それは舞い散る桜のように完全版 選評

458 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/01/06(火) 23:26:35 ID:80uT4XSZ0 (PC)
  • それは舞い散る桜のように完全版

根強い人気を誇るも続編を匂わせたままメインスタッフが全員抜けてしまった未完の傑作、それは舞い散る桜のように。
現場と経営で相当モメた末長らく休止状態にあったBasilの再始動第一弾にして6年越しの完全版は、やはりハナから香ばしかった。
前作のメインスタッフは全く関っていないどころか、存在すら知らなかった始末。
新規CGの原画は「Team Basil」の名目で多数の人物によって書かれた劣化品、ヒロイン昇格キャラの声優は変更と
どこから見ても良くなる要素が見えず「地雷と言うより押すなと書かれた自爆スイッチ」とまで言われていた。

しかしいざ発売されると、追加シナリオやCGの出来は悪いものの既存部分は変に弄られてはおらず、
むしろ「パケ裏の煽り文からして日本語でおkなテキスト」「開始直後にきれいな野郎二人のシュールすぎるCG」
「エロシーンでも喋りまくる勇者王」「CG2枚でわさわさ動く髪」「始まりだした物語・NEETEST・待待長長といった数々の迷言」等、
数々のネタ要素を搭載した違う意味で笑えるゲームとなっていた。
元より信者達の覚悟が完了していた事もあり、スレがお通夜というより法事後の宴会のような雰囲気だったのが印象深い。

同じ続編地雷でありながら完全な劣化焼き直しだったつよきす2学期とは一味違う結果となっている本作。
エロゲーにおいてクソゲーとは必ずしも単品では計れないという事を示す好例と言えるだろう。




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