「―――――戦乱の炎か。
"あの時"を思い出す……いや、"あの時"と同じだ。
全ては一様に破壊され、奪われ尽くす―――」
プロフィール
名前 |
シュバルト(本名ではない) |
性別 |
男 |
年齢 |
20代前半 |
種族 |
半人間・半悪魔 |
身長 |
181cm |
体重 |
70kg |
能力名 |
マレフィキウム<Maleficium> |
出身世界 |
近代文明の世界 |
立場 |
カノッサ機関員 |
容姿
フード付きの黒いマントで全身を包み込んだ男。マントにはカノッサ機関のロゴが描かれている。
フードを着用した姿でも、素顔は隠れているわけではない。
マントの下は、18~19世紀のヨーロッパを思わせるデザインの黒い軍服に銀色のチェーンやアクセサリーを身に着けた奇妙な姿。
髪は長めで、髪色は黒。
半悪魔化の影響により、瞳は赤黒く染まっており、フードの奥からも鈍い光を放っている。
所有物
- マント
- シュバルトが身に着けている黒いマント。カノッサ機関のロゴ入りであり、どうやら機関員に支給されるものらしい。
平時はいつも身に着けているが、戦闘時には脱ぎ捨てるが、召喚魔法でいつでも手元に呼び出すことができる。
- サーベル
- 召喚魔術により呼び出す。
護拳のついた片刃の長い曲刀という、一般的なサーベルに準じた構造だが、刃の幅が広めで重量も重めである。
『Creete bmfuthod』の魔術が組み込まれており、魔力を込めると自動的に長大な魔力の刃を形成し、リーチと威力を増すことができる。
また、『Sevin fyeem』で呼び出した黒炎、『Sevin tookeir』で呼び出した黒雷を宿すことで強化することもできる。
主に右手で使用する。
- ピストル
- 召喚魔術により呼び出す。フリントロック式マスケット銃のピストルのような外見をしている。
『Scht bohyt』の魔術が組み込まれており、魔力を込めてトリガーを引くと魔力で形成された魔力弾が発射される。
古典的な外見に似合わず、連射速度は1秒に1発程と速め。主に左手で使用。
- 魔馬アレイオン
- 全身が漆黒の体毛に覆われた馬型の魔獣。『Sevin heibvep』の術で召喚する。
- 姿や大きさは一般的な黒馬と変わりないが、普段は魔界に棲む魔獣の一種であり、気性の荒さは普通の馬とは比べものにならない。
- 故に、従えるには馬術に加え、悪魔や能力者レベルの強さが要求される。
- しかしその速度や突進力は、扱いづらさに見合った優れたものとなっている。
- シュバルトは過去の戦争経験を生かし、ピストルでの牽制の後接近し、速度を生かし馬上からサーベルで斬りつけるという戦法を好む。
能力・戦闘手段
- 【マレフィキウム<Maleficium>】
- 通常の人間が悪魔と契約を結び、身体を部分的に悪魔化することにより得る能力の総称。
- シュバルトの場合は、人間を上回る身体能力と魔力、そして魔力を燃料として発動する魔術である。
- 右手にサーベル、左手にピストルを持ち近~遠距離をカバー、ところどころに魔術を織り交ぜるという戦闘スタイルを取ることが多い。
- 一部悪魔化した肉体により発揮される身体能力は、人間を超えたものである。
- シュバルトの使う魔術は本来悪魔が使用するものであり、威力は平均的な人間の魔術師のものよりも高いが、まだ完全に身体が悪魔化していないシュバルトにとって長時間の使用は負担が大きいという欠点がある。また、魔術発動には詠唱が必要なため、その瞬間に隙が生じる。
以下、現在確認済みの魔術
- 『Creete mythoe』
- 円形の魔法陣を創る。出現させる場所は、地面や空中など様々。魔法陣は、魔術の威力を増大させるなどの補助的な役割を果たす。また、敵の弱い攻撃(物理的・魔法的を問わず)を防ぐ防御壁としても使用できる。
- 『Scht rlyley』
- 光線を発射する。高速連射が可能だが、ピストルの魔力弾よりも一発の威力が劣る。
- 『Scht sniverd』
- 召喚されたサーベルを発射し、敵を貫く。発射されたサーベルは直接拾うか、『Sevin sniverd』で手元に呼び出すことでそのまま武器として使用可能。
- 『Sevin sniverd』
- サーベルを呼び出す。
- 『Sevin gliwn』
- ピストルを呼び出す。
- 『Sevin fyeem』
- 黒い炎を呼び出す。
- 黒い炎は通常の炎と同様に可燃物に引火する性質を持つが、明るい場所を暗くするという点で異なっている。
- 『Sevin tookeir』
- 黒い雷を呼び出す。
- 『Sevin heibvep』
- 「魔馬アレイオン」を呼び出す。
詳細
- :来歴
- 元々は出身世界で平民として暮らす普通の人間だった。ある時戦争が起き自身も騎兵として志願し戦ったが、敗戦して祖国を失ったことで、己の身の無力さと人間の世の儚さに絶望することとなり、放浪の末出会ったある悪魔と契約を結び、自身の身体を部分的に悪魔化し力を得た。
- 以後は人間に憎しみを抱くと同時に悪魔を崇拝し、自らの身体を一刻も早く完全な悪魔と化すことに執着する。
- :性格・人格
- その来歴から、世を拗ねた態度をとり、普通の人間や、普通の人間の生み出すものに対しては無感動な傾向にある。
- しかし、能力者など人を超えた力を持つ者に対しては一定の理解を示すことがある。
- 利己的で目的達成のためには手段を選ばないが、心の奥底では残酷な手段を躊躇う自分を無理やりにも押さえつけ、冷酷に徹している節がある。
- :新世界において
- カノッサ機関に所属するが、それは能力者としての活動を有利にするためであり、実際には機関への忠誠心はあまりなく、本心ではあくまで利用しているにすぎないらしい。
- また、「機関員として能力者を監視する」という名目で、『新世界』に潜伏している。
- シュバルト本人か、はたまた並行世界の存在かは分からないが、『衰退世界』に閉じ込められたのち脱出した能力者の一人だと言われている。
- そのため、凄腕の冒険家『アシール』とその仲間達が蟲を蹴散らしながら『衰退世界』を旅する本、『世界を巡るもの<アラウンドザワールド>』を読んだならば、ひょっとしたら彼に関する記述を見つけることができるかもしれない。
- 『近未来世界「ワンス」』の人工島「ネオ」襲撃戦ではカノッサ陣営の一人として参戦。
- 光学兵器で武装した騎兵隊を率いて戦ったが、能力者紫狼や兵士達との激戦の果てに重傷を負い撤退。
- その後はカノッサ機関の中でも第一線の任務からは身を引いているようだが……?
中の人(シュバルトの人 ◆ZbOyylj7gQ)から一言
「正統派厨二キャラ」がコンセプトのキャラです。
基本的にはカノッサ機関員として悪役の立場ですが、利害が一致すれば正義側に立つ可能性もなきにしもあらず……かもしれません。
中の人の他のキャラ
最終更新:2014年08月20日 10:19