“魔人”事件 報告書

作成者:異能対策本部局長 日馬 茂雄

概要

“首謀者”が引き起こした一連の大規模テロ活動
越境者による活躍により事件は収集したものである

異能者について
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この世界では 科学の力では到底説明がつかぬ力を持つ者が極僅かながら存在している
切っ掛けは様々で 生まれついての者 成長してから異能者であることが判明する者
怪我や病気が元で発症する者 他にも多数

膨大な歴史を紐解くと 異能の力を持って乱世を勝ち取った英雄が多数存在するが
その多くは疎まれ 迫害されてきた歴史を持つ
我が国でも異能者の対応は頭の痛い問題であり 法整備が進んでいない状態である 

首謀者について
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本名:金子 正樹
国籍:日本
職業:犯罪組織のボス

地方の村落出身の金子は生まれつきの異能者だったようだ
強力な【召喚術】を持つ金子は両親から恐怖を持って扱われ 閉鎖的な環境から幼くして村八分の扱いを受けてきたようだ

中学卒業と同時に親の金を奪って上京するも 能力者というだけでなく 学も何もない金子は暴力団に身を寄せ 
異能の力を発揮して組を乗っ取ると 他の異能者を集めて犯罪組織をつくりあげる

表向きは行き場のない異能者の救済を謳うも その本質はこの世に絶望しきった破滅願望の塊であり 
世界そのものの破壊を目論んでいた

最後は越境者によってひん死の重傷を負うも 命を引き換えに“魔人”を召喚し息絶える

犯罪組織について
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名称:大日道義会
元は指定暴力団体 首謀者:金子が身を寄せ その後乗っ取られた組織である
ドラッグの密売や賭博 貧困ビジネスなどを元の団体から引きついており 資金面ではかなりの規模を誇っていた様だ

その構成員は疎まれた異能者で固められており 自分たちの居場所を作るという目的から 構成員間の結束は非常に高い
なお首謀者の真の目的を知る者はおらず 事件終息後は多くの構成員が自主的に投降

一部の服役者を除き 多くが司法取引の末 異能対策本部直属の戦闘部隊≪ブラックフォース≫のメンバーとなるが
極一部のメンバーは未だ潜伏 犯罪行為を行いながら自分たちの居場所を作ろうとしている

“魔人”について
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正式名称:不明

巨大な人型の化け物 わかっていることは破壊という概念が形を伴った存在 強力な力を持ち 戦車隊の斉射にも耐える
また自らの眷属を生み出すことも確認されている
首謀者が命を賭して召喚したことで世界線を越え具現化し この世界に進行してきたが

異能者:アンジェロの異界送りの術により別世界に送られた
なお送った先については不明 アンジェロ曰く「魔人でも勝ち得ぬほどの暴力の只中」とのことだ

龍穴について
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この世界のスピリチュアルな力が通る龍脈と その噴出口である龍穴とのことであるが
事件が起こるまでは それは実態のない絵空事であると結論付けられていた

首謀者は龍穴から術式を送り込み 世界その者の力を弱めることで境界線を一時的に弱め 己の召喚術の力を強めることに成功
強力なモンスターを召喚するも それが切っ掛けで越境者が現れる結果となった

コンセプト・運用について
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未定

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最終更新:2017年11月15日 23:06