☆勉強プラン
英語は長文の配点が基本的に高いので、長文を読むための勉強が中心となる。
しかしそのためには、「最低限の」単語や文法が分かっていないと長文が読めない。
よって基本的には単語帳を併用しつつ、長文に必要な文法・複雑な構造をした文の読み方を解釈で学ぶ。
ある程度解釈が進んだら長文を読む速読を追加。解釈と速読で出た単語・熟語も単語帳でチェックする等して、随時習得していく。
その後、あるいはセンターレベルの解釈が進んだ頃に文法問題用の文法を問題集で習得。
高校で文法問題集を指定されている場合は仕方ないがあまり重きを置かないように。
推薦を狙っていなかったり高校生活に支障がない場合で、聞いていても分からない授業は無視して内職するのも一手。
- 単語帳も含めて、無理せず自分のレベルに合った本を用いる
- 文法問題用の文法は、長文用の文法とは微妙に違う
この2点は見落としがちなので要注意。
特に、なまじ単語を勉強の初期段階に集中して取り組んでしまうと
- 語彙力で強引に読んでしまい、文構造を把握する力が身につかなくなる
↓
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- 読めないのは語彙力不足が原因だ!と思い込み、無限にある単語の知識を追い求めるようになる
という弊害がある。
が、本番では分からない単語があって当たり前。
そこで、受験用の単語帳は中学校の単語を習得済みなら、
高1終了時に500~800、
高2終了時に800~1200、
高3は11月中に800~1600(余裕があれば一冊習得)
を目安にしたい。
長文や解釈の問題集・模試・過去問等で出た語彙も覚えるので十分な量。
あくまで経験等に基づく数字なので、「読解力を語彙に頼りすぎず鍛えられる量」の目安程度に。
なお、文中にある「習得」とは、問題を見たら即座に答えられる状態を指す。
そのためには、同じ参考書を何回もやり込み、定期的に復習する必要がある。
下記の流れは一例。各段階では下の本ほど難易度が上がるが、使用する本は各段階一冊で原則十分。
また、下の流れには評判の良い代表的な本を載せただけであり、ここに載っていない本は良くないという意味ではないので誤解しないように。
○個別対策
- リスニング(リスニングが必要な場合は普段からCDを使用しておく事)
- その他
最終更新:2014年10月19日 20:47