名前 |
不死原 朔夜 |
性別 |
男 |
年齢 |
32 |
身長 |
201 |
体重 |
82 |
容姿
長身で筋肉質で顔に傷のある強面。世界によってはマフィアの類と間違われることが非常に多い。瞳を隠す色付きサングラスもその原因だろう。
服装も前がはだけた黒っぽいワイシャツに黒皮のジャケット、黒いズボンといろいろと危なげなものとなっているので救いはない。
大きなアタッシュケースを背中に一つ背負い、手に一つ所持しているがこれも度々中身を誤解されてしまう。外見で想像できる中身よりももっと危ないものが入っているのだが。
性格
見た目とは裏腹にとても優しいオジサン。転んでひざを怪我した子供を宥めて無償で手当てしてしまうようなすごく優しいオジサン。
外見で怖がられると凹む。
本職である死霊魔術師兼フリーの越境傭兵という性質から死体には異常なまでに慣れている。また、幼少期から戦場跡で死体を弄っていたせいで死の臭いが隠せないほどに染みついている。
傭兵としては人の死が充満してるような仕事しか引き受けないので一部の者からは「死神」と呼ばれることも。死神呼ばわりは好きではないそうだ。
その過去と願いから妹への思い入れがとても強い。
能力【死霊魔術】
死霊魔術師として死体を利用した様々な魔術を用いる。
着弾すると生体へと鋭い歯や爪をまき散らす心臓手榴弾、非常に低威力だが一度指さされた者を追尾する指弾丸を撃つ拳銃、切り裂く能力に特化した歯銃弾を撃つ拳銃、触れたものに1レスの間幻聴を与える舌投げナイフといった死体を加工した魔術武器を常に複数個所持していて使いこなしている
ただ、指弾丸と歯銃弾にはそれぞれ異なる拳銃を用いる。また、二丁拳銃はできない。
近接戦闘は些か不得意だが6つ骨製のナイフを所持していて一応二刀流もできる。ただ、二刀流の強みの速さが生かせてないので大きな脅威にはならない。
死体を弄るという性質上生者の体のつくりにもある程度詳しくて静かで明るい環境でなら人体の外科手術もある程度は可能。と言っても無免許なうえに傷を塞いで縫える程度の腕前。
また、死体加工の技術は非常に高いので幻獣の死体でも加工して魔術を使うための道具として作り変えることも可能。それを魔力を扱える者になら誰にでも扱えるような装備としてしまったりと死体加工の腕は一流である。
さらに、目玉や耳を使い魔として放って情報収集も可能だが使い魔を行使している間は戦闘行為ができなくなる
死体を加工した武器や加工するための道具は手持ちのアタッシュケースにすべて入っている。
【玲華】
朔夜の唯一無二の妹。故人。背中のアタッシュケースに丁寧に手足が畳まれた状態で入っている。その気になればゾンビとして使役もできるのだがしようとはしない。
状態は非常によくまるで生きているかのよう。だが人には見せない。
彼女は既に死んでいるが朔夜の魔術で体と魂はまだギリギリ繋がっているそうで超高度な蘇生魔法の使い手には蘇生が可能。
元は聖騎士であり、聖剣と共に数多の戦場を戦い抜いてきたのだが死んでしまった。聖剣と鎧については魔術で縮小されて保管されているそうだ。
また、本名のほかに騎士名もある。
概要
死霊魔術の使い手にして越境先で傭兵となって稼ぐ稼ぎ屋。越境者ギルド等の間では死神という通称で知られていることも多い。
越境した先の世界に墓地や死体処理場等死に近い場所があればそこを拠点として活動していることが周知されている。
越境するまでは魔法が発達した世界で騎士の妹と共に忌み嫌われる死霊魔術で所属していた国を守護していたらしい。その実力は折り紙付きだが用いる魔術の系統から出世はあまりできなかったそうだ。
だが、あるとき妹はヒュドラの毒を盛られた。地獄の業火に焼かれるかのような苦しみを耐える妹は苦しみながらも生きることを望み、しかし朔夜にはそれを叶えることができなかった。
だらだらと死体を弄って稼いでいるように見えるが妹を蘇生させて謝るという目的がある。
もっとも、今では半ば諦めかかっているように見えるがその思いは、紛れもなく本物だ
最終更新:2017年09月12日 21:27