妄想コンプリート! 選評

ブランド Insync
ジャンル 純情乙女の
妄想共有型学園ADV
メディア DVD-ROM
原画 あづみ一樹、藤井理乃(SD原画)
シナリオ 小林公示
発売日 2015/05/29
定価 9,504円(税込)


選評

【2015】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 7本目
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1434651908/
189 :毛根 選評 ◆Ra9j1sVq3.:2015/06/22(月) 01:18:12 ID:e3TlvcnI0
妄想コンプリート!
ジャンル 純情乙女の妄想共有型学園ADV
ブランド Insync
発売日 2015年5月29日
価格  8800円+税

新規メーカーのInsync…だが実質あのEx-iTが名前を変えただけという大型新人からの一作。
2013年にイラッシャイマセーで一世を風靡した逃避行、そしてシュレディンガー理論をクソゲー界に持ち込んだ雛遺書を放っただけあり、「毛根」と呼ばれ注目を集めていた。
それだけでも十分な危険度であったが、度重なる延期とそれに業を煮やした流通サイドが強行介入して進捗報告を行わせると言う前代未聞の事態により発売前のボルテージは頂点に達した。
良くて絵だけが売りのキャラ萌えゲーだろうと思われていたがはてさて。

○登場人物
 ・小野寺 誠司(おのでら せいじ)
  本作の主人公…とされている人物。そこそこスペック&誰にでも優しいという標準的なエロゲー主人公。
  数年前に負った致命傷レベルの怪我により、それ以前の記憶が無い。
+...
  怪我以降ときどき予知夢をみる様になるが、大した事も起きないため特に気にしないでいた。
  しかしまだ面識の無かったエリカと性行為をする予知夢をみた上、それと同じ内容をエリカが同時に見ていた事が判明すると、本格的に予知夢について考え出す。
  本作の主人公ではあるが、小野寺誠司では無いというとびきりの爆弾を抱えている事がトゥルールートで判明する。
  その正体は怪我で死ぬ所を後述のみあが魂を注入した事により産まれた全くの別人。
  本人は「過去の記憶が無い自分は皆が知る誠司とは違う。」と思っているが、全くの別人である事はトゥルールート以外では知らない。

 ・小野寺 誠司(本物)
  本当の小野寺誠司。本来は怪我を負った際に死亡するはずだったが、肉体に前述の他人が乗り込んだ為意識下でずっと眠っている状態となっている。
  乗り込んだ他人が居なくなれば目覚める。主人公がみる夢はこの本物の誠司がみせているとの事。

 ・春日 エリカ(かすが えりか)
  冒頭でオーストラリアから転校してくるヒロイン。
  日本人母とオーストラリア人父のハーフ…との触れ込みなのだが、本当は父と血が繋がってないと説明が有ったと思えば、次の場面では半分血が流れてると言う等イマイチ良く分からない。
+...

  ↓次の場面
+...
  SF好きが高じて予知夢の謎究明に最も積極的に取り組み、平行世界説や過去改変説等予知夢の正体について仮説を主人公に提言する。
  やたらと主人公に股間を舐めて欲しいと望み、オナニーもよくする淫乱娘。

 ・小野寺 鞠(おのでら まり)
  小野寺誠司の実の妹。
  病的なまでのお兄ちゃん大好き娘で、異性として好きだと公言して憚らない他、日常会話でも隙あらばエロネタで突っかかってくる。
+...
  主人公にも既に思いの丈は伝えているが、キッパリ断られている。しかし諦めずアタックを続けている。
  小野寺誠司の怪我の原因でもあり、家出中に橋から落ちた鞠を助ける為に小野寺誠司は怪我をした。

 ・桜井 久々子(さくらい くくこ)
  小野寺誠司の幼少時代からの幼馴染。非常に内向的で泣き虫で常に引っ込み思案。
  ずっと小野寺誠司に好意を寄せているが、怪我した後の主人公は昔の思い出を覚えていない事を寂しく感じている。
  エロネタに弱い一方で主人公のあらゆる要素をオカズにして日に何度もオナニーする淫乱娘。

 ・冥加 紗奈歌(みょうが さなか)
  お嬢様学校に通う箱入りのお嬢様。
  本来トラックに轢かれる所だったが、予知夢でそれをみていた主人公により助けられた。
  救ってくれた主人公を白馬の王子様として一目惚れし、自分は主人公の所有物であるとして付き従う様になる。
  エッチの意味も当初は知らない程の純粋さを持つ。
  ジョナサンという若執事の送迎で登下校している。
+...
右の男
  違う学校に通っている為昼間は顔を出さず、来ても門限が早い為さっさと帰る。加えて自身のルート以外では部活結成直後に
  「海外に移住するから明日から来ない」と唐突に居なくなる為、存在自体が要らないと感じるキャラ。
  後述するが紗奈歌ルートでも特に収穫が有る訳でもない。

 ・神撫 みあ(かんな みあ)
  エリカとの予知夢以降主人公らに姿を見せるようになった謎の少女。
  趣味は人間観察と言い、気が付くと影から覗き見ていたりする。
  サラッと明らかにされるが、他人の心を読める上に人がみる夢を他人に共有させる等の超能力めいた力を持つ。
  ヒロインと性行為する夢も、実際には各ヒロインの妄想から生まれた夢を主人公に中継していた為に共有していたらしい。
  神出鬼没の為、当初エリカは幽霊だと思っていたが結果的にはその通りで所謂生き霊である。
  本体は大人の女性だが、自身に行われる実験に嫌気が差し(何の実験なのかは詳細不明)本体は昏睡状態のまま魂だけ飛び出しているのであった。
  本作の主人公を産み出した張本人。本来は操り人形を作る為に魂を分けて注入したが、勝手に自我を持ったため観察を続けていたとの事。
  魂を分けている為、このままでは本体に戻れなくなっており戻るには主人公と一つに戻る必要が有る。

 ・部長
  みあが拾ってきた羊のぬいぐるみ。未来予知研究部の部長として据えられる。
  公式サイトの紹介では特に何も言う事は無いとあるが、トゥルールートで大どんでん返しを生み出す。

○シナリオ
 エリカと性行為する予知夢から始まり、数日後に勢揃いしたヒロイン達と「未来予知研究部」を立ち上げる所までが共通ルート。時間にして2時間程。
 途中幾つか選択肢が有るものの全く意味は無く
+...
 この選択肢一発でルートが確定する。
+...
 個別ルート確定後にも選択肢が有る場合があるが、それらも直後の文が若干変わるのみで同じく意味は無い。ただしみあルートの最後のみはトゥルールートかバッドエンドかに影響する。
 個別ルートは2時間弱と言った所だが、相当量の箇所がそれぞれのルートで全く同じ為、実際には1時間もあれば十分である。
 プレイ時間も短いが、ゲーム内時間も異常に短い。4月の頭からスタートであるが、一週間以内に共通ルートやエロシーンまで消化する。
 エンディング時で4月中旬頃の物も有り、昔から好いてる鞠や久々子はさておきエリカや紗奈歌は超速で股を開くビッチに見えてしまう。

 ・エリカルート
  ただイチャついてセックスして終わり。それ以上でもそれ以下でもない。ちなみ研究部は結成翌日に実質解散する。
  こう書くと手抜きと見えるが、この作品に本来求められていた姿である為問題無いと思われる。
  ただしエリカと見た「ニュースを見てエリカが絶望している」予知夢等の伏線は完全にぶん投げであるが。

 ・鞠ルート
  周囲からあんなに鞠が好き好き言ってるのを無下にするなよ的な忠告を受ける主人公。
  その後も鞠のオナニーを聞いたり、性行為している夢をみる内に吹っ切れて一線を越える。ちなみ研究部は兄妹の夢に踏み込むべきでないとの理由で結成翌日解散。
  しかし昔から慕ってくれている鞠に申し訳ないと思った主人公は、実際には昔の記憶など何一つ無い事を打ち明ける。
  ところが鞠は最初から記憶が無い事は知っていたと答える。それどころか主人公に記憶が無いのを良い事にそれ以前の問題児だった自分を捨てて兄妹をやり直せて良かったすら言い放つ。
  これにより互いのわだかまりが無くなった二人は交際を続け、5年後に結婚生活を送っている所で終わり。

  実の妹である事は周知の事実で有るにも関わらず他のヒロイン達がやたらと「鞠が可哀想」などと言って近親相姦を勧めるカオスな展開が見られる。
  更には鞠の想いに応えないとか酷い奴と言わんばかりに主人公を非難し出し、主人公の母親ですらそれを公認するのには全く持って理解不能。
  しかしそういった問題は有るが、作中で最も良く出来ているルートだと思われる。怪我以前の小野寺誠司から人が変わったものの(勿論本当に違う人だとは知らないが)、
  お互いに変化を受け入れ新しい自分として再スタートするという展開は本作の設定をよく活用出来ている。
  しかしトゥルールートの展開により全ては水泡と化す。

 ・久々子ルート
  幼馴染から恋人に発展したものの、より深い関係となったことで過去の思い出をより意識しだす久々子。
  主人公は今迄覚えていない事を伝えると傷つくだろうと考え、その話題には触れないでいたがこれにより向き合わざるを得なくなってしまった。
  どうやってやり過ごすか悩んでいた主人公だったが、みあが夢の形で久々子との過去の思い出や約束を見せてくれた為窮地を脱する。
  その後主人公は思い出や約束をまるで元々覚えていたかの様に久々子に突き付け好感度を荒稼ぎするが、「キスの約束」を知らなかった為に崩壊する。
  後にみあの見せる夢により中身を知るが、既に久々子は約束を忘れていた事にショックを受けていた。
  この状況を打破する為に主人公は久々子を説得しに行く。その説得の内容たるや「過去なんて下らねえぜ!そんなの忘れてこれからの事考えようぜ!」的な物であった。
  主人公のゴリ押しにより久々子に記憶など端から無い事も、ましてや本当に他人で有ることも知られずに済んでめでたしめでたしで終わる。

  非常に後味が悪いルート。上述の通り久々子は主人公の事を「怪我で若干変わってしまい、約束も一部忘れているが昔から好きな誠司くん。」だと思っているが、
  実際には主人公が覚えているように誤魔化し続けただけである上に、更には強引な説得で自分の非をひた隠しにする始末。
  このルートでは明らかにならないものの、何度も言う通り主人公は小野寺誠司ですら無いとどこまでも不快感しか湧き上がらないシナリオである。

 ・紗奈歌ルート
  主人公らとつるんでいる事に怒った紗奈歌の父親が紗奈歌を軟禁して主人公達に会わせない様にする。これにより研究部は実質解散。
  会う手段は無い物かと悩む主人公にみあが夢の中で住所と連絡手段を教える。尚、みあはこれで力を使い果たしたと語り以後永遠に眠りにつく。(こんな設定は他ルートでは見られないが)
  紗奈歌の屋敷に侵入した主人公は紗奈歌を連れだそうとするがジョナサンに発見されてしまう。
  しかし何故か今迄主人公を最大に警戒していたジョナサンが突如味方になり脱出に成功する。
+...
  その後元部室に避難し、セックスに励む二人。その後紗奈歌は前々から親元を離れて独立したかったと語る。
  捜索の手が伸びてきたと知ると、更なる逃避行を計画した主人公であったが「やっぱり今すぐ独立とか無理だし一旦家に帰る」と紗奈歌は言いジョナサンに迎えに来てもらう。
  秋になる頃に親元を離れエリカの家に居候する事となった紗奈歌と再会して終わり。

  紗奈歌の存在そのものも含めて全く必要がないと感じたルート。
  まず紗奈歌自体が先に述べた通り影が薄すぎる事に加え、このルートでは主人公の過去や夢といった設定に踏み込む要素は何一つ無い。
  共有する夢も「恋はスピードスター」という紗奈歌のどうでもいい妄想のみ。
+...
  かといってエリカのようにイチャイチャする訳でもなく、単にセックスすることに終始する。

 ・みあルート
  みあの夢を共有する事を希望した主人公が見た物は、病院で延々と眠り続けるみあの姿だった。
  これが現実になってはまずいと以後みあのボディーガードをする事にした主人公だったが、みあから既にその光景は現実であり自分はそれから抜けだした生き霊であると暴露する。
  みあに元の体に戻らないのか主人公は訊くが、起きればまた実験台になるとして嫌がるみあ。
  その後一緒に過ごす内に急接近したみあとセックスに励む主人公。セックス中にみあの感覚を共有出来る事に気づいた主人公は何故そのような事が起きるのかみあに問いただす。
  すると主人公はそもそもみあが生み出した存在である事を伝え、一つに戻るまでは元の体に戻る事は出来ないと教える。それに対して主人公は…

  →まぁこの状態でもお互い幸せだしいいかと現状維持を選ぶ主人公と、その選択に喜ぶみあ。
   時が経ち、昏睡状態のみあ本体をヒロインらと見舞うシーンで終了。
   しかし見舞うと言っても生き霊のみあは主人公のみには見え続けセックスも出来るようである。

  →やっぱり自分が消えてでもみあは元に戻るべきだとする主人公の主張に折れたみあは戻る事を決める。
   主人公が周囲の人々に自分は小野寺誠司で無いと伝え、別れを告げてくるとみあと一つになるべく眠るのであった。
   1年後に本物の小野寺誠司と蘇ったみあ本体が遭遇する所で終了…
   かと思いきや、今迄主人公として振舞っていた存在は時を遡り羊のぬいぐるみに生まれ変わる。そして再びみあに拾われるのであった。

  終盤の選択肢で展開が変わるが、特筆すべきは後者の元に戻るトゥルールートだろう。
  主人公が消滅するのはさておき今迄ループ物である事を匂わせる描写も無ければ、部長のぬいぐるみについて何も掘り下げが無いにも関わらず
  消えた主人公がぬいぐるみとしてループを迎えるという超展開が繰り広げられる。
  主人公が主人公で無いと判明するのもあり、本作の迷走っぷりを決定づけている。

○問題点
 ・何を狙ったのか意味不明
  本作は発売前は「絵は良いユルいイチャラブ萌えゲー」だと思われており、公式サイトの説明もそのような傾向である。
  しかし蓋を開けてみれば先までに述べた通り「主人公が主人公でない」「ループ物」と言った変化球の嵐であった。
  だからといってそちらの分野として優れているかと言うと勿論そうでも無く、複雑な話をやるならば本作のようなボリュームで済むはずが無い。
  抜きゲーとして見ても絵は少ない、描写薄い、回数少ないと正に四面楚歌といった感じである。

 ・ペラペラボリューム
  本作のプレイ時間は個人差はあるだろうが10時間以下だと思われる。
  原因としては元々の話が中身スッカラカンな事、そしてとにかくカットされたであろう場面が多すぎる事が挙げられる。
  共通ルートでは体験版の範囲まではまぁまぁなものの、それを超えると特に急転直下となる。
  最も酷いのは「未来予知研究部」関連だと思われる。シナリオ紹介でも述べたが、この部活は共通ルートの最後に結成されるものの個別ルートにはいるとすぐさま解散となる。
  最短では丸一日も経っていない内に解散する為、何の為にあったのか一切分からない。おそらくエロゲー史上最も短い部活動ではなかろうか。
  個別ルートもシナリオを通してヒロインの設定を掘り下げる訳で無く、序盤に夢という形でヒロインが全部述べてしまう。(エリカの血が繋がって無い云々等)
  主人公が知らない過去の出来事もこの時同時に全部見せきってしまうので、話を追って行くモチベーションは完全に消え去る。

  また選評冒頭で述べた通り、本作は過酷な環境下で間に合わせ最優先で発売に漕ぎ着けた為あらゆる部分でぶつ切りとなっている。
  共通ルートで花見に行こうと言う話題はいつの間にか立ち消えになるし、紗奈歌が突然退場するのもそうである。
  例としてエリカルートで食いたい食事を作ってやろうというシーンですら、以下のように作る場面も食う場面も切られている。
+...
  トゥルールートの見せ場だと思われる主人公が自身の正体について周囲の人々に告げるのですら「皆に別れのあいさつをした。」だけで片付く気合の入りようだ。

  ボリュームが致命的に薄い一方で余計な茶々を入れてテンポが最悪になっている一面もある。
  例えば寒いギャグ
+...
誤変換で妹大騒ぎといった具合。
+...
  また本筋でも主人公らは夢についてやたらウンウン唸って無駄な議論を重ねる為いい加減にしろと言いたくなる。

 ・突貫工事
  本作はあらゆるところに突貫工事の跡が見て取れる。
  メッセージウィンドウの名前表示が通常は名前が出るのに「担任」「母さん」となっている箇所を始め、
  文章と実際のボイスが違うと言った点がボロボロ出て来る。例えば以下のシーンでは「笑っている子達の内の一人を、せい君は後ろから蹴とばしたの」と喋る。
+...
  手抜きなのかは不明だが、主人公が発言に困った際の表記に「」を使う場面が非常に多く、ライターはSSか何かと勘違いしているようだ。
+...

 ・未完成
  先に述べた通り本作には無意味な選択肢が多い。極端な時は一個だけの選択肢もある。
+...
  これらはおそらく本来はもう少し複雑な分岐があり、更にサブヒロインのルートも計画に有った為だと思われる。
  シナリオ中でもやたらとサブヒロインについて触れていたり、イベントも有り、中々良い雰囲気になるのもその残骸であろう。
  しかし発売までに間に合わないので削り、更にその痕跡である選択肢の削除も怠っているとは何とも呆れた話である。

 ・グラフィック
  本来は「絵だけは良い」と言われていたが、正しく言えば「絵の首から上は良い」である。
  確かにヒロインらの顔は安定して綺麗であるが、骨格が相当に怪しい物が多い。
  特に物の縮尺や遠近感については酷く、紗奈歌を轢きそうになっているトラックは異常にデカイ上にホバー移動までしている。
+...
  また本作は立ち絵が主人公からみた距離で変化するが、これも背景を考えず単純に拡大縮小しているだけの為、良く分からない所に立っていたりやはり縮尺が変になったりする。
+...
  量をみてもSD等抜きで56枚とミドルプライス級の物足りなさである。
  ちなみに初期バージョンではCG欄に埋まらない枠があるが、パッチを当てると消滅する。

 ・主人公詐欺
  しかし本作をプレイする上で致命的なダメージを受けるのはこの問題点である。
  ずっと述べている通り主人公と小野寺誠司は別人であるというこの設定が極めて後味を悪くしている。
  小野寺誠司を知らないエリカや紗奈歌は別としても、鞠や久々子については各自のルートやキャラクター性を完全にコケにする事となる。
  鞠は「変わってしまったけど、お兄ちゃん大好き」、久々子は「変わってしまったけど、幼馴染のせい君大好き」のスタンスであるが、
  実際に愛し続けている人と主人公が別人であるという事実一発でただの茶番と化している。
  特に鞠ルートは変わってしまっても愛しているを殊更強調する内容の為、一体あれは何だったのかという話である。
  見ようによっては寝とり的な物であり、キャラ萌え純愛に惹かれたユーザーは手痛いしっぺ返しを食らうだろう。
  勿論こういった設定にする事自体がクソでは無いが、それを匂わす宣伝も無く、その設定を活かせる程の文量も技量も無い事がクソである。
  そもそも本作を購入したユーザーがこの様な展開を望んでいたとは到底思えず、ライターのオナニーである事は間違い無い。

○まとめ
 発売前のクソさの期待値や雛遺書を下回るであろうが、十分なクソゲーである事に疑念の余地は無い。
 例えるなら「フリーザ襲来に備えていたが、実際に襲来したのはナッパだった。」といった感じである。
 もっとも雛遺書とは違い、中身自体がユーザーの求めた物とは全く違うのにも関わらずそれを裏切る喧伝をしていた等一概に比較は出来無い面も有る。
 しかし本来の発売日から半年以上も延長しているに関わらずこの完成度では、流通の介入が無かったら何時までかかったのか、そしてどれほどクソだったかと恐怖を感じてしまう。
 Insyncに果たして次が有るのか、はたまたExiTしてしまうのかは分からないが、今後も目が離せない。

補足

285 : ◆Ra9j1sVq3.:2015/06/22(月) 23:50:29 ID:e3TlvcnI0
所で出社した後に選評に書き忘れたなぁと思い出した事があるので追記。
毛根は既読スキップが実質不可能で大変不便。具体的には背景が切り替わるとスキップが停止してしまう。
全文スキップに設定すれば一応続行するし、そもそも「ここは読んだかな?」と覚えてられなくなる様な文量自体無いのが救いだけど。

292 : ◆Ra9j1sVq3.:2015/06/23(火) 01:55:41 ID:4m67vkzE0
まぁ後しいて面白かった所を挙げるなら全自動射精マシーンの再来かな
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アマテラセックスといいどうしてクソゲーは変なネタが被るんだ

参考資料

進捗状況報告書
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発売日の推移
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 2014年秋
⇒2014年11月28日
⇒2015年 1月30日
⇒2015年 3月27日
⇒2015年 5月29日

InsyncとEx-itは別ブランド…
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