かしましコミュニケーション 選評


概要

タイトル かしましコミュニケーション
ジャンル AVG
発売日 2010/2/26
ブランド AXL
価格 9240円(税抜き8800円)


要点

  • 擁護意見も多く、プレイする人によって受け取り方が違う
  • 長い日常シーンとお約束展開が長々と繰り返される共通ルート
  • それぞれの異文化についてがメインテーマなのだが、大抵は「別にそれじゃなくてもいいんじゃ・・・?」
 といった感じに”とりあえずくっ付けた感”が否めないキャラクター設定
  • ほらね きっと~   ・・・またこの展開だよ!!


選評

29 名前:名無しさん@初回限定[] 投稿日:2010/05/25(火) 03:05:28 ID:vqDTsnFD0 (PC)
異文化コミュニケーションが題材なこのゲーム。
一見、なんのことはないAXLのキャラゲーに見えるが実態は…
  • 各々のルートに関して
先ず、木住野 純だが公式にもあるとおり、彼女にとって異文化=オカルト(霊)である。
いよいよ物語も終盤というところで、なぜ純は霊が好きなのか?という恐らくこのシナリオ最大の謎が解き明かされる場面ではまさかの自分が幽霊が好きな理由をこの場面まで忘れていたのである。
どう考えてもあそこまで幽霊に固執していて理由を自分が忘れるというのは普通はあり得ないだろう…
異文化=宇宙人である黒木 円にいたっては、もしも本当の母親とであったとき母親が宇宙人であっても動じなく接することができるだろうと思って宇宙人を信じるという、もはや宇宙人以外でも問題ないということ。
そして他人と関わること=異文化という一風変わった感じの陸奥 榛名。
しかし、榛名自身がただのツンデレで終わったので他のキャラクターの電波っぷりに完全に呑まれたため、そもそもいなくてもよかったキャラと言っても過言ではない。
こんな調子だから榛名にとっての異文化の主張も空しく、曖昧なまま幕を閉じた。
エスト・フラグレンスだけは唯一正当に異文化コミュニケーションしているため、まだ許せる。
  • 日常描写
真にひどいのは日常描写である。
ただでさえこのゲームは退屈な日常描写だというのに
真島 幸太
山川 裕信(と円)
以上約三名によってさらにテンポは悪化し、退屈を超えてストレスになる。
幸太は異文化=遺跡。
裕信は異文化=二次元で女性に触られると気絶する。
という何とも無難な設定…のはずなのだが、ことあるごとに「アトランティスを掘りにいくぜ!」、円が裕信に「ハンサムゥ」と言って触れては裕信が気絶すると言った茶番が発生し、だいたいの事態は収拾される。
もはや主題歌の「ほらね」は日常で何か起きる→アトランティスor気絶←ほらね、ご覧の有様だよを狙っているのではないかとさえ思えてしまう。

30 名前:名無しさん@初回限定[] 投稿日:2010/05/25(火) 03:14:41 ID:vqDTsnFD0 (PC)
選評の五行目、霊が好きなのか?のあとの異文化なのかの部分は気にしない方向でお願いします。
そして連投申し訳ございません。


過去のコメントはコチラ

タグ 2010年の作品
最終更新:2014年08月02日 15:22