バルドスカイゼロ 選評

選評

【2013】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 54本目 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1384743870/
修正前 
#region 532 :名無しさん@初回限定:2013/11/27(水) 20:31:06.53 ID:cLy8Igo30
タイトル:バルドスカイゼロ
ジャンル:サイバーパンクアクションADV
発売日:2013年9月27日
価格:10290円

要点
・多数のバグ(頻繁に強制終了・ゲーム進行不可・その他etc)
・バックログを何度も見返す必要のある分かりづらいテキスト
・謎を全力で投げっぱなしジャーマン。
・この内容でフルプライス
・シナリオの大半がキャラ同士の罵り合いや分かりづらい会話の応酬で水増しされている


アダルトゲームブランド「戯画」の人気シリーズである「バルドシリーズ」の最新作。
周回を重ねる度に謎が少しずつ明かされていき、立場や状況が√毎に違うのが売りのシナリオ。と、
数多くの武装を組み合わせオリジナルの空中コンボをテクニカルに決める戦闘が楽しめるアクション要素が魅力のこのシリーズ。
前作「バルドスカイ」シリーズが好評であったため、その前日談として今作が作られた。

キャッチコピーは「ゼロから掴み取れ――」……なのだが、まさか今作が
「バルドスカイで掴み取ったメーカーの人気をゼロにする作品」だとは誰もが思いもしなかった……


公式サイトがオープンした当初、そこに記載されていた情報はファンを奮い立たせた。
・リアルタイム3D描写
・遠距離攻撃強化で雑魚を蹴散らす爽快感
・主観視点でのエイム・特定武装や機体自体の強化等が出来る
・多彩なカメラワークで迫力あるバトルシーンを演出

と、新しい試みを堂々と記載。先行アクションムービーも公開され、ファン達は皆期待を胸に抱いただろう。

スタッフ達も、
・凄いボリュームがある
・分割する程ではないが大作
・シナリオ感動しました!
・前作の主人公達も出てくる。更に前作に大きな影響を与える。

と、発売前から絶賛。だがそれは戯画特有の、俗に言う「戯画マイン」を設置しただけだったのだ……
当初2013年3月29日発売と言う事だったのだが、エロゲではお馴染みの延期があり、約6ヶ月後に発売する事になった。
致命的なバグでも見つかったのか?と、一抹の不安を抱くファン達。改めて考えると原画家、シナリオライターが
過去作とは違う上、いつもの開発スタッフとは違うメンバーも参加してる事もあり、実は地雷作品なんじゃないかと言う声も上がってきた。

そして時は流れ発売日……遂に待望のバルドスカイゼロがユーザーの手に渡る事になった。
ゲームをインストールし、起動させた瞬間彼らはまだ知らなかったのだ。自分が既に地雷を踏んでいる事に……

実際にプレイしてみるとユーザー達からは阿鼻叫喚の声があがった。

・台詞の大半が回りくどく、何を伝えたいのか分からない
・明らかに描写不足で意味不明なシーンがある
・後出しジャンケンの様に、「実はアレは○○だったんだよ!」と無理矢理整合性を合わせる事が多い
・登場人物の言動がぶっ飛んでいてどう見ても頭がおかしい。
・頻繁に強制終了する
・とある√の特定シーンで必ず強制終了する(遅いパッチが来るまでクリア出来ない状態のユーザーも多くいた)
・声優の演技力が低い(予算不足でキャリアの浅い素人を採用?)
・ぽっと出のキャラが重要な役割を果たしていて、感情移入できない。
・クリアしたけど伏線回収どころか謎残しまくり
・どう考えても前作に話が繋がらない
・ピンチになったら増援・ドラ○もん的なキャラが大体なんとかしてくれるのワンパターン。
・無駄にテキストが長いのに、前作にあった次の選択肢or戦闘までスキップが無いのでプレイ時間だけは多い
・確かにボリュームはあるが、殆ど読むのが苦痛な雑談やどうでもいいお遊びで水増しされてるだけ

正直数え切れない程の問題点が沸き起こり、全て上げていたらキリが無いので上記以外は割愛。
2chスレではテキストの否定派と肯定派が互いに言い争い、泥沼化する事が暫く続くほどだった。
特に前作の主人公が「強いが馬鹿扱い」にされており、挙句登場人物が口に出して主人公を「馬鹿」呼ばわりしている。
加えて、肉体が貧弱なモヤシ扱い、「大量の市民を惨殺した大量殺戮犯」と言う設定を追加。今作のライターは
前作キャラを親の仇の様にdisりまくり、前作からのファンに喧嘩を売っているとしか思えない作品の私物化っぷりである。
せめて前作と同じライターならダメージは少なかったのだろうが、他人の作ったキャラクターを徹底的に貶すその姿勢が
テキスト否定派を増やす要因になったのではないか。
しかし幾らテキストが肌に合わなくても、バルド特有の戦闘さえ良ければ楽しめる……そう思っているファンも居た。
だがそれこそがシナリオ以上の地雷だったのだ……
次に戦闘システムを見てみると、

・格闘ボタン連打だけでクリア出来る。ラスボスも5秒位で倒せる。
・射撃武装強化?弾数制な上打ち切りリロードだから弱くなった。
・前作は設定で壁紙を変えたり戦闘時のアイコン表示やアクションのON、OFFも弄れたが一切それが無くなってる
・高い命中率を誇ると書いてあるミサイルの武装があるのだが、「棒立ちの敵にすら当たらない」と言う驚異の命中率を誇る
・過去作では武装は12個装備できたのだが、6個に縮小。同時に総武装数も激減。
・任意発動だった必殺技的武装が実質自動発動になり、邪魔なのでわざと外す人も。
・攻撃を当てても敵がノックバックしないから殴ってる最中蜂の巣にされる
・吹き飛ばないのでどんな武装でも繋がる=コンボの概念が無い
・過去作では武装毎に長押しや空中で使うと効果が変わる、ダメージに補正がかかる等細かく設定されていたが全部削ってある
・カメラワークが遠い上全く変わらないので迫力が増えるどころかなくなっている
・メーカー「主観エイムや機体強化が出来るといったな、あれは嘘だ」
・過去作にはひたすた敵と戦えるサバイバルモードあったが今作は無し

と、戦闘の要素が「劣化しかなく」、どこをどうしたらこんな作品が出来るのかとファン達を絶句させた。
以前出来た事を出来なくしたのはただのスタッフの手抜きと言えるが、シリーズの最大の特徴かつ売りであるコンボすら無くすとは
もうメーカーは何処に向かっているのか分からない。
ちなみにこのバルドスカイゼロで生まれた言葉がある。それは「ウォーターメロンの角に頭ぶつけて○ね」と言う物。
これはウォーターメロンと言う自爆する雑魚敵がいるのだがそれから来たもの。
この敵、急に天井から降ってきたり目の前に出現する上、誘導性が高く避ける事がほぼ不可能。事前に出現場所を覚えておくしかない。
その上食らうと非常に大きなダメージを受け、体力満タンでも一瞬で死ぬ程。ゴール間近で突然爆死と言うのもザラ。
正直ラスボスより強くこのゲーム最強の敵と言える。その理不尽さと名前のインパクトでネタにされ、「ウォーターメロンの角に頭ぶつけて○ね」
と言う言葉が生まれた。ちなみにウォーターメロンは丸い形をしていて角は存在しない。
そういった事もあったが、2chスレでの争いも収束しかけて来た頃に、メーカーからとある発表がされた。

戯画「バルドスカイゼロ2発売します」

要するにこうだ。戯画「分割しないといったな?あれはウソダドンドコドーン」
この完全にユーザーを舐めきっている態度で数々のファンは激怒した。続編が出る可能性がある未完成な作品ならまだ分かる、
だが続編を出さないと断言しつつ未完成な作品を作るのでは訳が違う。手抜き作品を売ったら客から怒られたので手を加える様なものだ。
ゲームの内容だけではなく、メーカーの対応も酷いとは当初誰もが思わなかっただろう……

まとめると、

経験の浅いライターによる否定意見続出の酷いシナリオ、テキスト
デバッグしたのかと問い質したい程バランス崩壊した戦闘
過去作で出来た事を削る手抜きっぷり
メーカーのユーザーを馬鹿にした態度

と言うのが今作の難点である。
一応補足しておくと、

雑魚戦で射撃武装オンリーで戦えばそこら辺の安いアクションゲーム程度には遊べたりするので、人によっては戯画マインとまではいかないが、
メガマイン(シリーズ伝統の地雷必殺技)程度ではないかと言う声もあった。

ゼロから掴み取れ――がキャッチコピーのバルドスカイゼロ。それは「バルドスカイ」で掴み取った人気を「ゼロ」にする作品だったのではないかと思われる。
余談だが続編のバルドスカイゼロ2のキャッチコピーは、「その引き金は、己の意思で――」と言う、最早皮肉が入っているのではないかと
勘ぐってしまうようなものである。例え目に見えて地雷作だとしても、買ったユーザーの自己責任と言う事なのだろうか……


919 :ぶらぶらぞうさん ◆.SSM8UCcpo :2013/12/04(水) 04:21:37.29 ID:AnMLEF0M0
タイトル:バルドスカイゼロ
ジャンル:サイバーパンクアクションADV
発売日:2013年9月27日
価格:10290円

要点
・基本的なバグ(ゲーム進行不可・頻繁に強制終了・その他)
・バックログを何度も見返す必要のある分かりづらいテキスト。
・謎を全力で投げっぱなし。
・この内容でフルプライス。
・シナリオの大半がキャラ同士の罵り合いや分かりづらい会話の応酬で水増しされている。
・会社の怠慢による手抜きによるシステム面の劣化。


アダルトゲームブランド「戯画」の人気シリーズである「バルドシリーズ」の最新作。
周回を重ねる度に謎が少しずつ明かされていき、立場や状況が√毎に違うのが売りのシナリオ。と、
数多くの武装を組み合わせオリジナルの空中コンボをテクニカルに決める戦闘が楽しめるアクション要素が魅力のこのシリーズ。
前作「バルドスカイ」シリーズが好評であったため、その前日談として今作が作られた。

キャッチコピーは「ゼロから掴み取れ――」……なのだが、まさか今作が「バルドスカイで掴み取ったメーカーの人気をゼロにする作品」だとは誰もが思いもしなかった……


公式サイトがオープンした当初、そこに記載されていた情報はファンを奮い立たせた。
・戦闘はリアルタイム3D描写。
・遠距離攻撃強化で雑魚を蹴散らす爽快感を重視。
・主観視点でのエイム・特定武装や機体自体の強化等今までになかった要素を追加。
・多彩なカメラワークで迫力あるバトルシーンを演出。

と、新しい試みを堂々と記載。先行アクションムービーも公開され、ファン達は皆期待を胸に抱いただろう。

スタッフ達も、
・凄いボリュームがある。
・分割する程ではないが大作。
・シナリオ感動しました!
・前作の主人公達も出てくる。更に前作に大きな影響を与える。

と、発売前から絶賛。だがそれは戯画特有の、俗に言う「戯画マイン」を設置しただけだったのだ……

当初2013年3月29日発売と言う事だったのだが、エロゲではお馴染みの延期があり、約6ヶ月後に発売する事になり、
致命的なバグでも見つかったのか?と、一抹の不安を抱くファン達。改めて考えると原画家、シナリオライターが
過去作とは違う上、いつもの開発スタッフとは違うメンバーも参加してる事もあり、実は地雷作品なんじゃないかと言う声も上がってきた。
だが前作が面白かった上、事前情報を見る限りそこまで駄作にはならないだろうと甘く見たのが間違いだった。
そして時は流れ発売日……遂に待望のバルドスカイゼロがユーザーの手に渡る事になった。
ゲームをインストールし、起動させた瞬間彼らはまだ知らなかったのだ。自分が既に地雷を踏んでいる事に……
実際にプレイしてみるとユーザー達からは阿鼻叫喚の声があがった。

・台詞の大半が回りくどく、何を伝えたいのか分からない。
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/何故愛しているのか.jpg
・明らかに描写不足で意味不明なシーンがある。
・後出しジャンケンの様に、「実はアレは○○だったんだよ!」と無理矢理整合性を合わせる事が多い。
・登場人物の言動がぶっ飛んでいてどう見ても頭がおかしい。もう台詞を読むのが苦痛。
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/zero1.png
・頻繁に強制終了する。
・とある√の特定シーンで必ず強制終了する(遅いパッチが来るまでクリア出来ない状態のユーザーも多くいた)
・声優の演技力が低い(予算不足でキャリアの浅い素人を採用?)
・ぽっと出のキャラが重要な役割を果たしていて、感情移入できない。
・クリアしたけど伏線回収どころか謎残しまくり。
・どう考えても前作に話が繋がらない。
・ピンチになったら増援orドラ○もん的なキャラが大体なんとかしてくれるのワンパターン。
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/チート.jpg
・謎やピンチは勘で解決。困ったら取り敢えず勘。勘が働いて敵の思惑とか分かる。
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/勘.jpg
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/勘2.jpg ・無駄にテキストが長いのに、前作にあった次の選択肢or戦闘までスキップが無いのでプレイ時間だけは延びる。
・確かにボリュームはあるが、殆ど読むのが苦痛な雑談やどうでもいいお遊びで水増しされてるだけ。
・戦闘に早く勝ったり、制限時間内に一定数撃破、負けても良いボスに勝つ等の上限を満たすと必殺技が手に入ったり展開が微妙に変わったりしたが今作はそれもなし。
・BGMの大半が使い回し。しかも使いどころが微妙で雰囲気に合っていない事も。
・ロボットCGが回想シーンで見れない。

……お分かり頂けただろうか。箇条書きにして「一部」抜粋しただけでもこのインパクト。「特定のバグが強烈」だからクソゲーとかではなく、「純粋にクソな部分が多過ぎる」からクソゲーと言う、まさに王道を往くクソゲーなのである。
そのあまりのシナリオの酷さに2chスレではテキストの否定派と肯定派が互いに言い争い、泥沼化する事が暫く続くほどだった。
特に前作の主人公が「強いが馬鹿扱い」にされており、挙句登場人物が口に出して主人公を「馬鹿」呼ばわりしている。
加えて貧弱なモヤシ男扱い、(前作主人公は一応傭兵学校で身体を鍛え上げたので、ここで設定に矛盾が生じている)
「大量の市民を惨殺した大量殺戮犯」と言う設定を追加。
今作のライターは前作キャラを親の仇の様にdisりまくり、前作からのファンに喧嘩を売っているとしか思えない作品の私物化っぷりである。
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/馬鹿扱い.jpg
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/超えちゃいけないライン考えろよ.jpg
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/超えちゃ(ry.jpg
せめて前作と同じライターならダメージは少なかったのだろうが、他人の作ったキャラクターを徹底的に貶すその姿勢が
テキスト否定派を増やす要因になったのではないか。
と言うか前作キャラが出てくる事を売りにしてファンを集めたのに、その前作キャラを全力で馬鹿にする内容にするとはなんなのか。メーカーは本当に前作プレイ済みのファンに向けて作品を作ったのかと言う疑問を抱く。

ちなみに今作、外界と隔離され殆ど交流が無く、独自のテクノロジーが発展したと言う設定があるのだが、そのガラパゴス化したテクノロジー(通称ガラテク)が一層このゲームをカオスへと導いている。このガラテク、ぶっちゃけ何でもアリで、
強い敵が現れたぞ→大丈夫だ!ガラテクで何とかしておいた!
ヤバいピンチだ!→大丈夫だ!ガラテクで何とか(ry
なんて事は日常茶飯事で、死体から情報を抜いたり、ジャミングをかけてこちらの姿を隠し、増援を呼ばせなくして一方的に袋にしたりと、もうチートとしか言い様がない。しかも時系列で言うと今作は前作より前の時間軸なのに明らかにこちらの方が技術が進んでいる。設定に矛盾が生じているのである。
一応外界に情報や技術を持ち出すのは非常に困難と言う設定はあるものの、描写を見る限り主人公+その他が容易に外界に出ているので、設定が死んでいる。と言うかバルドスカイの名を借りてるのに細かい設定をガラパゴス化で差別化させようとするのはどう言う意図があるのか。
なお、2hcスレでは「ライターはオーバーテクノロジーとガラパゴスの違いが分からないのか」と言うツッコミすら書かれる程であった。

しかし幾らテキスト・シナリオが駄目でも、バルド特有の戦闘さえ良ければ楽しめる……そう思っているファンも居た。
だがそれこそがシナリオ以上の地雷だったのだ……
次に戦闘システムを見てみると、

・格闘ボタン連打だけでクリア出来る。ラスボスも5秒位で倒せる。
・射撃武装強化?弾数制な上打ち切りリロードだから弱くなった。
・前作は設定で壁紙を変えたり戦闘時のアイコン表示やアクションのON、OFFも弄れたが一切それが無くなってる。
・高い命中率を誇ると書いてあるミサイルの武装があるのだが、「棒立ちの敵にすら当たらない」と言う驚異の命中率を誇る。
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/ミサイル.jpg
・妨害用の武装を近距離で撃つと多段ヒットして恐ろしいダメージが出る。俺の知ってる妨害用と違う。
・過去作では武装は12個装備できたのだが、6個に縮小。同時に総武装数も激減。86→42
・戦闘時にメニュー画面を開いてタイム等が出来なくなった。
・任意発動だった必殺技的武装が実質自動発動になり、邪魔なのでわざと外す人も。
・攻撃を当てても敵がノックバックしないから殴ってる最中蜂の巣にされる。
・吹き飛ばないのでどんな武装でも繋がる=コンボの概念が無い
・過去作では武装毎に長押しや空中で使うと効果が変わったり、組み合わせ次第で意外な効果が発揮されたりしたが今作は一切無し。
・過去作では武装毎に細かくダメージ補正があり使用順を試行錯誤する楽しみがあったが、今作は補正が無いので適当に連打すれば同じダメージになる。
・カメラワークが遠い上全く変わらないので迫力が増えるどころかなくなっている。
・メーカー「主観エイムや機体強化が出来るといったな、あれは嘘だ」
・過去作にはひたすた敵と戦えるサバイバルモードあったが今作は無し。
・各武装の使用回数、命中率、最大ダメージ等履歴が前作では見れたがそれも削除。
・敵機体の解説や撃破数・与ダメージ等が見れる機体情報も削除。
・セーブ回数・イベント回収率・ボイスの総再生時間等が見れたモードも(ry
・練習モードでのマップ変更やリプレイ保存も削除。
・全体的に動きがもっさりしていて快適さが落ちている。


と、戦闘及びシステム面での要素が「劣化しかなく」、どこをどうしたらこんな作品が出来るのかとファン達を絶句させた。
以前出来た事を出来なくしたのはただのスタッフの手抜きと言えるが、シリーズの最大の特徴かつ売りであるコンボすら無くすとは
もうメーカーは何処に向かっているのか分からない。
ちなみにこのバルドスカイゼロで生まれた言葉がある。それは「ウォーターメロンの角に頭ぶつけて○ね」と言う物。
これはウォーターメロンと言う自爆する雑魚敵がいるのだがそれから由来している。
この敵、急に天井から降ってきたり目の前に出現する上、誘導性が高く避ける事がほぼ不可能。事前に出現場所を覚えておくしかない。
その上食らうと非常に大きなダメージを受け、体力満タンでも一瞬で死ぬ程。ゴール間近で突然爆死と言うのもザラ。
正直ラスボスより強くこのゲーム最強の敵と言える。その理不尽さと名前のインパクトでネタにされ、「ウォーターメロンの角に頭ぶつけて○ね」
と言う言葉が生まれた。ちなみにウォーターメロンは丸い形をしていて角は存在しない。
ttp://yui.oopsup.com/browse.php/KOTYE/ウォーターメロン.jpg
スタッフはこの敵を追加して難易度を上げたと勘違いしているのだろうが、理不尽なだけで難しい訳ではないのは理解しているのであろうか。
そういった事もあったが、2chスレでの争いも収束しかけて来た頃に、メーカーからとある発表がされた。

戯画「バルドスカイゼロ2発売します」

要するにこうだ。戯画「分割しないといったな?あれは嘘だ」
この完全にユーザーを舐めきっている態度で数々のファンは激怒した。続編が出る可能性がある未完成な作品ならまだ分かる、
だが続編を出さないと断言しつつ未完成な作品を作るのでは訳が違う。手抜き作品を売ったら客から怒られたので手を加える様なものだ。
ゲームの内容だけではなく、メーカーの対応も酷いとは当初誰もが思わなかっただろう……

まとめると、

経験の浅いライターによる否定意見続出の酷いシナリオ、テキスト
デバッグしたのかと問い質したい程バランス崩壊した戦闘
過去作で出来た事を削る手抜きっぷり
スカイの名を客寄せに使ってるのに、スカイである必要性も要素も無い
メーカーのユーザーを馬鹿にした態度

と言うのが今作の難点である。
一応補足しておくと、
雑魚戦で射撃武装オンリーで戦えばそこら辺の安いアクションゲーム程度には遊べたりするので、人によっては戯画マインとまではいかないが、
メガマイン(シリーズ伝統の地雷必殺技)程度ではないかと言う声もあった。だがそこら辺の安いアクションゲーム程度に諭吉さん1枚を浪費する必要があるのか甚だ疑問に思うが。

ゼロから掴み取れ――がキャッチコピーのバルドスカイゼロ。それは「バルドスカイ」で掴み取った人気を「ゼロ」にする作品だったのではないかと思われる。
余談だが続編のバルドスカイゼロ2のキャッチコピーは、「その引き金は、己の意思で――」と言う、最早皮肉が入っているのではないかと
勘ぐってしまうようなものである。例え目に見えて地雷作だとしても、買ったユーザーの自己責任と言う事なのだろうか……

最終更新:2014年08月03日 11:45