アイイ


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ピエール・ダイイ(Pierre d'Ailly)

世界大百科事典、今泉三良の記述、「アイイ」が項目名

(1350~1420)

ラテン風にはPetrus de Alliaco。フランスのスコラ哲学者。生地はコンピエーニュ。枢機卿や教皇使節をつとめた。学者としても多方面にわたり、また神秘主義の一面ももっていた。オッカム主義者として感覚論の立場をとり、因果関係の必然性を否定し、また神の意志を超理性的なものと考えて、善の合理的な基礎を拒否した。善はただ神のかような意志によるだけだからである。なお彼はその著『世界像』Imago mundi(1410)によってコロンブスによって影響を与え、『アリストテレス気象論』Tractatus super libros meteororum et de impressionibus aëris(1410)によって新大陸探検者アメリゴ・ヴェスプッチに影響を与えている。