タェンティース

名前 タェンティース・イルム
性別
身長/体重 160cm/90kg
特殊 半人半機

容姿


細身の体に白い肌、青銀の瞳、グレーの短めのボブカットの髪
外見上は20代半ば程の怜悧な雰囲気の女性であり、機人との判別は非常に困難
衣服はスポーツブランド系の一式に、肩に漆黒の布を纏う
地肌の上に柔軟性の高いゴムのような
レオタード状の密着式専用バトルスーツを着用している

+ イメージ


性格


冷静に見える激情家
自意識としてそれを把握しているためか基本的に他人と一歩引いた付き合いを行う
しかし深い仲となれば話は別で途端に砕けた本来のやや幼く見える程の素が覗く
自分や大切な相手、はたまた力無い弱者を
暴力から守る手段としての殺害を躊躇しない


概要


開発者である『博士』の遺した最期の素体と融合を果たしたタェンティース
強く賢く借金だらけの彼女の新たなる冒険が始まるのである


能力


【コンプリート『リ・ミィ』】
マウスィム製半人半機の完成形態、人造された一個の生命体
有機と無機の融合体として高次元の完成度を誇り、そのスペックは高い}

【ニアクラウド】
越境通信での『ニアクラウド』へのアクセスに依り
従来のタェンティースの改修を独自解釈で再現しており、
科学サイドの住人ながら魔力回路すら備えている
使用可能な能力としては
''『イムエト』''の土を利用した再生
''『イオナ』''のヘルメスの靴へのアクセス、ローラーダッシュ
''『イヴィア』''の虚刀召喚
それと魔力放射に依る簡易なバリアである


装備


【漆黒の布】
ストールのように肩に纏う黒い布地
特殊効果は無いがとても大切な物らしい

【赤刃】
とある越境者より授かった魔法と科学の融合剣
内蔵ジェネレーターから供給されたエネルギーを用いて破壊力を増強させる事が可能
また刀身に刻まれた邪なるルーンにより霊魂を滅する
正式名称は''【アラクレームの赤き刃】''

【ヘルメスの靴】
膝下まで届くダークグレーのロングブーツ
イムエトの魔力と連動、底面部ローラーが滑走による高速移動を可能にする

【ソニックブレイド】喪失中
カッターナイフの刃を大型化&厚化させたようなバッテリー搭載型の物理ブレード
高周波モードを備えており、超速振動を送り込みつつの鋭い斬撃が可能
但しバッテリーの充電の燃費は非常に悪い
未使用時は充電器兼用の鞘に納められて帯刀している
本文中の記述は『ブレード』
高周波モードを稼働させた際は『ソニックブレイド』

【月光】
ソニックブレイドより大型の直刀ブレード
特殊な機構は持たないものの圧倒的な強度(破壊不能属性)を誇る
未使用時は刃引き型の鞘に納め帯刀している
本文中の記述は『月光』


所持メダル

【奴隷戦争の英雄】
『ファンタジー世界 コンクエスト・ザ・ワールド』クリアの証

【ワールド・デストロイヤー】
『SF世界 デストロイ・ザ・ワールド』クリアの証

+ 設定、用語
【ミィ】
バグを起こし、
兵器でありながらヒトと同じ自己を保持するに到ったはじまりの個体
これの現象を『ニア』と名付け、
人工的に『ニア』を創造すべくして『リ・ミィ』が産み出された

【リ・ミィ】
上記ミィの人工創造計画(プロジェクトタェンティース)の雛形
タェンティースやニア・シューペリオリティを始めとする一連の特殊高性能型を示す
『ニア』への覚醒時に必要とされる精神的揺らぎに対応するためにバッファ領域が非常に大きい

【ニア】
概念的存在
機械が起こすバグの一種であり、ある種意思を持つ(ように振る舞う)事を指す

【ヒトに寄り添うモノ】
タェンティースの『ニア』の通称

【希望へと歩み寄るモノ】
ニア・シューペリオリティの『ニア』の通称

【ここではない世界、ここではない場所】
タェンティースやニア・シューペリオリティの産み出された研究所
現在は破壊されてひと気はない
カノッサ機関が数度の調査を行っている
正式名称『マウスィム研究所』

【タェンティース・イルダ】
戦人形
イムカ・グリムナーの提案する
即製駆逐(インプト・ヤークト)計画に基づき
追加装甲及び武装を施された形態
火器管制補正索敵ユニットとしてサーボスカルとリンクする
ネクロア相手に強襲を仕掛け、ウォリアー部隊を撃破
後にA-01と交戦、大破している

【タェンティース・イヴィア】
剣人形
コンクエスト・ザ・ワールド最終戦争時、
四肢の大半を失いそれを虚刀で補った形態
数多の死に直面しその意義を疑問視した半人が
自身の存在を肯定し(開き直ったとも言う)
与えられた魔力を最大限に発揮した結果の変異
直後に終戦、越境に依り虚刀召喚の魔法は失われた

【銀の勇者ジナ】
過去にギャラエが接触し、DNAを採取したレジェンドクラスの勇者
その遺伝子を使い造られたのがタェンティース・シリーズの素体である


+ 旧モデル
名前 タェンティース・イムエト
性別
身長/体重 158cm/89kg
特殊 半人半々機半々土人形

概要

とある魔女の貪欲な迄の研究心が生み出した、魔法科学融合型イムエト式ゴーレムクォーター

元々は戦場において敗北し爆発の最中にその世界から追放された半人半機
バラバラになった半人が辿り着いたのは魔力の発展した世界、そこで魔女に拾われ改造を受ける事になった

記憶や思考はメインの思考ユニットの健在に依り継続
戦闘能力は機体バランスの低下の影響で近接戦闘がややダウン、遠距離攻撃や再生の追加によりその他搦め手が可能となった

能力

【対異能戦闘用人型兵器・特殊高性能試作型ナンバリング無し】
以前とほぼ変わらず
ただ体各所が魔法土となっているため機体バランスは低下している

【ドレス・イムエト】
戦闘に依って喪失した上半身の大部分と両脚を構築し、
機械部のエネルギーを魔力に変換して取り込み駆動する土人形(マッドゴーレム)の体
人体の様にしなやかな稼働を誇り、更に任意で取り外しが可能
少量を遠心力等によって飛ばし威力は低いものの遠距離攻撃も行える
一定以上の衝撃を受ければ自動で被撃部分を飛散させ、全壊を防ぐ性質を持つ
また似通ったタイプの粘土質の土を取り込み魔力を染み込ませて損失分の修復が出来る
とはいえあくまで修復以上の事は行えず、腕を増やしたり肥大化するといった芸当は不可能
魔力を染み込ませるのには量にも依るが、手首の欠損程度ならほぼ即座
ただ腕を丸々一本となると2~3日を要する
染み込ませている間は動かす事は出来ない
修復に応じた魔力(=エネルギー)を使用するため、余りに多用すればそれらも枯渇する
毒や冷気に強い耐性を持ち
反面ドロドロになってしまうため大量の水や、乾燥してしまう高熱に弱い
やはり無機物扱いであるため、それを対象とした力も弱点である
因みに魔力が行き渡った状態のドレス・イムエトはヒトの皮膚と変わらぬ色に変化する
逆説的に言えば土色の場合そこはまだ魔力不足であり、稼働が行えないと言うサインでもある
大量の魔力を放出し、停滞させる事で本体周辺極小範囲にバリアフィールドの展開が可能
可視出来る程の魔力の膜ではあるが、元来の使用目的とは異なる為に防御性能は気休め程度

+ 旧々モデル
名前 タェンティース
性別
年齢 製造後5ヶ月程度、外見上20歳前後
身長/体重 160cm/105kg
特殊 半人半機

能力【対異能戦闘用人型兵器・特殊高性能試作型ナンバリング無し】

体の大部分を機械化した半人半機
故に身体能力は高く、細身の体格からすると想像出来ない程のスペックを誇る
武具の扱いにも優れ、特に実剣での戦闘技術は非常に高い
反面無機物に作用する能力や魔法に弱く、また高熱や雷撃を受けるとオーバーヒートしてしまう
毒や冷気、精神攻撃への耐性が存在するが半「人」であるために気休め程度
ある程度のレベルまでならば機械関連の知識もあるが基本が前線での戦闘兵器のため、その部分は重視されていない

概要

上記の通り、元来は対能力者用に作製された人型兵器
クローン有機体をベースに大部分を機械化する事によって能力者と渡り合う力を与えられた
製造元の機関からの命令を最優先としていたがその内タェンティースの開発主任が失脚、運用計画が頓挫し機体そのものも不要となる
秘密裏に破棄されようとしていたがそれを拒み逃走を続け、現在に至る
通常時は人間と見分けがつかない程の外見と振る舞いが可能
全開での戦闘時や熱暴走時には体各所の排熱ハッチが開き、赤熱した駆動系が覗き鈍く輝いて機動すれば残光を帯びて煌めく
因みにタェンティースは搭載された思考ユニットの名称であるが名前として名乗っている

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最終更新:2022年10月05日 16:17