【2013】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 58本目
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441 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2014/01/11(土) 09:59:58.15 ID:pG6A0lIm0 [1/2]
Timepiece Ensembleは、2013年12月27日にGLace(元ALcotハニカム)から発売された作品である。
以下、問題点を記す。
・非常に長い共通√の使い回し
今作はシナリオの大半が学園内、しかもひとつの教室内で進んでいく。
そのため、殆どのシーンで共通√が使いまわされ、それはヒロインの√が確定しても続く。
しかもその共通シナリオは、特に抑揚がない文化祭の一幕を書いたものであり苦痛感が大きい。
個別√の超展開に入るまで、延々とそのグダグダした文化祭の模擬店営業風景を見させられる。
ただし既読スキップ可能。メーカー側の手抜きだがその点は幸いである。
・複数ライター(?)によるヒロインの性格のギャップ
これが一番大きいのは妹√だろう。共通や他ヒロインの√では、「やたらと物知りで鋭い突っ込みをする妹」という設定に近い。
だが妹√が確定し√が進んでいくと、こいつ誰だ?というほど性格が変化する。
どちらかというとクーデレな印象を強く出していたが、個別√ではかなりのヤンデレ化し、
パソコンを使って別世界へと2人で移動し引きこもる…と新しい設定のオンパレード。まるで別ゲームである。
他、ちあら√での超展開や新設定、桜織√での鏡に関する設定など、いきなり出てくるものが多く困る。
そしてそれらの多くがサラッと語られては規定事実となっている。
また、シナリオ全体として、ALcotハニカムの作品「1/2 summer」をクリアしていないと、
クロハやテトメトの真意などが分かりにくい仕様となっている。
その「1/2 summer」はこのブランド唯一の地雷作とも呼ばれており、回避した人も多い。
なぜ新作、しかもメーカー名を変えてリフレッシュしての作品に出したのか、大きな謎である。
・CGと地の文の不整合性
これが今作をクソゲー化せしめている大きな要素ではなかろうか。
製作陣の足並みが揃っていないことが丸わかりで、比較的人気メーカーだったハニカムも内部では…と思ってしまう。
桜織との初めてのセックスの場面。地の文では、桜織は白い下着を着用していることになっている。
だがCGでは紫色だし、体位を変えての69では緑色に変化している。
きっとある種の蛍光塗料なのだろう。それか最新技術を用いた偏光下着か。
また、ななみ√でのオナニー・フェラシーンでは、パジャマに着替えて寝ていたはずなのにいつのまにか制服姿である。
わざわざオナニーするために制服に着替えたのなら、このヒロインはどんだけフェチなのか、と思う。
ちなみに、同じくパジャマで寝たはずの主人公も、いつの間にか制服を着て寝ているから不思議である。
トータルで見ると、ゲームとしては最低限の体を為してはいるが、色々と細かいところが気になりだしてしまう作品。
シナリオのクオリティの低さと、明らかに違和感が残るCGのダブルパンチが今作をクソゲーたらしめているのだろう。
ちなみにこのブランド、今作の2ヶ月後にも新作が出るため、そちらへのマンパワー分配もありクオリティの低さに繋がったのだろう。
もう総評書いてる人がいたら申し訳ないけど、選評うpしたのでよろしく。