【2013】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 3本目 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1370334512/
28 :名無しさん@初回限定:2013/06/05(水) 21:33:13.77 ID:/Q6sX7zD0
※「逃避行GAME」の選評
前作「ひよこストライク」で結構高評価を受けたはずのExiTがやらかした!
その問題作は「逃避行GAME」!!
ストーリーの設定はそれなりによかったのだが内容が酷い上にバグや機能漏れが
酷すぎた!
シナリオの長さがまず酷い。メインヒロインはもしかしてノルム?といえるくらい
の偏りっぷり。ファイル解析でシナリオファイルがノルムは40くらいあるのに、
実妹の実里果はなんとたったの9しかないお粗末ぷり。
まあこれだけならわざわざKOTYにあげる必要もないとは思われる。
しかし、そんな些細な程度では終わらなかった。
なんとヒロインの心音ルートに入れないバグがあった。 ↓続く
その心音に関しては修正パッチver1.1でなんとか対応された。
それでもサブキャラなどの音声漏れは治っていない。
また予約特典やソフマップ特典の恋奈アフターや店舗予約特典のヒロイン視点
シナリオにいたってはなんと実装を全くしていないお粗末ぶり!
表示漏れじゃなくてファイル解析結果なんとファイルの中にはフラグ切り替え処理
スクリプトと追加背景画像と追加ち絵画像のみで、シナリオと音声データが全くない
状態!
極めつけはなんと「回想モード(EXTRA)」が存在しない!
最初からないですということなら笑いネタになるのだが、予約特典などには
機能を使うにはメニューから「EXTRA」をとかあるのにそもそものEXTRAが
ないという罠!回想リストデータをみてもそのデータファイルの中身はなんと空!入れ忘れ
じゃなくて実装すらもしてないお粗末ぷり!
ロードもおかしくなるなど不具合が多発。
「Orange Memories」に対抗できるほどのデバッグ状態販売にはさすがに脱帽。
ゲームを売り込むのならせめてもう少しまともな状態で販売をしてもらいたいものである。
>
31 :名無しさん@初回限定:2013/06/05(水) 21:49:08.51 ID:bQ7PRgpq0
お、選評乙です。
EXTRAなしか。なかなかだな。
つーか、EXTRAがないってことは、CGモードとかもないってこと?
地味にきついな・・
33 :名無しさん@初回限定:2013/06/05(水) 21:57:15.19 ID:/Q6sX7zD0
>>31
CGモードは修正パッチver1.1でやっと追加された。最初はそれもなかった。
EXTRA回想は修正ver1.1の段階では未だになし(実装なし)。
音声は動画じゃないとわかりづらいけど、タイトル画像はUPする。
34 :名無しさん@初回限定:2013/06/05(水) 22:01:05.24 ID:/Q6sX7zD0
http://exit-soft.com/t-game/special/spt.html
サポートページの説明。
ver1.1で「CGモードの追加」とあるとおりで最初は機能すらなし。
またサンプルページでヒロイン心音のエロCG表示させながらシナリオ実装
漏れなのに、ヒロインの心音実装修正を「エピソード追加」でごまかす始末。
「そらいろメモワール」「ひよこストライク!」など、
小粒ながらも常に丁寧な作りで一定のファン層を獲得していたExitより、意外な刺客が現れた。
マスターアップ宣言後の延期という業界でも稀有なトラブルを経て、
(これでも前代未聞ではないあたりにエロゲー業界の闇の深さを感じる。)
若干の不安も漂うなか発売された本作は、不安を裏切るどころか、更に下回るお粗末な完成度であった。
ゲームを起動して最初に驚くのが「START」「LOAD」「END」の三種類しか存在しない、ファミコン時代を彷彿とさせるタイトル画面。
前作「ひよこストライク!」のタイトル画面と比べても、明らかに機能が貧弱になっていることが見てとれる。
多くの人が真っ先に開くであろうコンフィグさえ存在しないのである。
本編をスタートしてからメニューを開くことにより設定の変更は可能だが、
前作どころか前時代に立ち戻ったような不親切なUIは、今後の雲行きの怪しさを感じるのに十分なものであった。
本編中においてもバグが非常に多く、
一部キャラのボイスが再生されない、突然の背景の暗転といったよくある(?)ものから、
特定のヒロインルートへ進むための選択肢が出現しない、
発言者名が「???」のとき、ほぼ全てのボイスが「イラッシャイマセー」という謎のモブ声で再生されるなど、
本当にデバッグを行ったのだろうかと疑問に思うような深刻なバグがいくつも放置されている。
身の丈2mもある闇組織の殺し屋から「イラッシャイマセー」と連呼されるシーンは凄まじくシュールである。
http://yui.oopsup.com/download.php/KOTYE/th.avi
「???」のキャラ同士が会話をするシーンでは更に酷く、
「イラッシャイマセー」「イラッシャイマセー」「イラッシャイマセー」という狂気を感じさせる応酬が続く。
体験版の範囲が終了してからわずか1クリック後に挿入されるシーンという点も特筆すべきだろう。
体験版詐欺という言葉はあるが、製品版の範囲に入った直後にここまで急転直下するのも珍しいのではないだろうか。
シナリオ面でも良く出来ているとは言い難く、とにかく伏線の投げっぱなしが目立つ。
妹の実里果は6年前を境に主人公と一緒に遊ぶことがなくなり、
主人公を異性として意識するキッカケとなった出来事があったことが示唆されているが、
主人公が「聞かせてくれるか?」と質問しても「秘密」の一言で終わってしまい、
何があったのかは結局最後まで判明しない。
また主人公と妹がキスするところを、妹の親友に目撃されてしまいドン引きされるという、
兄妹恋愛によって生じる世間との軋轢を描いたシリアスなシーンがあり、それ自体は良いのだが、
その親友と妹が和解するシーンがない……というより、そのシーン以降で顔を会わせることすらない。
恋奈は子供の頃に山中で遭難した経験があり、
その時に一緒にいて励ましてくれた男の子に想いを寄せているという初恋の思い出を語る。
いくつかの伏線から主人公のことを指していると思われるが、なんと主人公はこのことを最後まで思い出さない。
エロゲーの主人公が都合良く健忘症を患うのはよくあることだが、
ヒロインとの思い出を最後まで忘れたままというのはレアなケースと言える。
上記はあくまで例に過ぎず、万事がこんな調子で、キャラクターが悪いわけでも、テキストが下手なわけでもないのだが、
本来予定していたシーンを削ったんじゃないか?と勘ぐってしまうほど
避けてはいけない描写がスッポリと抜け落ちているのである。
そんななかノルムのシナリオだけは明らかに出来が良く、他のルートに比べると尺も長いため、
ノルムルートは代表の小林公示氏が全編執筆したことをブログで明言しているのも、
何か意図があってのことだろうかと邪推してしまうぐらいである。
不具合は本編だけに留まらず、予約特典にも存在する。
内容は前作と同様、Hシーンをヒロインの一人称視点に切り替えることができるというもので、
前作では好評を得ていたシステムではあるが、
前述の通りこのゲームには回想モードというものが存在しないので、パッチを適応しても閲覧する手段が存在しない。
予約購入のうえ109MBのパッチを適応して得られるものは「タイトル画面にアイコンを一個増やす」効果だけなのである。
そもそもマスターアップ宣言後の延期の理由は「予約特典ディスクの不具合」であり、
修正のために一ヶ月を要したはずが、その結果がこの体たらくというのはあまりに酷いと言わざるを得ない。
今作は既に修正パッチが配布されており、前述のバグやUIに関しては大分改善されてはいるが、
シナリオと予約購入に関する問題は依然として残っており、今後更なる修正がかかったとしても、
発売からかなり経過してしまっていることを考えると、やはりメーカーの体制に問題があることは否めないであろう。
・まとめ
最初からパッチを適応しておけばある程度は遊べるため、プレイ感覚としてはクソゲーというよりガッカリゲーに近い。
しかしマスターアップ後の延期、初期状態におけるバグの強烈なインパクト、
予約特典が延期の原因にも関わらず特典ディスクがただのフリスビーであるなど、
凡百のクソゲーとは一線を画す個性を持っている点は評価すべきことであり、足跡を刻むに値する。
元々は佳作を作るだけの力はあったメーカーであり、
前作「ひよこストライク!」のファンディスク「雛といっしょ」の発売も予定されているため、
今作を最後にスタッフがExit(非常口)から逃避行しないことを願うばかりである。
106 :名無しさん@初回限定:2013/06/07(金) 10:10:22.93 ID:5KnoMdK1P
殺伐としたKTOYeスレに刺客が!
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ヽ|・∀・|ノ イライッシャイマセー
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107 :名無しさん@初回限定:2013/06/07(金) 10:20:03.10 ID:BReuAg6h0ポーズも非常口っぽくしよう
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|・∀・|_ イライッシャイマセー
ノ|___| ヽ
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151 :名無しさん@初回限定:2013/06/08(土) 11:30:50.20 ID:8sELn/qu0
イラッシャイマセーは全編で遭遇するから困る
http://yui.oopsup.com/download.php/KOTYE/th2.avi
100MB制限につき画質は許してくれ
逃避行のさなか、ふと捨ててきた日常を懐かしむというシリアスな場面なのになあ