あゝ玉杯に花うけて


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あゝ玉杯に花うけて(ああぎょくはいにはなうけて)

グランド現代百科事典、上笙一郎の記述

1.旧制第一高等学校の寮歌。1902年に東京寮歌として発表。矢野勘治作詞・楠正一作曲。2.佐藤紅緑の長編少年小説。1927年5月から1年間『少年倶楽部』に連載。貧しい生れの青木千三少年が友情に助けられながら向学心をつらぬくという筋に、不良少年坂井巌の悔悟を織りこんで、読者の好評を得た。日本的な小市民モラルが強調されている。


大日本百科事典、上笙一郎の記述

佐藤紅緑の少年小説。題名は第一高等学校の寮歌による。1927年(昭和2)5月号から28年4月号まで『少年倶楽部』に連載、熱狂的に愛読された。


世界文化大百科事典、大藤幹夫の記述、「ああ玉杯に花うけて」が項目名

佐藤紅緑の代表的な少年小説。貧しい家の少年青木千三(せんぞう)が友情にささえられ、艱難にうちかって、第一高等学校入学の栄冠をかちとるまでの話を描いたもの。1927年(昭和2)から翌年にかけて雑誌『少年倶楽部』に連載、圧倒的好評を博した。紅緑の作品の三大主題―立身出世主義・刻苦勉励主義・友情がみられる点で紅緑の少年小説の典型とされる。題名は一高の寮歌による。