」+ブレーキレバー「BL-C6010」ということになる。
ローラーブレーキの効きが悪いのがどうしても気に入らないという人は、試してみるのも良いのでは。

「インナーケーブルクイックリリース」で着脱が多少楽になるのと、
ブレーキグリス充填用の穴の位置がフレームに干渉しにくい場所に移動することもあるので、
無駄に高いノズルを買うくらいなら変更も視野に入れることをオススメする。

こういう効果のあるものが付いている完成車や試乗車があれば
一般車に対する印象も少しは違うものになるはずだが・・・、
前輪駆動のようなもっと全体的に独自パーツ数を増やすような
金のかかる進化のほうが真っ当のような流れはどうなんだろうと。

●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など

ameblo.jp/cycle-plus/entry-12393201396.html
ブレーキレバー「BL-C6010」(左のみ)も紹介。
※納期に関しては店が取引する問屋と在庫次第。
シマノセールスと直取引ルートがあって在庫もあれば本州であれば1週間くらいで入手できるはず。

シマノ側での在庫も切れていると再生産まで数か月や、
待っていて気付いて1年経過したらそのまま廃盤というケースも珍しくない。

卸問屋を経由する場合で「まとめての注文しかしない」と数か月待つようなことにもなる。

取り付けが自分で問題なく出来るのであれば、
送料等の兼ね合いで安さか早く入手したいかを考えて注文する店を選ぶ方法もある。
こういうときは自転車店ではない店からの取寄せが便利なこともある。

しかし、国内向けの位置づけとされるBR-C2050-Rは未だに実物画像すら不明。
本当に流通しているのだろうか。


●ホイールの空転時に抵抗があるという問題(BR-IM80-R)
ameblo.jp/rantzwadorl/entry-12136071758.html
(ブレーキワイヤーの調整不足やハブや玉当たり不具合ではなく)
「空転時に何十秒も回転するホイールが必ずしも良い意味があるというわけでもない」
という話もあるので、走行時に気にならない程度であれば「気にしない」というのも一つの手。
抵抗感を補うこともできる「電アシ」であるなら尚更。
「追記その2」には
通常ある抵抗感の範囲内であった可能性も高く、無実かもしれないともあり、
やはり気にしすぎだったのかもしれない。

※インナーケーブルクイックリリースとは

www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/SI_8G80C/SI-8G80C-001-JPN_t_v1_m56577569830765412.pdf
一般的なIM31に比べ、着脱の手間が少ない機能が搭載されている。
タイコ部分から直接インナーワイヤーの着脱もなくなるので負担も少ない。
交換するならIM45以降のものに交換すると後で楽。
但し、最初にインナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021)(約1500円)で長さ調整は必要。

もっと採用車種が増えるべきだと思うが、コスト面の観点で採用されにくい。
廉価車種ならともかく、ある程度高い車種には、価格が上がっても、そのぶん基本機能も向上されて、
後々の作業の手間を減らせるアピールポイントになると思うのだが・・・。
メーカーは取説を読む気すらないような店に配慮しているのだろうか。

ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html
今更ながら、見ていて思ったのは一般車でインナーケーブルクイックリリースにしないのは、値段も然ることながら、
雑な管理でワイヤー固定部分が外れるかもしれないという懸念があるのかもしれない。
整備性が劣る以前に、大抵は壊れかけた段階でしか持ち込まれないことを考えると仕方がないのか。

参考:
[BR-IM80-R]採用車種
「ヤマハの業務用電動アシスト」
www.yamaha-motor.co.jp/pas/gear-cargo/
業務用に採用されるほどの信頼性。

「BR-IM81-R」採用車種
「ベルトドライブのクロスバイクのような自転車」
www.miyatabike.com/miyata/lineup/ex_cross/ex_cross_street.html
こっちは単にディスクブレーキを採用したくなかっただけのような。


★汎用グリスはローラーブレーキグリスの代用にはならない


http://www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5
http://www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#chemical5
使えるから問題ないと勝手に判断しても「それが大丈夫」とは限らない。
安易に使用することのないよう十分に注意しておきたい。

●挙動が怪しくなってきたら「専用グリス」・・・[メタルリンクブレーキ][ローラーブレーキ]用
シマノ(SHIMANO) ローラーブレーキ用グリス・100g入り (Y04120400)
◆◆モリブデングリスとは成分配合が異なるので必ず純正品を使用すること。◆◆
量が少なすぎれば「音鳴り」、「多すぎ充填でもブレーキ性能が低下」
使うときは
「(1)充填穴のキャップ・グリス内部のキャップを外す」、
「(2)12mm以上差し込む」、
「(3)車輪をゆっくり回転させながら[約5g]」を目安。(下記取説をしっかり確認すること)
★[BR-IM45-R,BR-IM55-R,BR-IM80-R取説]
www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/SI_8G80C/SI-8G80C-001-JPN_t_v1_m56577569830765412.pdf
充填時期は急制動気味や音鳴り発生時に。 
適量は量りを使い、注入には「AZ 注入型計量容器」などのシリンジを使うのが最良。
10gサイズもあるが容量は10分の1なのに値段は割高。
サーボと同じくキャリパーやVブレーキに比べ重いという欠点もあるが雨天にとても強い。
各種グリスと違い色は真っ黒。(ちなみに内装ハブ用は白っぽい色)
◆バンド/サーボブレーキなどへは使用厳禁。

■音鳴きがしていなくても内部でグリスが切れている実例

anocora.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-5499.html
「ブレーキワイヤーを交換しても戻らない」

●ローラーブレーキに専用グリスが必要だということ

cs-shinwa.sblo.jp/article/170314243.html
購入時に説明すべきだろうとは思うが、大抵は、その場で1回説明したところで
恐らく「はいそうですか」で終わって1週間どころかその日のうちに忘れている可能性大。

ワイヤーの初期伸びが起こる購入1ヶ月は車種限らずで、
その後は野ざらし保管や屋根下駐輪であれば月1で、
カレージ内保管でも2か月に1回くらいのペースで定期的に調子を見てもらうことで
不要な出費やトラブルを減らすことが出来る。

しかし、客としてその店に訪問しやすい雰囲気があるかどうかという話でもある。
いくら客のことを思ってとはいえ即説教コースに突入する店があるとすれば、足が遠のくのも無理はないと思う。
(反対に、笑顔で接しやすい雰囲気でも整備力が低く、むしろ悪化させるような状態にした挙句
「この値段ですし仕様ですね」で済ませる店というのも勘弁してほしいが・・・)

ちなみに、BR-IM45-R,BR-IM55-R,BR-IM80-R取説では1回約5g
ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」 は100gなので
100g÷1回約5g=約20台ぶん使えることになる。
しかしながら、黒グリスで見づらいこともあり、計測も面倒なので
容器内に残ることも考えて1回ぶんを6gとして、
使い切りのミニスポイトに入れたものを安価で市販してくれないものだろうかと常々思う。
しかし、10g入り単品(Y04140020)が100g入りと実売価格ではほぼ同じという無駄に高い値段設定からして、
安価で購入しようと思えば店向け用に100本セット専用で作られて、
それをバラ売りする店から購入という形でもなければ無理なんだろう。

●グリス補充せず乗り続けたローラーブレーキの末路

kamikawa-cycle.com/blog/4153
過剰充填でも問題になるので、
ローラーブレーキなのにキーキー音が出たり、キーキー音が出なくても利き難くなった時点で、
ワイヤー等の交換や調整も頼むとして「補充タイミングと補充量を判断できる店」に任せることを薦める。

●ローラーブレーキ本体の黒い小さい蓋キャップ

シマノ「Y75F1100 グリスホールキャップ」(90円税込)
www.yodobashi.com/0/pd/100000001002226295/
しかし通販で買うまでもなく身近な自転車店で廃棄車からパーツ回収している余りがありそうなので
自転車店に行ったほうが早いかと。(中古品なら0円~新品でも約100円)
取寄せで送料必要な店しかない場合は通販のほうが良いとはいえる。
物が物だけにここまで自転車店に任せろとは言わない。

●ノーマルタイプ(IM31,35)とハイパータイプ(IM80,81,86)の違い

内部のローラーの大きさそのものが違う。
ameblo.jp/cycle-plus/entry-11507544978.html
内部のシューの形状も違う。
www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532846020107965&id=466183956774172

(IM45,55は制動力にはさほど違いはなく、交換が容易なインナーケーブルクイックリリースになったもの)

ハイパータイプどころかIM35すらさほど見かけないだけに違いを実感するのは困難。

IM31(放熱板なし)「下級グレード自転車向け」
IM31(放熱板あり)「普通装備」
IM35→IM31の放熱版を拡張「下りの坂道でも効きが落ちにくい」
IM45(後継:C3000)→ほぼIM31を「インナーケーブルクイックリリース化」
IM55(後継:C3010)→「インナーケーブルクイックリリース化」+「放熱板を大型化」
─ここから別物─
IM70→「内部シュー構造変化だけ?でブレーキ力の強化」「放熱板も拡張」
IM80(後継:C6000)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板も大型化」
IM81(後継:C6010)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板を更に大型化」

●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」

日本市場向けのようだが
インナーケーブルクイックリリース系統のものかどうかは今現在画像もないので分からない。
スペックを見る限りでは放熱版はBR-C6000-Rと同サイズの150mm、
ブレーキ力もBR-C6000-R同等の1.2のハイパータイプに属する。

[BR-C2050-R]放熱板150mm ブレーキ力1.2

●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅?

2017-2018最終の製品仕様に載っていた「BR-C2050-R」は
2018-2019の現行最新ver.2.8(更新日: 2018年7月4日)から消えている。
昨今の経済状況を鑑みて新製品投入は見送ったというところか。

そもそもハイパータイプのローラーブレーキどころか、
本来は坂道が多い地域では組み替えてでも販売すべき
(BR-IM31から放熱板を拡大しただけのような廉価品の)BR-IM35すら消えてしまったことを思うと
ブレーキに対する価値を(恐らく数百円でもコストが増えることを理由に)
微塵も見出していない完成車メーカー(代理店)に落胆する。
(軽量化でコストも下げられるのであろうハブダイナモだけは新製品投入を歓迎しているようだが・・・)
(既存品との違いが不明のハイパータイプDX版は欧州での一定需要があるので新規投入する予定なのだろう)

●【前輪用】BR-C6060-F  【ハイパータイプ】26-28インチ(ETRTO:559~635)

ブレーキ力1.7 放熱版150mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース
            ↓仕様変更
ブレーキ力1.7 放熱版138mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース
放熱版をコンパクトにしつつ性能はそのまま。

(カタログ落ち)●BR-C6050-F【ハイパータイプ】20-24インチ(ETRTO:406~547)
ブレーキ力1.7 放熱版100mm 放熱力1.0

日本市場では前ローラーブレーキの車種は相当珍しいので
更に交換してまで使ってる人を見ること自体なさそう。

それよりも、未だに日本市場向けと書いていても
使ってる車種が存在しているのかどうかすら分からない「BR-C2050-R」が知りたい。
(シマノのwebカタログ一覧表にある「3D Link」はIDがないと閲覧できない)

●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」

計画段階の予定も含まれるため、当初書かれていた品番ごと消えたり
品番は存在していても、一向に(日本)市場投入されないというケースもある。
productinfo.shimano.com/#/spec/2.5/COMFORT/
(DX品番と既存品の違いは仕様表には書いていない)

【前輪用】BR-C3000-F-DX
ブレーキ力1.2 放熱版122mm 放熱力1.0

【前輪用】BR-C6000-F-DX
ブレーキ力1.5 放熱版150mm 放熱力1.4

【前輪用】BR-C6060-F
ブレーキ力 1.7 放熱版138mm 放熱力1.4

【後輪用】BR-C3000-R-DX
ブレーキ力1.0 放熱版122mm 放熱力1.0

【後輪用】BR-C6000-R-DX
ブレーキ力1.2 放熱版150mm 放熱力1.4