私を普通の人間と一緒にしないでよ


οἶδ᾿ ὅτι θνατὸς ἐγὼ καὶ ἐφάμερος· ἀλλ᾿ ὅταν ἄστρων
 μαστεύω πυκινὰς ἀμφιδρόμους ἕλικας,
οὐκέτ᾿ ἐπιψαύω γαίης ποσὶν ἀλλὰ παρ᾿ αὐτῷ
 Ζανὶ θεοτρεφέος πίμπλαμαι ἀμβροσίης.

わたしは知っている、自分が死ぬべき運命の はかない命であることを。
 それでも星ぼしの円をえがく無数の軌道をさぐるとき、
もはや足で大地にふれることはなく、ゼウスご自身のもとで
 神がみをやしなうアンブロシアーで腹をみたすのだ。
(『ギリシャ詞花集』9.577)


最終更新:2016年05月07日 21:02