叢雲

名前 叢(むらくも)
種族 妖怪(妖刀)
性別 中性
年齢 不明
身長 159cm
体重 51kg

容姿

透き通るような白い肌と引き締まったしなやかな肉体、妖しげな魅力を持つ切れ長の黒眼、そして腰まで届くなめらかな黒髪を持つ。
一振りの日本刀を帯刀しており、街中では刀であることを悟られないように布でくるんで持ち運ぶ。
服はその日の気分次第で変わるらしいが、よく黒を基調としたセーラー服を好んで着ている。タイショー時代に手に入れたとかなんとか。
肉体は憑代の少女のものであるが、真雲が憑依した場合には彼の生前の顔つきや身体的特徴などが若干反映される。簡単に言えば男っぽくなる。

性格

穏やかで優しげな人格と感情的で残虐な人格を併せ持つ
二重人格の類ではなく、叢雲に対し妖刀に宿る妖怪が取り憑く形。記憶は共有され、二人の意思疎通もほぼ完璧である。
普段は真雲が刀の中におり、時折叢雲の身体に憑依し顕現する。憑依形態では代わりに叢雲が刀に封印されてしまう。

能力名【神刃一体(じんばいったい)】

古の妖刀たる"叢雲"の宿主として、表裏二つの形態を持つ"叢雲"の能力を限界まで解放する事が出来る。
叢雲は刀に妖力を込めて振るうことによって糸の様に細く視認性の低い斬撃を飛ばすことが可能。斬撃は恐ろしい斬れ味を誇る。
真雲はまるで射程内を空間ごと圧し潰すかのような衝撃波を放つ事が可能。どちらも大きな予備動作が伴う。
いずれも極めて強力なスキルであるが、妖力由来の能力のため、破邪、聖性、異能破壊などの要素に滅法弱い。

概要

今から数え切れない程昔、人間の少女「叢(むらくも)」と同名の一振りの刀を依り代に力ある妖魔が取り憑き融合した姿。
その経緯から一つの肉体に二つの魂を宿し、穏やかな人格と残虐な人格の二面性を持つ矛盾を孕んだ存在でもある。
初めはお互いに反発し否定しあう関係であったが、不老不死の呪いと永き旅を経て、死という同じ目的を抱くようになる。
安寧たる死を求め世界を放浪するさなか、越境現象に遭遇。まだ見ぬ世界をその目に写し感銘を受けた叢雲は、まだ見ぬ地を求めて世界を彷徨うようになった。
彼らが全ての世界を踏破するまで、死の探求は先延ばしになったようだ。

【所持品】
  • 天金叢雲(あまがねむらくも)
自らの依り代である刀。透き通るような美しい刀身を持ち、叩けば水晶のように美しい音色を奏でる業物。
僅かな自己鍛造能力があり、その刀身は振るえば振るうほどにその鋭さを増してゆく。
そのため刃こぼれなどは一切無く、その修復力はたとえ刀身が折れたとしても、何もせずとも数年後には元通りになってしまう程。

  • 墨染真雲(すみぞめさねくも)
叢雲のもう一つの姿。淀んだ心を持つ者に柄を握られた際に叢雲はこの姿を現す。
外見的変化として刀身が限りなく淀み、反射光すらない程に曇った黒へと変色する。
この刀は何も"斬る"事が出来ず、例え豆腐の上に落としたとしても跳ね返されてしまう程に鈍ら。
その代わり妖力を込めた際には圧倒的質量を誇る鈍器として、高い衝撃力を誇る武器へと変貌する。

  • 撃鉄(うちがね)
叢雲(真雲)を納める為の細身の鞘であり、叢第二の武具。漆染めの鞘に所々細やかな金細工が施されているシンプルな見た目。
元々は現在よりも更に見事な装飾が施されていたであろう痕跡が所々に見られるが、真雲が邪魔だと毟り取った為このような姿に成り果ててしまった。
この鞘は叢雲の刃でも切る事が出来ない程に頑丈であり、また重心が先端にある為鈍器としても用いられる。

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最終更新:2017年04月09日 16:09