とらぶる@すぱいらる 選評


概要

タイトル とらぶる@すぱいらる
ジャンル 8女1男@ひとつ屋根の下で過ごすドタバタコメディADV
発売日 2011/3/31
ブランド Aries
価格 9240円(税抜き8800円)


選評

135 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 20:52:41.53 ID:g1kWcI6O0 [2/4]
2011に向けての議論にもひと段落というかもう食傷気味って感じかね
とりあえず議論が終わるまではと思って書いてあった選評投下。本当は黙ムコのほうを書きたかったんだけど

とらぶる@すぱいらる/Aries

王道というものは万人の認める価値があるからこそ王道なのであり、逆に王道に沿った作品は多少の粗があっても凡作未満のクソゲーには
なりづらいものである。
本作はそんなセオリーを真っ向から突き破り、「喫茶店経営」「ウェイトレス」「ヒロインたちと同居」など王道的要素を多数詰め込みながら、
何の化学変化か地雷と化した作品である。

本作の何がクソかと言われれば、「シナリオが絶望的につまらない」の一言に尽きる。CG・BGM・システム周りに大きな不具合はないものの、
その低レベル極まるシナリオのクソさは、作品スレ住人をして「バグもあるけど、そんなものよりもテキストのほうがバグ」と言わしめた。
では、本作のシナリオはどうクソなのか。この点については是非とも今すぐ体験版をプレイしてみてほしい。
………。
プレイして頂けただろうか。本作をざっくり言うなら、この罰ゲームのような体験版が延々と続くと思ってもらえれば概ね間違いない。
本作のシナリオのクソな点、それは①主人公がキモくて鬱陶しい、②ヒロインが不愉快、③中身がなくテンポが悪い、という点に集約できるだろう。

①主人公の鬱陶しさ
本作の主人公は、基本的に真面目な話ができず、すぐ変態妄想に思考が逸れて人の話を聞かない。しかも変態ネタも気持ち悪いだけで
笑えないため会話のテンポを悪くしており、主人公がキモくて鬱陶しいだけの存在となってしまっている。
問い詰められた返事に「そもそも巨乳というのは20年ほど前から使われ始めた言葉であって…」と返せる神経を疑うのは私だけだろうか。

②ヒロインの不愉快さ
エロゲー、特に本作のように萌ゲーと呼ばれるジャンルにおいては、ヒロインの魅力が作品の出来を左右すると言ってよい。
この点本作はぬかりなく、暴力木刀女、暴力幼馴染、腹黒レズ女、毒舌幼女、DQN忍者、不法侵入女など不愉快キャラが一通りそろっている。
不愉快キャラが一人くらいいる作品はさほど珍しくないが、ヒロインの大部分が不愉快キャラとなると流石に狙っているのかと疑わざるを得ない。

136 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 20:53:00.28 ID:g1kWcI6O0 [3/4]
③シナリオの中身のなさ
本作のシナリオの大半は、「主人公が変態ネタを披露(未遂)し、それに対して過剰な罵倒と暴力が加えられる」というノリだけで構成されている。
作中から一例を挙げると、こんな感じである。

(主人公が、ヒロインたちと同居する住居の各部屋の鍵が容易に開くということを知って)
主人公「なんですとーーーっ!?」
俺に忍び込めということかっ!?
凛子「貴様、やはり斬る!!」
主人公「って構えるなぁ!」
あかね「いい加減にしなさいよ!!」(殴った音のSE)
主人公「ぐぼぁっ!?」
………。
あかね「ったく……」
涼雪「アホの末路ですね」
八重歌「うわっ、気絶してるのにちょっと嬉しそうな顔してる!」
涼雪「生粋の変態という事ね」
凛子「このまま一生目覚めなければいいのに……」
(以上、ほぼ原文ママ)

ヒロイン名はさておき、まだなにもしてない主人公に対してこの扱いである。これが面白いと思ったライターは頭がおかしいとしか思えない。
こんな地の文もほとんどないようなノリが延々と続くわけだが、そのダシガラもかくやという中身のなさはいっそシンプルで清々しく、ひょっとすると
「Ctrl使ってテキスト飛ばしても理解できますよ」というメーカーの親切設計なのかもしれない。シンプルイズベストとはけだし名言である。

他にも立ち絵バグの存在、妄想アイコンシステムの無駄っぽさ、エロくないなど細かなクソ要素は数あれど、やはりシナリオのゴミさが本作の
一番の見どころであろう。
なまじっか絵がいいために絵買いして爆死したユーザーも多く、作品スレ住民から「テキスト、ボイスと関係無い心理描写の部分を自分で
書き換えたい」という意見すら出た本作。ぜひ一度、体験版だけでもプレイしてみてほしい。

反応

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