繁殖きょうしつ~女子校ハーレムなら何をヤっても許される!?~ 選評

ブランド softhouse-seal
ジャンル 触手IN女子校生活ADV
メディア CD-ROM
原画 なえなえ
シナリオ 遠野渚
音楽 -
発売日 2014/05/30
定価 2,160円(税込)
CG数

【2014】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 78本目
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1401734123/
688 : ◆KOTYen5DQo :2014/06/06(金) 18:40:08.61 ID:62QonRRa0
ヒヤヒウアでフォロモンしているところ悪いが、予告通り選評をメテォオさせて頂く。
上で言ったように小粒だからあんまり期待してくれるな。

タイトル 繁殖きょうしつ女子校ハーレムなら何をヤっても許される!?
ジャンル 触手IN女子校生活ADV
発売日 2014年05月30日
ブランド softhouse-seal
価格 ダウンロード版:2,052円 (税込)パッケージ版:2,160円 (税込)

安打製造機として名高いsofthouse-sealが放ったロープラ新作である。
オーソドックスなADVであり、ゲームを起動して流れるOPは電波系で中々に良い。
+ ...

ストーリーとしては、研究所で完璧人間を開発するはずが失敗し究極触手生物を作り出してしまい、
殺処分するか隠匿するかと考えていた研究員たちだったが
「こんなんでも♂だから男がいない女子校なら歓迎されるんじゃね?」
という女子校生をなんだと思っているんだというトンデモ理論で女子校教師になった触手のハートフルストーリーである。

和姦中心の触手モノであり、絵柄はロリ寄りではあるが可愛らく良い意味で安定のsealクオリティ。
冒頭は名無し生徒との4Pから始まり「貧乳ってなんだっけ?」という疑問に襲われたりしてやや不安になったりしたが、これが中々どうして悪くない。
+ ...
(特に意味はないが乳首消してます)

3人のヒロインも積極的・おどおど・ツンデレ、大・中・小とバランス良く割り振られており
触手の王道である拘束や媚薬プレイはもちろんのこと、逆レイプシチュや妊娠ハーレム、公開プレイ、ブルマ、スク水など各種備えており中々気が利いている。
時折キャラ紹介すらにいない、ストーリー的にもモブどころか「結局あいつらなんだったんだろう……」と思う
キャラとのシーンが突然挿入されたりもするがシーンの質自体は悪くない。

シーンは各ヒロイン×5、その他シーンが5つの計20シーン。各シーンで同じCGが使い回されているということもなく
回想シャッフルなんてこともない。誤字も「限界が誓い」とかあったものの気になる程の量ではない。ロープライスならば十分なのではなかろうか。
背景が少ないことを開き直りネタにまでしており、その姿勢はいっそ好感を持てる。
+ ...

公式ページを見てヒロイン達のイラストを良いと思った触手好きにとっては、むしろ良作になるポテンシャルを十分に秘めていると思う。

が、これだけで終わらないのがseal様である。
何が問題だったか。
まず1つはHPを開いた時点で明瞭だ。どう見ても「暗○教室」です本当にありがとうございました。
別に暗殺要素などは全くないのだが主人公が何から何までころせん○ーである。ヤラせんせーとか呼ばれている有様である。マッハ20でお手入れしたりする。
そしてケンカを売るのは集英社だけにとどまらない。

せっかくだから俺はこの生徒を選ぶぜ!
もっと熱くなれよ!
「なんでもしますから!」「今、なんでもするって言ったよね?」
なんでや! 触手関係ないやろ!
「せやな」「せやろか」「せやせや」
にゃんぱすー
おはこんばんちは
左手は添えるだけ
諦めたらそこで試合が終わってしまいますよ
ヤラせんせー、バスケがしたいんです
このあと目茶苦茶セックスした
なおこのあと……、無茶苦茶セックスした

これだけの(ごく微妙な改変こそあるが)パロネタ・ネットスラングが出るのにかかった時間、15分である。エロシーンもあったにもかかわらず、15分である。
「こうして俺は少しずつ女子校に溶け込んでいったのだった」とか言われても「どうしてこうなった」としか言えない。
筆者はこのあたりで考えるのをやめたが、1時間半ほどのプレイ時間でもペースは落ちなかったため、どれほどの量のパロネタが出たかは御想像にお任せする。

このパロが日常シーンだけならばまだ良かったのだが、エロシーンにまで及ぶから始末が悪い。
「先生、膣内で出してくださいっ!」
「そ、そこに痺れる憧れるぅ!」(ズキュウウウウウウンの効果音付き)

抜けるものも抜けない。
他にも「ねえ今どんな気持ち?」で煽ったり「だが断る」と焦らしてみたり中々の有様だ。
あば、あばばばば……ッ! とか喘がれても、なんというか。困る。
終始こんな感じというわけではないものの、忘れた頃に割り込んでくるパロのジャブは早漏の筆者に優しい設計であった。


念の為もう一度書くが、質は決して悪くない。この手のイラストが好きで触手嫌いでなければ良い出来だ。
だがマシンガンの如きパロ連発の一点特化は受け手によってはクソというには十分であり、さすがseal様だと痛感した。

ここでもたびたび「パロ・ネットスラング・時事ネタは基本寒い」と言われたりするがそれを如実に示したといえる。
ロープライスなら何をヤっても許される!? と開き直らず、次は独自色に染めた笑えるクソを産んでくれることをseal様には期待している。
以上、お目汚し失礼しました。



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最終更新:2015年01月07日 21:21