鶴田 菜乃花

名前 鶴田 菜乃花
出身 ニブルヘイム
性別
年齢 18
身長 161
体重 48

容姿

至って普通な顔つきに茶色っぽい瞳、髪はそこそこ短めで茶色。東洋人としてはありふれたものである。
頬に銃弾が掠めたような傷跡があるがなくそうとしなければ隠そうともしない。

所々に小さな補修跡のある白い軍服風の制服を纏っている。下はズボンではなくミニスカートに黒いニーソックス。
集落の学校の制服であったと思われるがその経緯については語ることは少ない。
腰のポーチや背中のリュックにいろいろなものを仕舞っていて有事の時の備えは欠かさない。備えあれば患いなしということだ。
また、腰に聖剣の鞘を下げているがこれは革製であり、ちょっと手直しすればたいていの剣に対応する。

性格

苦しむ人たちを放置できない、使われずに放置される武器をつい手に取ってしまう、寂しく咲く花をつい気にしてしまう、といったように優しい性格の持ち主。
死の中に友達を取り残してきた過去を持っていると考えるとそれはある種の償いであるのかもしれない。

だが、そんな過去の鱗片は普段笑顔に隠されて見えることはない。
救われた人たちの笑顔を見れて幸せだ、また使われた武器の喜びを感じて幸せだ、美しい花を見れて幸せだ、と前向きに考えることにしているからだ。

概要

生きるためにニブルヘイムの死にかかった集落から飛び出した少女。元いた集落は物資の枯渇と伝染病の流行、絶望して暴徒化した人々等で正しく地獄であったそうだ。
しかし外は極寒の地獄。普通ならば生きられぬ環境であった。
が、集落での思い出の詰まったカメラと集落の仲間たちに最後に託された物資、そして偶然によって生きて極寒の世界を脱出することに成功する。
偶然、そう偶然ゲートに飲まれて越境をしたのだ。

その後、越境をするなかで菜乃花はやがて自分の特殊性――直感でものの使い方を把握出来ることを発見する。
戦闘が必要なところ、そうでないところでもその力は大いに役立ち彼女をここまで生き残らせるのに役立ったようだ。
聖剣なんという強大かつ扱いの難しいものを拾ったというだけで扱い、自分のものとしてしまうのもそのためであった。
今では、どんなものと出会えるのかも楽しみの一つとなっている。

生き残りたい、それだけの思いでここまで戦ってきたのではない。
花、越境前に親から教えられたその美しいモノを見たかったのだ。そして、それをフレームに収めたいのだ。
あの世界になかったものを、見るために。カメラに収めることで、残してきた仲間たちにも花を見せられると思って。

能力

【技能習得 直感】
手に取ったものの使い方を直感で理解する能力。能力と記したが異能ではなく、脳内の知識から使い方を推測する速度が異常であるというだけである。
この能力の対象は道具や武器全般であり、どんなテクノロジーが使われていてもその使い方は理解できる。
また、1回のロールで使用して、さらに所有したものについての技能をほぼ完全に習得することもできる。

魔力を使うものや本来の所有者でないと使用できないものなどは技能を習得しても当然使うことはできない。また、そもそもの使い方が不明なものや全く未知の概念で作られたものなどはそもそも用途の理解もできないことがある。

使用武装

  • GGT-209 光線短銃『ナナカマド』
堅実の花の名を関する近未来の光線銃。
どこか近未来の世界から流れてきた漂流物。最大三連射まで可能。
太陽光で充電ができるため、昼間ならばほぼ無制限に使うこともできる。

  • 聖剣『パンパスグラス』
光輝を表す花の名をつけられた黄金の聖剣。これもまた漂流物らしい。
魔力を用いるものだが周囲から魔力を吸い上げる性質も持っているので魔力がなくても扱える。だが、本来は所有者の魔力を用いる運用をするので全性能を生かせていない。

魔力を用いれば射程は短い魔力の斬撃を一日5度まで放つことができる。
また、それとはまた別に二日に一度大きな光の刃を刀身の周りに形成しての一振りも可能。本来の性能とは程遠いが強大な威力と長い射程を誇る一撃である。

本来の性能を引き出すには、膨大な魔力の持ち主と本来の名を取り戻すことが必要である。本来は拠点破壊などもできるような代物であったのではないかとも思われてるようだ。
そのため菜乃花は全力でこの剣を振るえる人に出会えたらその人に託したいと思っている。

  • 小型デジカメ『シオン』
あなたを忘れない、そんな名がつけられた小さな紫のデジカメ。
越境前からずっと持ち歩いている宝物であり、その小さなメモリには思い出が詰まっている。
花の写真がかなり多い。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年09月12日 21:29