2011年 総評案4

2011総評案4 大賞:修羅恋~SeeYouLover~


437 名前: 選評 [sage] 投稿日: 2012/02/03(金) 20:00:28.11 ID:MGW1vA7u0
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442 名前: 名無しさん@初回限定 [sage] 投稿日: 2012/02/03(金) 20:05:15.07 ID:57ZdyWqR0
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444 名前: ◆J5Rjx/0bzc [sage] 投稿日: 2012/02/03(金) 20:10:17.13 ID:57ZdyWqR0
未曽有の災害、豪雨、大雪…人間の力はかくも弱々しいものなのか
そんなことを痛感させられた2011年だった

2010年は目ぼしいクソゲーが存在せずややまともな印象であったが、
その反動とも思わせるようなクソゲーの量産っぷりに、ユーザーは驚きを隠せない状況であった

まず年初めからしばらくは穏やかに時が進んでいった
「令嬢の秘蜜」「コイ★カツ!」「ろーるぷれいぐがーる!!」など、まさにクソゲーという作品が複数登場したが、
被害者が少なかったこともあってあまり話題にならない状況が暫く続いていった

時は進み3月末、大震災の爪跡痛々しい中発売されたのが「修羅恋~SeeYourLover~」である
見所の修羅場がもはや修羅場でなく、シナリオも存在しない
感情移入も出来なければ、謎の茶髪男に殴られる理不尽さ、低レベルなHシーンなどなど、
どのように楽しめば良いのか誰も分からないという始末。詳しくは選評で、と言いたくなるほど
これだけの酷さであったため、3月末にしてKOTY大賞筆頭候補と呼ばれるに至ったほどであった

これだけの超地雷から休息の時間を与えてもらえないのがKOTYスレ民である
わずか1週間ほど後、2発の大型クソゲーが投下されることになる

1つ目は「White -blanche comme la lune-」
今のエロゲー界で一番やってはいけないこと、つまり「予告のない寝取られシナリオ」をやってしまった
シナリオも大概酷かったが、実妹の寝取られは公式掲示板を大炎上させ、メーカーが謝罪する事態に
妹キャラに定評のあるメーカーが妹を蔑ろにしたことで、信者にさえ絶望を与えることになった

2つ目は「勇者と彼女に花束を」
バグを芸術の域まで高めた作品と称されるこの作品は、シナリオの酷さ・短さは当然として、
バグが多すぎてパッチを当てないと話を進められない、バグをパッチで直しても他が酷過ぎるなどなど注目を集めた
それよりも大きな話題になったのは、体験版にパッチを当てると最後までプレー出来るという点で、
目に見えた地雷のため被害者は少なかったにもかかわらず、結果として大きな話題を呼ぶに至った

この2つ+修羅恋のインパクトが強すぎた影響で、
その後発売された「PrimaryStep」のような正統派クソゲーの印象が薄くなった
それだけこの3連発は凄まじいものであったのである

騒動が収まった頃、再び話題を集める作品が登場する。「変態勇者の中出し英雄記」である
sealといえば、ロープライス相応ではあるが楽しめるエロゲーを量産するメーカーであった
だが今作はダンジョンパートやそのバトルが明らかにアンバランスで楽しめるというレベルではなかった
バグもあるし一歩間違えば進行不能になるなど、もはや笑うしか無かった…

それ以上に強烈なダメージを与えた作品が、そう。「恋愛+H」である
あの「修羅恋」からわずか2ヶ月足らずで、このメーカーは再び核爆弾級のクソゲーを登場させてしまった
確かに発売前は「18禁ラブプ○ス」と話題性を呼んだが、いざ蓋を空けてみるととんでもないものであった
なんと、セーブ機能未搭載…DVDPGゲームもビックリである
システムの糞さ、実装予定機能を勝手に取り消し、本人降臨などなど色々を話題を集めることとなった

これらの作品の影に隠れた「美衣菜△です!」は、アーベルの別ブランドということで話題を集めたが、
結局いつものアーベルよりはマシだったことで、さほど話題にならずに流れて行ってしまった

ここまでで半年経過。前半だけで2010年が優しい年に見えるほどのクソゲー量産っぷりだ
それを癒すかのように、夏前には「糞」ゲーの「STARLESS」「euphoria」がスレに和やか風をもたらしてくれた
表現がオカシイが、本当にスレを和やかに出来たのだから仕方ない

そして夏。安心と信頼のアーベルから作品が投下される。「ゾンビの同級生はプリンセス -不死人ディテクティブ-」である
例の如くのシナリオの短さに加え、懲りずにアドオン商法を継続
探偵物と言いながらも勝手に物語が進んでいくだけで、別視点モードはプレイを遮るだけ
こんなんでよく発売する気になるよね、ともはやKOTY民はアーベルに寛容である

その後はクソゲーらしい作品が投下されなかったが、予想もしない方向からストレートを見舞われることになる
sealから発売された、「学園迷宮エロはぷにんぐ! ~イクぜ!性技のダンジョン攻略~」である
今年2回目の登場のseal。いったい何が起きたというのか…
パッケージや公式サイトとは違う内容のグラフィックに、あまりにもおざなりな戦闘パート、アンバランスな設定などなど、
前作の「変態勇者」の反省をまるで生かせていないのは明らかであった

さらにアーベルから新作「魔法少女と恋+ 」が登場した。まぁ例のごとくいつものアーベルなのであるが、
2010年度のKOTYでも好評だった熟処女をパクるという理解不能な行動に出ていることは特筆すべきだろう
このメーカーは代表が死去してしまったが、動向が気になるところだ

そしてまたまたsealから「淫刻の虜姫 ~囚われた没落の姫姉妹、淫教の果てに~」が登場
もう何といっていいやら、またsealかよ!という次元である
RPGとしてあまりにも低レベルな完成度は「変態勇者」「学園迷宮」の反省を全く生かせていない
それ以外の部分は値段相応だったのではあるが、正直sealっていうだけで反応してしまうようになってしまった

以上が2011年のKOTYの流れである。これを鑑みて受賞作を決めると、

大賞:修羅恋~SeeYouLover~

次点:勇者と彼女に花束を
   学園迷宮エロはぷにんぐ! 
   恋愛+H

とすることにした。やはりTEATIMEの2作品はインパクトが大きすぎた
元々3Dエロゲとして有名なメーカーであったが、その名誉を自ら大きく傷つけてしまうほどの低クオリティなエロゲーになってしまっている。システムが杜撰、シナリオが杜撰…作る側が何を考えて作っているのかと疑いたくなってくる程だ
次点3作品についても、もしもこれらが2010年発売であれば、それだけで大賞確定だっただろう
それくらい、今年のKOTYは凄まじい有様であったといえる。次点以下に入らなかった作品の多くも立派なクソゲーとして語ることが出来るというのも評価すべき点か
また、安心と信頼のアーベルが1つも入っていないというのも、これらの作品のインパクトの強さを物語っている

2011年を振り返ってみて思ったのは、信頼のおけるメーカーによる失態が目立ったということであろう
TEATIME、ねこねこ、seal…エロゲ業界の苦しい懐事情が大きいが、制作者側の傲慢も多々ある気がする
それ以外でも、クソゲーではないが、一部ユーザーの求めるものとの違いからスレが荒れる機会も、昨年よりも多かった

それにしても今年はsealの衰退が印象深かった
このメーカーはGRANDEEが好評ではあるが、本体が徐々にKOTY御用達になっており、先行きに大きな不安を感じる次第である
またスレで鉄板評価だったアーベルは、菅野氏の死去でどうなっていくのか…

2011年はKOTYにとって久々の大漁だった年であった。だがこれは喜ばしいことではない
2012年は波風立つことなく、スレ民として静かな1年を望むばかりである



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